伝統的なレシピで作るスコーンは、焼いた時は柔らかくても時間が経つと硬くなる。うちの旦那がスコーンの賞味期限は焼きたてのみと言い、翌日なると見向きもしないのはそれが理由だと思う。滝汗

 

 

しかし、イギリスのスーパーで袋入りの何の変哲もないスコーンを買うと、温め直さなくてもしっとり柔らかい。もちろん添加物を加えているからでしょうが、スコーンは冷めると硬くなることが分かっていても、市販のと同様時間が経っても柔らかいのを焼きたくなるのが私の性分。ゲラゲラ

 

 

なもんで、一時期ケーキタッチなスコーン考察に熱中し、究極のプレーンスコーンレシピを完成させました。これ以上のスコーンはないと自信を持って付けた名前。が、今日、その究極を上回る至高と呼ぶに相応しいスコーンを焼いてしまいました!叫び

 

 

生クリームスコーン

 

 

この前から続いているブルーチーズ主役の青いシリーズ。そうや、ブルーチーズを油脂にしてスコーンを焼いたろう!と思いついたの。しかしそれがきっかけで、なぜかブルーチーズではなく動物性の生クリームを使うレシピを考えてしまいました。爆笑

 

 

スコーンと言えばバターと牛乳を使う。でも、ビーガンの人などはキャノラやオリーブオイルと豆乳代用で焼くわけでしょう。なら、スコーンの油脂はバターに限ったわけじゃない。生クリームも油分が多い。これで焼いたら材料も1つで生地が作れるし...と思ったわけ。ひらめき電球

 

 

結果は大正解でした。バターを使って焼くスコーンよりも風味が良いし、更にケーキタッチな優しい食感で、焼き色もスポンジケーキの様な淡い色。グッ

 

 

スープなどと一緒に食べるスコーンとしては、生クリーム独特の甘みが気にならないではないけれど、クリームティーで食べるスコーンには断然これ!ダブルクリームになってカロリーが心配ですが、これにジャムとクリームを付けたらまさに至高のスコーン!ラブ

 

 

生地の分量は...

 

強力粉...100g

薄力粉...100g

ベーキングパウダー...5g(袋入り1包)

グラニュー糖...大さじ1

塩...小さじ1/2

動物性生クリーム...1パック(200ml)

 

 

まず粉類をボウルに入れ、ペーストリーブレンダーでよく混ぜ合わせ、生クリーム1パック注ぎ入れます。最初私の計算では160mlだったのですが、それではドライ過ぎたので1パックみな使いました。

 

 

バターを粉に擦り込むのと違い、生地がすぐにペイストリーブレンダーにぼってりとこびりつくので、再三ナイフでボウルの中に落としながら、結構力を入れて下の写真程度にまでまとめます。捏ねすぎ厳禁!

 

 

少々ボウルの底に粉が残っていてもオケ。生地で拭き取るようにして打ち粉をした台の上に取り出します。

 

 

で、形は問わないので2cmほどの厚みに手のひらで抑えて延ばし、写真の様に2つ折りにして90度回転させます。再び手のひらで2cmほどの厚みにして2つ折り、90度回転。これを3~4回繰り返します。こうすることでフレイキーと外人が呼ぶ層のあるスコーンになります。

 

 

4回くらい2つ折りを繰り返したら、2cmの厚みの長方形に手のひらで生地を延ばし、たっぷり粉をつけたクッキーカッターで抜きます。カッターは絶対にグイグイ抑えながら型抜きしない。一気に抜くのがコツです。ここでグイグイやっちゃうとスコーンは膨らみません。

 

 

また、カッターがないからと言って湯飲みなどを代用するのもNG。湯呑は厚みと重みがあるので、スコーンの周囲がねっとりとなり、やはり膨らまない原因になります。型が無ければ素直に包丁で適当な大きさに切り分ける、これが一番。

 

 

5cmの型で7個くらい抜けます。(私は無理やり8個抜いたけど。)油脂が多いので生地はすぐになめらかになっちゃいます。そうならないように、時間との戦いで一気に7~8個型抜きしてくださいませ。

 

 

生地を作ってから冷蔵庫で休ませるレシピをたまに目にしますが、あれは私は間違いだと思う。ベーキングパウダーの膨張力は水分を加えた段階からすでに始まるので、生クリームを粉類に加えたら1分でも早くオーブンに入れられるよう、予熱も済ませておいてくださいませ。

 

 

生クリームのパッケージの底に残っているクリームを刷毛でスコーンの表面に塗り、220度で予熱を済ませたオーブンで15分焼いたら出来上がり。

 

 

スコーンらしい腹割れはバターを使った時ほどではないものの、ちゃんと写真の通りに割れています。OK

 

 

最後に無理やり型抜きした小さ目のを、焼きたてに試しに割ってみました。もう、中はしっとり!口に入れると、優しい生クリームの風味が一気に広がります!旨い!!!ラブ

 

 

私もこれまでいろんなスコーンレシピを考えました。薄力粉だけで焼いたり強力粉だけを使ったり、ヨーグルトやサワークリーム、ラードまで使ったことがあります。でも、間違いなく、この生クリームスコーンが最高峰!合格

 

 

もちろん好き好きで、バターの風味の効いたものが良いって方は、究極のプレーンスコーンレシピで焼いてみて下さいませ。でも、よりケーキタッチな軽い食感のスコーンが焼きたいと試行錯誤されている方は、ぜひぜひこのレシピをお試しくださいませ。チョキ

 

 

捏ねすぎない。

グイグイ型抜きしない。

湯呑などの代用もNG。

液体を加えたら1分でも早くオーブンに入れる。

 

 

これを守れば、しょせん簡易パンですから、上手に美味しいスコーンが焼けるはずです。照れ

 

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