ダイエット×アルコール
ダイエット中のアルコールについて 多くの方が ・ダイエットはしたいけど、アルコールの制限はしたくない!! というお悩みをお持ちのようです。 何を隠そう、 私自身こそが、この問いにずっと悩み続けておりましたし、 何とか両立する方法がないかと いろいろな本や体験談を読み漁ってきました。 ・ビールはだめ、日本酒はダメとか ・蒸留酒系の焼酎やウィスキーならOK? とか、こういった類の記述が多くみられます。 私の体感も含めてですが、結論を言います! 結論としましては ・NGではないけど、強いメリハリが必要!「強いメリハリ」というのはアルコールを摂取する日を主体的に決めておく!という意味です。・飲みたくもないのに何となく付き合いでとか・気が付いたらいつもの習慣でビールの缶を開けていたそういうことがないようにしていただくということです。 理由をいくつか示します①達成スピードが遅れる当然のことですが、アルコール自体にもカロリーが含まれています。そして、アルコールの成分にコメ類や小麦類が含まれていれば当然そこには糖質が含まれていることになります。ですから、せっかくお米を食べない糖質制限をしていたとしてもアルコール飲料とることによって、 一瞬、「飲料だったら関係ない!」と思いきや バッチリと糖質制限を打ち破っていることになります。すると、ご承知のとおり、糖類を燃焼することに最優先に体は時間をかけていきますので脂質を燃やして体重を落とすというような形にはどうしてもなりにくいということになります②飲酒後のセルフコントロールが困難たとえば、自動車の運転がアルコール摂取後には禁じられているのと同じように自動車の運転をせずとも、アルコールを飲んだ後に、平時と同じように自分の主体性をコントロールしていくということは一般的には困難だ!ということになります。私自身も何度も試しましたが、敗北の歴史が積み重なっています。極めてコントロールは難しいと考えています。敗北を何回か積み重ねていきつつある人にとっては、あっさりと「飲酒後のセルフコントロールは困難である」と受け入れて、飲酒をコントロールするか、飲酒後にそもそも自分をコントロールなんてしようと思わないという意思決定をする必要があります。③食生活が「飲酒型のメニュー」となることには変わりない。 アルコールを飲む時に一緒に何を食べているかというと多くは・塩分が高く(だからアルコールがどんどん進む)・そして糖質を多くもの(やきそば、焼うどん、おにぎり、ラーメン)となります。 ですから酔っぱらっていて気づきにくいのですが蒸留酒系の飲料をとっていたとしても、無意識のうちに糖質をどんどん体に放り込んでいることになります。 加えて、酒席は多くのケースでは、「楽しい語らいの場」となっているはずですから、あんまり「○○がダメ」、「○○は食べられない」と始まってしまうと、仲間からも面倒なヤツと思われてしまいます。ので、なし崩し的になりやすく、食べ物を選択する鋭敏さが失われることになります。④以上のマイナス点が「合わせ技」になりやすい。 例えば、「〆のラーメン」なんかを食してしまった日には、・糖質依存+セルフコントロール困難が一気に押し寄せることになります。ですから、最初から腹をくくって、・「こうなってもいい日なんだ!今日は○kg落としたお祝いの日だから!」 ハナから決めておいた以外の日には、合わせ技は注意が必要です。無意識に合わせ技を積み重ねていくと、 ドンドン「自分が自分に負けていく」ことが積み重なり、 自分への「名誉」が毀損されていき、 「諦めモードだけが積み重なっていく」こと につながりかねないですから、注意が必要です! 以上、 ダイエット×アルコール両立は厳しい!という結果だけお伝えするのはとても残酷なことですのでではどうしてどうしたらいいのか!ということを少しお話ししたいと思います。大事なのは、そもそもなんでダイエットしようと思ったのか!という話です。別のところでも言っていますが、常に人生は選択です。 特にダイエットにおいては・目の前のマイナスの効果しか生まない、すぐ手にできる快楽を選択することと と、・少し先のプラスの効果が待っている、ちょっと努力が必要な明るい未来の選択が常に求められてます。 後者が自分の目指すべき姿なハズですから、・その姿をビジブル(可視化)にしながら、 「闘う」というよりは 「明るい未来」に到達した望ましい自分の姿から 今日現在の自分をロープで引っ張ってもらう、イメージ。 この営みが定着するのは、 最初の3kg程度を落とす、3週間~1か月の間となります。 ここがどうしても乗り越えるべき壁となります。 逆にここさえ乗り越えていけると、 成功パターンが体に入り始めているので 何kgでも落とせることになります。★「明るい未来」に到達した望ましい自分の姿から今日現在の自分をロープで引っ張ってもらう、イメージ。 という手法は目標達成を強烈に進めて行く際に、 ダイエット以外でも応用可能ですので、 是非参考にしてみてくださいね。 今日はこのくらいにしましょう。 最後までお読みいただきありがとうございました。