みをつくし、とは身を尽くすこと。〜2月の読書記録〜
今日も読書記録にお越し頂きありがとうございます2月もたくさんの本に出会い、感じ、学びました。-1- 死ぬこと以外かすり傷 1,512円 Amazon 私の会社にはいないタイプやな、と思いながら読み、その真摯に自分の人生と向き合っているからこそできる生き方やなと。最後は羨ましくなりました。-2- 不倫 (角川文庫) 1,123円 Amazon アルケミスト→星の巡礼、からこちらの不倫へ。タイトルからもストーリーの冒頭からも、オトナな始まりですが、ドロドロはあまり感じず、苦悩からの目覚めを最後には感じられます。キリスト教の神を根底にした愛がベースにあるからなのか、男女の愛だけでなく、自身への愛、この世界への愛、に発展するのが日本の文化と宗教観が違うからなのかなあ。-3- 世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」 (光文社新書) 821円 Amazon ストーリーを語る、ビジネス上の差別化を図る、という点では美意識と感性(=想い、と私は理解しました)が大事、だと。確かに日本の会社では、美意識と感性は重視されないところが多いのでは?感性も、仕事も、研ぎ澄ます、という言葉を思い出しました。-4- 10年後の仕事図鑑 1,512円 Amazon -5- 世界のビジネスエリートが身につける教養「西洋美術史」 1,728円 Amazon 著者の方のセミナーを聴く機会がありまして。今まで美術を知らずに、美術館巡りが好きって言ってたことが恥ずかしくなりました絵が、色がきれい、ということだけでなく、なぜこれが描かれたのか?何を伝えたかったのか?を汲み取れていなかったなあと反省。問いを持つこと。またひとつ美術館巡りの楽しみが増えました。-6- 八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫) 596円 Amazon ふと図書館で借りてこのシリーズに今夢中です。みをつくし、とは、身を尽くすこと。ただひたすらに料理の道に身を尽くす。舟場言葉のやり取りも大阪人には懐かしくなります。最後は、不倫 P319から。---------------------よりよく愛せること。この世でのわたしたちの目標とは、愛することを学ぶことなのだ。---------------------