金沢への旅、続きです。
今回宿泊したのは、加賀山代温泉にある、あらや滔々庵。
雑誌の一流旅館に関する記事などで見かけたことはありましたが、実際に泊まるのは初めて
お部屋の床の間
ウェルカムドリンクのお抹茶
照明が写り込んでます笑
玄関で出迎えてくれる、魯山人作という衝立。
廊下は全て畳敷きという贅沢。
施設内の隅々に至るまで室礼のセンスの良さが見られます。
海外のホテルに見られる、分かりやすい派手さは一切なし。
決して華美ではないけれど、ずっとそこにあり続ける“本物”を感じる調度品。
これは3人分です。
お料理が美味しいのは当たり前で、さらに器も素晴らしく。
伝統ももちろん感じましたが、それだけでなく、泊まる人との間に築かれた信頼を感じました。
きっと、旅館として何を表現したいのか、どう表現したいのか、それが分かってるから、全ての室礼やサービスができているのかな、と。
そしてそれを堪能する泊まる人への信頼。
そんなことを感じました。
海外からのお客様もいらしていて、お風呂で少し話をしましたが、旅館のことを絶賛されていました。
日本の素晴らしさを感じてくれているのは、嬉しいものですね。
そして、この方のご主人がノーベル経済学賞を受賞された方のようで、『日本の経済状況はどうなのか?』と聞かれ、まともに答えられなかったことだけが悔やまれます
(日本語でもまともに答えられるかどうか。。。)