Passのブログ (情報部屋)

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不動産投資から株式投資、育児から家事まで、その他 国内・海外の見たこと感じたことをただつらつらと書き連ねるブログです

東京や関東の活気のある勢いのある区市はどこか?不動産業界の活性化ランキングで1位が港区、2位はさいたま市大宮区、3位が東京都中央区、4位が東京都千代田区、5位が東京都新宿区、6位が東京都渋谷区だったという記事がありました。

 

さいたま市や大宮周辺は住みたい街でもランキングが上昇していますが、交通の利便性や商業施設の充実もあってか勢いが続いています。

 

 

 

ちなみに不動産業がたくさん集まっている区は東京都港区だけで1万社超え。以下、渋谷区が6863社、新宿区が6771社、中央区が6443社、千代田区が6116社となっています。都心5区の数字が抜きんでています。

 

港区だけで会社立地数が他の区の倍近くもあります。この順位は地価の順位ともほぼ比例しているので、さすが港区!やっぱりその勢いが凄いもんですね。

 

東京都以外だと神奈川県横浜市中区が20位で1990社、埼玉県川口市が21位で1836社、千葉県船橋市が22位で1596社でそれぞれランクインということですが、どれも港区の数分の一以下。どう見ても東京都区内(特に山手線内)の一極集中が凄まじいです。

 

東京都以外の横浜市中区と川口市と船橋市をそれぞれ全部を合計しても千代田区の1区分にも及ばないという話。都内23区では、荒川区、墨田区、葛飾区、北区の4区を除き20位以内に入っており、いかに東京都区内に企業立地が集中的に偏っているかが分かります。

 

不動産業が多いということは賃貸や購入希望の人が多かったり、その取り扱いが多いことを示していますから、都区内は物件が高止まりして新築3LDKでは価格1億円を超えたとの話もあります。しかし、それだけの需要が国内外からあるのでしょう。

 

格差社会が進行していて、都心部不動産のブランド化が進んでいるのかもしれませんが、保有する資産にかかる税金も上がる一方でしょうから、いいことばかりではありません。この地域の固定資産税や都市計画税を増税したら果たしてどのような影響を及ぼすのかも気になるところです。

昨日から今日午前中にかけての台風接近とそれに伴う豪雨はなかなかスゴイ雨でした。私が住む地域では主だった被害はありませんでしたが、東海地区では豊橋など(豊川沿岸)や浜松、関東地区では埼玉県東南部(草加・越谷・松伏)など至る所で大規模な冠水が発生した場所が相次いだようです。

 

民放ニュースの映像では草加市や越谷市などの冠水の映像や、東武スカイツリー線のせんげん台駅東口付近が冠水して被害に遭っている映像がありました。

 

店舗内でも浸水の被害が出たということで、東武線せんげん台駅東口周辺は過去2015年9月に起きた鬼怒川決壊の際にも冠水している地域でもあり、もともと沼地ゆえに水が溜まりやすいようです。

 

 

 

 

 

 

東武線沿線はこの他にも「塚」、「新」、「生」、「越谷」、「大」など地形や水由来の地名が多いことに気が付きます。せんげん台は「台」という字はついていますが、台地上の駅ではなくイメージ上の名付けなのでしょう。

 

 

 

 

 

 

この「せんげん台」という地名の由来で調べてみると、近くを流れる千間堀(新方川の旧称)の名を借用したもので、江戸前期に沼地を干拓し、悪水の排水路として掘削されたのが「千間堀」とのこと(千間堀=長い堀の意味)

 

この周辺には旧荒川や旧利根川などがあり、徳川幕府での江戸時代の治水事業の前はもともと大きな川が流れていた地域で、利根川の東遷(流路つけかえ)以降に新田として開拓した地域でもあります。

 

「越谷」の越は「台地のふもと」の意味があるらしく、その谷には水が流れやすいことを示しています。昔からの地名には意味があり、重要なキーワードがちりばめられていることが分かり、昔の人からのメッセージが込められているようにも思えますね。

 

5000年前は埼玉東部や東京下町はもともと海だったそうですから、土地が低い分、水が集まりやすいのは致し方ないと言えます。水害のシーズンを迎え、どのような地域や場所が洪水や鉄砲水に弱いのか、ここで改めて確認をしておく必要がありそうです。

「ヒノノニトン」のCMでも有名だった日野&トヨタのトラック・バスを生産する日野自動車が三菱ふそうトラック・バスと経営統合するというニュースが入ってきました。

 

日野自動車は恐れ多くも天下のトヨタグループに入っていましたので、「親方日の丸」ではないとはいえ何だかんだで親会社(トヨタ)が何とかして面倒を見るのではないか?と思われていた矢先の話です。

 

この問題、以前の調査からも日野自動車のパワハラ体質が明らかになっていて、いわゆる日本型組織での古い体質を温存している大企業と言われています。ジャニーズ事務所の性被害問題とも悪質度で見ても正直かぶりますね。

 

 

 

 

 

 

親会社のトヨタ自動車が日野を見限るぐらいなんですから、よっぽどの企業体質なのでしょう。もうCMでヒノノニトンのフレーズを聞くこともなくなるのか。

 

ジャニーズ事務所と日野自動車、どちらの会社も不正な行為を長い期間に渡って延々と今日まで続けてきたというのが共通点でししょうか。上意下達でパワハラ体質があり、上にはモノを言えないという社風も似通っています。

 

日野自動車はつい最近まで不正をずっと隠ぺいし続けてきましたが、ジャニーズ事務所は最高裁で判決が出されて被告として負けているのにも関わらず、あえて明るみにしてこなかった(公然の秘密)という点では違いがあります。

 

いずれの会社にしても、日本型企業としてのパワーが落ちてきて、内部密告や隠ぺいの事実など、これまでの秘密事項を隠し通すことができなくなってきたというのが大きいですね。

 

グローバルに展開しようとしても内部の組織問題が邪魔をして、それを阻んできたという点も共通しています。結局として根っこはみんな同じ。日本企業は内向きで高飛車であって、いろいろな問題があったにも関わらず自らを変えることができなかったという点。

 

外部から指摘されるか、内部から崩壊をしない限り、日本型組織というのは簡単には変えられないというのが日本型組織のお決まりのパターンになっています。

 

今回はトヨタとともにダイムラーというドイツの外資が入ることでドラスティックな改革(主にリストラ)を行うことが主眼にあるんだと思います。一昔前の日産のゴーン改革に匹敵する外圧のような面もありますね。

 

昔からの日本型企業を改革することの難しさ。だいたいのケースとしては外資に切り売りされるか、解体の憂き目にあってしまうものですが、東芝やシャープの身売り、西武そごうの身売りとヨドバシカメラ化への転換問題にも通じる部分があります。

 

それらの例を見ている限りは日野自動車という名前はもはや存続が難しいものがあり、おいしいところだけはダイムラー(ふそう)が引き取り、不要な部分は大胆リストラ、主要施設の売却や清算、社員数や事業所などの圧縮、名前の変更などをするのでしょう。

 

一つ一つを見ると他人事ではあっても、日本型企業が確実に力を弱めて解体されつつあり、おいしいところは外資などに持っていかれて社員や従業員はリストラされる傾向にあるのも間違いありません。日本企業に競争力がなくなってきたことの証左でもあり、指をくわえて見ているしかないのかもしれませんが。

新型コロナが明けてから株価に勢いが増しています。私もここ数年の単位で見ても、久しぶりに百万円以上の単位で大きく株で利益を得ることができました。

 

 

 

 

私も以前からインバウンド株や電鉄株、倉庫株やIT株などを保有していましたが、やはりインバウンドの回復期待が見込まれる株の上昇幅が特に大きかったです。5月以降はどれも急騰しており、日経平均株価でも一気に3万1千円台に乗せました。

 

このため、一部の急騰した保有株をここで売却、これまでの利益を確定しました。

 




私自身、

 

①個人事業での収入(不動産)

②金融投資での収入(株やREIT、金や非鉄などの商品投資)

③労働・請負での収入(アルバイトやフリーランスの仕事)

 

この上記3点には大きく力を入れており、特に労働での収入はこの1年間で月平均10万円ぐらいを稼いできましたが、金融投資でもそれに匹敵するぐらいの利益を上げることを一つの目標としています。

 

しかし、株式投資を配当利回り(平均3%前後)だけで受け取ろうと思うと3000万円以上を投資・運用しなければなりませんので、そのハードルが非常に高いです。このため利回りよりもなるべく値上がりが期待される銘柄をしっかり選んで投資しなければなりません。

 

この3年以上はコロナ禍で株価も振り回され、私自身も株式投資であまり大きな効果を得られていませんでしたが、損はしていない状態でした。

 

それが日本株は5月以降に状況が一変、外国人投資家の買いが入って、私もビックリするぐらい値が上がりました。これは久しぶりのラッキーな大波に乗りました。

 

自営業や個人事業主になると、賞与や臨時ボーナスというものがほとんど期待できません。そのため完全に個人で努力をして収益を上げるなり、チャンスを掴むなりしないと、ボーナスを得る機会はまずありません。

 

今回はうまく波に乗りましたが、過去にもリーマンショックやコロナショックなど、いろいろな大波をかぶって数十万単位の損失を被るなど痛い思いをしてきただけに、ようやく今回はそれらの精算を十分に行うことができました。

 

これだけ株価が上がると、ここからどのように株式投資をすればいいか難しいものがありますが、今年においては天変地異や戦争などの不穏な動きがくすぶる中で、まだまだもうしばらく上がりそうな気配があります。

 

私自身もここで気を緩めずに、甘い期待を大きくは持たないで、じっくり銘柄研究をしていきたいと思っています。

昨日「健康のためなら死んでもいい」という類の本末転倒の文章を書いたのですが、これと似たような逆説的な文章がたくさんあって面白かったので、いろいろ載せてみました。

 

 

 

 

・行列して混んでいる店に行く人などいない

・成功するため失敗を繰り返す

 

・戦争の終結と世界の平和のため核を使う

・戦わずして戦いに勝つ(負けるが勝ち)

 

・急がば回れ

・攻撃は最大の防御なり

 

・禁煙や禁酒は過去に何回も成功している

・私はギャンブルは絶対しない。賭けてもいい。

 

・多様性は大事な価値観、その否定は一切認めない。

・何事も否定形から入ってはダメ。

 

・人の心は理解できない。その気持ちは理解しよう

・タダより高いものはない

 

・差別や偏見を持つ人は徹底的に糾弾し排除すべし

・かわいい子には旅をさせよ

 

・バカと天才は紙一重

・出会いは別れのはじまり

 

などなど

 

 

今の時代は結婚や子どもを生むことが当たり前ではなくなり、それが贅沢な時代(金持ちの道楽?)ともいわれるようになりました。自分が生きていくだけで精一杯で他の人を養ったり育てたりするのはもはや無理というのは確かによくわかります。

 

家庭を持たない人は「甲斐性が無い」などと悪く言われる時代もありましたが、今や生きていくのには自分自身で様々な工夫しないとピンチがやって来てしまうわけで、責任感の強い、頭のいい人は結婚を避けたり、子どもをつくらないと決めている人も多いです。

 

そもそも昔はインターネットもSNSなどもなく、自分に必要な情報を簡単には得られませんでしたが、今では不必要な情報まで簡単に手に入るようになってしまったということ、これが大きいと私は思っています。

 

 

 

 

私が若かったころ(平成時代)に比べて今は賃金が相対的に安いという問題も確かにありますが、やっている仕事そのものが昔よりも忙しくなったり、人手が足りなくなったり、いろいろ面倒な手間が増えて、精神的に余裕が減っているというのもかなりあると思います。

 

昔であればある意味で誰でも?なにがしかのサラリーマンになって仕事をしているふりでもしながら?それでも何とかなってしまう時代がありました。

 

しかし、今は能力や実力が問われるし、仮に力があっても時代の変化が早くなっているので、社会の要請や企業の動きで世の中についていくのもかなり大変です。

 

これに加えて、将来は格差社会がやってくるのは昔からずっと分かってたことなので、一部の人しか豊かにはなれない、このことが如実に分かってしまった。これも資本主義の成り行きとしてはやむを得ないものだし、ちょっと構造的に仕方がないものなのかなと諦めるのもありかもしれません。

 

そもそも人口が増え続ける国は無いでしょうし、経済が拡大し続ける世界も無いと思います。そうなればいつかは縮小や減少の時代というのは絶対に避けられないわけです。それが早かれ遅かれどこかの時点では本格的にやってくるんだということをマスコミやネットでも語りにくい真実としてあるのだと思います。

 

資本主義の世界では「発展拡大(増加)が善、衰退縮小(減少)は悪」という確固たる価値観の強要があり、その呪縛にかかっているという側面もあるでしょう。「人は一生成長し続ける」と思いたいのでしょう。「健康のためなら死んでもいい」と言っているのとほとんど同義語です。

 

「現状維持は衰退の始まり」と言われることもよくありますし、日本が衰退途上になっているのは紛れもない事実です。一方では老いや病を受け入れるという考え方もまた個人として(特にシニアになれば)考えなければならない重大テーマです。

 

 

 

 

 

日本人全体が老いてきているのは避けようがない事実なので、国の老いや病をどこかで覚悟しなければならない側面もありますね。心の持ち方が難しいですが、あまり多くの情報に触れ過ぎないようにするのも手かもしれません。

 

マスコミもネットも情報の刺激が強いこともあり、余計に精神的に揺さぶられてしまう傾向もあります。私も多少は距離を置くようになりました。結局はこれらの情報に私たちは相当踊らされているのが間違いないからです。

 

テレビやネットの見過ぎ、刺激の強いニュースや速報を遮断して、世の中の外面より自分の内面を重きにおいて必要な情報だけを取捨選択し、戦略的に判断していくことがこれからの時代には深く求められているのだと思います。

 

「下山は登山よりも難しい」と言います。下を見るのが怖いですから。力(パワー)よりも制御(コントロール)する力やバランス感覚が求められるのは言うまでもありません。自分自身の心もセルフコントロールすることが大切ですね。

久しぶりにアメリカ・カリフォルニア出身者の素敵な音楽。カーラ・ブレイ。1936年5月、カリフォルニア州オークランド生まれ。2023年で御年87歳。

 

 

 

 

カーラ・ブレイは1960年代から活躍している女性ミュージシャンで、ジャズピアニスト、キーボード奏者。

 

彼女の父親が教会のオルガニストだったそうですが、親以外での音楽教育は受けておらず、彼女自己流での音楽表現・演奏をするようになり、それまでのジャズの演奏形態を否定して革新した新ジャンルのジャズを作り出した一人とされているようです。

 

いわゆる旧来のジャズよりも華麗かつ繊細で即興的なピアノセンスが光ります。下はどちらの動画もライブバージョンですが、つい最近も80代で現役バリバリということであり、80代でこのプレイとこのセンスには恐れ入ったなという感じがします。

 

 

 

 

 

 

同じ80代でも伝説の女性ロックシンガー、ティナ・ターナーさんが5月23日に亡くなられたようです。

 

マイケル・ジャクソンなどと共演して「We are the world」などでパワフルに歌っていました。一時代を築いた往年のアーティストがまた一人この世を去っていきました。残念です。ご冥福をお祈りします。

 

 

 

 

 

今後の展開が気になるジャニーズ性被害問題の一連のマスコミ対応。

 

一昔前にあのお笑いの吉本興業の反社との問題があった時を思い出します。あれとも比較してどちらがどのように狂っているかをちょっと考えてみました。

 

そういえば日曜朝に東山紀之さんの「社名変更」の話もありました↓

 

 

 

 

ですが、それってそもそも東山さんが世の中に対してテレビで話すことなんでしょうか?

 

あなたは社長ではないし、そんな名称変更の権限も無いはず?誰かに成りかわってコメントしているのか?シナリオを読まされているようにしか見えないのは正直言って不気味な姿です。

 

まず吉本、一部のタレントが反社系の会社のイベントによく知らずに出てギャラをもらってしまったという結果、そのモラル的な問題により出演者の責任問題が生じて関係した社員やタレントを処分(一部は退社も)したという話。ただお笑いなど興行に反社はつきものということも元からこの業界には多数あったというのが明らかにされてきました。

 

そしてジャニーズ、創業者トップが所属している少年たちに対して性搾取を何十年も続けて、最高裁まで争った結果責任を既に指摘されているのにもかかわらず、なぜか世の中的にはうやむやにさせられてしまったマスコミ業界全体の闇。

 

どちらが悪質で社会的にも問題があるかといえば、圧倒的にジャニーズ&マスコミ業界です。何十年もという時間的な軸があり、ジャニーさんの行為はれっきとした少年に対する性犯罪。それを見て見ぬふり。もはや共犯です。それはもう比べものにならないぐらいヤバい闇ですよね。

 

またトップの社長や会長がどう対応したか?吉本は社長が出てきて延々と長時間の会見をやらされて、マスコミ側もだいぶ責め立てているように感じましたが、ジャニーズの社長は動画を発表したのみ。まだ会見もしていません。それに対してマスコミ側も責め立てるようなことを表立ってはしません。(いずれは会見に追い込まれると思いますが)

 

所属タレントの対応、吉本は松本人志さんがいろいろ裏で動いていましたが、コメント的なものはあくまでツイッターのみ。基本は松本さんが社長を動かせて会見をやらせたという事実がありました。

 

しかしジャニーズ側の動きは、東山紀之さんが出演するテレビで一言だけ謝罪や今後の対応を話したのみ。社長を動かしてまで会見させようという動きが全く見られません。所属タレントにそのようなお詫びの対応をさせること自体が誰の目から見てもおかしいはずです。

 

吉本の闇も深いとは思いましたが、電通やジャニーズの闇はもっともっと深い、ひいてはマスコミが共犯になっていることも闇深いと思います。ジャニーズや電通、そしてマスコミはなぜこんなに動きが前近代的で不公平なのか?なぜこんなにもジャニーズに対する詰問の声が他とは大きく異なるのか?

 

吉本もジャニーズも電通も、日本のマスコミや広告業界を良くも悪くも牛耳っている「裏の支配者層」なんだということなのでしょう。しかし吉本や電通は不祥事発覚の際は批判を受けて、その後に社長が出てきてそれなりの謝罪会見もしているんです。

 

しかし、ジャニーズはまだ何もしていない。正直言って何もしたくないんだと思いますが、そんなことがまかり通るわけはありません。まあ、創業者亡きジャニーズは今や裸の王様ですよね。裸の少年でなく今や裸の王様w

 

ジャニーズが吉本以上にマスコミに強大な権力を握っていたのは完全に明らかだと思いますが、それにしても動きが不自然すぎる。まだ何かを隠していて本当はもっとヤバい事実があるのではないか?と疑われても仕方がないぐらいのひどい対応をしています。

 

なんだかんだで最後はうやむやでスッキリしない結末で終わるのもまた日本の十八番です。私としてはジャニーズが今後にきちんと会見を開いて第三者委員会の設置まで行うのか?さらにどの程度までジャニーさんの性搾取が行われていたのかをきちんとヒアリングして調査を行う。そしてその結果を公表する。ここまでやらなければジャニーズ性被害問題はずーっとくすぶり続けることでしょう。

 

ジャニーズ性被害問題の姿は日本の裏・権力者の縮図のようなところもあります。いかにマスコミや政治家が裏の権力者にひれ伏して、都合の悪いことを伝えずに国民から搾取して被害者を生ませて事実をねじ伏せてきたかというのが分かる非常に貴重な事件史です。統一教会の政治利用にも似た側面があるかもしれません。

 

名前を変えてでも生き残ろうというのは宗教団体や某政党の紆余曲折と全く変わりがありません。でも、きっとこのままこのような組織はずっと残っちゃうんだろうな~。

去年の同じ頃にこんな記事を書きました↓

 

(過去記事)

 

 

ジャニーズや歌舞伎の性搾取騒動で業界が揺れる中、事務所から独立するか?それでも残留するか?で迷っている人たちも多いのではないかと思います。

 

天下のジャニーズ事務所さえ、上から中から組織が崩れ落ちかねない事態に陥るとは(!)昨年まではこんなことは誰一人として予想していなかったことでしょう。

 

 

 

 

一見では底堅いと思われるような昔からの日本型組織でも、アリの一穴(今回の場合はイギリスBBC)であっという間に崩壊するという可能性も出てきました。

 

昔からのしがらみを抱えている業界は今の時代は危ないですよね。不正行為やハラスメントの温床ですから。大きな組織にいて自分の身分や将来が守られるというのはもはや完全に過去のものとなりました。ジャニーズがそれを物語っています。

 

 

そんな私も、約1年間少し続けてきた外でのお仕事ではありますが、同じ業務を今後7月からフリーランスで行うことになりました。これで晴れて勤め人生活を再・卒業?になります。

 

会社に勤めるというのはいろいろいいこともありますが、やっぱり窮屈であり、時間も場所も制限されるし、忙しくなるとバタバタしてきますし、人間関係も複雑だし、結構大変なことです。

 

まあ、結局のところ勤め人をやってきてのデメリットは、扱う仕事や量や人間関係を自分でコントロールができないというのが一番キツイというのが大きいですね。

 

今はどこの業界でも人手不足であり、コロナ明けの需要急増ということもあって、仕事が増えても募集して人がなかなか思うようには集まってくれません。この一年で社会の様子や世の動きも大きく変化してきました。

 

仕事をしていてちょっとこれは忙しいなあという時期も増えてきたので、ここはひと段落して夏からフリーにいった方が無理なくできるかなということで、夏休みで本格的に忙しく暑くなる前に自分の働き方を変える(少しペースを落とす?)ことにしました。

 

幸い、私がしている仕事はフリーランスでも行うことができる職種なので、ある意味ではとても楽しみです。とにかく組織や仕事に振り回されないというのが大事なので、仕事そのものや行う場所については自分が全て選ぶ(逆に言えば選ばれることでもあるけれど)ことができるようになります。

 

自分のペースや考え方を軸に仕事をしようと思えば、やっぱりフリーランスの方が仕事を圧倒的に選びやすいというのがあります。その逆に会社のペースでもいいから、どんな仕事でもいろいろチャレンジしたい、大きな枠組みの中で大きな仕事をしたいという人は雇われた方が安定して稼げるし、生活リズムもつかみやすいのかもしれません。

 

組織でいる方がいい人、個人で事務所やフリーランスを行う方がいい人、本当は人それぞれいろいろタイプがあります。自分で長期ビジョンを持っていて自身で仕事の量や質をコントロールしたい人は独立へ、そうでない人は雇われへということになるでしょう。

 

日本もだんだん終身雇用が薄れてきて、組織に属したくてもあまり長居はさせてくれないケースも増えてくるでしょう。そうなると、これからはどんな人もそれぞれが単独でも生き残れる戦略・生き方を模索しなければならない時代になっています。

 

ジャニーズのような組織の求心力が落ちて、組織にいる構成員の遠心力が高まっていくのであれば、日本の組織文化も少しは変わっていくといくのかなという兆候?なのかもしれません。

 

大きな組織に入っていないと活躍できないというのは、まあ、ちょっと悲しい話ではありますよね。組織や集団の魔術(幻想)の力?もあったのかもしれません。アイドルも単独でそれぞれ売り出すよりも、個性を生かした商品をセットにして売り出した方が人々に訴求できた時代もあったかもしれません。

 

ただまあ、しかしそうは言っても組織でも個人でも活躍できる人は活躍できているわけです。これからは個の時代と言われているのですから、私たちも個の力を高めざるを得なくなります。

 

何かに寄りかかって生きていくことはできなくなりますが、自分で行きたい方向をある程度は決められるのなら、失うものばかりではないかもしれません。

 

私は昔の働き方よりは今の働き方の方がマシだとは思っています。上への忖度を絶対とするような組織に属して生きるのは息が詰まって大変だと思うからです。

 

ジャニーズ事務所でグループやアイドルとして活躍し続けるのがいかにストレスフルで大変なことなのか?今回の件で私も深く理解できました。

 

自分だったらジャニーズ事務所に入れる器があったとしても、きっと居心地が悪くて数年で飛び出していただろうと確信が持てます。これは韓国アイドルも同じ。芸能人やタレント・アイドルなんてホントいろいろ窮屈なんですよ。(アイドルは若いうちしかできないよ)

ジャニーズ・歌舞伎と立て続けにセクハラ・パワハラ・いじめの問題が取り上げられるようになりましたが、繰り返し書いているようにこの手の話は芸能界の世界だけではありません。

 

むしろ一般社会やサラリーマン・学生でもこのような問題が腐るほど起きていたと思います。私も学生時代やサラリーマン時代、今にして思えばセクハラやパワハラのようなことは何度も起きてました。(今だって起きている)

 

例えば職場の旅行会などでいわゆる「王様ゲーム」のような無礼講が始まったりすると、誰々が誰々にキスをするだの、強い酒を飲ませるなど、野球拳遊びだの、アブノーマルなハラスメントまがいな罰ゲームをすることも多々やってました。

 

「俺の酒が飲めないのか」なんてのはもう日常茶飯事。上役や政治家などと一緒に夜の宴などに行くようなことがあるのならば、参加した者はむしろ積極的に酒を一気に飲み干し、さらに上役に注いで回ってからの返杯一気飲みというのが若手の重要な仕事なんだとも考えられてました。(酒が飲める=デキる奴扱い)

 

未成年の学生がアルコール中毒で亡くなったり、あるいは「一気!」という唄がとんねるずでもありましたが、そういう時代が昭和の頃には至極当たり前。

 

私なんかの例でも、あるベテラン上司から遊びのお誘いを受けて、彼のプライベートな別荘に連休に連れて行ってもらったことがありました。その際にダイニングで飲酒をしながらその場が盛り上がり、その勢いで上司が部下(私たち)の下半身を掴まされることぐらい、そんな行為は普通に起きてました。

 

上司や先輩は下をかわいがっている(からかっている)つもりだと思いますが、それが悪い冗談!と笑えるような場合があれば本気で傷つく場合もあっただろうと思います。私はそこまで深く悩まない方でしたがノリとしては結構なことをやられている。

 

部活やクラスでは先輩が後輩を指導(しごく)などと言っていろいろいたずらをしたり、下半身を強引に脱がせたり、辱めを受けさせるというようなこともよくありました。先輩からすればこれが学校の伝統であり、残酷な「かわいがり」なんだという古い考えです。

 

当時としてもスポーツ界でも筋トレではまだうさぎ跳びをやっていて、真夏でも部活中は水を一切飲んではいけないという狂ったルールが横行していた時代です。私もこれらの被害には思いっきり遭っていました。だから部活は1年半で辞めましたw

 

冗談で笑い飛ばすようなこともありましたが、ずいぶん不快な思いもしてきましたし、今だったら完全に犯罪なのですが、当時ではそれが暗黙のルール(かわいがり・からかい)みたいなところはありましたね。

 

とにかく先輩や上司には逆らえない、文句など言えるはずもなく、絶対権力みたいな空気がありました。当時は組織文化というのはそういうもんなんだと無理矢理納得させていましたが、それでも自分は後輩や部下にはそんなことはしたくないなとは思ったものです。

 

ジャニーズや歌舞伎の問題もそれらの行為と全く同じであり、昭和時代のノリがつい最近まで続いていたのかと考えると思わず立ちくらみがしてきます。しかも外圧でも無いとシステムが変わらないんですよね。この国って。

 

他の国がどのような実態なのかは分かりませんが、昭和・平成初期の日本においてはここでは書けないぐらいのかなりヤバいことを平気でやっていた(やられていた)自負があります。少しは日本がまともな方向に自浄作用が向かってほしいなと被害者の一人としても願わずにはいられません。