ダウンタウンとウンナン | Passのブログ (情報部屋)

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ダウンタウンの松本人志さんの文春砲が炸裂してほぼ1ヶ月。徐々にいろいろな話が表に出てきて事実無根ではなさそうなことが明るみになり、松本氏の裏の部分がクローズアップされるようになりました。


松本氏の他にも取り巻き芸人がいろいろ関わっていることや、昔から女遊びでは派手な振る舞いをしていた事実が過去の放送やDVDの切り抜き映像も見られるようになり、さもありなんという認識を強化させている実態があります。


また、親友の中居正広氏からも今年のまつもtoなかいの番組内で松本氏の「性の抑制」について強く諭されていた事実や、いつも飲み会では「エロい話しかしない」などの指摘もあったことから、多少なりとも性依存性の気質が見え隠れしている「反社会性パーソナリティ障害」の問題が心の奥底はらんでいるということも窺える内容でした。





吉本のダウンタウンや島田紳助氏などの笑い、私も昔から好きな方ではありましたが、言われれば確かに下世話なトークや暴力的・性的なボケやつっこみ、品のなさや関西っぽいノリは関東の人間にとっては引っかかる所が無かったわけでもありませんでした。






とんねるずもアウトロー的なぶっ飛んだ言動でバブル期から平成まで一世を風靡しましたが、時代の変遷とともに勢いを失い、テレビ業界から去っていきました。芸能界への影響力が非常に大きかった島田紳助氏もまた自らの不適切な行為により引退へと追い込まれるという、そして今日の松本人志氏の女性問題。


皆さんもの凄い才能はあるんですが、その裏側ではパーソナリティ障害だったり、依存性だったり、自己への過信だったり、何かしらの負の側面が彼らの才能の裏側に秘められて隠されていた事実というのは否めないかと思います。


最近の紅白に度々出演したり、司会を勤めたりしてきたウンナンや大泉洋氏・有吉弘行氏、サンドイッチマンらと比べると吉本の古くからの芸人は陰(ダーク)な印象をどうしても感じざるを得ないものでしょう。日本のお笑いにはそんな陰(淫)な人と陽(洋)な人がたくさんいるのは恐らく間違いありません。


明石家さんまや所ジョージなんかはそんな陰鬱なイメージはまだそれほどありませんが、爆笑問題の太田光やビートたけしなどはかなり陰のあるタイプともいえます。実際に彼らは過去にも事件や騒動を引き起こしてきました。しかし、そんな様々なスキャンダルも持ち前の対応力でうまいことで乗り越えてきたものだと感心したりしています。


特にビートたけし氏は松本人志氏同様に女遊びも激しく、最近は前夫人と離婚もしたり再婚もしましたが、やはりその女性に対する振る舞いが松本氏や島田氏とはだいぶ違うのでしょう。


どんな人間にも裏と表、陰と陽、白と黒、ネアカとネクラなど二面性がありますが、今の時代はそういった見えにくい影に隠れていた問題が文春砲などにより明らかにされてしまう時代になってきました。


ウンナンなんかは女性問題や金銭トラブルはこれまでほとんどなく、唯一あっても内村光良さんの現在の奥様の話だったりして、当時は略奪婚などとも言われましたが、今振り返るとスキャンダルや遊びというよりは真実の愛を貫いたというイメージさえありますし、目下勢いのある有吉弘行さんも夏目三久さんという売れっ子の女性アナウンサーと純愛を貫いたという陽な雰囲気があります。


まあ、今や不純だったり陰のある人間はことごとくテレビなどマスコミ業界から退散していってるわけですが、世の中には表も裏もあるようにテレビなどもそういったコンプライアンスギリギリの線を攻めていた頃が実は一番面白かったというのもあります。


負の効果をもたらすウイルスを排除して無菌状態で今のテレビやマスコミが負のエネルギーを持つタレントの悪事をつまびらかにしてどんどんと追いやっていくと、だんだんと味のないつまらないものが量産されていく風潮も感じらます。やっぱり文化というのには一定のスパイスや隠し味という裏技的要素が必要な場合もあるのかなと。


今後に芸能界やテレビがどのように移り変わっていくかは分かりませんが、あまり不純だ不貞だと言って批判をやり過ぎて徹底的に叩いてしまうと、遊びの文化が少なくなり、日々つまらない、息苦しい社会、やりにくい厭世的な世の中になるのかなと若干の危惧を覚えたりもします。


そんな私も最近ではテレビやマスメディアを一生懸命には見たりもしていないんですけどね。