先日、スーパー銭湯に行った時のお話です。
👇スーパー銭湯での過去記事(父子で入ってきたある日のスーパー銭湯内のお話)
今年に入ってからとても寒かったある日に、夕方から地元のスーパー銭湯に行ってきたんですが、さすがに正月三が日が過ぎた新年早々ということもあり、割とお風呂は空いていました。
私が屋内の熱い湯船やサウナ横の冷水風呂を行き来していたら、小学生ぐらいの男の子達が後から入ってきました。
その時、私はサウナから冷水風呂に移って入っていたのですが、その子ども達はどうやら兄弟(家族)のようで父親とともに兄と弟が仲睦まじく湯船に入ってきました。
見た感じで数歳差ぐらいの兄弟が揃って冷水風呂に移動してきて、私と同じ湯船に一緒に浸かったのですが、兄弟ではその時の湯船に入った反応は大きく違いました。兄の方は「うわ〜、冷たい❗️」しかし弟の方は「うーん、気持ちいい‼️」
お風呂も熱い湯が好きな人、ぬるめが好きな人、いろいろいるとは思いますが、私もどちらかと言うとぬるめが好きなタイプ。おそらくお兄ちゃんは熱いのが好きなタイプ。私は弟君の湯加減の感性と相通じるところがありました。
冷水風呂の水温はその時は20度ぐらいなので、冬とはいえそこまで冷たい湯加減ではなかったのですが、その適温は兄弟であっても全く感覚は違うもの。
私がお兄ちゃんの方に「もし寒ければ無理して入らなくてもいいんだよ。カゼひいちゃうからね」と話しましたが、弟くんは実に気持ち良さそう。私が弟君に「この温度ならそんなに冷たくないよね?この水風呂は気持ちいい?」と聞いたら「うん❣️すごく気持ちいい〜」とぐるぐる回り始めました。
愛嬌たっぷりの兄弟といろんな話をしてたらだんだんと盛り上がってきて、私が「よくこのお風呂に来てるの?」と聞いたら弟君が「うん!家族でよく来てるよ」と話してきて、「今月の◯◯日にもまた来る予定なんだ」とも言ってくれました。
それを聞いて私も「そうか、じゃあ僕も辺りにこのお風呂にまた来ようかな」と言ったらうれしそうな顔をして返してきました。
そんなこんなで皆んなで仲良くなっていき、その後は一緒に露天風呂に行ったり、熱い内湯に入ったり、お互いの背中にひしゃくでお湯を掛け合ったり、一緒に星空を見たりしながらしばらく時を過ごしました。
すっかり仲良くなった私たちは1時間ぐらいゆったりと湯船につかり、実に楽しい時間を過ごしました。その最中に弟君が「ねえ、お風呂上がりに一緒にゲームしようよ〜」と誘ってくれて、私が「え、ここにはゲームなんてあるんだっけ?」と尋ねたら、受付にボードゲームのような遊具がたくさんあるらしく、それでプレイルームで遊べると。
それじゃあ、そろそろ風呂からあがろうかという時になり、湯船から上がる時になると弟君が私の手をすっと握ってきて、一緒に手を繋いできて「一緒に遊ぼう❣️」とニコニコしながら引っ張って明るく語りかけてくれました。
そのまま脱衣所に手を繋いで出た後は、冷水機の水を体を私が抱っこしながら水を飲ませてあげたり、濡れた体をふいたり、頭にドライヤーをかけて乾かしてあげたりして、たまたま幸運にもロッカーも隣り合っていたので、いろいろなことをしゃべりながら一緒にワイワイと着替えたのでした。
彼らの下着がミッキーマウスのデザインだったり、ディズニーのキャラクターだったりしたので私もそれを見て「かわいい下着だね」と話してたら、お兄ちゃんが「見て!ア!ホラ、ここに怒り顔のミッキーマウスがいる〜‼️」とか。(怒ってるミッキーマウスはさすがにディズニーランドにはいないよなあwだとか笑いながら)
着替え終わったので、さあ一緒に遊ぼうということでボード版のサッカーゲームを兄弟と私でチームを組んで対戦し、30分ぐらいワイワイ言いながら皆んなで一緒に楽しみました。
夜も更けていき明日は学校もあるということもあるので、閉店時間も迫りつつあったので、9時前には勝負を切り上げてゲームを片して、いよいよ家に帰ることにしました。
お互いに帰る際はちょっぴり寂しくなり、私が「今日はありがとうね。とても楽しかった」と伝えながらアイスをご馳走して、子どもたちも大いに喜んでくれました。
最後は上のお兄ちゃんとは握手をして、弟君とは抱き合いながらハグを何度もして、別れを惜しみながら「またね」と。
外に出てからでも、私の姿が見えなくなるまで「バイバ〜イ‼️」と手を振って叫んでくれるではありませんか。これには私もグッときてしまい、兄弟の優しい心づかいに心を鷲掴みされてしまいました。また会いたい❣️
うーん、なんてかわいい子ども達なんだろう。初対面なのにもかかわらず人懐っこくて、こんな楽しい経験は本場の温泉でもなかなかできないかと。そんなかわいい兄弟の子どもたちに心も体も心底癒されたスーパー銭湯での数時間の出来事でした。
また、いつか彼らに会えるかな?月末にもう一度同じ銭湯に行こうと思っています。