前回の記事のつづきです↓
夫が一日中スマホをいじっててむかつく
かつてのわたしは、
夫に話しかけると、夫はスマホからは目を離さずに受け答えをすることに、毎日イライラしていました。
そんな夫を、わたしは正しさを振りかざして、いつも非難していました。
でもそんなわたしの行為は、怒りにまかせて夫の行動を咎めているだけで、ほんとうの気持ちを伝えていないことに気づきました。
そこで、同じ状況が訪れたとき、こんな風に言ってみました。
「あのね。
そうやってスマホをいじったまま相手をされると、
話しかけても目も見てくれないし、
私は大事にされていないんだなぁって感じるよ。
さびしいよ。
スマホの方が私や子どもたちより大事なんだなって感じるよ」
わたしの気持ちを夫に伝える言い方に変えてみたのです。
すると、夫は、
「いやいやいや!
そんなつもりは無いんだよ。
そんな風に感じるの?ごめんね。
君のことも子どもたちのことも、何よりも大事だよ。
そんな風に感じさせちゃってごめんね。
これからは気をつけるね。」
と答えたのです。
わーお
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不機嫌になったり、売り言葉に買い言葉にもならず、素直に謝られました(笑)
あらびっくり。
あらためて、
「どうしてそんなにスマホばかりいじっているの?」
と聞くとやはり、
「ゲームに没頭することで、頭の中がリセットできてとてもリラックスする」
のだそうです。
「無」になれるのですって。
いつもみたく、
「そんなに触ってないし!」
ではなく、きちんと答えが返ってきました。
外でバリバリと働いている夫にとって、
スマホをいじって頭を無にする時間は、
やはり必要な時間なのだと感じました。
このとき、これ以上のことはわたしは特に何も言いませんでした。
それなのに。
さらにびっくりなことが起きました。
夫とこんな風にこの話をするまでは、
私が話しかけた時以外でも、
とにかく夫がスマホを触っているのを見ると、
その度にイライラしていました。
またスマホ触ってる!
やっぱり一日中触ってる!と。
でも、このとき以来、
私は夫のスマホをいじっている姿を見ても、
あんまり腹が立たなくなったのです。
あー。夫はいま、頭を休めてるんだなぁ、
と思うだけになったのです。
だからこの時以来、わたしは、
夫に対して、スマホのことを一切咎めなくなりました。
それから半月。
夫は、スマホをいじりながら私の相手をすることがなくなりました。
子どもたちや、わたしと過ごしているときは、
スマホに触らなくなったのです。
不思議~!!
「スマホをいつもいじっててむかつく!」
ではなく、
「大事にされていないみたいで寂しい」
伝え方を変えただけなのに、あっさり相手が変わってしまいました。
何度咎めても、絶対に変わらなかったのに。
自分の感情表現や行動を変えることで、相手が変わることを身をもって実感しました。
腹が立ったときは、自分を知る絶好のチャンスですね。
怒りの裏側には、本当の気持ちがある。
怒りは本当の気持ちを隠すためのダミーなのです。
「私は何に腹が立っているのだろう?」
腹が立ったら、自分に聞いてみましょう。
そして、自分の本当の気持ちを見つけたら、その気持ちを相手に伝えてみよう。
あっさりと現実が変わりますよ。(*^_^*)
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