確定申告の時期ですね。
ネットで面白い画像を見つけたのでお借りしました。
（確定申告はしましょうね 笑）
Facebookのタイムラインには、連日、色んな方が確定申告に苦労している様子が流れてきます。
それを見ていて、
そういえば、わたしは苦労だと感じたことがないな。
と思いました。
そして、
何で苦労だと感じていないのだろう？
とも思いました。
わたしは、法人と個人事業主と両方あるので、会社決算も確定申告も、毎年行っています。
でも、この20年間、一度も大変だと思ったことがありません。
というと、まるでわたしが経理のエキスパートか、または、書類整理が得意なように思われてしまいそうですが、そんなことはありません。
書類整理は大の苦手だし、領収書は貯めてしまうし、B/Sはほとんど理解できないというレベル。
数字がとっても苦手で、毎月税理士さんとの打合せの際に、1から説明してもらっています。
よくこれで、会社をいくつも経営できているよね、と本当に思います。
これは、ひとえに、税理士の先生と、事務経理スタッフの積み重ね、そして事業所のスタッフみんなのおかげで成り立っています。
わたしのこの状態は当たり前ではないのだ
ということを、今年はしみじみと感じました。
毎年この状態だから、それがふつうだと思っていました。
当たり前だと思っていました。
そんなことはない。
税理士の先生と、経理スタッフのたくさんの作業の上に、わたしのこの状態が成り立っているのでした。
この状態は、スゴイことなんだ。
そんなスゴイことに気づいて、感謝の思いが止まりません。
そして沸いてきた思い。
わたしはこんなに至らないのに、どうしてこんなに恵まれているのだろう？
そして、この思いを感じて、気づきました。
わたし、いつの間に恵まれてると思うようになったのだろう？？？
ずーっとずーっと
わたしはこんなに至らないから、こんな境遇なんだ
と思って生きていたのに。
わたしの境遇は、変わっていない。
いや、むしろ、両親が他界して、全責任を担っているから、見方によっては悪くなっていると捉えることもできるかもしれない。
それなのに、わたしはとても恵まれている、といま感じている。
それは、なぜか。
わたしが、あらゆるモノに対して、
「ない」から「ある」に目を向けられるようになったから。
当たり前
ふつう
日常
だと思いこんでいた日々の出来事や、
人、モノ、お金、に対して、
感謝ができていなかった頃は、
自分の日常にないことや、
自分が持っていないモノ、
にばかり目が向いていた。
でもいまは、
自分が持っている全てのモノに対して、とてもありがたいとおもっている。
どれひとつとして、当たり前でふつうで日常なんかじゃない。
すべては奇跡なのだと思うのです。
だから、いつもと同じような平凡な日を過ごしたときほど、ありがたい。
いつもと同じ日々をくり返し続けていけることが、どれほどの奇跡なのかに気づいたから。
いつもと同じ平凡な日こそが、幸せそのものだと感じるから。
何が与えられているか
ではなく、
持っているモノをどう使うか
というスタンスで生きるようになったから。
人は、環境や境遇ではなく、
こころのあり方や視点によって、
幸か不幸かを感じる生き物なのだ。
と、つくづく思いました。
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