端午節にバジリコパスタ
久しぶりに、パスタの記事です。
今日は端午節でした。
例年ですと、昼から宴に呼ばれるのですが、、
12時過ぎても、まったく声がかかりません。
しょうがないから、パスタを茹でて食べるか、、
と、なったのですが、、
パスタはあるんですけど、他の材料がありません。
ふと思い立ったのが、先日棚を整理して発見した、、
以前、香港の、、たぶんjuscoで買った、バジリコパスタのもと。
なんで食べなかったのかと思いましたが、作り方を読んで思い出しました。
サラダ油でパスタを炒めろと書いてある。
そんなのってあるか、と思い、棚の隅に葬ったのでした。
まあ、そんな了見の狭いこと言わないで、いまさらのように食べてみようか、、って気になったので、、
上に貼ってある紙をはがしてみれば、、
こんなことが書いてある。
サラダ油の代わりにオリーブオイルって、、
ピュアのことでしょうか、エクストラバージンでしょうか、、
いずれにしろ、エクストラバージンしかないので、深く考えないことにしました。
そもそも、サラダ油ってのがなんなのか正体不明です。
で、パスタを炒めるというのは言語道断ですから、、
ぺペロンチーノみたいに、エクストラバージンオリーブオイルでにんにくを炒め、、
そこへパスタの茹で汁を投入、乳化させたところへ件のバジリコパスタのもとをぶちまける。
それにパスタを絡めるって、ことにしたんです。
問題はこれですね、、
まあ、大丈夫でしょ、生ものじゃ無いし。
で、気になるのは盛り付けなんですけど。
トッピングがないとさみしいので、、
庭に生えてる雑草を見てみました。
バジルは中国語で罗勒なのだそうです。
なもんですから、唐辛子が自生してる
くらいなので、、
バジルもどきも生えてないもんかと、さがしてみました。
おや?と、思い腰をかがめてみれば、、
なにやらハーブのような匂いが、、
なんのことはない、気が付けばカメムシを踏んでいただけでした。
とりあえず、ジィッと見てたら、これがバジルみたいに見えてきたので、、
小さい葉っぱを一つ、ちょうだいしました。
さて、袋の中身を開けてみますと、、
これって、乾燥バジルそのものじゃない。
これが、サラダ油で炒めると、シーモンキーみたいに生のバジルにもどる、、ってことはありえないですよね。
まあ、いいや、とりあえず予定通り進めます。
きざんだにんにくを炒め、パスタの茹で汁で乳化させたところ。
これに塩を少々振り、バジリコパスタのもとを投入。
それとパスタを絡めて、、
皿に盛って出来上がり。
上に載ってるのは、庭から取ってきた雑草の葉です。
最初は今風のパスタみたいに、とぐろを巻いたてんこ盛りに盛り付けたんですけど、運んでるうちに地滑りして崩れました。
横から見ると、その面影が、、若干うかがえます。
乾燥バジルはシーモンキーのごとく、みずみずしく蘇生するってわけではなく、、
油で湿っただけです。
やはりサラダ油で炒めなければ、ダメなんでしょうか、、
失敗したのは、塩投入は不要でした。
バジリコのもとに最初から入っていたんですね。
とてもしょっぱい、バジリコパスタを食べることになったわけです。
とりあえず、一袋は片付けたので、、
もう一袋を食べるのは、、何時のことになるやら。
なにはともあれ、、
一応、夜は食事に声がかかりました。
バスの命ハンマー
先週、シンセンから乗ったバスの車内で撮りました。
緊急時に脱出するため、窓ガラスをブチ割るハンマーです。
それが粘着テープを貼られ、上にはこう書かれています。
〝生命锤勿乱拿〝
(命ハンマーをむやみに取るべからず)
これを見た当初、盗難を防ぐための措置かと思いました。
中国の人にも、マニアックなコレクターが増えたようだ、、
なんて、思ったもんです。
高校生のころ、鉄道マニアの友人がいて、、
そいつがしきりにほしがっていたのが、ホームから落としたものを駅員が回収するのに使う、マジックハンドでした。
旅客機の座席下から救命胴衣をかっぱらう、アビエーションおたくの話を聴いた事もあります。
んなもんですから、客運バスの命ハンマーなんて、、
目の付け所が、なかなかマニアじゃないか。
と、妙に感心したりもしました。
ところがです。
その二日後に、アモイの、、
バス炎上事件が報じられます。
あの事件を知って、思ったことなんですけど。
マニア魂から命ハンマーを、盗る輩がいるんじゃなく、、
なんらかの危険を察知して命ハンマーに手を伸ばし、窓ガラスを叩き割ろうとする乗客が、、
少なからずいるってことなんじゃ、ないのでしょうか。
仮に盗難が起こっているとしても、、
マニアの仕業ではなく万が一に備え、マイ命ハンマーを欲する人がいるってことかも知れません。