気がつけば6月
一昨日の6月1日、中国は児童節でした。
いわゆる子供の日、、なんですよね。
まあ、このブログで子供と言えば、、
ガキンチョ先生ですけど、、
四歳のころに撮ったビデオを観ていたんです。
工場を閉鎖し、シンセンから引っ越したばかりの、わたしの部屋を掃除してくれる先生。
ほうきを持つ手が、ピタッと止まったかと思えば、、
〝老板、 这个要不要?" (らおぱん、これ要るの?)
なんて、可愛い声で訊いてきます。
なにかと思えば、買い物のレシートだったりするんですよね。
デジカメで録画したので、画質はとても良いとは言えないのですが、、
これ観てたら、涙が流れてきちゃいました。
だって先生、いまでは、、
背が伸びて、身長が140センチもあるんです。
2歳でシンセンの工場に、転がり込んできたころを 思い返すと、、
これが泣かずにいられましょうか。
せっかくの児童節だったので、泣いてばかりもいられません。
その日、先生の家族を誘い、相菜館でわたしが夕食を振る舞いました。
7人ぐらいの宴だったでしょうか。
いい写真が撮れた思ったんですけど、、
デジカメを先生に横取りされ、わたしの手元に戻ったときには、、
記憶媒体の画像はフォルダごと消されていました。
いつもなら怒鳴りつけるのですが、その日は怒る気も起こらなかったですね。
イタズラも何とかの母だからな、、と思い、来年の児童節を楽しみにしましょう。
って、来年も児童なのかな?先生、、
初めて購入しました
昨日、人から頼まれ、あるものを香港で購入し、、
九龍塘駅からKCRで持ち運び、大陸へハンドキャリーいたしました。
そのブツが何かと言いますと、、
これ。
粉ミルクです。
これ一缶だけですが、自分で購入したのは初めてとなりました。
このKCR九龍塘駅ですけど、同じホームが昨年までは、、
こんな状態だったのです。
バッグがはち切れんばかりに、粉ミルクを買占め、、
大陸へ向かう列車を待つ人たち。
乗車しても詰め替え作業は続きます。
こんな状態で連日、大陸から来た人たちが山のように粉ミルクを買い漁るので、、
香港の赤ちゃんたちが必要とする、粉ミルクが品薄となりました。
そこで香港から持ち出せる粉ミルクの数量に、制限を設けたところ、、
冒頭の写真でわかるように、ボコボコにミルク缶が詰め込まれたバッグを引きずる人たちは、見られなくなったのです。
今回、自分で粉ミルクを購入し、ハンドキャリーしたのは初めてでした。
とは言っても、20数年前、、
働いていた中国工場の人に頼まれ、、
ハンドキャリーをした経験はありました。
購入は同じ職場の香港人同僚に任せ、、
もちろん、バックが変形するほど運ばされたというわけではなく、せいぜい1~2缶でしたか、、
まあ、考えてみればあのころから、中国産の粉ミルクは警戒されてたってことなんでしょう。
で、今回、例によって女性の付き添い付きとはいえ、購入も自分で済ませたのですが、、
驚いたのは、その値段です。
冒頭の写真で、どんなもんだいっ!と、ばかりに手で掲げた一缶ですけど、、
恵康でHK$326しました。
羅湖の免税店で、一リットル瓶のスコッチを1本買うより高い。
そんな高価なものを、バッグがはち切れんほど買うなんて、、
いまさらのように、恐れ入ってしまいました。