動物虐待の興業を政治家が宣伝 | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

大阪維新の会の市会議員が木下サーカスを宣伝する投稿を行っています。

 

 

 

 

 

この市会議員の投稿を引用した「PEACE 命の搾取ではなく尊厳を」さんの投稿。

 

****************引用****************

 

ゾウは人に危害を与える可能性のある動物として「特定動物」に指定され、飼育は許可制ですが、

木下サーカスのコンテナ飼育は義務である二重扉構造を遵守できません。

 

代わりにゾウの脚を鎖で固定することで行政がお目こぼし。

 

動物虐待を前提とする興業を政治家が宣伝しないでください

お願いします。

 

****************引用終***************

 

 

ちなみに木下サーカスのコンテナは、こんな感じです。

 

ゾウたちは、このような狭いコンテナに閉じ込められて、さらに足に鎖を繋がれて大半を過ごしています。

これが市原ぞうの国 | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ ヴィーガン ~ (ameblo.jp)

 

↑これは市原ぞうの国ですが、木下サーカスも同じことやってます。

 

 

 

さらに、この市会議員の投稿を引用した、木下サーカスの内情に詳しい方の投稿。

 

****************引用****************

 

キリンのマサイは動物園に払い下げされて死んだ。

シマウマも死んでステージはないはず。ライオンも次々と死んで随分と減った。

高齢のライオンはタテガミが抜けて、タテガミのあるライオンはもういない。

おまけにホワイトライオンは近親交配。 

実際とは違う客寄せポスターと笑顔で写るって大丈夫なの?

 

****************引用終***************

 

 

木下サーカスの動物達はどんどん死んでいるんですね。

納得です。

 

世話をろくに行っていない可能性もありますが、

ストレスだらけで、何の希望もない生涯を送っていますから、いずれにしても早死にするのも無理はありません。

 

以下は、木下サーカスでパフォーマンスをさせられているライオン。

表情が死んでいるのが分かるでしょう。

 

 

このような動物虐待を行っているサーカスの宣伝を、日本の政治家が行うという何とも情けない話ですが、

政治家のレベル=日本人のレベル。

 

ある意味では、遅れ切った日本を象徴するかのような投稿ですね。

 

 

以下、動物利用サーカスの実態を詳しく解説します。

その際に、木下サーカスの実態もいくつか出てきます。

 

動物利用サーカスを観にっている方、

調教師と動物の間に信頼関係があるなどというメルヘンな事を信じている方は、画像・映像含め全てしっかりご覧ください。

 

 

サーカスの動物達が、人間好みの不自然な芸を行うのは、裏で暴力を奮われているからです。

 

以下の熊たちを見てください。首を吊り上げられていますね。

これは、熊に二足歩行を強制するための、サーカスの調教です。

 

上から首を吊り、二足歩行をしないと窒息してしまうようにしているのです。

 

 

 

 

こうして、熊は嫌でも二足歩行をするしかなくなるのです。

 

 

 

二足歩行の調教が完了すると、今度はシーソーの上でバランスを取ることを強制されます。

 

調教による苦痛で、鳴き叫ぶ子熊。

この映像を見れば、よほどひねくれた人でもない限り、サーカスが虐待によって成り立っていることが理解できるでしょう。

 

 

 

こちらの熊は、逆立ちまでさせられています。

 

高さのある台の上で、逆立ちして歩かされ、階段まで下りていました。

 

さらにこの熊は、パフォーマンス中に失禁してしまったのです。

今なら皆さんは、この失禁の意味が理解できるでしょう?

 

これを成し遂げるまでに、一体どれほどの暴力を受け、恐怖を味わってきたのかということです。

 

また、熊は口を縛られていました。

 

攻撃されるのを防ぐために、サーカスの熊は口を縛られたり、口輪をつけられたりします。

ウクライナで 19年間 芸をさせられ、小さなケージに住んでいたマーシャ

 

日頃から口輪をつけっぱなしにされることが多く、くいこんで傷跡が残ることがあります。

 

 

練習やパフォーマンスが終われば、熊は狭いケージの中で過ごします。

一生、この繰り返しです。

パフォーマンスをしなければ、餌がもらえないので従うしかありません。

 

 

しかし、餌がもらえなくても、パフォーマンスを拒否し、餓死を選ぼうとした熊もいました。

食事の時間になると反射的に踊り出す

 

こんな生活を続けるなら死んだ方がマシだと思ったのでしょう。

 

 

 

トラの場合は、ムチや棒で叩かれながら調教されます。

 

木下大サーカスのHPでは、ライオンと、ムチと棒をもった団員の姿がうつっています。

まさか、あれがただの飾りなどとは言いますまい。

 

こちらはサーカス側が自ら調教を公開した時の映像です。

 

調教中に突然、トラが調教師に飛びつきました。

 

飛びついた直後、2名の調教師に、棒やムチで叩かれました。

 

裏側には暴力があることを公開する結果となりました。

 

 

こちらの動画では、トラに火の輪くぐりのパフォーマンスを行わせています。

 

このトラは、火の輪くぐりのパフォーマンスを行っている際、

 

恐怖からパニックになり、ブルブルと震え、

 

その後、失神しました。

火の輪くぐりに恐怖で震え失神する

 

それほどの恐怖の中、トラはパフォーマンスを行っているのです。

 

 

こちらの映像は、サーカスの調教師の舞台裏の映像です。

 

調教師が、無抵抗のトラに乗っかり、体重をかけて圧迫をしたり、頭を叩いたりを繰り返しています。

 

もう1人の団員も、耳を引っ張って虎の顔を持ち上げ、顔を叩いています。

 

トラが、調教師達からいじめを受けているのです。

暴力で支配されているため、されるがままです。

 

 

 

ゾウの場合は、尖った金属爪のついた器具「ブルフック」で叩かれたり、

市原ぞうの国 & サユリワールド

 

 

鋭利な「ドリル」という器具で突き刺されたりして、虐待されているからです。

ゾウをドリルで刺す(沖縄こどもの国)

 

これらの器具で、急所を突き刺されると、ゾウたちはすごい痛みになります。 

 

こうして、激しい痛みを与え、心を折り、言うことを聞かせているのです。 

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無理やり縛りつけ、引っ張り、押さえつけ、人間好みのポーズを取るよう強制します。

 

 

 

 

こちらは2017年の木下サーカスのバックヤードの様子です。

ブルフックをかざし、象を脅しています。

 

こちらも2017年の木下サーカスのバックヤードの様子です。

象が収容されている場所は、左にある小さなコンテナです。

 

2021年、木下サーカスに視察に行かれた方が撮った映像にも、しっかりとブルフックを持った調教師が確認できます。

木下大サーカス、象の視察

 

 

赤ちゃんのゾウは、最初に四肢を縛られ、心を壊され、人間の操り人形と化します。

 

 

 

 

 

 

サーカス象のケニー

 

 

サーカスの象たちは、このような虐待の末に、芸を覚え、皆さんの前で芸を披露しているわけです。

 

木下大サーカスのどうぶつたちがやらされること

 

 

 

調教は、人間と動物の信頼関係のもとに成り立っている、などというメルヘンな事を信じている人が多いようですが、

動物の調教というのは必ず、餌でのコントロール、あるいは、暴力による虐待、あるいはその両方によって成り立っています。

 

サーカスだけでなく、イルカショーや、猿回しや、象乗りなど、全て同じです。

 

皆さんが興奮し、笑い、癒やされ、一時の時間を楽しむことと引き換えに、

動物達は痛み、苦しみ、辛い思いをさせられ、一生を棒に振っているのです。

 

 

木下大サーカスのどうぶつたちがやらされること

 

 

 

 

木下サーカスでは、ショーの後、象たちは、一般人と800円で記念撮影をさせられます。

【木下サーカス】ゾウの記念写真 ¥800

 

 

象はこの記念写真がかなりストレスなようで、首を上下に振ったり左右に振ったりといった常同行動が頻繁に見られました。

 

 

そして動物達は、パフォーマンスが終わった後も、次の講演場所に移動する時も、

常に狭い檻に閉じ込めらるか、鎖で繋がれるなどして拘束されます。

 

これがボリショイサーカス

 

 

 

euff

 

 

 

これらのような調教によるストレスが限界を迎え、動物達が調教師を襲う事件が後を絶ちません。

繁殖期に入っているだけ?

 

調教師が襲われて、怪我をしようと命を落とそうと自業自得でしょうが、襲った熊が殺処分されてしまうのではないかという懸念があります。

 

 

ストレスによる攻撃が他の弱い動物に向いてしまう場合もあります。

 

象の嫉妬?

 

 

サーカスの動物達は、野生動物です。

 

野生の動物達は、恐怖の中、強引に捕らえられます。

 

群れの中の1頭を捕らえる場合は、必要な対象以外は皆殺しになることもあるのです。

象は群れを撃ったハンターに突撃する

※画像は趣味の狩猟によって殺される象たちです。

 

 

 

人間の一時の娯楽のために、動物たちは一生、虐待されながらショーを行い続けているのです。

 

 

 

life_investigation_agency

 

 

このような虐待が明るみに出たため、世界では、野生動物のサーカスを禁止する国がいくつもあります。

 

フランスは近年、野生動物を利用したサーカスや、イルカショーを禁止する法案を可決しました。

サーカスやイルカショーの禁止の議論は、2000年から行われていたとのことで、21年も経ってようやく可決された形になります。

 

日本は、議論すらされていません。

それどころか、木下サーカスを政治家たちが宣伝する始末です。

日本人が、動物利用の残酷さに無知な人が非常に多いからです。

政治家のレベル=日本人のレベルです。

 

政治家たちは、票にならないことはやりません。

議論されない=日本人の関心が低いということです。

 

多くの国民が関心を持てば、関心を持った人が政治家になったり、

関心を持っていなかった政治家たちも票欲しさに動き、法律が変わっていきます。

 

逆に関心を持たず、動物利用のサーカスに行き続ける限り、動物達の苦しみは永遠に終わりません。

 

 

動物を利用する木下サーカスなどには行かないようにしましょう。

 

 

動物を利用しない、人間だけのサーカスを行っているサーカス団があります。

 

 

・さくらサーカス

 

現在、広島公演が行われています。

 

 

 

・シルク・ドゥ・ソレイユ

 

 

日本公演は終了しました。次回の公演を待ちましょう。

 

 

これらのサーカスを応援してきましょう。

 

 

※他に動物を利用しないサーカスをご存じの方は、コメントにて教えてください。

 

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