以下は、3年前にロシアで行われたサーカスの様子です。
動画の55秒からご覧ください。
これがサーカスというものです。
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ロシアのマグニトゴルスクにて行われたサーカスにジェニーと言う名のトラが出演し、とあることで話題をかっさらった。
ジェニーは6歳の雌のトラでこの日はほかのトラと一緒に舞台に上がった。
この日の公演内容は火の輪くぐりで、台の上から火の輪をくぐって輪先にある台に飛び移るというもの。
客が見守る中この火の輪くぐりに挑戦しようとするも、ジェニーは火の輪くぐりにびびってしまい、客席の方に逃げて震えながら座り混んでしまった。
結局ジェニーは体を動かそうとせず、飼育係は火の輪くぐりの公演を中止。
それを見ていた客は大笑い。
実はこのときジェニーは失神状態だったという。
ジェニーは火の輪くぐりの度重なる練習によりストレスとなってしまい、火の輪くぐりがトラウマになってしまったものと推測。
失神状態で火の輪くぐりを嫌がっているトラを無理矢理尻尾を掴む飼育係を見て、虐待だと言う意見も挙がっている。
それに対して飼育係は「200キロを超えるトラを1人で移動させるのは難しい。
トラが攻撃を加える前に早く移動させようとした」と釈明。
幸いなことに現在ジェニーは精神を回復している。
なお、ジェニーは数日後には同じサーカスの舞台にあがっている。
******************引用終*****************
ジェニーは、火の輪くぐりに恐怖し、体を痙攣させながら、失神しました。
この記事には1つだけ誤りがあり、
「火の輪くぐりに挑戦しようとするも、びびってしまい座り込んだ」
とありますが、
正確には、ジェニーは、一度、火の輪をくぐっています。
女の調教師に、棒で脅され、立ち上がるジェニー。
女から逃げ、あわてて火の輪をくぐります。
2つの輪をくぐり、ターンします。
再び、2つの輪をくぐり、
元いた位置に戻ります。
その後、突然、手をバタつかせ、パニックになります。
そして、倒れ込み、足を上げながらブルブルと震えていました。
このとき、観客の笑い声が聞こえます。
調教師が、棒で突きますが、体を震わせたまま動きません。
そして、完全に倒れ込み、失神します。
この後は、スタッフが水をかけ、
調教師が舞台の奥まで連れていき、
再び水をかけると、ジェニーは目を覚ましました。
そして、ジェニーは退場しました。
なぜか観客から拍手が起こっていました。
嫌がっているのを見て笑ったり、
この悲惨な虎の姿を見た後に拍手を送ったり、
改めて、動物利用のサーカスを見る人たちは、どこかネジが緩んでますね。
失神状態で火の輪くぐりを嫌がっているトラを無理矢理尻尾を掴む飼育係を見て、虐待だと言う意見も挙がっているとのことですが、
そもそも火の輪をくぐらせることや、野生動物に対してサーカスの調教を行う自体が虐待だと気づくべきでしょう。
After jumping through a ring of fire inside a Russian circus, this tiger collapsed and convulsed in front of horrified attendees. 🐯💔
— julie 🐙 (@jmcappiello) November 8, 2019
THIS is why you should ALWAYS #BoycottTheCircus and support animal-free circuses only! pic.twitter.com/C0jCovJOvC
サーカスの動物たちが人間好みの芸をするのは、彼らが虐待されているからです。
この熊は何をさせられているか、分かりますか?
四足歩行が自然である熊は、強制的に二足歩行を強いられます。
そのために、腕を縛って吊り上げるのはもちろんのこと、実は首にも縄がかかっているのがお分かりになるでしょうか。
首に縄をかけることによって、熊がしゃがむと首が締まるようになっているんですよ。
These are just tiny baby bears. The circus industry is “training” them by stringing them up by their necks. It's 2019. Can you believe circuses with animals are still a thing? 😔 pic.twitter.com/sseET2IKdX
— PETA (@peta) January 17, 2019
こうして、熊は嫌でも二足歩行をするしかなくなるのです。
サーカスの調教師たちは、日々の調教で動物達に暴力を奮っており、ショーの中でもその様子を見ることができます。
こちらのショーでは、熊がショーの途中で棒状のもので叩かれ続けています。
言う事をきかなければ何をされるかわからないため、熊は芸を行っているというわけです。
何をされるかわからない恐怖 | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ ヴィーガン ~
ゾウの場合は、ブルフックという器具で調教されます。
この尖った部分を突き刺すことにより、激しい痛みを与え、心を折り、言うことを聞かせているのです。
無理やり縛りつけ、引っ張り、押さえつけ、人間好みのポーズを取るよう強制します。
調教のときや、ショーで利用するとき以外は、鎖などで繋がれ拘束されます。
こちらは2017年の木下サーカスのバックヤードの様子です。
ブルフックをかざし、象を脅しています。
こちらも2017年の木下サーカスのバックヤードの様子です。
象が収容されている場所は、左にある小さなコンテナです。
5か月前に木下サーカスに視察に行かれた方が撮った映像にも、しっかりとブルフックを持った調教師が確認できます。
木下大サーカス、象の視察 | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ ヴィーガン ~
こちらは調教の公開中に、調教師に飛びついたトラの映像です。
飛びついた直後、2名の調教師に、棒やムチで叩かれました。
このトラは、調教師達からいじめを受けています。
#animalcruelty in circuses is the same everywhere in the world.
— °•° IⓋY °•°🌱🐽🐾🦋💚 (@Ivy_MiddletonUK) August 14, 2020
Captive wild animals like this tiger are tortured and abused and deprived of food to do the tricks people pay for when visiting the circus. This the truth of the circus! Don't buy a ticket! #veganaf#animalrights 🦁 pic.twitter.com/qfhsemvccf
無抵抗のトラに乗っかり、体重をかけて圧迫をしたり、頭を叩いたりを繰り返しています。
もう1人の団員も、耳を引っ張って虎の顔を持ち上げ、顔を叩いています。
これらがサーカスの調教の現実であり、調教によるストレスが限界を迎え、動物達が調教師を襲う事件が後を絶ちません。
野生の中で暮らしていた子熊を無理やり誘拐してきて、虐待されながら芸をしこまれたクマさんは全然幸せじゃない。動物サーカスは止めろ!😠🐻 #NoAnimalEntertaiment
— Miss Marple Ⓥ (@lovemissmarple) January 20, 2020
julie marie cappiello Ⓥ @jmcappiellopic.twitter.com/KVUAT6yHD0
調教師が襲われて、怪我をしようと命を落とそうと自業自得でしょうが、襲った熊が殺処分されてしまうのではないかという懸念があります。
繁殖期に入っているだけ? | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ ヴィーガン ~
ストレスによる攻撃が他の弱い動物に向いてしまう場合もあります。
非常に悲しい出来事です。
サーカスの動物達は、野生動物です。
野生の動物達は、恐怖の中、強引に捕らえられます。
群れの中の1頭を捕らえる場合は、必要な対象以外は皆殺しになることもあります。
人間の一時の娯楽のために、動物たちは一生、虐待されながらショーを行い続けているのです。
サーカスを見るのは好きですか? | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ ヴィーガン ~
以下は、木下サーカスのショーの様子です。
ライオンの表情が何とも悲しげです。
木下サーカスでは、ショーの後、象たちは、一般人と800円で記念撮影をさせられます。
無知な日本人が群がり、大盛況です。
象はこの記念写真がかなりストレスなようで、
首を上下に振ったり左右に振ったりといった常同行動が頻繁に見られました。
このような虐待が明るみに出たため、世界では、野生動物のサーカスを禁止する国がいくつもあります。
フランスもつい先日、野生動物を利用したサーカスや、イルカショーを禁止する法案を可決しました。
サーカスやイルカショーの禁止の議論は、2000年から行われていたとのことで、21年も経ってようやく可決された形になります。
日本なんて、議論すらされていません。
日本人が、動物利用の残酷さに無知な人が非常に多いからです。
政治家たちは、票にならないことはやりません。
議論されない=日本人の関心が低いということです。
動物利用のサーカスに行く限り、動物達の苦しみは永遠に終わりません。
動物利用のサーカスに行くのをやめましょう。
木下サーカスに行くのをやめましょう。