桜の樹 -14ページ目

Aloha!Hawaii -ハワイ時間 11月9日pm -

ホノルル空港に到着後、空港まで運んでもらった荷物を一旦受け取って航空会社に

預けなおしました。ホテルで荷造りした時点ではスーツケースの鍵をかけていて

問題なかったのですが、この時点で鍵は全部あけておくようにとの指示が。

保安検査の強化のために荷物の中身までチェックする場合があって、鍵をかけたままだと

壊してあけられることもあるとのことでした。私のスーツケースはダイヤルとキーの2重ロック

だったので、ちゃんと解除できているかが心配になって、手続きの前に何回もあけたり閉めたりして

確認してしまいました。鍵をかけない状態で預けるのは正直不安です(>_<)


飛行機が出るまで2時間ほどの時間があったので、空港内をウロウロ。

大きな免税店もあって、ここまで来ても『あー最後にこれ買っちゃおうかな!?』と

物欲が湧いてくるのをとめられません。お腹が空いたので何か食べようかと思いましたが、

小銭が残らないようにABCストアで使い切っていたのでハンバーガーさえも手が出らず・・・

少し現金を残しておけば良かったです。仕方が無いので早めに搭乗ゲートまで行って、

まだまだがら空きの椅子に座って待っていました。でもこれが逆に正解だったようで、

時間が迫ってくるにつれてゲート前は大混雑!満席便だったこともありすごい人数で、

椅子が足りなくて立って待つ人も居ました。


 

-ハワイ時間 11月9日pm13:30 -

 

いざ飛行機に乗り込み、指定されていた2階席に座っていよいよ離陸です。

友達とは前後並びでしたが、日本語音声+英語字幕が新鮮な『電車男』のビデオが

流れたのであまり退屈しませんでした(でも「Mr TRAIN!」て見るとどうしても機関車

トーマスが頭に浮かんでしまう)。


機内食は和食で『石焼ビビンバ』

石焼ビビンバ


軽食には冷やし中華』でした。

冷やし中華


 

-日本時間 11月10日pm18:00頃 -


ウトウトしているとまもなく中部国際空港に到着しました。

『あ~、日本に帰ってきたんだなぁ』とさすがにホッと一息です。

ここから福岡行きに乗り継ぎですが、ホノルルからの便に乗っていたほとんどの乗客が

同じコースみたいで、国内線の飛行機の中はハワイからずっと一緒の顔ぶればかり。

途中上空から見た大阪の夜景が大小のビーズを散りばめたみたいにとっても綺麗で、

印象的でした。



無事に自宅にたどり着き、お土産の整理をします♪


ボディバター

THE BODYSHOPのボディバタークリーム

ネイルスタンド

ネイルラボのトップコートとネイルスタンド(瓶を傾けた状態で固定できる☆)


お土産

その他イロイロ



¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨∵¨


こんな感じで、人生初の海外旅行は無事に終わりました。

ハワイの太陽が日射消毒してくれたのか出発前に引いた風邪もコロッと治り、

体調がずっと良かったのが幸いでした。


日常を離れて知らない人ばかりに囲まれる・・・いつもと違う言葉で会話しようとする・・・

それだけで普段使わない神経を使うことになって、面白かったです。

細胞1つ1つが活性化して、アンテナを張り巡らせて『感じよう』としている。

懸命な自分自身に対して、あっ私こんな一面があったんだ~と驚くこともありました。


どんなに眠くて疲れていても、頭の中の一部分が冴えている感じ。


遊んでいる時とか食べている時、楽しんでいる自分がいるけど、

どうしようもなく緊張・興奮した液体がカラダの中に常に一筋流れていて。

でもそれが不快なのではなく、その感覚を感じていたからこそ、

より楽しめたように思えます。


ある意味ハイ状態とかギリギリの状態^_^;



これが困ったことに病みつき要素があるみたいで、

また旅行に出かけたいと毎日考えてる始末・・・。


まだ人生の時間は長いし、ハワイではなくても違う国を訪れることがあるでしょう。


行く度に新しい場所に出会える。

新しい自分に出会える。



そのことが、今からとてもとても楽しみでなりません。

 


∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴.





Aloha!Hawaii -ハワイ時間 11月9日am -

ラナイから 2

ホテルの部屋のラナイから。

こんな風に晴れていても急に雨が降ったり、でもすぐに止んで虹が見えたり・・・と、

ハワイの天気は7変化でした。



モーニングコールがかかってくる時間前には起きだして、身支度を整えます。

7時ジャストに


『ジリリリリン♪』


『Hi』


『This is the morning call of miramar at waikiki・・・』


『Thank you!』


『This is the morning call of miramar at waikiki・・・』


『???』


テープ音声に向かって一生懸命喋ってしまいました・・・(ーー;)



30分後にホテルの係りの方がスーツケースを運びに来てくれて、あとはホノルル空港で受け取る

ことになっています。空港までのバス出発は11時頃だったので、朝食をとってからもう一度近場を

ぐるっと散歩することにしました。

DFS近くの通りで目を引いていた、建物を囲むすごく大きなリボン。

たぶんフェラガモの名前が入っていたような・・・

ロイヤル・ハワイアン・ショッピングセンターかな?

可愛い・・・


ハワイで見た信号(青)。

人のマークが点灯していますが、すぐに点滅し始めます。

場所によっては点灯が5秒ほどであっというまにチカチカしだして焦りました・・・

でも点滅の時間は結構長い。日本の歩行者信号とはちょっと感覚が違ってなかなか

慣れませんでした。

青信号


こちらは赤信号。

手のひらマークが点灯します。

赤信号


ワイキキビーチにも寄って、椰子の木とたくさん写真を撮りました。

椰子

貸しボート屋のお兄さんがニコニコ笑いかけてくれるけど、もうすぐ

機上の身・・・あぁもう一度海に入りたい。


小銭が幾らか余っていたので、フードパントリーで物色。

このスーパーは本当に見て回るだけで楽しくて、もし機会があればコンドミニアムに滞在して、

材料はここで調達して自炊するのも楽しそうだと思いました。野菜の重さを量る大きなタライみたいな

吊り篭、一抱えある肉の塊など圧巻です。面白いのがお米売り場で、日本の雑穀米の感覚なのか

ラベンダー米が売っていました。ぎゃ~、これはちょっと私食べられそうにありません(>_<)


アイスクリーム!

アイスクリームだけパチリ☆

全部手のひらサイズでなく、抱えて持つ大きさです。美味しそう・・・。

左手で抱いて、右手ででっかいスプーンを使って直食べしたい!


ABCストアに立ち寄って小袋のマカデミアナッツを購入し、手持ちのお金を殆ど使い切りました。

時間が迫ってきたのでホテルにもどってから、ホノルル空港までバスで向かいます。

さようならワイキキ、また来るからね・・・。


  

 


-続く-

Aloha!Hawaii -ハワイ時間 11月8日pm -

-ハワイ時間 11/8 18:00pm-

 


チャーターバスから降り立ち、いよいよスターオブホノルル号の船内へ。

途中、他のバスに乗っていた浴衣を着込んだ年配者のグループを目にして、微笑ましく感じつつ私達の座る席を探します。丸テーブルに6名座る形だったため、2組の夫婦と相席で座りました。ちょっぴり緊張。

中はこんな感じです。

船内

テーブルごとに給仕係が決まっていて、総司会者の女性が『このテーブルの係りはマイケル・ジャクソンです!』とニコニコ言い放ちました。そこへ登場したのが本当~にマイケルそっくりの、髪をキュッとまとめた男性。一瞬『そっくり~!本物~!?(←な、わけない)』と友達と色めき立ちますが、名前はキャメロンMRで『Cameraと呼んでください』と大変フレンドリー。カメラさんって覚えやすい名前だなーと、ディナークルーズという舞台に張っていた気分がホッとゆるみます。

すると、カメラ(これは本当の・・・えっと、photoの方の)を構えた女性の給仕さんが、参加者1組ずつ写真を写してくれると声を掛けてきました。言われるがままに、テーブルの3組各々で寄り添って撮ってもらいます。良く撮れたのをパンフレットにでも載せるのかしら、と思っているうちにディナーショースタート。

船内中央に小さいステージがあり、ミニコンサートのようなものが繰り広げられていきます。ギターとサックス、ボーカルという程度ですが間近で聴くとやっぱりムード倍増で気持ちよかったです。知ってる曲(SUKIYAKIとか)・知らない曲・時々客からのリクエストも受け付けながら、たくさん歌ってくれました。ただ、コンサートの間は陽気なボーカルの方が進行役だったのですが、あらゆる場面で手拍子の要求や『一緒に歌おう!』の煽りを入れるので、まともに応えていたら全然食事に手が付けられない状態。それに気が付いたのはかなり時間が経ってからで、途中から超ハイスピードで海老やら肉やら詰め込むことになりました(T_T)もうちょっと味わって食べたかった・・・。

 

では肝心のお料理をご紹介♪

はじめに前菜のフルーツやチーズ・クラッカーなどは取り放題でした。

カットフルーツの中に普通に生パパイヤがあったのが、珍しくて嬉しかったです。

サラダ

サラダと、手前の(フラッシュで飛んでる・・・)円形のものがテリーヌ。

キャメラさんがサーブしてくれながら、『これは僕が作ったんだよ!僕は実はシェフなんだよ!』と冗談をかっ飛ばしてきます。 あぁ~ジョークを言っていると解ってても『really!?』としか返せない・・・ていうか半分『えっ、そうなの?』と信じてしまったアホな自分です。

ロブスター

第一のメイン、ロブスターが登場。

専用のハサミを使い、殻を割って身を取り出します。

最初に総司会者の方が割り方をレクチャーしてくれますが、刃を入れる向きとか結構難しい。私は蟹でさえホジホジしたことが殆ど無かったので、周りの人のを見よう見まねで何とか・・・って感じでした。奥に見えるのはバターソースと醤油ベースのつけダレ。苦労して身を取り出したからか、なかなか美味しかったです。ちなみにまたここでキャメラさんが『この司会の女性は僕の妻です!!』とうそぶいていました。司会者は『もー、本当にハワイの人は冗談が好きで・・・』とやんわり返してましたが目が笑ってません^_^;セ、セクハラ・・・? 

 

ステーキ

第2のメイン、ステーキです。

付け合せの茹で人参はガリッガリで、ほとんど生。でも話を聞くとハワイでは人参は硬めを食べるとのことでした。あとはアスパラとインゲンとパプリカと・・・右奥のクリームみたいなのはマッシュポテトです。前日のチーズケーキファクトリーのドッカン生クリームを見ていたのでちょっとヒヤリとしましたが、紫芋を混ぜたお芋の味。このお皿が出てきた辺りは、結構急いで食べていました。2ドリンク無料だったのにやっとカクテル1杯飲み終えたくらいで、あれ?もう次デザートだ!とちょっとバタバタになってしまいました。


カメラ係の人が来て、最初に写してくれた写真を立派な表紙つきで配ってくれます。『1枚2000円です。』

高・・・っ。だけど撮る前に要る要らないを聞かずに、現像してから選ばせるって賢いなぁと思いました。いざ見たら欲しくなりますもん。今回は自分のデジカメ持参だったのでパスさせてもらいました。

 

宴の終盤にはハワイアン・ショーも。

ハワイアンダンス

綺麗な衣装を身に着けたダンサー達が踊りを披露してくれました。

ダンスにも一つ一つに物語の流れがあったみたいです。

そうそう、会場の空気が暖まってきた頃、バンドマン達が『どうぞダンスを踊れる方はステージへ!』とノリノリな曲を演奏し始めたんです。すると何組かの男女が颯爽と浴衣の裾をひるがえして・・・え?浴衣?そうです、乗船する時に見かけた浴衣の高齢者グループは、実は現役バリバリのダンサー達だったのでした。しかもウリナリでナンチャンと杉本綾が踊るような、突いて引き寄せて回してくぐらせてターンターンの 社交ダンス!!たぶん平均70歳位だったのではないでしょうか・・・観ているこちらが『あんなに動いて大丈夫!?』とちょっとハラハラするくらい激しいダンスを披露してくださり、満場の拍手がしばらく鳴り止みませんでした。すごい体力です。 


続いてはハネムーンもしくは結婚記念日でハワイに来ている夫婦のダンスタイム♪

参加者の約半分が席を立ってステージ前へ。

私のテーブルの、1組の夫婦もハネムーナーでした。

チークダンスでゆらゆらゆらゆら踊る新婚さんたち。果てには進行から『熱いキスをどうぞ!』(えー)

で、本当に皆キスしてるし!絶対日本じゃ人前でできない・・・。

このハワイの空気がそうさせるのでしょうか、恐るべしディナークルーズ。

チークダンス

それを横目にデザートとコーヒーを頂きます。

デザート
ベリーのムース。

はー甘いです。ムースも会場の空気もスイートです。

よくよく周りを見渡すと女2人組って殆ど居ません。むむ、ほんのり寂しいかも!?


しかしそこで全員参加の最後のゲームが始まりました。


隣の人の肩に両手を置いて、大きな大きな輪になるまでどんどんむかで状に繋がって行きます。

完全に1つの輪になったところで、ヤングマンのミュージックがスタート。給仕さんたちをお手本に、振り付け入りで皆で大合唱です! 

 

『Y~MCA~♪♪Y~MCA~~♪♪』

 

これがめちゃめちゃ楽しかったです。

綺麗な格好した人たちが大勢でY!M!C!A!ってやって、皆ニコニコ笑顔。不思議な一体感でした。



ちょうど船が港へ戻った頃にこうしてフィナーレを向かえ、順番に下船。

またチャーターバスに乗り込みワイキキ中心部まで戻りました。

 

 

ホテルに戻って荷物の整理。翌朝のモーニングコールは7時、荷物引取りは7時半とのことなので、夜のうちにできる限り荷造りし、12時くらいにはベッドに入りました。だけどもうハワイとお別れと思うとまだまだ帰りたくないような・・・そのくせ日本の、住み慣れた自分の部屋へ早く戻りたいような・・・変な気持ちで、なかなか眠りにつくことができなかったです。

 

 

-続く-

魔法のお粉

マスカラが無くなりそうだったので、ドラッグストアに買いに行きました。

ついでにファンデーションも、今使っているコーセーのルティーナからカネボウのレビューにしようかと思案しつつ・・・。ちなみに私は、パウダリーファンデーション派です。リキッドは塗るの難しそう&仕上げ用パウダーが要るから高くつきそう、と敬遠していたのでした。


お店に入ってレビューのコーナーで色味を選んでいると、化粧品担当の店員さんが話しかけてきて『良かったら塗りましょうか♪』の一言。私の肌状態などを聞きながら、お姉さんがピックアップしてくれたのはリキッドファンデ+下地。しかもレビューではなくフリープラス(カネボウの、お肌に優しい系)のライン・・・。


はぅ、レビューの『お嬢様フェイス(加藤あいちゃんが謳っている)』は捨てがたい。


『リキッドは難しそうってイメージがあるんですよー』

『レビューとフリープラスはどんな風に違うんでしょう?』


と、それとなくレビューを連発する未練タップリな私・・・でもお姉さんがとにかくオススメしてくれるので、大人しくメイクしてもらいました。ウエストに巻く化粧ポシェットと言うのでしょうか、美容師さんのハサミ入れみたいな・・・そういうのを身に着けていて、お姉さんカッコいいな~と見とれてしまう、カタチに弱い27歳。


そんなこんなで下地からファンデ、パウダーまでのせてもらって鏡を見るとやっぱりいつもの肌とは全然違う自分が居ました。なんというか、自信オーラが醸しだされてます。それもそのはず、使ってもらった下地はもはやフリープラスでさえなく(笑)、カネボウのドルティアというちょっと奥様系のライン。更に仕上げのパウダーは、1年に1度しか発売されないという魔法のお粉、カネボウの秘密兵器とも言える品だったのです・・・。やばいやばい。これ全部買わされるのはやばい。でも買っちゃおうかなと思ってる自分がもっとやばい!


店員さん『このお粉はですね、自分への☆ご褒美☆に良いと思いますよー』


はい、買います!!


∑( ̄ ■  ̄;)


地下鉄で帰途につく私の膝の上には、下地とパウダーとマスカラと、色々サンプルとおまけでもらった栄養ドリンク。ファンデはもうちょっと家に残っているのを使おう・・・と見送りました。


ミラノコレクションン2006

これがパウダーです、その名もミラノコレクション2006。

カネボウが毎年中身の成分・外観ともにバージョンチェンジしながら出しているそうです。

なぜ1年に1回しか売らないかというと、ずばり1年間もつから!

中身はパウダーが固められていて、表面に蓋と同じ女神が彫られています。


ミラノコレクション2006Ⅱ

普通のこういう固形タイプのお粉は、割れやすく絵を彫ることができないそうです。

でもこれはとても粒子が細かく柔らかいから可能である、と。

・・・こののせられやすい性格、なんとかしなければ^_^;


いや、でもこれは本当に気に入ったからめぐり会えて嬉しかったです。

容器も可愛いし、1年間買いなおさなくて良いし、何より肌につけた時にすごく綺麗に見えて、気持ちがシャンと引き締まるのでした。よしやるぞ!ていう風に・・・。最近迷いも多く、『吹っ切る勇気が出ない』そんなこともあったのですが、現状打開の手助けになってくれるかもしれません。


女の人ってお化粧一つで気持ちが変わるから不思議。


あっ、この効果こそが魔法のお粉と言われる所以なのかも??

カントリークッペ&チーズベーコンクッペ

中級第7回目、カントリークッペチーズベーコンクッペです。

どちらもラグビーボール型のパンで、フランスパン専用粉を使って作ります。チーズベーコンの方は実際はチーズ入りとベーコン入りを1本ずつ焼くので今回はお持ち帰りがビッグサイズ3本!幸せ~~。


先に出来上がり写真から。


カントリー・チーズ・ベーコン

上からチーズ・カントリー・ベーコンです。


チーズベーコン
断面図。細切れベーコンとプロセスチーズが隠れています。


初めて体験したのが蒸気焼成という焼き方。教室では大きいガスオーブンを使用しているので、だいたい天板3枚がセットできます。最下段の天板とオーブンの底面との間に幾らか隙間があるので、あらかじめその部分にレンガを置いた状態で300度という高温で予熱をかけています。成型したパンを乗せたフランスパン用鉄板をセットした時点で、そのレンガに熱湯をジュ~ッとかけ、扉を閉めて今度は温度を180度まで下げて焼き上げます。温度がさがる間には庫内に熱々の水分が充満。こうして極端に高温の水蒸気の力でパンの表面を最初に焼くことで、噛んだ時にパリッ・ムッチリ~の食感が楽しめます。保存していたものをトーストしてもまた焼きたてのように美味しく食べられました。


表面が裂けているのは、焼く前にクープという切れ目をカミソリの様な刃で入れているからです。その上に細切りバターを乗せると、オーブンの中でどんどん切り口が広がってくれます。今までは片刃のカミソリ(シンプルな長方形の、ひげそり用のみたいに小さいもの)を指で持ち、どちらかというと垂直に立てて切れ目を入れるパターンばかりでしたが、今回は持ち手を装着した両刃のカミソリを使って寝かせるように傾けてスーッとパンの表面を撫ぜていきました。


カミソリ刃

両刃カミソリ。画像は持ち手が左にありますがこのまま右手で持ち、刃の角っこを使って皮を一枚すくうような気持ちでススーッと。楽しいんですが、やってみると難しくて・・・。力を入れると生地がよれてシワシワになるし、あまりにソッとすると焼いた時に綺麗に裂けてくれないし。たくさん練習してコツを掴むしかなさそうです。



そうそう、蒸気焼成を間近で見たことで、ますます新しいオーブンが欲しくなってしまいました。

加熱水蒸気とか過熱水蒸気とか謳って、熱々の水蒸気が調理してくれマス♪というのが流行ってますもんね~。なんで水分で揚げ物ができるんだろう??と謎でしたが、こんな感じなのかと納得。

★今日の感想★超高温の水蒸気は頼れるヤツであります(*^_^*)