プリン求道
先日、念願の大きいオーブンレンジを購入しました。
今までは容量15ℓで、新しい物は32ℓ!
なんと2倍以上の大きさです。
ターンテーブルが無く庫内が広々としていて、10年ほど前の製品を使ってきた身としては
浦島太郎状態。ご飯を温める時の温度設定ができたり、レンジのワット数が色々選べたりして
めちゃめちゃ便利です。
付属のレシピ本も、売っている料理本みたいにバリエーションに富んだメニューが
たくさん載っているので『次はどれを作ろう』と眺めているだけで楽しく、あっという間に
時間が過ぎてしまいます。
この前はプリンを作ってみました。憧れの湯せん焼き♪
型を並べた天板にお湯を張って低温で蒸し焼き、ていうのを一度やってみたかったんですね。
できあがったものは、自分で作ったという贔屓目もあってか想像以上に美味しく感じました。
もうプリンお店で買わなくて良いんだ!みたいな。
卵の黄身・白身の個数と、牛乳・生クリームの量によって口当たりがだいぶ変わってくるらしいので、
色々試して自分の『これが好きだ!』という配合に行き着きたいと思います。
個人的にはプリプリ逃げる感じのものより、少しクリームっぽいのが良いです、
スプーンの縁を当てると、弾くんじゃなくてサックリ沈んでいくくらいの。
唐突ですが、最後に ~ 好きなプリンベスト3 ~
①岩田屋の地下で買えるアンテノールのブリュレ。
上がカチカチのパリパリで、中はクリーミー。粒々のバニラビーンズを数えながら、
大事に大事に食べます。近くの病院に通っていた時、「終わったらブリュレ買って帰ろう」と
思うと毎回元気が出たカンフル剤的プリン。
②鹿児島でたまたま見つけた超美味しいプリンが買える、明石屋の洋菓子部門『エルモンド』。
液体でない半固形のカラメル(と言うよりずばりキャラメル)が、透明カップに入ったプリンの上部を
覆っていて、全体的に濃い~~です。でもクセになる甘さで、帰省した時に食べると乗り物疲れが
吹っ飛びます!
③森永の焼きプリン。
昔はてっぺんのフニャフニャがどうしても苦手だった焼きプリン。
でもこの焼きプリンは、フニャフニャさえも香ばしくて美味しいです。
どちらかと言うと甘さ控えめで、バニラエッセンスの酔いそうな感じがないところが好き。
お供に紅茶なぞあれば、何も言うことありません~ヾ(@^▽^@)ノ
長崎旅行③ ~ハウステンボス+α(グルメ)~
吉宗をあとに、向かったのは日本最古の中華街・長崎中華街です。
私は中華街と名の付く所に行くのは初めてなので期待が高まります。
目立ったのは中華料理全般のお店、カステラのお店、ちゃんぽんのお店・・・。
店頭で実演販売している焼き豚マンなど垂涎ものでした。
垂れ幕に書かれている『さるく』という言葉は長崎の言葉で『ぶらぶら歩く』という意味だそうです。
これ良い言葉ですね。「ちょっとさるいて来る」とか、「その辺さるこう」とか、活用するんでしょうか?
中華街では主にお土産用にシュウマイやちゃんぽんセット、カステラを購入。
そして友人オススメのフルーツ大福も。
『和菓子屋・双葉屋』さんの商品で、果物の形をした大福餅なのですが、
なんとそれぞれの果物が中にゴロッと入っています。(苺大福のバリエーション?)
私が選んだのは姫桃・あんず・梅です。甘い果物と、あまり甘くない白餡が溶け合って美味しい♪
女性や子どもが絶対喜ぶお菓子だと思います。福岡のデパートにもお店が入ると嬉しいのに。
中華街を2周程まわり、最後に餃子屋さん『雲龍亭』へ行きました。
カウンター席の目の前で職人さんがひょいひょいと鮮やかに餃子を包んでいきます。
ニラとじを作る時に私の眼がキラーン☆
フライパンを手前に傾けて、できる深みに直接卵を割ってクルクルと混ぜ、それからフライパンを
回して全体に広げているのです。私も家で炒飯とか作る時にフライパンに直に卵を割る時が
ありますが(ボールで溶いたら洗い物が1個増えるから。・・・^_^;)、いつもフライパンの中央に
適当に割ってガーッと混ぜてました。すると黄味と白身があんまり混ざらないからマダラの炒り卵が
できてしまいます。だけど傾けた所でクルクルすると大体均一に黄色い卵になることに気づきました。
まさにコロンブスのニラたまご!!
この時以来、卵を炒める時は『深みでクルクル法』で混ぜています。
ちなみに餃子の包み方もジッと見ていましたが早すぎてコツなんてとても・・・
男の人のすごく大きな手から、キュッと締まった小ぶりの餃子が次々に出来上がるのは
不思議な感じですが大変小気味良かったです。
パリッとした一口餃子はパク・パク・パク・・・であっという間に食べられました。
お土産用に焼いてもらったパックを抱えて帰途につき、1泊2日の短い旅は無事終了です。
今回は、一緒に行った同僚の一人が昔よく長崎を訪れていたそうで、彼女のナビゲートで
どの場所も楽しく過ごすことができました。
誰かに紹介したい!と思うオススメのお店ばかりだったので、もし興味がありましたら
ぜひぜひ行ってみてくださいね☆
長崎市新地町8番12号
TEL 095-823-8581
営業時間 9:30-20:00
■LINK■雲龍亭(浜町店)
長崎県長崎市浜町10-3
TEL 095-822-4621
営業時間 15:00~翌1:00(日・祝13:00~24:00)
長崎旅行② ~ハウステンボス+α(グルメ)~
さてさて、一夜明けて本日のメインは長崎市内の観光。
昼過ぎから天気が崩れるというので早々にハウステンボスをあとにしました。
向かったのは『吉宗(よっそう)』。
長崎出身の会社の先輩から、茶碗蒸しをドンブリで食べられると聞いて
ずっと前から気になっていたお店です。
看板料理はこちら、茶碗蒸しと蒸寿司のセット。
私は勝手に一抱えもあるドンブリ茶碗蒸しを想像していたのですが、
両の手のひらで包める程の大きさでした。
一匙すくって口に運ぶと、つるるんとした食感とホッとするお出汁の味があ~堪りません。
2セットくらい食べれそうと思っていたものの、約10種類の具が入った
『噛む茶碗蒸し(勝手に命名)』、蒸寿司と交互に食べるとちょうど良い量でした。
この日のお天気は前日と打って変わって雨。
4月の霧雨はそっと体温を奪い、お店に入る前の私達はかなり冷え切っていました。
温かい食事はじんわりと体に染みて、外の薄暗さと中の蛍光灯の明るさのコントラストに
妙に安心感を覚えました。
この場所は安全だ、みたいな。
だからすっごく長居してしまいました。
広間に間隔を空けてテーブルが並び、隣のテーブルが話す内容が気になる距離ではなく、
でも静か過ぎず適度なザワザワ感があって。
なんでこんなに落ち着くんだろう、畳の手触りと高い天井のせいかな?と不思議に思っていて、
福岡でホームページの格好つけずに、普通の人を大切にするのが吉宗の商売という
言葉を読んで納得できました。
吉宗は1866年(江戸)以来の伝統を継いでいるのに、いわゆる敷居の高さを感じさせない
お店でした。かといって決してカジュアルというわけではないのですが、印象深かったのは
従業員の方々が皆さんハキハキして元気だったこと。玄関で靴を預かって札を渡してくださる
係りの方、配膳をしてお料理の説明をしてくださる方、お勘定のカウンター越しの女性・・・。
清々しさ・潔ささえ滲み出る所作は、誇りや自信に因るものでしょうか。
キラキラしていて、『ひらかれている』と感じるものがありました。
独特の雰囲気・居心地の良さを味わいに、きっとまた訪れたいと思います。
長崎市浜町8-9
TEL/095-821-0001
営業時間/11:00~21:00
(20:00オーダーストップ)
その③に続く
長崎旅行① ~ハウステンボス+α(グルメ)~
挨拶もなく冬眠してしまって、大変失礼しました。
見に来てくださっていた方、どうもありがとうございます!!
しかもずっとトップの写真が櫛田神社の鬼の顔ですいません(汗
気分を変えてお花なぞ・・・ハウステンボスのチューリップ祭りの写真です。
4月のことですが、会社の同僚と長崎1泊旅行をしてきましたので、
その時のことを書こうと思います。
福岡から車で2時間少しのドライブ。
ペーパードライバーな私はいつも通りお菓子奉行です。
(注:信号停車中などにすかさず運転手にお菓子を食べさせる係)
チロルチョコどうぞ~。ポッキーどうぞ~。と口に運んでいあげている間に車はグングン佐世保市内へ
入って行きました。昼食に佐世保バーガーをと目指した先は佐世保駅近くのビッグマンです。
こちらはタレントの柴田理恵さんが『いいとも』でお気に入りと紹介したことがあるらしく、
友人のオススメ。店内には確かに柴田さんのサイン色紙が飾ってありました。
ジャジャン!
ベーコンとチーズのハンバーガーです。
自家製ベーコン使用とのことで、本当に旨みがあって美味しい。
ベーコンの脂とハンバーグの肉汁が口の中でジュゥワ~って広がります♪
ところで、たまたまかもしれませんが下のバンズとハンバーグの面同士がくっついて一体に
なってるように感じました。食べる時に飛び出さないため?う~ん、どうやって焼いているんでしょう?
お供にはフライドポテト+オニオンリング、そしてジンジャーエールという色々な意味で(①美味②太)
ゴールデンな組み合わせ。そういえばお店にたどり着く前に、海上自衛隊佐世保支部の案内標識を
見かけました。異国から伝わった食べ物に舌鼓を打ちながら、今昔佐世保港を行き来した船・そして
諸外国に思いを馳せるのでした。
さて、車は一路ハウステンボスへ。
宿泊先のホテル日航ハウステンボスにチェックインした後いよいよ入国手続きです。
園内の至る所にチューリップが咲いていました。特に珍しかったチューリップが、その名も
『ハウステンボス』という品種です。
ピンクとホワイトの色合わせで、花びらの縁がチリチリとレースのようになってとってもロマンチック!
苗の販売もしていたので購入もできるようでした。
花々を愛でながらブラブラと歩き、興味が湧くままにショップに入ります。
ミッフィーの限定品がたくさんあるブルーナショップナインチェ、お店の中が繊細な音でいっぱいの
オルゴール店パンドラ。珍しいものが一杯で、ちっとも飽きません。
おやつにジェラード屋さんでピーチ・ヨーグルトのアイスを買って、噴水広場で食べました。
気分はまるでオードリー・ヘプバーンだぁね~と調子にのっていると、次に行った天星ホールの占いで
『何をやっても上手く行かない時期がある。それは人生の大事な節目節目に重なる』という
怖い結果が・・・うぅ、浮かれた罰でしょうか(;_;)ショボーン
ひ、日も影ってきたので気を取りなおして、夕闇に浮かぶチューリップの中を散策しました。
下の写真はパレ・ロワイヤルという建物です。
オランダの女王陛下が住んでいる宮殿の外観を再現しているそうで、中は美術館に
なっています。本当に大きな、いかにも『お城!!』という感じの建物でした。
行った時間が遅すぎてもう中には入れなかったのですが、アンティークっぽいインテリアや
壁画があって面白そうなのでぜひ次回訪れてみたいと思います。
そして楽しみにしていた花火が始まりました。
レーザー光線と大音量の音楽で演出され、スピード感に溢れたショーは想像を超える
壮大さでした。15分程度ですが全く物足りなさを感じさせず、ちょっと肌寒い中で友達と
くっつき合って見上げる春の花火、なかなかオツなものでした。
夜は更けて・・・
アクシデント発生。
その日はスマスマの特番をやっていて、スマップ好きな同僚はテレビに
どっぷりでお風呂に行く気配がありませんでした。
『ねーねー、お風呂入らんと?』と聞くと『入る入るー』の返事。
実は失敗してちょっぴりヒールのある靴を履いてきてしまった馬鹿な私・・・
石畳を歩けば溝にカクンカクンはまり、避けて花壇沿いを歩けば柔らかい土に
ズボズボはまり・・・足が限界つらかったのです。だから一刻も早く大浴場に浸かりたい♪
『お風呂12時までやけど、まだ行かんと?』
『えっ!?もしかして下(大浴場)行くと!?』
『うっ!?うん。え?行かんと!?』
『部屋のお風呂で良い・・・』
(;_;)えぇぇーーー、せっかく大きいお風呂があるのに?足伸ばして入れるよ?
ちょっとカルチャーショック。でも2人とも実家暮らしだから家のお風呂が大きいんでしょうか。
(うちのマンションのお風呂は、お豆腐の入れ物みたいで本当に小さい)
まっいっかーというわけで1人で浸かってきました。
時間ギリギリまで一時間、他にほとんど人も居なくて貸し切り状態です。極楽至福~。
ひたすら足をマッサージして、頭の中で翌日のことを考えます。
明日は茶碗蒸しで有名なお店と餃子屋さんに行って・・・中華街で綺麗な果物の大福を
買って、お土産にカステラを・・・って、全部食べ物だ!ゾゾ~。
そんな感じで湯煙の中でまどろみつつ、1日目終了。
お風呂は大満足。やっぱり旅行に来たら温泉気分を味わわなくちゃー。
ちなみに日航ハウステンボスは各部屋にパジャマが準備してありました。
浴衣と違って着崩れしないから嬉しかったです(^^)
その②へ続く
櫛田神社で節分大祭
鬼は~外♪
ガオ~~!!
福は~内♪
オーホホホホホ!!
ビクッ
も、もういっちょ 福は~内♪
ガッハッハッハッハ~!!
鬼より福の方が迫力があるんではなかろーか・・・と思ってしまったのは内緒の話。
2006年節分大祭in櫛田神社に行って来ました。
福岡中洲にある櫛田神社は、博多山笠のお神輿かつぎの出発地点になっています。
それだけ地元の人にとって身近な、そして大切な存在ということなのでしょう。
毎年2月に行われる節分大祭は、博多座で公演中の歌舞伎に出ている役者さん
(今年は坂田藤十郎さん)や年男・年女の方々が豆やお菓子を投げるイベントです。
壇上から降ってくる袋入りの福豆や飴玉を何とか掴もうと、ギュウギュウ詰めの人々が
必死で手を伸ばします。人出の数、なんと5万人だそうです。
この風景、県外の方でももしかしたらテレビのニュースで目にしたことがあるかも?
私も毎年開催されることは何となく知っていたものの、参加するのは初めてです。
豆まきが始まる前はわりと前後左右に余裕の空間があったのに、いざ豆が飛んでくると、
もうその場は阿鼻叫喚の世界。満員電車の中でのバーゲンセール状態でした。
『それアタシのよ~~ッ』
『落ちたぞ、拾え拾え~~』
で、人波に揉まれ揉まれてほとんど足が地面についていなかったです。
それでもしっかり手は差し出して、前の人と自分の体の間に飛んできたブツは
しっかりゲット。フード付きコートを着て行ったのですが、図らずもフードの中にも
ひとつ収穫が♪だけどこれ、会社でコートを脱いだ時に気づきました。頭の後ろに
お菓子を入れて出勤する27歳。上司に呆れられ、同期に笑われ。。。^_^;
- おまけ -
せっかく中州に足を伸ばしたので、川端商店街の中で気になっていた
やきカレー屋さんでお昼を食べました。
『伽哩本舗』というお店で、全国のカレー店が集う『横濱カレーミュージアム』
(←福岡で言うラーメンスタジアムとかデザートフォレストみたいな感じ?)にも
出店していて人気があるのだとか。私の中で横浜=お洒落なので、ちょっぴり
期待感高まります。ワクワク。
じゃん!ビーフやきカレーです(ランチタイムで確か700円前後)。
ご飯の上にカレーとチーズ・目玉焼きをのせたものが出てきました。
ハ~、もうこの組み合わせ大好物(≧∀≦)!!
自分でカレー作って食べる時でも時々目玉焼き+細切りチーズ
のっけて食べますもん。見た瞬間「絶対好きな味!」と確信しました。
オーブンで火を入れているため、お皿の中はジュウジュウグツグツ。
半熟たまごを崩して混ぜながら食が進む進む・・・。
ルーがとっても濃厚なのでかなり満足感があります。
ビーフシチューでこうやってグツグツしながら出てくるのは見かけますが、
正真正銘のカレーです。老若男女問わず、試してみて欲しいな~と思いました。
伽哩本舗 (カリーホンポ)
福岡市博多区上川端町6-135