蜜柑色満月
今日はとっても明るい満月が出ていましたね。
月の光は天然石を浄化させる作用があると聞いたことがあるので、
早速手持ちのアクセサリーを引っ張り出してベランダに並べてみました。
六月生まれの誕生石なのでパールとムーンストーンのアクセサリーを
幾つか持っているのですが、どちらも月にゆかりがあるからか光を浴びせると
心なしか生き生きしてくるような気がします。
そのまま私も月光浴を楽しむことにしました。
目の前を、風に流された黒い雲が何度も通り過ぎて行きます。
雲の切れ間から月が顔を出す直前に、
分厚い雲の縁さえもキラキラと白く輝かせる…
その瞬間が好きです。
何回も何回も、流されてきた雲を見送りました。
先週、会社を退職して今はこんな風に時間がたくさんあります。
昼間は毎日何かしらパンやお菓子を作っていて、
それは私にとってはすごく楽しいことで。
同時に、有給を消化してからあと、どういう風に人生の舵をとろうか…
色々模索している日々でもあります。
ムーンストーンは女性らしさや感性を引き出す作用を持っていて、
パールは心を穏やかに。想像力を高めさせる…。
良い方向に矢印を向けられるように、石たちをお守りにしようと思っています。
*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*
石繋がりでもうひとつ。
博多大丸の1階にカレ・コペンハーゲンというアクセサリーショップがあります。
デンマークのデザイナーさんのブランドで、今とても好きなお店です。
ぱっと見た目は割とゴツかったり、デコラティブ~と思うのですが、
身に付けると変に主張しすぎることなくスッと馴染みます。
この前、アイテム同士を組み合わせたり重ね付けしたりと試させてもらって、
あんまり素敵でどんどんポ~~ッとなってしまいました。
引き付けられる石は、やっぱりその時の状況下で(ちょうど退職を決めた時期でした)
無意識に求めているものみたいで、惹かれたのは情熱・気力のインカローズや
変化のピンクオパールなど。
いつも土台はシルバーを選ぶのに、やたらゴールドベース(活力・power)のものばかり
気になるし、不思議なものですね。
大丸で対応してくれた店員さんはとても親切で、色んな石のことを詳しく教えてくれたし、
質問して解らないことは本を読みながら説明してもらえました。
また時間が経ってからお店をのぞいた時、自分がどんな石を選ぶのか密かに楽しみにしています。
チョコマロン&サバラン
パン教室の記事、間が空いてしまったんですが(゚ー゚;徐々にアップしていこうと
思います。ちなみに今、上級6回目まで終了(おぉ~)。
今回は中級第10回目、チョコマロンとサバランです。
チョコマロンは、よくパン屋さんで見かけるチョコレートの筋がニョニョニョ~と
入ったマーブル状のパン。
線状のチョコレートはどうやって入っているんだろう…?と常々思っていたのですが、
こんな秘密兵器があるんです。
これはチョコレート(ショコラ)シートというもので、触った感触はプニプニしています。
板チョコとはだいぶ違って、味もどちらかと言うと昔時々給食のパンに付いて出た
チョコペーストみたいな感じ。
このシートをパン生地で包んで何回も折りこんで、あの層が出来上がるという訳なんです。
シートの種類はたくさんあって、メープル・キャラメル・ホワイトチョコなど…別記事で
載せる予定ですが美味しかったのが黒糖シート!お豆と合わせてとっても『和』なパンが
できあがるんですよ~。
ところでこの折り込みパン、実は習う前に自分で挑戦したことがありました。
だけどメン棒でゴロゴロしても、なかなか挟みこんでいるシートが思うように
伸びてくれず、すごく中途半端なマーブル模様という悲惨な結果に…。
そんな経緯もあって習うのを楽しみにしていたのですが、実際にやってみて、
シートを充分伸ばすためにメン棒を力強くかける!というのがポイントだと感じました。
もう体重をググ~ッとかけながら一生懸命伸ばします。
だけどがむしゃらにゴロゴロすると生地が破けてチョコがはみ出してしまうので、
これが結構神経を使う作業でした。
何度か三つ折を繰り返して、長方形に薄く伸ばした生地の上に栗の甘露煮の粒を
散らし、ぶかぶかに巻いて端からカット→紙型に入れて焼きます。
焼きあがってすぐに試食タイム。
上に載せたアーモンドのパリパリと、柔らかくて温かいチョコ生地のギャップが極上です♪
熱々で食べるのがすごくオススメのパンだと思いました。
今回のように紙型に入れて焼くとあまり広がらずに巻きがゆるまないし、プレゼントするのにも
便利ですね。
もうひとつのパン・サバランは画像が無いんですが、くぼみがある型で焼いた手のひらサイズの
小さいパンをお酒のシロップに付け、生クリームとフルーツで飾り付けたものでした。
洋酒の染みたケーキのような食べ心地で、こちらは冷やして美味しいパン。
夏にアイスティーを添えて食べるのがピッタリな感じです。
今からの季節に美味しいタイプなので、もし家で作ったら写真を載せようと思います(*^▽^*)。
カチカチとぶつかり合う価値観②
その先生が私に言ったのは、
『サクラちゃん、お料理が好きって言ってたでしょ?
これが成功すれば、自宅で料理教室だって開ける!!
マンションの一室を自分の好きなように改造して生徒さんを呼んで・・・。
ねっ、素敵だと思わない?』
という内容のことでした。
お邪魔してすぐ、お茶を頂きながらの雑談の中で話したことを引っ張ってきての
台詞だったのですが、自分の夢---というか大事にしていることを利用して
営業トークされていることがものすごく耐えられなくて。
『初対面のあなたに何が解るんですか?』と言って突っぱねたかった・・・けど
できませんでした。
ただ口の中がひどくカラカラに乾き、そればかりが気になっていました。
そのあとは日用品について他社の製品との比較実演を見せられて、
『気に入ったものがあれば今すぐにでも』という言葉に『じっくり検討してみます』と、
はっきりとした決断はできずにマンションをあとにしました。
・・・
どうして私なんだろう。
今まで仲良くしてたのは嘘だったの?
具合が悪い時に飲み物を持ってきてくれたのは?
なんでそんなこと笑って言えるの?
利用された。裏切られた。
そもそも最初から友情はあったの?
友達だと思ったのは私だけ?
・・・いや、
彼女は本当に自分が気に入ってるものを純粋に勧めてるだけなんじゃない?
無理やり印鑑つかされたわけじゃないし。
義理で少し買ってあげて、私自身が他人に勧めなければ良いんじゃない?
確かに品質は良かったかも。
これって被害妄想?
友達は素直だから、先生の言うことを聞かされてるだけじゃない?
私が、目を覚まさせてあげるべきなんじゃない?
バスの中で、たくさんのことを考えて考えて左胸の奥がギュウッてつぶれてしまいそう。
好きな人の正義が、私の正義と違っている・・・。
時が過ぎ今日まで、何回かお招きの誘いがありましたが断っています。
固まりつつある気持ちは、自分は関わりを持たない。信じるものは皆違うから、
友人を説得するとかもしない。だけどもし肉親だったらとめると思う。こんな感じです。
それでも、結ばれたと思った繋がりを自分から断ち切るのは本当に苦しいです・・・。
今はまだ雨が降る度に思い出して左胸がすくむ感じがするけれど、
梅雨が終わる頃にはここから遠くの場所に居られると良い。
笑い話にしてしまえる位、
もっとずっと離れたところに立っていられますように。
カチカチとぶつかり合う価値観①
明日からお天気は下り坂のようです。
六月生まれでもジメジメした梅雨は嫌い・・・。
今日は少しだけ湿っぽいお話。
先月のこと。
2年程前から親しくしている女の子から遊びのお誘いを受けました。
その子は時々大きなメイクボックスを抱えていたし、メイクを習っていると聞いたことがありました。
お手入れ方法を教えくれるというので、初めは私の家でという話の流れでした。
だけど狭くて散らかっているからと断ったところ、『自分にメイクを教えてくれる先生がいる。
その人の自宅を貸してもらえるから』と言われ、お言葉に甘えてお邪魔することにしました。
楽しみにしていた当日は、5月には珍しいくらい切れ目の無い強い雨が降っていました。
団地の一室で迎えてくれた先生はとても綺麗な方で、同性から見てももポ~ッとするほど。
先生と友人、私の3人で一通り雑談した後、友人がレッスンしてくれることになりました。
ラインで揃えられた、使用する化粧品の紹介を受けます。
私はたっぷりしたソファに横になり、BGMはちょうど良いボリュームのエンヤです。
ウトウトするくらいの心地よさの中で、クレンジングからスキンケア、メイクまでしてもらいました。
友人が私にアイテムの説明をしながら、先生がアドバイスをはさむ・・・といった感じ。
綺麗にしてもらって、その後先生が作ってくれたお昼ご飯をご馳走になったのですが、
お茶を飲みながら2人は自分達のやっているビジネスシステムの説明を始めました。
メイク用品はもちろん、日用生活品ほとんど扱っている会社の話、商品がどのくらい素晴らしいか。
本当に良い物を人に勧めていくだけで、何年後かには年収何千万になれる・・・。
そう、表向きはメイクレッスンですが、本題は『ココ』だったのです。
あっ・・・(;´Д`)
と思ったときにはもう遅く、
画用紙3枚に描かれたツリー型図式、料金還元比率の数々。
友人は目をキラキラさせて、
『これで毎月何十万という収入を得られるようになれば、仕事をしなくても良い。
好きな時に外国に行き来することができる。それが夢でなくて、現実にありえることで、
実際にそうしている人が何人もいるんです。ぜひやってみませんか』
というようなことを言ってきました。
一倍堅実的というか真面目で臆病なタチの私は、人生の中に『働かないで大金を得られる』
という設計図はありません。(色々な考え方があるだろうけど、少なくとも自分には。)
だから全然興味が湧かずにその場にいるのが苦痛でした。例え良い商品であっても、『購入するか否か・
また購入金額によって誰かに損得が発生する』組織に加わる自分が想像できないし関わらないのが一番
、というのが私の正直な気持ちです。その場では言えなかったけれど・・・。
頭で『早く帰りたい』と念仏のように唱えつつカドがたたないように相槌を打って、
気が付けばお邪魔してから4時間が経過していました。
それでも適当に受け流していればいつかは終わると思っていました。
だけどある台詞を言われた途端心の中でガラスが割れたような音が聞こえて、
私は悲しい気持ちで一杯になってしまったのでした。
続く
母さん、僕のあの玉子焼き、どうしたでせうね?
母さん、
僕のあの玉子焼き、
どうしたでせうね?
ええ、
柳川屋博多駅前店で、
包んで持って帰ったあの玉子焼きですよ。
----なんて西条八十が言うわけなく、玉子焼きの心配したのは私です。(^^ゞ
先日母親が鹿児島から出てきて、何か福岡らしいものをご馳走してあげたいなぁーと思い、
鰻のお店『柳川屋』 に行きました。
そこで頼んだ明太子の入った玉子焼き、これがとっても美味しかったんです。
ふんわりした出汁巻きの中にピンク色の明太がたっぷり!
これまで、明太玉子焼きや鰻入りの卯巻きを目にしては『何で具にするんだろう、
別々に食べたほうが美味しいのに』なんて思っていました。
だけどプリプリの玉子とホロホロの明太のハーモニー♪に目覚めた私、早速家でも
チャレンジです。
できた!!・・・けど、破れて明太が飛び出さないようにーとしっかりめに焼いていったので、ちょっと
食感が硬めでした・・・うむむ。玉子はプリプリして欲しいのに。また次回早め早めに巻いてみよう。
明太は酒を降った位でしたが、イエローに優しい桃色が映えて非常に可愛らしかったです♪
ちなみに柳川屋では、鰻のせいろ蒸しも堪能しました。今はポピュラーなこの料理名。
福岡県柳川市郷土料理「うなぎめし」を、柳川屋の方が名づけた呼び名なんだそうです。
甘いタレにとろける鰻と、熱々のごはんの組み合わせは本当にお箸が進みます。
ところで、2人では食べ切れなかった柳川屋の玉子焼き。
お店を出てから合流する予定だった姉にも食べさせてあげたいと、母親がこっそり
一切れナプキンに包んでビニール袋に入れました。
でもその夜、そして次の日からの大阪旅行というバタバタした旅程の中で玉子焼きは姿を
見せませんでした。
・・・
母さん、玉子焼き本当にどうしたんでせうね?
鹿児島まで持ち帰ってて『あ、忘れてた!』じゃなかったら良いのだけど~(;´Д`)
博多駅前店
福岡市博多区博多駅前3-10-14
TEL/092-451-7105
営業時間/AM11:00~PM10:30
定休日/日曜