金柑(きんかん)  3/30撮影 神奈川県

皆様こんにちは

今回も茶花から、茶道や日本の文化
工芸を一緒に學んでいきたいと思います。

今回は【金柑(きんかん)】です。

金柑は四季咲きといわれるほど花期が長く
春、夏、秋の3回、
あるいは2回花を咲かせます。

春咲いた花にできた実と花が一緒に
見られるのも面白いです。



◼️リアル非時香菓(ときじくのかくのみ)

以前ゆずの時に紹介しました
日本書紀の非時香菓

一度食べてみたいですね。

そこで
金柑で表現されたリアル非時香菓を紹介します。


日本原産の作物や、古くから
食されてきた素材に注目して、
創菓されたそうです。

徳島産の金柑を10日間ほど
毎日糖度を少しづつ上げた密に入れ替えて
蜜漬けにし、すり蜜漬けにしてあります。

甘みと金柑の爽やかさを味わいながら
シャリッとした食感で
山の恵みを味わえます。

山のものにも使える非時香菓です。

きっと田道間守さんも喜んでいますね。

中村外二工務店 中村棟梁、
茶室【光華】を語る会の為にデザインした和菓子


「光華」の秋景をイメージし
スケッチを基に神楽坂梅花亭 さんに
「浮島」で表現していただきました。
.
カステラは卵主体に対して
茶席には珍しい和菓子です。


橙糖珠のような素晴らしい銘菓に出会えたり
あるいはご自身でイメージしたものを
茶道を學ぶ素晴らしさですね。


私の恩師であり
和菓子博士!京都の鈴木宗博先生の著書は
オススメです。
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