「消えていなくなりたい。」
と言われて本当に
ショックでした。
それだけ娘を傷つけて
しまったのですよね。
その頃娘の体調不良は
何かの病気なのでは
ないかと思い始めます。
ある本を読んでいて
「起立性調節障害」
という言葉を見つけました。
娘の症状と
とても似ています。
そして娘が校医さんに
起立性調節障害について
色々話してもらったと
いうのです。
その病院に行ってみよう。
ということになりました。
副院長先生が診てくださり
少しお腹を触って
「そんなに心配すること
ないですよ。」
と言われました。
私たちの期待は見事に
裏切られたのです。
そして大きな病院の紹介状を
書かれてしまいました。
残念の一言です。
そして次の日、
早速その大きな病院に
行きました。
採血、採尿。
30分ほどかけて起立試験。
やはり起立性調節障害と
いうことが分かりました。
病名が分かって少し
ほっとしました。
そして血圧を上げる
薬を飲むことを説明
されました。
治るといいな。
心からそう思いました。
ある朝5時半頃
娘が起きてきて
「頭が痛い。」
と言っています。
そして治まらないようで
「じっとしてると痛い。」
と言って立って動き
回っています。
本当に痛そうで
「救急車呼ぶ?」
と聞くと大丈夫と。
痛み止めを飲んだら
落ち着いて眠りに
つきました。
娘と頭痛とのたたかいは
この後しばらく続きます。
ある時こんなメールをくれました。
『○○の大事なママへ
おはよう!
いつも朝起きられない
○○を毎日起こしてくれて
ありがとう。
本当に感謝しています。
朝は本当に辛くて・・。
まぁ自分の意思も
あると思うけどね。
はぁ。
毎日反省するんだけど
結局次の日になると
起きたくなくなるんだよ。(泣)
ママも相当ストレス
たまってるよね。
ごめんなさい。
ママは真剣に
起立性調節障害について
考えてくれているのに。
早くなおらないかねぇ。
○○の心の雨。
なんかため息ばっかり
出ちゃう。
ママもすごいよね。
強いよね。
○○にこんなに
反抗されてんのに。
尊敬します。
でも最近は本当に
イライラするの。
でもすべてが起立性調節障害の
せいじゃないの。
思春期だから?
なんか本当にヤバいんだよ。
今の○○。
だからママにも
本当にいつもごめんね。
ごめん。
これからも○○を
見守ってくれたら
嬉しいし。
ママも一緒に乗り越えよう。
○○がんばるから。
なんか上からでごめんね。
ママのこと世界で一番
大好きだよ♡
I love you』
すごく嬉しくて
頑張って一緒に乗り越えよう
と思いました。