起立性調節障害になったら
学校を味方にしよう。
なぜなら周囲の無理解が
プレッシャーになることも
あるから。
起立性調節障害が発症する
メカニズムはまだ分かっていませんが
ストレスが症状を悪化させるのは
分かっているんです。
思春期という心の葛藤の
強い時期に発症が判明するのは
そのためです。
うちの娘は、思春期にグーンと
身長が伸びて、その頃から
なんだか不調も現れました。
起立性調節障害は男女比が
1対1.5~2とも言われ
女の子に多いんですよ。
「以前のように体が動かない」
「学校を欠席や遅刻しがちになる」
「勉強が遅れる」
「友だちから孤立してしまう」
といったことがさらにストレスに
なります。
それで余計に体調が悪くなる
という悪循環に陥りやすくなります。
また親から仮病を疑われ
学校に行くようにガミガミ言われる。
勉強したくても集中できないのに
「勉強不足だ」と叱られる。
頑張って学校に行くと、友だちから
「朝寝坊!さぼり!」
とバカにされる。
先生から
「病は気から。」
などと言われる。そんな周囲の
無理解もプレッシャーに。
うちの娘も、クラスの男の子に
「お前、ちょいちょい学校
さぼるよね。」
と言われ、めちゃくちゃ
傷つきました。
娘の悲しそうな顔忘れません。
そして私も悲しかった。
そして毎日毎日学校に
電話するってこんなに
負担なんだって思いました。
朝、娘の様子を見て
「行けそう?」
と聞く。娘の答えは、
「うーん。」
とあいまい。
でも、学校には電話しなくちゃ
心配かけちゃう。
そして、電話をするんです。
「休みます。」
って。毎日毎日教頭先生が出て
つらかったです。
中学1年生の頃です。
そして、中学2年生になって
担任の先生がかわって。
先生も起立性調節障害の
経験をしている方でした。
「私のメールアドレスを教えるので
学校に来れる時に連絡くださいね。」
と言ってくださったのです。
嬉しかったー。
毎日電話するのはやっぱりちょっと
ゆううつでした。
ということで
起立性調節障害になったら
学校を味方にしよう
なぜなら周囲の無理解が
プレッシャーになることも
あるからです。