もし、わが子が
「学校に行きたくない!」
といったとき
「そっかー。
じゃあ休んでいいよ。」
と迷わず言える
お母さんはいますか。
きっと
「どうしたの?
何かいやなことあったの?」
と理由を無理にでも
聞きたくなりますよね。
だって大切なわが子が
「学校に行きたくない。」
ってすごくショックですよね。
若年層の自殺について
調べたところかなりの高い
確率で不登校を
経験していました。
そして驚くことに
自殺を選んだ不登校経験者の うち
約75%の子どもが
再登校していたんです。
親が強引に行かせたのか
子どもががんばって
行こうとしたのか
再登校のきっかけは分かりません。
でもはっきりしているのは
再登校したことによって
最悪の選択を招いてしまった
ケースが多いということです。
不登校の子が学校に
行けるようになったら
親としては
「よかった。」
とホッとするかもしれませんね。
でも望まない再登校で
子どもの心は限界を
迎えているかもしれません。
不登校になるより
もっと深刻な問題は
周りに合わせようと
することで心身が
限界を超えてしまうことです。
うちの娘は、小学6年生の頃
突然 朝起きられなくなりました。
それまで、毎日
妹とお友だちと
仲良く学校に行っていたのに。
私もやはり
「何かいやなことあったの?」
「だれかに意地悪されてるの?」
と聞きました。
子どもがつらいなら
そのつらい原因を取り除いて
あげたい一心でした。
そして娘から返ってきた言葉は
「そんなことない。」
「朝起きるのがつらい。」
でした。
どうしていいか
分かりませんでした。
そして
「学校を休ませたら
不登校になってしまう。」
という不安はありました。
でもそれが結果的に
娘を苦しめることに
なってしまいます。
きっとそのころの私は
学校を簡単に休ませたら
不登校になって
普通のレールから外れてしまうと
思っていたのでしょうね。
そして
「早く寝ないから
起きられないんだよ。」
などと言い、
娘を頑張らせようとしていました。
今思えば本当に
つらかったのにごめんね。