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《前編》 より

 

 

【ムー大陸の大浮上】
 私が初めて日月神示の存在を知ったのは、おそらく1986年頃と記憶するが、広瀬謙次郎氏の『ムー大陸の大浮上』という本を読んだことがきっかけだった。(p.152)
 こうあったので、この本を上掲写真に取り込んでおいた。
 『ムー大陸の大浮上』によると、2002年から浮上が始まり、その完了は2020年で、それから10年後には大陸縦断交通網ができていたという、近未来のスーパー技術が実現している社会の様子が描かれており、その一部が本書にも転載されている。
 このような未来社会を実現することが可能なスーパー技術は、実はもう地球上に、存在しているのである。
 当たったか外れたかでみれば、広瀬氏の予言は外れまくっている。その意味では、世間は氏に対して厳しい評価を下すだろう。だが、何年何月、どこそこに何が起きるかという話は、どんなに優れた予言者や霊能者であっても正確に当てられるものではなく、そういう目だけで見てしまうと評価を誤ると私は考える。人類の意識変化のあり方によって、引き寄せる未来は変わってくるからだ。要は当たり外れが重要なのではなく、大まかにみてどういう世の流れになるととらえているのか、そして最終的にどうなって行くと見ているのか、という方が、評価を下す上ではより重要だ。(p.160)
 広瀬さん自身も、「現代の邪悪な心を持った人間が自己変革し、宇宙意識に目覚めたならば、近未来に予想される地球大変動も最小規模、あるいは起こらなくても済む」と言っていることが、カバー裏に書かれている。
 これについては、バシャールも常々言っているように、未来は、その時点その時点でのエネルギー状態を基にして観るものだから、いつだって確定したものではない。しかし、基底エネルギーの方向性が変わらないのなら、下記リンクのメッセージのように、5年程度の誤差範囲で近未来に起こる事象が確定していることくらいは言えるだろう。
    《参照》   【鍵】バシャール 【日本へのメッセージ】

 

 

【世界支配層も知っているケツアルコアトル】
 BLOGOS (http://blogos.com/article/69250/) というまとめサイトに書かれていたものなのだが、ちょっとその記事を読んでいただきたい。(p.162)
 で、ケツアルコアトルに関して記述されている、その記事の灰色背景色の<中国・ロシア、ヨーロッパ>で始まる部分、が引用されている。
 この予言的記述は、2015~2016年にムー大陸の浮上が起こるとなっているけれど、この点に関しては、はずれたことになる。
 しかし、それはさておき、チャンちゃんがこれを書き出したのは、以下の記述があったから。
 木星表面に見える大赤斑の下に超巨大火山「クロノス」があり、その大噴火に伴って彗星が噴出されるのだそうだ。
 今から4500年前、木星からやってきた時は、“ノアの大洪水”をもたらした。この彗星はNASAから「ヤハウェ」と命名された。その500年後には「メノラー」という名の彗星が噴出されたという。
 そしてさらに4000年が経った今、第三の巨大彗星が飛び出す可能性がある。NASAはこのことを知っていて、すでにこの彗星にコードネームまで付けているという。それが「ケツアルコアトル」だ。(p.165)
 下記リンクに書き出しておいた『衝突する宇宙』の著者イマヌエル・ヴェリコフスキーの宇宙論を、NASAが本気で考慮していることくらいは、知っていた方がいい。金星、ヤハウェ、メノラー、ケツアルコアトル、いずれも木星のクロノスが噴出元であるという宇宙論。
   《参照》  『一念三千論で解く宇宙生命の秘密』 五井野正 (ヒカルランド) 《前編》
            【木星と金星】

 

 

【地磁気の軸が2本になることの影響】
 下記文中にある「地軸」は、すべて「地磁気の軸」の意味。「自転軸」ではない。
 今度そのS極ができるのが日本海だというのです。そうするとちょうど2本の地軸になってくるのですよ。これが出来ると、今までの支点を軸にした安定的な自転ではなくなってしまうのですね。自転軸自体は、地軸が1本の場合、地磁気が変わっても変わらないのです。ところが、地軸が2本できることによって、歳差運動がジャイロ運動みたいな動き方になってくるわけです。そうすると、その動き方で陽の当たり方などが違ってきます。20億年前というのは、一年を通して初夏から初冬にかけてくらいの気候を行ったり来たりしていたと言われています。だから極寒の北極とか南極、そういう世界は存在しません。そういうふうになりつつあるんです。(p.168)
 「地軸が2本できることによって、歳差運動がジャイロ運動みたいな動き方になってくるわけです」とあるけれど、歳差運動=ジャイロ運動だから、この表現はちょっと分かりにくい。
 『ガイアの法則』で言われている春分点歳差運動とは、「天球上における“宇宙の中心”の見かけ上の通り道」をベースにして、地球の自転軸が約23度傾いていることによって生ずる、約2万6千年周期の、見かけ上のジャイロ運動のこと。
 ここでいっている歳差運動は、「天球上における“太陽”の見かけ上の通り道(黄道面)」をベースにして、地球の自転軸が約23度傾いていることによって生ずる、従来の1年周期の季節変化が、地磁気の軸が2本になることで、見かけ上のジャイロ運動が影響を受けて、自転軸の傾斜角が23度より少なく(浅く)なることを言っているのだろう。
 黄道面に対する地球の自転軸の傾斜角がゼロになれば、最終的な完成である。
  《参照》  『古代大和まほろばプロジェクト』 森嶋直樹 (文芸社) 《後編》
           ★☆★ 追記(2012/11/01) ★☆★

 実際の処、今年2017年の4月中に、太陽の巡りは、かなり動いた。チャンちゃんの部屋に太陽の陽射しが直角に射し込む時間は、ここ数年、11時ジャストだったけれど、4月30日の今は、11時20分である。南中時の太陽高度までは計っていなかったけれど、これもこの季節としては高くなっているだろう。

 

 

【「日月神示」の実践】
 日月神示は・・・中略・・・「神示を熟読して肚に入れること」の他に、「神を祀ること」と「食を正すこと」と「農に帰ること」の3つを奨励している。(p.196)
 より具体的には、
 「神棚を設けて祝詞を奏上する」「肉食を避けて穀物菜食を基本とする」「自然農法による自給自活」という形で、小会においても本誌においても、日常生活で神示に示されたことを活かす“実践”を提唱してきた。(p.196)
 「自然農法による自給自活」とあるけれど、五井野博士も、オムネク・オネクの金星での例を挙げて、ご自身が行っている「ふるさと村運動」の重要性を語っている。
   《参照》  『一念三千論で解く宇宙生命の秘密』 五井野正 (ヒカルランド) 《前編》
           【金星人オムネク・オネク】

 

 

【日本中心思想の数々】
 日月神示は、冒頭から「富士は晴れたり日本晴れ」の有名な文句で始まっていることからもわかるように、全体的に「神国日本」論にもとづいた、日本中心思想で貫かれている。
 また、「日本の国は世界の雛形であるぞ」(『地つ巻』第17帖)とあるように、日本という国そのものが世界の縮図であるとする日本“雛形”論もベースになっている。(p.212)
 スピ系の著作内で、日本中心思想でないものや、雛形論でないものを探すとなったら、そっちの方が困難だろう。それほどまでに、日本中心思想や雛形論は、スピ系著作において鉄板常識である。
 古くは室町期に興隆をみた吉田神道からして、「吾が日本は種子を生じ、震旦(中国)は枝葉を現わし、天竺(インド)は花実を開く。故に仏法は万法の花実たり、儒教は万法の枝葉たり、神道は万法の根本たり」という神儒仏一致論にもとづく日本中心思想が説かれている。(p.213)
 このような思想が語られるのは、日本が霊的中枢の国だから。
  《参照》  『大創運』 深見東州 (たちばな出版) 《後編》
           【日本神霊界】
 だからこそ、悪神・悪魔たちの世界征服計画の最終段階は、「日本を奪る」ことにある。そしてその計画は着々と進んでいる。(p.214)
 先に【食品添加物・遺伝子組み換え・F1種子・全ワクチン】に書き出したことなどが、その手口。
 下記リンク著作には、「日本を奪る」ための作為や計画がテンコ盛り記述されている。
    《参照》   『日本人はドラゴニアン《YAP(-)遺伝子》直系! だから、〔超削減〕させられる』 高山長房

 

 
【安倍政権】
 安倍政権を悪しざまに言う人は反日メディアに多いし、私のジャンルの出版業界でもほとんど論調が安倍批判一色のようだが、私がみるに、安倍総理は相当したたかに、うまく仕事をこなしている。(p.227)
 安倍総理がやろうとしていることは、日本という国を、アメリカの属国でもなく、まして中国の属国でもない、普通の独立国にすることだと思われる。それは防衛面での自立をも意味する。・・・中略・・・。
 想像だが、これは極めて有能なアドバイザーが安倍総理についているものと思われる。そしておそらくそれは秦氏の関係の人ではないだろうか。(p.228)
 民主党政権期間中、「反日」勢力の議員秘書などを通じて、日本の重要な国家機密がバラされたという経緯があった。「重要機密保護法」反対を叫んでいたのは、勿論「反日」勢力である。
   《参照》  『3・11人工地震でなぜ日本は狙われたか〔3〕』 泉パウロ・高山長房 (ヒカルランド) 《後編》
              【在日勢力】
   《参照》  『地球維新 黄金神起 二十四の瞳』 千天の白峰・白山楠竜 (明窓出版) 《前編》
              【特定機密保護法案】

 トランプ政権の誕生と共に、日本国内のジャパン・ハンドラーズが一掃されて、日本独立の機運が高まっていたのは確かだろう。そして、その後、ジャパン・ハンドラーズによって作られていた「大阪維新の会」が、安倍政権潰しのために「梯子をはずす」役割を担っていたのは周知のことであり、後に反作用が自分らの所に返って慌てふためいていたのも周知のことである。
 このような動向については、飯山一郎さんのHP を見ていれば分かりやすい。

 

 

【身魂磨きというのは、自分のためにやるものではない】
 神示が正しければ、それこそ、あらゆるシステムや価値観がひっくり返ってしまうのだから、どうしても混乱は避けられない。・・・中略・・・。避けては通れない道ではあるものの、大難を小難に変えることもできると神示にある。それは私たちの身魂磨き次第にかかっている。
 だから、身魂磨きというのは、自分のためにやるものではない。自分は斃れてもいいから、次の世代のために、本当の意味での世界平和のために、命がけでやるものだ。自分の魂のレベルを上げるとか、新しい次元世界にアセンションしたいとか、パワーをもらって幸せになるために身魂を磨くなどというのは、それこそ典型的な“我良し”であって、そんな人こそ淘汰されるべき対象である。神事に、「何もかも捨てる臣民、幸いぞ。捨てるとつかめるぞ」(『上つ巻』第41帖)などとあるのは、そういう意味であろう。(p.271)
 スピ系に興味をもつ個々の人々が、宇宙意識へと展開する気づきを得て覚醒して行けば、人類全体の意識を高めることに貢献できるのは確かなことだけれど、それと同時に、現実世界を良くするべく政治や経済の分野で悪しき勢力と戦っている人々(国士)を守るために、日々祈りの時間を持つことだって、できるだろう。
  《参照》  『来るべき世界』 ルース・モントゴメリー (ナチュラルスピリット)
           【なぜシフトは起きるのか?】

 

 

【意識の高そうな人々に・・・】
 終戦直前に降りた日月神示に、「日本人は骨を抜かれ、グニャグニャの、コンニャクのお化けのようになる」とした予言が出てくるが、まさにそのとおり。実態を知ると、ここまで骨を抜かれてしまったのかと愕然とする。
 このため、「奥の院」は方針を変え、心ある(つまり有意の)一般大衆の中から、意識の高そうな人たちを選び、その人たちに今後のプログラムの一端を伝え、「日本から」世界の立て直しの波を起こしてほしいと願っている。
 信じるか信じないかは別として、以上が、私の知り得た結論だ。 (p.289-290)
 トランプ政権誕生を機に、日本からジャパン・ハンドラーズたちが完全除去されたとしても、この勢力の傘下で腐敗を恣にしてきた官僚を中核とする日本人たちが、直にまともに立ち返ると考えられるだろうか? 一度握った利権を易々と手放すことなどないだろう。故に、他の経路、他の方法で日本を変えようとしない限り 『日本壊死』 は止められないだろう。
 先にリンクしたけれど、もう一度リンクしておきます。

 

 

 

 

 日本国の分岐は、2017年4月末の現時点から、早くて3年以内、遅くとも8年以内です。

 

 

 

<了>