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 『地球維新 黄金神起 黄金伝説 封印解除』 と同様に未来小説として書かれているとても興味深い書籍。かなりぶっ飛んだ内容も書かれているけれど、明窓出版 の愛読者や 天声会議 の常時閲覧者ならスンナリ理解できるだろう。2014年6月初版。

 

【特定機密保護法案】
 スパイ防止法を阻止され、国益を損なってきた意味での「失われた二十年」で日本は経済の勢いをそがれてきた経緯があった。
 かつて一流企業と言われた電気会社などは、中国や韓国に情報を抜かれたばかりか人材まで引き抜かれ、斬新な製品が作れず世界市場でそのシェアを失っていた。「特定機密保護法案」は国民に誤解されるように情報操作され、ネット上で悪し様に流布していた。しかし実は国體護持と国益を考える時には絶対に必要な法案だったのだ。マスコミの流す情報の大体半分以上が、真逆の情報を意図的に流していた。国民やネット住民がそれに呼応して与党を批判したが、事実誤認もはなはだしかった。(p.30-31)
 先頃報道された、“新幹線での焼身自殺事件”も“ヤラセ”だった証拠がネット上ですっぱ抜かれているけれど、振り込め詐欺を喧伝して全てのATMにカメラを設置したように、これによって新幹線のすべての車両にカメラを設置するためだろう。つまり、「特定機密保護法」の実施にからむ工作。
 普通に生きている人々なら、カメラを設置されたところで、“心理的不愉快感”はあっても“実害”は何らないだろう。

 

 

【「敵を欺くにはまず味方から」】
 マスコミや政府、教育機関は「日本は資源の乏しい国だから外貨を稼ぐために勉学に努め、勤勉に働かなくてはいけない」と教えていた。実際にはその逆であり、この菱刈鉱山だけでなく、日本近海には無尽蔵と言ってもいいほどの資源が眠っていることは、「なかったことにする」という政府主導の意図のもと、産業・政府・教育機関の首脳陣によりそのように喧伝、流布されていた。恒常的に、ほぼマイナス情報しか流さないマスコミに、裏の事情通たちは苦笑していた。(p.33)
 桜島の北方40kmほどの所にある菱刈鉱山のみならず、小笠原諸島の沖ノ島などいくつもの場所が記述されているけれど、これらについては、日本人が知らないだけで、諸外国の諜報機関は知悉していることばかり。
  《参照》  『地球維新 ガイアの夜明け前』白峰(明窓出版)《後編》
           【日本近海】

 

 

【桜島の噴火が意味すること】
 桜島が出てきたついでに、再び噴火を始めているこのお山に関すること。
 桜島観光ガイドの中に、目につく一文があった。
「桜島は、もともと島内に木花咲耶姫命を祀る神社が在ったので咲耶島と呼ばれていたが、いつしか転訛して桜島となった」 (p.20)
 桜島の神様が、時を告げる神・木花咲耶姫命ということは、富士山の神様と同じ?!
 何か裏があるらしい。
 日本列島を龍体として見た場合、北海道を頭と見る場合と、九州を頭と見る場合の裏表があるけれど、後者とで見れば、桜島の噴火は、龍が火を噴いていることになる。
「はい、先生。鹿児島、桜島の大噴火というのは、これから起きる世界規模の狼煙だと感じます。・・・中略・・・。日本近海が大異変を起こす予兆だと思います」
「富士の噴火を防ぐ意味もあるのを忘れるでないぞ。今のタイミングで富士が噴火でもしたら、首都圏だけでなく世界経済が終わるからのぅ」・・・中略・・・。
「はい。桜島の噴火は、富士と繋がっていることを念頭に置いております。・・・それに神道には内八洲、外八洲という考え方がありますから。これは内八洲、すなわち日本列島が、外八洲、世界の大陸に相対するという奥義と心得ております。 (p.36-37)
   《参照》  『新人類の生誕 Part3』知抄(たま出版)
           【太平洋の真中辺り】

 

 

【首都移転】
 アベベ総裁は政府首脳会議で開口一番、このように語った。
「東京都内の放射能汚染は、もはや限界まで来ています。・・・中略・・・。天皇陛下におかれましては・・・中略・・・臨時の御所を『小豆島』に設定し、お移りいただくべく先発隊を送っております。我々政府与党もこれに合わせるように、臨時首都を広島に移転させます。(p.67)
 今現在の日本で起こっている、福島第一原発の3炉完全メルトダウンという、「もはや、成す術無し」の状況から見ると、このシナリオ通りにならざるを得ないだろう。
「チン・ダイターが描いた広京が、実際に起きたってことだな・・・」 (p.70)
このチン・ダイターなる人物はいかなる人物か? 御前会議から派遣された未来からの使者であった。より正確に言えば、地底世界の存在に依頼して派遣した、と言うべき人物だった。(p.71)
 午前会議とは、「地球全体のグランドデザインを司る機関」(p.61)のこと。
 ジョン・タイターは、“岡京”と言っているけれど、この未来小説は、固有名詞をみんな少し書き換えているから、このように“広京”と記述されている。
  《参照》  『これから10年「世界を変える」過ごし方』滝沢泰平(ヒカルランド)《後編》
           【“安全で暮らしやすい都市”の一位:岡山】

 

 

【汚れ役】
 この(首都移転用の用地買収を)差配をしていたのが、かつての財務大臣薮中だった。彼はすでに政府よりも御前会議の下で働いていた。一時は売国奴などと言われたが、壮大な計画の中での「汚れ役」となっていたのだ。この謎はおそらく、30年先にしかわからない、と裏社会では囁かれていた。(p.69)
 薮中とは、小泉改革を強力に推進した竹中前財務大臣のことを言っているのだけれど、この記述にある通りだとすると、アメリカが日本に突き付ける「年次改革要望書」に逆らうと、日本はもっと早い段階でもっと酷い状態になっていたということだろう。
 「損して、得取れ」という御前会議の戦略は、長~~~い目で見ないと分からない。

 

 

【米という言霊】
 アメリカは、実際にはとうに経済破綻していたのだが、米ドルを世界基軸に、という流れは戦後すべて日本の「特別会計」が負担していたのだ。ある意味米国とは日本の血であり肉である米で支えられた国と言っても過言ではなく、アメリカを示す「亜米理化」の米という文字は誰が当て字を考案したのか、実際には深い意味を持っていたのであった。これぞ言霊のなせる技だったのかもしれない。(p.72-73)
 下記リンク著作に取りこんである、数霊変換表に従って、「米」という言霊を数霊変換すると、
 コ(7)+メ(34)=41。そして、41は、数霊魔法陣のド真ん中。魔法陣のド真ん中に居座っていながら、「闇の支配者」に乗っ取られているアメリカは、日本の血肉を喰らいながらの基軸通貨国という位置を利用して、世界中を「経世窮民」だらけにしてきた。
 そして、アメリカにカツアゲされて毟り取られ続けている日本は、9×9=81魔法陣の最大数を国番号としている。日本こそが本当に「経世済民(81)」をなす国家なのである。つまり、日本が世界の盟主になる時こそが、本当の地球維新を実現する時なのである。
  《参照》  『数霊に秘められた宇宙の叡智』深田剛史・はせくらみゆき(徳間)
           【神の叡智が分け与えられている41】
           【国番号81】
           【人間の本質を示す81】

 

 

【日本発展の阻止】
 日本が戦後急速に復興したのは、俗に言う天皇の金塊、M資金のためであることは言うまでもない。将来性が見込める企業には、惜しみなくその金を注ぎ込んできた。これは日本の国體護持という側面と、来るべきミロクに世への壮大なる計画の布石の一つにすぎなかった。(p.83)
 数ある発展推進企業の内、分かりやすいのは
 その代表例が竹下電気であった。・・・中略・・・。創業者の竹下氏は天皇の指南役である四上照夫氏の薫陶を受けていた。・・・中略・・・。そういう薫陶と指導があって、戦後の家電業界で台頭してきたのだ。(p.82-83)
 しかし、
   《参照》  『異星人が教えてくれた日本の近未来』中丸薫×秋山眞人(学研)《後編》
           【使命を果たさなかった松下幸之助】
 金融外資が介入し、これらを内部崩壊させてきた歴史がある。(p.83)

 

 

【スタップ細胞と千島学説】
 そのような、内部崩壊によって潰された近年の事例が、スタップ細胞。
 論文の不備を知りながらわざわざ各社に派手に宣伝させ、内部から不備を指摘させて地に落とすというゲスな作戦じゃ。さすが原爆開発に関わった研究機関だけはある。元はよい研究機関だとは思うが・・・。作戦は用意周到じゃ。(p.84)
   《参照》  『真説 日本の正体』高橋五郎×小池壮彦(学研)《前編》
           【理研】
 もともとこの技術は昭和40年代にすでに発見されておる。・・・中略・・・スタンプ細胞は百島学説というものを提唱していた百島菊夫先生がその元をすでに発見しておった。赤血球があらゆる細胞に分化することを発見しており、陛下から褒章もいただいておった方じゃ。しかし石油利権と繋がっている医療業界がこれを完全に無視してきた背景がある。(p.84)
   《参照》 『世界支配者vsライトワーカー』サアラ×玉蔵(ヒカルランド)《3/4》
           【封印されている微生物研究】
 また無から有が生み出されるということを発見したのも百島先生じゃった。この先生がいたのが日本列島の中心である岐阜県の大学じゃ。光は中心から八方位に広がる、そのひな形の地でもあるからな。(p.84)
 岐阜県にある位山が八方位の中心であることについては、
   《参照》 『日本人ならぜったい知りたい十六菊花紋の超ひみつ』中丸薫/ラビ・アビハイル/小林隆利/久保有政
           【16菊花紋の中心に在る日本人】

 

 

【核燃料処理の問題】
 ロシアは気象兵器の研究も進んでおり、天才科学者ニコラ・テスラの基礎研究データもアメリカの組織よりも早く抜き去っていたため、プラズマで核燃料を処理して無害化できる道筋をつけていたのだった。(p.96)
 現在、日本の原発から廃棄される未処理燃料は六ヶ所村に集められて、処理しきれずにいるらしいけれど、もう一杯で今後の予定は立たない状況になっているらしい。
 そこで考え出されたのが、ロシアとの提携。
 北方四島を返還ではなくロシアと共に開発できる土地、すなわち日本がロシアに対して使用権を設定して共同管理する島としての活用の道ができたのだった。北方四島は返還してもらうにも日本とアメリカの安保が邪魔であった。(p.96)
 7月7日、夕方の民放のニュースで、北方四島の内、一番東にある択捉島に、ロシア人がたくさん移住して町が建設されている様子が報道されていた。ところがニュースは、定住という既成事実を元に北方四島を奪取する意図だろう、というようなコメントをしていたけれど、違うだろう。
 日本国内に核廃棄物を抱えることもなく、原発というカネのなる木に蟻集する利権屋共を排除して、ロシアが持つ最高レベルの技術で核処理ができるのなら、択捉島の日ロ共同開発に文句はない。それどころか、現在、トリチウム水蒸気を吹き上げ続けている福島第一原発を収束させることができる技術を持つのもロシアだけである。
 先月末の6月27日に竹芝で行われていた講演会で、飯山一郎さん もそう言っていた。飯山さんは、本当に日本の将来を憂えて、本気で世界を飛び回って活躍してくださっている、日本一元気で、日本一ファンの多いお祖父ちゃんだろう。ピッカピカの紳士である鳩山由紀夫元首相も、この国の現状を憂えてマスゴミのゲス報道をものともせずウクライナを訪問している。高山長房さん高山清州さん は、日本の危機と、支配者たちの歴史的実態を語ってくれた。表に現われている中では、以上3人が、日本を救う最も力強い国士かもしれない。あれ、話が逸れた。
 東京オリンピックのメインスタジアムの建設費が、材料費の高騰で900億円(?)増えたとかいうのは、名目が欲しいが故のヤラセで、日本の将来を救済するための、択捉島核処理場建設費用が本旨だろう。おそらく最初から、北方四島日ロ共同開発費を含んでバカ高い建設費を設定していたところへ、福島第一原発が今年の3月20日からメルトダウンによるトリチウム水蒸気爆発が本格化してしまったから、これを収束させるための技術費用が上乗せされたんだろう。
 
《中編》 へ続く