《前編》 より

 

【マイティ号】
 古典作品で・・・おまえさんも読んだことがあったじゃろう。フランスのSF作家、ジュール・ヴェルヌの『海底二万マイル』を。このマイティ号はジュール・ヴェルヌが生きた時代にも登場しておる。万能戦艦であり恒星間移動も簡単にできる。要するに時空間制御機能を拡張すると、過去へも現在へも滑り落ちるように移動できるのじゃよ。ジュール・ヴェルヌの生きた時代に、このマイティ号をもっていって海水から無限の動力を取り出せることも、彼に教えてやった。ただし彼らは、理解できなかったらしい。・・・中略・・・。SF作品の多くは、未来からの訪問者とのコンタクトに着想を得ている。(p.260-261)
 ジュール・ベルヌの作品『地底旅行』、『海底二万里』のいずれも実体験に基づいている。
 ところで、マイティ号の船体の全長は1500mとある。とてつもなく長いしデカイ。
攻撃する時には船体のエネルギーが表面に放出するためか、船体全体が黄色、すなわち黄金色に輝き、黄色船、黄船とも呼ばれていたことから、西洋ではイエローマジックサブマリンと呼ばれる所以となった。 (p.62)
「反素粒子・核変換器SUMSTA」を積み込んだマイティ号は、いったん金星の横に亜空間ゲートを開けて航行した。シリウスとの正式ポータルは、この金星の脇にあったのだ。
(それゆえ、虚空蔵菩薩求聞持法は金星を凝視させていたのか!)・・・中略・・・。
「反素粒子・核変換器SUMSTA」は琵琶湖の底に設置され、静かに動き出した。これにより、全世界に繋がる海の汚染はおろか、遠隔地で密かに稼働していた全ての国の原子炉を停止させ、海中の核燃料のゴミや核による放射性物質が無害化した。(p.272)
 時空間相転移機能をもつマイティ号ことイエローマジックサブマリンは、放射能に汚染された地球を救うために宇宙に飛び出した「宇宙戦艦ヤマト」そのものである。
ところで、金星から降り立たといわれている魔王尊=サナートクマラが祀られている鞍馬寺のすぐ近くに貴船神社があるけれど、貴船は、「黄船で来たんだよ~~~ん」ってことだろうか。
    《参照》   鞍馬寺     貴船神社

 

 

【イエロー・マジック・サブマリン】
 この名前はリーダーがウラ情報を知り過ぎて暗殺された英国のバンド、「ズートルB」の代表曲のひとつであった。洗脳用に利用された平均律音階(A=440㎐)の陰謀を知ったリーダーが、あえてこの音階をはずした音楽を意図的に作るようになった。彼は、黄金人種たる日本人の本質を見抜いていた。ゆえに配偶者に日本人を選んだのだ。日本人という血統から黄金人種の遺伝子を子孫に入れるという目的もあったのだ。(p.75)
 団塊の世代のオジサンたちが青年だった頃、一世を風靡したビートルズのレコード・ジャケットは、暗号に満ちていることで有名だけれど、ジョン・レノンが、『イエロー・サブマリン』のことまで知っていてこのタイトルで曲を作っていたとは・・・。
    《参照》   『[UFO宇宙人アセンション] 真実への完全ガイド』 ペトル・ホボット×浅川嘉富 (ヒカルランド
              【ジョン・レノンの暗殺】
 イエローマジクとは白魔術、黒魔術に対するアンチテーゼであり、世界を統一できる唯一の力を持つ密教秘儀を示す言葉だった。日本ではそのことを知った太乃晴王というリーダーが黄色密教楽団というバンドを作り、世界ツアーを成功させ、「われわれは世界の種芋である」という主義で「IMO」と謳い世界的称賛を浴びていた。・・・中略・・・。
後に彼らは、反核運動を強力に推し進め、音楽による平和と反核を進めるリーダーとなっていった。(p.75)
 YMOのリーダーは細野晴臣さんだけれど、坂本龍一さんは反核運動の旗手的な活動をしている。
    《参照》   『ロッカショ』 坂本龍一他 (講談社)

 

 

【黄金神起】
 江戸時代、長屋の住人の多くは家賃を払わなくてもよかった。今のように住宅ローンも何もなかった時代のことである。彼らはそれでも家賃の代わりになるものを家主に提供していたのである。それは何か。金に変わる価値があるもの・・・・。(p.109)
 何でしょね~~~ぇ。
 それが糞尿だったのだ。たしかに風俗世界では大便のことを「黄金」と呼んだりするが、それも本当の話だったのである。(p.109)
 江戸時代は、ウンチを発酵させて肥料として用いていた訳だけれど、近未来には、ウンチから放射能を除去できる自然薬品が開発されるらしい。臭いの問題がクリアできたら、環境問題で悩む中国などでは必須の技術として導入されることになる。この本に書かれていることに、荒唐無稽な話など何一つない。
 この本のタイトルは『黄金神起』となっているけれど、日本神界におけるウンチの神様はハニヤスヒコという。だからといってハニヤスヒコという神様だけが世界を救うと言っているのでは勿論ない。いろんな技術が日本と世界を救うことになるだろう。

 

 

【地底の生命体がウォークインした能力者】
 そこでつげられたのは、次期総裁は高山聖峰にする、という決定事項であった。高山聖峰は、地底の生命体がウォークインした能力者、という認識が前提にあった。政治の世界で日本を救えるのはこの男だと見込まれていた。(p.120)
 ここに記述されている高山聖峰って、高山清州さんのこと。著作やブログの中には、ウォークインした能力者でなきゃ書けっこないようなものが確かにある。
 彼は博愛精神、人類が皆兄弟、助け合っていくべし、という気骨を持っていた。さらにある夜から一気に覚醒が始まっていた。実は「この男なら地球を救えるかも」という地底存在が彼を選び、ウォークイン、すなわち魂の交換をして生まれかわっていたのだ。そのことも御前会議のメンバーが大いに買う理由だった。(p.132)

 

 

【負けて勝ち取る】
 アメリカの債務、国債の保有国、それも準備高で比較するとそのほとんどを持っていたのは日本だった。ゆえにアメリカが破綻すればそのトップ債権国は日本であり、アメリカが債務超過に陥れば、自動的にアメリカの国有資産は日本のものになった。実質現物差し押さえになった。日本は長年、アメリカ国債を買わされてきた気の毒な国という見方が国際的共通認識だったが、実際にはその逆だったのである。
 実は山田老人が言っていた、
「負けて勝ち取れ」はそういった意味が含まれていたのだ。 (p.132-132)
 特別会計という日本独自の二重帳簿は、実にアメリカへの送金用として作られたのが最初だったらしい。こういう話を聞かされると、「敵を欺くには、まず味方から」という格言を想起するけれど、大義に心を置かない限り到底納得などできるものではない。
 上記書出しにある「負けて勝ち取れ」という手の話は、国家単位のみではない。リーマンショック後に、ロックフェラーによって邦銀に押しつけられ買わされたアメリカの銀行は、もう日本のものになっている。優良資産を保有する個人顧客が邦銀の傘下に入っているということに意味がある。
 たとえて言えばオセロじゃよ。今、日本はオセロの盤面で言えば、ほぼ真黒じゃ。素人目に見ても勝ち目なしじゃ。しかし胆となる場所に白を置けば、あっという間にグレンとひっくり返る。負けて勝ち取れとはそういうこと。アメリカがなぜ米の国と言うか。米は日本が支えているという暗号じゃ。 (p.166)

 

 

【壮大な計画】
 戦後日本の霊的なよりどころとなっていたものを復活させる宣言がなされた。これはアメリカが戦後に一貫して日本の霊的覚醒を抑える政策をあの手この手と打ってきたことへの完全な反撃だった。
これは近い将来、あえて国家破綻させ、国民全体の借金を帳消しにし、極端な金持ちを一掃する計画の布石だった。特に国民の多くが移住した西日本の土地は国有化、持ち家などはすべて国からの無償貸与とする計画を練っていたのだ。山田無一文老人が主体となり御前会議で練られた「借金無一文計画」の流れに沿った計画だった。この号令は改元と同時に行うか、天体の異変前に行うべきか、地下存在が地上に上がってくる前にすべきかなど水面下で議論されていた。いずれにしてもカネという人類が作り出した幻影による苦しみから解放させられる壮大な計画が進んでいたのだ。(p.135-136)
   《参照》  『日本はドラゴニアンが作った世界最強の神州! だから、破滅の淵から這い上がる』 高山長房 (ヒカ
           【貨幣制度廃止・万事無償奉仕の新地球社会建設を目指さなければ・・・】

 

 

【スピリチュアルセミナーによる封印】
 海外からスピリチュアルなセミナーをしている講師も日本人の霊性低下に寄与する作戦が背景にあったと噂された。ただし自らはその意識はまったくない。そこがまた罪深かった。もとより霊的センター、「霊の元」たる日本である。わざわざ海外から霊的封印技術を導入することは滑稽なことだった。しかしそういった動きやカラクリについて知るものは少なかった。わざわざ高額な授業料を払って自ら洗脳されていく若い独身男女がそのターゲットとなっていただけの話である。 (p.145)
 スピリチュアルな世界には、様々な霊統がある。われわれ凡人はそのような世界の分別などできないけれど、最低限の知識として、下記の著作に記述されていることは知っておいた方がいい。
    《参照》   『ここはアセンション真っ只中』 さとううさぶろう・滝沢泰平・増川いづみ・はせくらみゆき他 (ヒカ
              【仏界・術界・仙界・神仙賢者界、そして神界】
 日本は、最奥神界への経路が開かれている唯一の国である。だからこそ、そこへの回路を封印するために外国人講師が招かれているのである。

 

 

【ナチスと「月の琵琶湖」】
 ナチスドイツを指揮したヒトラーは、神秘主義者でもあった。いや、その神秘主義が彼の本質部分を支えていたと言っても過言ではない。彼は本気で世界を変えようと考えていた。その本気度がUFOを開発させたのであり、・・・中略・・・技術力の裏には、密かにコンタクトしていた地底存在の情報があった。終戦前、ドイツ軍はこのUFOを使って月の裏側まで到達した。(p.175)
 ナチスの残党は、現在も月にいて、「覆水盆に還す」ことを計画していることが書かれている。
   《参照》   『宇宙戦争 ソリトンの鍵』 光悠白峰 (明窓出版) 《後編》
             【水は月から】
 ところで、
 ナチスの鍵十字は、実は日本の寺の卍マークを逆転し45度傾けたものであった。ヒトラーにこのマークを進言したのは日本人だったのである。(p.175)
    《参照》   『宇宙人の伝言』 田村珠芳 (TO文庫) 《前編》
              【熱海の「風雲文庫」】
 琵琶湖の水位が激減した理由はこうだ。琵琶湖の地下と那智の滝の水源は、密かに地下の超巨大掘削機、ウルトラシールドマシンにより繋がれていた。琵琶湖の水は那智まで流され、そこで巨大な転送装置を使い月へ転送していたのである。真相を知った政府筋も、実際の写真をみるまではにわかに信じがたい話だった。
 1年かけて、月の裏側には琵琶湖を模した湖、「月の琵琶湖」が完成した。ナチスドイツの残党は琵琶湖の秘密を知っていたし、日本が世界のひな形だけではなく宇宙のひな形であるということを、カオスとフラクタル理論で確信していたのだ。ゆえに、月に琵琶湖を作り、日本龍体がおかしくなった時に、相似象エネルギーでシンクロさせる機能として使う計画であった。
それは、月に逃れたナチスが、いつの日か地球に戻る前にやっておくべき作業の一環でもあった。(p.180-181)

 

 

《後編》 へ続く