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 2007年に本格稼働した青森県六ケ所村の核燃料再処理工場に対し、その危険性に声を上げた人々の思いが綴られている。2007年12月初版。

 

【一年分が、一日で】
 坂本龍一です。
 本日、みなさんの貴重なお時間を頂戴して訴えたいのは、青森県六ヶ所村にある核燃料再処理工場による、甚大な放射能汚染についてです。
 なんと、この再処理工場からは通常の原発から出る放射能の一年分が、一日で出るというのです。美しい縄文の地と恵みをもたらす三陸の海が汚され、その被害は何百世代先まで及びます。
 こんな異常なことがまかり通っていることが、にわかには信じられません。しかし、もっと問題なのは、ほとんどの人がこの事実を知らないということです。
 これは大手メディアに責任があります。PSE法(電気用品安全法)については、あれほどリアクションがあったのに、もっと重大で命に関わるこの問題については、社会全体が奇妙なほど静かなのです。そこでぼくはインターネットと音楽をもって世界にこのことを知らしめようと思いました。(p.22)
 これを初めて読む人は、六ヶ所村から出るこの放射能の量の多さに唖然とするだろう。
 再処理工場での汚染水は、陸から3kmの地点でパイプから海洋に放出されている。
 八戸市には、豊富な水産物を加工し日本全国に供給している缶詰工場があるけれど、六ケ所村の南側40km程度のすぐそばである。3・11で八戸の缶詰工場も生産停止して供給が途絶えていたけれど、福島からの汚染云々言う前に、六ケ所村の再処理施設が稼働を始めた2007年から、八戸で生産される水産加工物には、見えないアラームが点滅し続けていたことになる。消費者は、食品の生産地を良くよく確認したほうがいい。

 

 

【原発利権】
 六ケ所村の再処理工場にしても、当初7000億円ぐらいで建てることになっていたのに、最終的には2兆1000億円もかかりました。そういうことを考えると、「大本営発表」は総コスト19兆円と言うことになってしまいますが、最終的には60兆円近い金額になるかもしれません。
 消費税が1%で2兆5000億円ですから、世の中の誰も知らないうちに、消費税が何%も上がったのと同じくらいの国民負担になります。それをわかっていて、でもマスコミも書かないというのは、大問題だなと思います。(p.77)
 原発は石油資源と共に、国際金融資本(=「闇の権力」)の中枢となるエネルギー利権であり、常に戦争やテロと共に、ハイリスクだからこそこれを織り込んだ美味しい戦略的ビジネスの骨格となっている。日本のメディアと官僚たちはすべてこの連中の支配下にある。
   《参照》   『図解「闇の支配者」頂上決戦』 ベンジャミン・フルフォード (扶桑社)

             【原発というマッチポンプ装置】

 国際金融資本に握られた原発利権は、被災後の福島原発でも、何ら損なわれることなく、というか、損なわれるどころか、より一層強力に維持され続けている。
   《参照》   『日本中枢の崩壊』 古賀茂明 (講談社) 《前編》

             【腐敗王国・日本の象徴:東京電力】

 

 

【ウェブサイト : ROKKASHO】
 坂本龍一氏が中心となって作られた素晴らしいウェブサイト、[stop-rokkasho.org] の中身を書籍として進化させるべく、2006年夏、ぼくたちは動き始めた。
 この本一冊で、核燃料再処理に関する基本的な知識、環境に対する影響、ロッカショで起こっている真実を、一通り理解できるようなかたちにした。(p.26-27)
 下記リンクが、この本の元となっているウェブサイト。
    《参照》   ROKKASHO
 つまり再処理の工程は、使用済み燃料に閉じ込められた放射性物質をわざわざ外に出す作業なのです。(p.49)
 再処理に関する安全性を語っている科学者というのは、要は「闇の権力」の下僕(飼い犬)である。

 

 

【セラフィールド】
 イギリスのセラフィールドが、結局また動き始めるらしいと聞きました。セラフィールドの北極海への被害があまりにひどかったのは周知の事実なのに。そして、その被害はあまりに有名になったのに。それでもまた動き始める・・・・・。それを動かしたい人の行動はあまりにも強引だと感じます。(p.36)
 セラフィールドは、イギリスのアイリッシュ海(アイルランド側:西側)に面して建てられている核燃料の再処理工場。
 西欧では、電力に占める原発の割合 において、フランス(76.4%)、ベルギー(53.7%)、スウェーデン(42.6%)、の3国が、世界のワースト3になっているけれど、これで北海が汚染されていないと考えるのは楽観的すぎるだろう。
 日本では、ノルウェー産のシシャモが多量に輸入されてスーパーで売られているけれど、現地の人々が食べない海産物でも、セラフィールドや西欧の原発事情を何も知らない日本人消費者なら完全にOKなのである。
 セラフィールドを稼働させているヤツラは、当然のことながら日本のロッカショも支配している。
 ヤツラは、昔も今も、一般に知られていないだけで、とんでもないことをアッチコッチで頻繁に行ってきている。
    《参照》   『私の名前はナルヴァルック』 廣川まさき (集英社) 《後編》

              【チャリオット計画】

              【国家というペテン師】
 ヤツラの目的は、地球を放射まみれにして“死の惑星”にすることなのである。
 止めるわけがない。
    《参照》   『レインボーチルドレン』 滝沢泰平 (ヒカルランド) 《後編》

              【「審判の時」】

              【ハードランディング?】

 

 

【文化的貧困?】
 公的な領域、共の領域、私の領域、僕らには三つの領域があると思うんです。僕らの生きている今の時代は私的な領域と国家的な公の領域が肥大化していて、世界を覆い尽くそうとしている時代。「文化的貧困」というのは、実はそれです。
 本来、文化とは、シェアリングなんだと思う。食べ物を分かち合うためにテーブルを囲む。それが人間の文化の原点でしょう。国家的なエゴが今、大手を振るって歩いている。誰かれかまわず同じ人間の頭上に爆弾を落としいい、と。でもちょっと考えてみてください。水、空気、エネルギー、太陽、月は誰のものか。環境問題と言うのは結局、分かち合いという人間の文化の基本が崩れている、ということでしょうか。(p.59)
 人文的に語るなら、この様な表現になるのだろうけれど、本質的には、同じ人類に見えながら、その魂の帰属するレベルが余りに異なった人々が、現在の地球の支配者になっていることが根本的な問題なのである。
 爬虫類のように本当に他者を食する魂レベルのレプティリアン(爬虫類人)たちには、倫理や道徳といった観念などない。魂のレベルの高低差は、シェアリングを実現しないのである。
 レプティリアンたちは、格差を広げ、戦争やテロの危機を煽り、現実的に、世界を混乱の極に陥れることこそを目的としている。仮に、人類の平均的意識が、安定と豊穣の側に向かうことを希求していたとしても、世界史は常に、現実を混乱させ貧困化させ生活を劣化させるパワーに支配されてきたのである。それは道徳的知性を有さぬレプティリアンたちが、昔も今も人類の支配者であり続けている証拠である。
    《参照》   『アセンションで何が変わるのか!?』 中丸薫&ベンジャミン・フィルフォード他 (青志社)

              【アルファ・ドラゴニス】

 

 

【放射能を解決する技術はある】
 放射能に関する暗澹たる野放し状況が続いていても、世界を救済する技術はある。
 日本国民が一斉に声を上げるなら、日本と世界を救済することは不可能ではない。
 しかしながら、今年9月23日、都内の代々木公園で予定されていた『反原発集会』は、「デング熱を媒介する蚊が生息する」という理由で、公園自体を出入り禁止にするという手口で潰されてしまった。
    《参照》   デング熱報道についての真相
 あらゆる伝染病とワクチンを売りつける製薬会社もまた、ヤツラが経営する枢要な企業である。一石二鳥の悪智慧もここまでされると絶句するしかないけれど、マスゴミも公設暴力団(警察・検察)も奴らのための用心棒だから、日本はまるで変わらない。
 しかしながら、放射能問題などを解決する技術は、既に存在していることだけは知っておくべき。
    《参照》   『宇宙のヘソ富士山と共にアセンションせよ』 滝沢泰平 (ヒカルランド) 《前編》

              【高嶋康豪博士の超技術 <2013年4月14日の記事>】

    《参照》   『世界支配者vsライトワーカー』 サアラ×玉蔵 (ヒカルランド) 《4/4》

              【福島原発による被曝の逆用】

 放射能問題を解決する技術のみならず、あらゆる有害物質を除去する超技術は既にいくつも存在している。例えば、水を用いたプラズマ技術。1万数千度の高温で、大方の有害物質を除去できるという。
   《参照》   『日本壊死』 船井幸雄・副島隆彦 (ビジネス社)

              【日本の技術力】

              【エネルギーの解放】
 今、世界には、深い闇と明るい光が混在している。

 

<了>