《前編》 より

 

【怖れとワクワク】

 あなたもいま二極性を体験しています。恐れとワクワク感です。
 この2つは別のもののように見えますが、実は同じエネルギーであり、コインの裏と表なのです。(p.124)
 2つの選択肢があるとき、あなたはどちらのエネルギーにフォーカスしたいですか? 人間のマインドは習慣的に怖れにファーカスします。それが仕事なのです。しかし、ハートは習慣的にワクワクした気持ちにフォーカスします。 ・・・(中略)・・・ 。怖れとワクワクは同時に存在することはできません。あなたはどちらを選ぶのでしょう? これにはある程度、自分を律する必要があります。 ・・・(中略)・・・ 。もっと意識的なり、自分のエネルギーをどこに向けるかよく選んでください。(p.125)
 無理してワクワクしようとするのではなくて、自分を律して意識的に選択するようにする。

 

 

【エイペックス:ベガ星系からレティクル座へ】
 エイペックスというベガの惑星について話をしたいと思います。エイペックスの発展の仕方は地球の発展の仕方に最もよく似ています。みなさんはエイペックスと非常によく似た道を歩いているのです。(p.133)
 エイペックスは、ベガ文明圏にありながら、大量の核兵器や原子力を使い、このコントロールが不能になった文明だという。汚染状況が酷過ぎて地表に住めず、すべてを地下に移動したという。
 極度に汚染(特に放射能)された惑星で、当時のエイペックスの科学者が行っていたような時空間の実験が行われると、その惑星の時空間における位置が偶然、変わることがあります。それがエイペックスに起きたのです。彼らはもともとベガの星系内にいましたが、地球の天文学者がレティクル座と呼んでいる星系に移動していました。(p.135)
 これは、ゼータ・レティクルという種族に関する話の導入として記述されているもの。
 ゼータ・レティクルは日本人と深い関係のある種族。
 下記の著作では、ゼータ・レクチルと表記されている。
    《参照》   『宇宙人遭遇への扉』 リサ・ロイヤル&キース・プリースト (ネオデルフィ) 《後編》
              【ゼータ・レクチル人と日本人】

 

 

【ゼータ・レティクル人とグレイについて】
 ゼータ・レティクル人がどんな種族かご存じない人のために説明しましょう。彼らは地球で一番有名な宇宙人です。目が大きく、体が小さく、グレイと呼ばれることもあります。しかし、グレイという言葉は非常にネガティブな意味合いがあるので、私たちはあまり使いません。グレイについては、いろいろな怖い話が出回っていますが、そのほとんどがあまり正しいとはいえません。(p.139)
 グレイとゼータ・レティクル人は別だと思っていたから、正直なところ、この記述に、当惑してしまった。
 アメリカがエリア51で保管していたグレイは、ゼータ・レティクル人だったという可能性があるけれど、そうであればこそ、あえて情報操作のために、ネガティブな宇宙人・グレイとして意図的に流していたのだろう。

 

 

【日本人と放射能問題】
 日本は2度にわたる原爆投下の後、福島の原発事故を経験しています。なぜでしょう? これはアジア人というより日本人に起きていることです。日本人には、未来のゼータ・レティクル人の遺伝子がさらに色濃く入っています。ですから、地球上で放射能に関するいろいろな問題を体現しているのは主に日本人なのです。これは一つの奉仕です。そうは見えないかもしれませんが、みなさんは地球全体に奉仕をしています。
 もし地球の科学者がアジア人、特に日本人のDNAを白人のそれと比べ、放射能への反応を比較したとしたら、おそらく日本人の方が放射能に耐性があることが判明するでしょう。それはデータ・レティクル人の体験したことと関係があります。(p.154-155)
 もはやメルトダウンによる暴走を全く止められなくなっている福島第一原発の放射能の拡散状況を真摯に受け止めるにしても、一体全体どうしたらいのか、あるいは、日本人は何をどう理解してどう受け入れればいいのか、という点に関して、ゼータ・レティクル人の記述を書き出しておいた。
 日本人にとってかかわりの深いゼータ・レティクル人の未来地球への関与は、放射能問題だけに留まらない。

 

 

【一体意識への先導役】
 彼ら(創造の礎たち)は設計士なので、可能な未来の時間軸を見ることができますが、その中のひとつに、人類が行きついた個人主義と一体性の欠如のせいで、エイペックス人と同じ道を辿っているものがありました。
 創造の礎たちは、この危険性を、遠い未来のゼータ・レティクル人とプレアデス人のグループに伝えました。 ・・・(中略)・・・ 。彼らはゼータ・プレアデス同盟というものをつくり、地球の進化の軌道修正をするための手助けをしました。(p.153)
 時空をまたいで未来を作り替えるという「創造の礎たち」の作為について、チンプンカンプンの方は、下記リンクを辿ってください。
               【ウイングメーカーとBST】 
               【BST:自由への鍵】
 古代地球で行われていた遺伝子プロジェクトにおいて、アジア人はつくられていなかったのだという。
 このため、ゼータ・プレアデス同盟は、他の人種よりも一体意識のエネルギーを持った別の人種が必要だ、と感じました。そこで彼らは、遺伝子プロジェクトが行われていた過去の時代へと戻り、新しい人種をつくりだしたのです。それがアジア人です。一体意識を持ったアジア人が地球上の人種に加われば、 ・・・(中略)・・・ 個人主義が進みすぎて破滅するという道が回避されるかもしれないからです。
地球上の、アジア人以外の人種の遺伝子構成を見てください。琴座の遺伝子がたくさん入っています。シリウスやプレアデスも入っています。それに対してアジア人の遺伝子構成を見ると、プレアデスとゼータ・レティクル人の遺伝子がたくさん入っています。それは癒され、悟りを得た時代のゼータ・レティクル人の遺伝子です。これが加わったことで、人間はやがて一体意識にたどり着きやすくなるでしょう。(p.153-154)

 

 

【あなたと関係のある星系は?】
 では、人間である今のあなたはどの文明と関係があるのか、ということです。面白いことに、あなたが関係している文明は一生の間に変わっていく可能性があります。 ・・・(中略)・・・ 。
 まずは、主な星系のエネルギーを知ることをおすすめします。それぞれの星系のエネルギーに慣れ親しんでいけば、今の自分と最も関係のある星系のエネルギーが分かるようになるでしょう。 ・・・(中略)・・・ 。「あなたはシリウスから来ましたね」と誰かに言われても、シリウスのエネルギーがどんなものかわからなければ意味がありませんからね。(p.158)
 この本を読めば、主な星系のエネルギーの違いは理解できる。そして読み返すたびごとに、異なった星系のエネルギーに感化されるだろう。

 

 

【エネルギーのトライアド】
 アークトゥルスとアンタレスとアンドロメダは、エネルギーのトライアド(三つ組み)を形成しています。
 アークトゥルスとアンタレスは2つの対極です。対極と言っても、プラスとマイナス、善悪という意味ではありません。アークトゥルスは非常に感情的な、ある意味で女性的なエネルギーと言えます。それに対して、アンタレスはより男性的で、よりマインド寄りです。 ・・・(中略)・・・ 。
 どちらも、創造界のある側面を表しているので、バランスがとれています。そして、この2つを統合すると、アンドロメダになります。 ・・・(中略)・・・ 。アンドロメダのエネルギーは、アークトゥルスまたはアンタレスのエネルギーを通って地球に入ってきます。(p.181)
   《参照》   『プリズム・オブ・リラ』 リサ・ロイヤル&キース・プリースト (ネオデルフィ)
             【アンタレス】 【アンドロメダ】

 

 

【アークトゥルス・コネクション】
 アークトゥルスの存在たちは、太古の昔に人間のチャクラを発達させる際に、ハートチャクラに最も重点を置きました。 ・・・(中略)・・・ 。ハートチャクラは、みなさんが今、移行しようとしている第4密度と関係しています。第4密度はより極性の少ない、統合された意識状態です。
 みなさんはここ何千年もの間、第3密度にいましたが、これは意志の力やエゴと関係する太陽神経叢のチャクラと関係しています。(p.170)
 アークトゥルスのエネルギーはハートチャクラを一気に開かせる傾向があるため、初めてチャネリングする人はよく泣きます。 ・・・(中略)・・・ 。アークトゥルスのエネルギーはみなさんのそばを決して離れたり、見捨てたりはしません。それは常にみなさんのそばにいて、無条件の愛を体現しています。(p.171)
 アークトゥルスは、物質化という2極性の中に深く浸透する文明の道を選ばなかった。すなわち、分離という幻想に入ることなく、全体意識を残したままの状態に留まっているエネルギー存在なのだということ。
 だからこそ、物質化の道を選んだ人間たちのハートチャクラに、帰り道の道標のように重点を置いてくれていたのだろう。無条件の愛を流入させ、思い出させるために。

 

 

【第3密度から第4密度へ】
Q1 2012年12月21日が第3密度から第4密度に移行するポイントであるとしたら、世界の全人類が第4密度に完全に入ってしまうまで、そこから何年くらいかかるのでしょうか?
ジャーメイン  それぞれの密度を通過するのにかかる時間は、特に決まっていません。しかし、何千年もかかるとだけは言っておきましょう。残念でしたね。 ・・・(中略)・・・ 。
 もう一度言いますが、この話は確定しているわけではありません。しかし、一番早くて500年(笑)、一番遅くて2000~3000年かかるでしょう。(p.210-211)
   《参照》   『バシャール×坂本政道』 ダリル・アンカ/坂本政道 (VOICE) 《前編》
             【密度と振動数】 【第4密度】
   《参照》   『アセンションの鍵』 坂本政道 (ハート出版) 《前編》
             【第3密度と第4密度の大きな違い】
   《参照》   『[UFO宇宙人アセンション] 真実への完全ガイド』 ペトル・ホボット×浅川嘉富 《3/4》
            【アセンション(5次元化)が起こる期間】

 第3密度から第4密度への移行については、500~2000年かかると言っているけれど、社会体制や経済体制の移行に関しては、そんなに先ではない。
 〔追記〕 下記リンク動画では、第四密度への移行完了まで50~100年と言っています。
   《参照》   【シリウス意識アドロニス】 2017年6月28日付「イベント」がやって来ます

 

 

【体制の変化】
 主な体制の変化については、 ・・・(中略)・・・ 100匹目のサルの理論が関係しています。また、それは地球ですでに起きている変化の原動力にもなっています。ここ20年の間に、本当に劇的な変化が起きてくるでしょう。今後の流れによってはここ10年、運がよければ5年かもしれません。(p.217)
 遅くとも、5年先の2020年までには、完全に変わっているだろう。
 ウイング・メーカーさん達も、人類の未来を良いほうへ変えるべくいろいろしてくれている。
    《参照》   『シリウスの太陽』 太日晃 (明窓出版) 《後編》
              【ウイング・メーカー】

 

 

【地震を止める方法】
 このようなエネルギーに対してワークする一番いい方法は、ハートを使って地球とつながることです。大地に立って地球のエネルギーを体に入れて、地球に愛を送ります。充分な数の人がこのワークをすれば、そこで可能性が変わります。科学者がデータを見て「そろそろ東京に来ますよ」と言ったとしても、それは何の意味もないことなのです。(p.219)
 福島第一原発で爆裂的に拡散している放射能に対しても、予測としてしばしば語られる地震に対しても、意識を用いたワークは有効。
 地球とつながるグラウンディング方法やセンタリング方法については下記を手始めに学ぶことができます。
    《動画参照》 【瞑想する前に知っておくべき】なぜグラウンディングが必要なのか【大切なお知らせ】

 

 

【関係性におけるあなたの責任】
 あなたの責任は、あなたを見る人のために、できるだけ曇りのない、安らぎに満ちた鏡になることです。誰かを見て、ハートを開くとき、あなたが自分自身を嫌っていたり、自分を罰していたりすれば、相手もそれを感じ、きれいな鏡をつくることはできず、自己嫌悪に満ちた鏡を見ることになります。
 ですから、あなたは自分の中をできるだけ曇りのない状態にしておく責任があります。そして自分を愛することです。これはエゴ的な意味での愛ではなく、あなたが他の生命に対して持つような、当たり前の愛と尊敬の念です。(p.236)

 

 

【知覚の枠組みを変えるという責任】
 もう一つの責任は、 ・・・(中略)・・・ 、あなたの知覚のパラダイム(枠組み)を変えると言う責任です。つまり、主観的な目から見ることをやめて、観察者の目から見ると言うことです。あなたがそのように変化し始めると、非常に面白いことが起きます。物事を中立の視点から見るようになるからです。この世界を中立の視点から見るようになると、今まで重荷のように感じていたことが、単なる幻想であることに気づき、そこから簡単に解放されるでしょう。これは一夜にして起きるプロセスではありませんが、いったん始まると、それがあっという間に加速していくことに驚くはずです。
 そして、あなたが観察者、つまり統合意識になればなるほど、その統合意識としても自然なありかたがあなたを通して現れてきます。自然なあり方とは一体何でしょう。皮肉なことに、これは人間の言葉では説明できませんが、なんとか説明を試みます。自然なあり方とは、喜びや愛、思いやり、至福、そしていまこの瞬間に集中している状態、つまり、今しかないという状態です。(p.238)
 「頭にきちゃう」とか「バッカじゃない」とかの感情に満ちている時こそ、『観察意識』という言葉を思いだすべき。観察意識が確立しない限り、有為転変の波風に満ちた人生から抜け出ることはできない。
 観察意識は統合意識の萌芽。ワンネスの世界を望みながら、主観という感情の舞台でもろに主役になり切ってているパワフルな人を見ると、正直言って当惑するしかない。
   《参照》   『空 天翔ける歓喜の弥栄』 Mana (三楽社) 《前編》
            【あなたは観察意識】

 

 

【日本人:地球を統合する使命】
 日本人は他の民族と異なるDNA構造を地球外の祖先からもらっていますが、それだけではなく、これには日本の国土の持つ非常にユニークなエネルギーと、日本人独自の意識が関係しています。
 地球のエネルギーは何千年もの間、分離していましたが、それは簡単に言うと、東西の分離です。西洋は科学的で左脳的な文化に、東洋はスピリチュアルな目覚めと右脳的な文化と結びつけられていました。この東西の分離は長い間、続きました。
 地球が統合意識に向かっている今、日本人には右脳と左脳をつなげる役割があります。日本では、最も深遠な目覚めの実践法が神聖視されてきた一方で、左脳的な科学の分野で最先端を走ってきました。この2つは、右脳と左脳、あるいはハートとマインドが統合されることを象徴しています。(p.240-241)
 他の民族とは異なる日本人のDNAと、日本人の意識については、プレアデス・シリウス同盟による計画や、ゼータ・プレアデス同盟の奉仕によるところが大きいのは、先に書き出してきたとおり。
 日本の国土が持つ特徴的なエネルギーについては下記リンクに。
   《参照》   『ガイアの法則』 千賀一生 (徳間書店) 《前編》
              【経度0度と経度135度の文明的特徴】

 日本という国土が持つエネルギーに涵養された日本人の特性が花開くのは、現在が、宇宙史的サイクルにおける類い稀なるタイミングであることに深い関わりがある。

 

 

【アトランティス期からレムリア期への移行】
 太陽系が銀河のディスクの下半分を回るのに1万3000年かかり、上半分を回るのに1万3000年かかります。銀河はある電磁的特質を持っているため、みなさんの文明は、このディスクの上を通っているときと下を通っているときでは、異なるエネルギーを体験します。(p.42)
 太陽系が銀河のディスクの下を通っている時期は、宇宙との繋がりを忘れている時期で、分離と2極性が支配しています。・・・(中略)・・・ 、太陽系がディスクの上半分を通っているときは、統合のエネルギーを体験します。それは黄金期のようなものです。
 アトランティス文明は、太陽系がディスクの下を回りはじめたときに始まった文明です。(p.43-44)
 2012年の年末を境に、地球は、分離のアトランティス期から、統合のレムリア期へと入っている。と言っても、截然とした境界があったのではなく、エネルギー的に50:50の境界を超えたと言うことであり、これからますます統合エネルギーが占める比率が高まってゆくということ。
 大局的かつ客観的に見て、世界は明らかに統合の方向に向かっているだろう。
 ということは、日本人の役割がますます大きくなって行くということなのである。
    《参照》   『スターピープル vol.48』 (ナチュラルスピリット) 《後編》
              【日本の役割】

 

 

 

 

  リサ・ロイヤル著の読書記録

     『ギャラクティックファミリーと地球のめざめ』

     『宇宙人遭遇への扉』

     『プリズム・オブ・リラ』

 

<了>