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 記述されている内容とすれば、 『バシャール×坂本政道』 にもっとも近いだろうか。際立った内容があるとは思えず、パスしようかと思いつつ、それでもと思い書き出していたら長い読書記録になってしまった。ヘンなの。ヘミシンクを使っている人にとっては、特に後半、参考となる記述が多いだろう。2009年12月初版。

 

【アセンションの鍵】
 アセンションの鍵は、振動数の上昇、すなわち第3密度から第4密度へということなので、前もって、以下のリンクを。

   《参照》   『バシャール×坂本政道』 ダリル・アンカ/坂本政道 (VOICE) 《前編》
             【密度と振動数】 【第4密度】

 

 

【コーヒーは振動数をさげてしまう】
 バシャールとの交信で得た情報として。
「今あなたはコーヒーを入れましたが、コーヒーは振動数を下げる傾向にあるので、気を付けたほうがいいでしょう。もちろん、こういうものの影響は受けないという強い信念があれば、それはそれでいいです。ただ、何も考えずに習慣として飲むなら、コーヒーは自然に振動数をさげます」 (p.44)
 地球全体は、第3密度から第4密度へと、振動数を徐々に上げながら移行しつつある過程にあるけれど、すべてが自動的にそうなっていくのではない。意識の持ち方や飲食するものによって、少なからぬ影響をこうむってしまう。菜食ならいいけれど、肉食は振動数を下げてしまう。
 肉食に関してもコーヒーに関しても、自分自身で体験しているからよくわかる。純水だけで1か月経過した時点で、習慣化していたコーヒーを飲みだしたら、冴えが全く消えてしまったことがあった。
 表現の仕方は違うけれど、シュタイナーもコーヒーの弊害を語っている。
    《参照》   『人間の四つの気質』 ルドルフ・シュタイナー (風濤社) 《後編》
              【コーヒーと紅茶】

 

 

【第3密度と第4密度の大きな違い】
 第3密度で人が持ちやすい信念に、自分は自分の現実を創造していない、というのがあります。
本当は、自分は常に自分の現実を創造しているのですが、それに気づいていません。第4密度と第3密度のもっとも大きな違いは、これに気づいているかどうかです。(p.55)
 第3密度と第4密度の違いは、振動数で表されるけれど、それは同時に、意識変革の(無意識が意識化される)度合としても表現できる。故に、自分の意識が自分の現実を創造しているのだ、ということが分かるようになってゆく。
 意識変革したいなら、まずは第4密度における人類がもっている意識とはどんなものなのかを、意識的に知ろうとすればいい。YouTubeにある、高次存在であるバシャールなどの動画 を通じて学ぶのも一つの方法である。何度も聞いていれば、「地球生命系で身につけてきた、自らを制限している第3密度的な信念」が何なのかに気づき、ついで徐々に変容させることができるだろう。
 第4密度になると言うことは、気づきが広がっていくことであり、無意識を意識化していくことでもあるのです。(p.196)

 

 

【精神世界の次元と物理学の次元】
 精神世界で言う次元は物理学でいう次元とは別の概念です。たとえば、動物は精神世界の次元で、2番目の次元ですが、2次元世界、つまり平面に住んでいるわけではありません。ちゃんと我々と同じ三次元世界に住んでいます。
 ただし、両者は全く関係ないかのかというと、どうもそうでもないようです。
 たとえば、精神世界の次元で、死後世界は第4番目の次元ですが、これはもしかすると、空間次元として第4番目の次元である可能性があります。(p.61)
 物理学の知識がある人は、この点に拘ってしまうのだろう。両者は「違うのだ」と割り切っておいた方がいい。
 そもそも物理学の言う4次元(時空)は、3次元空間+時間などという折衷的概念なのである。そして、進化した存在たちが語る高次元には「時間は存在しない」のである。
 だのに物理的次元の延長線上で、3次元以上の空間にさらに時間を加えて高次元を想定しようとしても、頭がコンガラガッテしまうだけである。チャンちゃんは、この点に関して、割り切って理解しやすいように理解している。
     《参照》   『2013:人類が神を見る日』 半田広宣 (徳間書店) 《中編》

               【3次元空間認識の陥穽】 【空間認識としての次元】

 

 

【大地とのつながり】
 大地に寝転ぶこと。大地に直接つながり、そのエネルギー、振動を体内へ直接取り込むことである。そうすることで、心の安定が保たれる。・・・中略・・・・
 今、あなたに、そして人類に必要なことは大地とのつながりを取り戻すことである。それが・・・中略・・・アセンションにとっても重要なのである。下との強いつながりが、実は上へ上がっていく上で基盤をもたらすのだ。大地自身が上がっていく。それに乗ってゆくのだ。(p.98)
 都市に住んでいる人々は、大地に立つことなどほとんどないだろう。地方に住んでいても裸足で大地に立つことなど忘れてしまっている。
 アセンション系列の著作には、この著作と同様に、大地のエネルギーを足の裏から取り込み、それを体内に循環させた上で頭から天空へと放つという瞑想の手法が書かれているものが多い。 キーシャの著作 にも書かれていた(読書記録には書き出さなかったけれど、極めて重要な技法だろう)。

 

 

【いまだに偏狭な世界観の地球人たち】
 地球外生命系と地球外生命体の存在は宇宙では常識ですが。人類は未だにその事実を認める段階に至っていません。我々の世界観がいかに狭いものか、ヘミシンクを使うことでわかってきます。何世紀か前まで地球が丸いという事実が認められていなかった状況と似たところに、我々はいるのです。(p.131)
 宇宙情報は、「闇の権力」によって意図的にコントロール(隠蔽)されてきたから、いまだにこういう状態なのだけれど、地球自体が振動数を高めてゆく過程で、自ずと気づいてゆく人々は増えるだろう。

 

 

【交信上の留意点】
 高次存在との交信に際しては、様々な変容が生じやすい。その因子として、信念のフィルター、記憶情報のフィルター、知覚パターンの3つが記述されている。そのうちの知覚パターンの説明。
 我々日本人は、あいうえおの5つの母音と、何十かの子音の組み合わせですべての音声を把握します。ひらがなというパターンの中にすべての音声を押し込んで把握しています。
 だから、アメリカ人の話す英語を聞き取るのが非常に難しいのです。・・・中略・・・むりやりひらがなのパターンに載せてしまうので、McDonald がマクドナルドというふうに、似ても似つかぬ音になってしまいます。
 ちなみに、ハワイ語には日本語以上に子音が少なく、たとえば、SがないのでKで置き換えるそうです。だから、クリスマスは、カリキマカになるそうです。これは笑えない話です。
 このように、我々は得た生情報を自分の持つ知覚パターンに載せて把握しています。そのため、生情報の本当の姿からかなり逸脱した形で把握することが起こりえます。(p.143-144)
 このような言語による知覚パターンに加えて、文化圏による信念の違いが重なれば、同じ生情報をもとに全く違った解釈が生ずることがありうる。
 こう書いてくると、交信で得る情報はまったくでたらめじゃないか、と思われるかもしれません。実際、交信する相手が、地球人類とはまったく異なるバックグラウンドを持った生命体の場合にはそういうことは起こり得ます。
 ただ。バシャールに限って言えば、彼らは人類の事をかなりよくわかっています。さらに人類の言語についても相当良く勉強しているようです。そのため、私の受ける印象では、情報を我々が把握しやすい形にして渡してくれているような気はします。(p.144)
 バシャールの動画を見ている人々は、同じ感想をもつだろう。
 ニール・ドナルド・ウォルシュの著作 内容に関しても同様だろう。

  ニール・ドナルド・ウォルシュ著の読書記録

     『神との対話』

     『神との対話 ②』

     『神との対話 ③』

     『神との対話 フォトブック』

     『神との友情 (上)』

     『神との友情 (下)』

     『神とひとつになること』

 

 

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