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 時代のゲート・ウェイを通過するに及んで、知っておくべきことの復習。2009年5月初版。

 

 

【自分には選択できる】
バ  自分には選択できるんだという認識に到達すれば、自分で選んで出ていくことができます。その認識に到達していない場合には自動的に輪廻を続けますが、ひとたび、「ああ、自分には選択することができるんだ」とわかれば、選択によってもう一度輪廻することもできるし、別のレベルに移動することもできるのです。(p.60-61)
 仏教の教学に凝り固まっている人々は、解脱(輪廻から出ること)なんてそう簡単にできることではないと思い込んでいるんだろう。人間は未来永劫にわたって六道の世界を輪廻するものだと教わっているのである。しかし、「自分が自分の現実をつくっているのだ」という正しい認識に至るなら、そんな仏教教学はまったくの出鱈目であることが分かるはずである。むしろ宗教教学など知らない人の方が、その正しい認識をすんなり受け入れやすいだろう。
 ところが、ある程度その正しい認識に至っていながら、物質過程の欲に満ちた生存様式を好ましいと思って、輪廻からの卒業を拒む魂が結構あるのだという。
   《参照》   『2012人類大転換』 坂本政道 (ハート出版)
             【2012年に向けて】 ~ 【地球生命系がもつ陥穽】

 輪廻するかしないかだって選べるのだから、肉体をもっている期間での未来だって選べるに決まっている。それぞれの選択によって、どのパラレル地球に住むかが決まってくる。
   《参照》   『未来は、えらべる!』 バシャール・本田健 (VOICE) 《後編》
            【「100匹目のサル現象」とパラレル・ワールド】 ~ 【2012 EXPRESS】

 

 

【密度と振動数】
バ  肉体が約33万3000回/秒(ヘルツ)で振動するとき、物質界から非物質界へと移行します。(p.127)
 p.137にまとめられている表の概略を転記すると、
 密度    振動数(万回/秒)  備考
 第3      6~15     人類の平均は7.6~8。仏陀、イエス、クリシュナは20。
 移行領域  15~18      ムー/レムリア
 第4     18~25      ここまでは物質界
 移行領域  25~33.3    バシャールたちのエササニ
 第5      33.3       ここからは非物質界

 人類は、今、第3密度から第4密度へと移行しつつある段階。
 ということは、物質的な肉体をもちながら、人類全体の知覚が変化するとともに非物質的な感性が発達し、その領域の科学も大いに発展するということ。

 

 

【第4密度】
 第4密度の世界を、正しく認識しておくために、くどいけれど、あえて書き出しておいた。
坂本 物質次元はその第4密度でも残っている、という認識なんでしょうか。
バ  そうです、もちろんです。波動が高まっている、というだけです。
第5密度が非物質です。
ただ、覚えておいてほしいのは、比較によってより非物質的に見える、ということです。第3密度の肉体と第4密度の肉体を比較すると、第4密度の肉体は非物質に近く見えます。
たとえば、みなさんの時間で300年前の人や1000年前の人が現われて、みなさんを見たとします。すると、彼らの振動数の方が低いので、彼らの目から見ると、みなさんはとても光り輝いて見えるのです。でも、みなさんは慣れているのでわかりませんね。
同じように、もしあなたが何百年か未来に旅をして、第4密度にいる肉体を見たら、あなたにとって彼らは光り輝いているように見えるでしょう。(p.243)
 密度の低い側から高い側を見ると「光り輝いて見える」とあるけれど、現代のお医者さんが江戸時代にタイムスリップしてしまった場面から始まった『 仁 - jin -』というマンガがあったけれど、この記述と同じように、江戸時代の人にはお医者さんが「光り輝いて見える」ように描かれていた。いつの時代でも、高度に進化した側は「光」のように見えるのは、様々な文化遺産からみても共通した事象らしい。
   《参照》   『BASHAR ⑧』  ダリル・アンカ  VOICE
             【アセンションの形態】

 

 

【「低い振動数の人」と「高い振動数の人」】
 地球上に住む同じ人間でも、振動数の高低差はかなりある。その違いは、以下のように現れている。
バ  つまり、低い振動数の人はいわば悲観的な傾向があり、高い振動数の人は楽観的な傾向があるのです。
低い振動数の人は、より困難な状況を生み出すような信念体系をもつ傾向があり、下向きのらせんを描いています。
一方、高い振動数の人は、ものごとを楽観的に楽に創造することができるという信念をもち、上向きのらせんを描いています。
低い振動数の人は、何かを起こすためにはものごとをコントロールする必要があると信じています。
一方、高い振動数の人は、自分がすべきなのは、それが起こってくることをただ許すこと、それが起こるのにまかせることだと理解しています。

低い振動数の信念体系の人がポジティブな方向への変化を望んでいるとき、その変化を大変動、破滅的なかたちで体験する傾向があります。
一方、すでに高い振動数をもっている人がさらに拡大し、よりポジティブな変化が起きることを望むときには、彼らのもっている信念体系のために、シンクロニシティやミラクルやマジックのようなかたちで変化を体験する傾向があります。(p.132)
 能天気な不思議大好き人間は、もともと振動数が高いんだろう。
 終末預言なんかが大好きだとか、気になってしかたがないっていう人は、振動数が低い証拠である。
 国民比較でいえば、日本人の振動数の平均値は最も高い。宗教でいえば神道が最も高い。下記のリンクから辿ればそういったことが書かれている。
   《参照》   『アセンションの準備はできていますか』 中丸薫 (ヒカルランド)
             【日本人のひとりひとりが主役】

 

 

【2012:ネガからポジへの移行】
バ  2012年とは、地球上の集合意識がネガティブからポジティブへと大きく移行していく時期である、ということです。
それによって、今までお話してきたようなさまざまな事象が実現化していくスピードが加速化するでしょう。 ・・・(中略)・・・ そして、2012年から2025年のあいだには多くのことが変化していくことでしょう。(p.147)
 2012年の年末に向けて、地球自体の波動は高まり続けてきたのだから、普通であれば、地上に住む人類は自ずとネガからポジへと漸次移行してきたはずである。なのに、以前と変わらずネガティブな思いに満ちているのだとすれば、よっぽど既存の社会意識に強固に支配され続けているからなのだろう。
   《参照》   『アセンションの超しくみ』 サアラ (ヒカルランド)  《前編》
             【社会意識(コントロール・グリッド)という檻から出る】
   《参照》   『分裂する未来』 坂本政道 (ハート出版) 《後編》
             【強調したい点:2012年以降の世界】

 

 

【信念の変化は、ワクワクのプロセスの一部】
坂本 通常の人間が情熱をもつ、あるいはワクワクすることは、たいてい欲がらみ、欲を満たす、というところにつながってしまうことが多いと思うんです。
たとえば、金がもうかる、有名になる、偉くなる、権力をもつ、あるいは性的なこと、そういうところに行きがちです。
そうすると、そのような気持ちに従って行動すると、それがかえって振動数的には下げてしまうほうに行く可能性があるのではないでしょうか。(p.215)
バ  ワクワクすることを行動していくと、必ずや自分の信念に直面することになります。
そして、ネガティブな信念があるならば、それをポジティブな信念に変えることによって、ワクワクにエネルギーを加えることになるのです。
それは「ワクワクを行動に移す」ということの例外なのではなく、プロセスの一部なのです。(p.217)
   《参照》   『BASHAR ⑧』  ダリル・アンカ  VOICE
             【 「ワクワク」 と 「愛」 の関係 】

 性欲に関して、坂本さんが改めて質問している(p.219)けれど、ネガティブな信念体系をもって行えばエネルギーは下がるし、そうでなければ上がる、ということ。
   《参照》   『タオ・コード』 千賀一生 (徳間書店) 《後編》
             【 「無欲以觀其妙」 : 観念的性欲なき性行為 】~
             【 「煩悩」 なのか 「神に近づく心」 なのか? 】