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 読者を引き付けるために、こんなタイトルにしたんだろう。2012年がピークであるけれど、その前後10数年の期間に渡って、地上に住む人々に大いなるチャンスが与えられていることが記述されている。
 モンロー研究所が開発したヘミシンクという脳に対する波動調整機を用いて、いくつもの星を訪れた時の記録を基に、死後の世界がどうなっているのかもわかりやすく記述されている。2007年8月初版。

 

 

【結合による創造エネルギー】
 「生命エネルギーには男性的側面と女性的側面があり、その結合が創造的エネルギーになる」
 確かに生物でもそうだ。人間の場合、性的な結合で悟りを得ようとする教えがあるが、これとどういう関係があるのだろうか。(p.126)
 アンドロメダが男性で女性と抱き合っているような、キスをしているような映像が見えた。 ・・・(中略)・・・ 。
 後で思ったのだが、アンドロメダ銀河が抱いていた女性はたぶん、我々の銀河系ではないだろうか。以前銀河系と話したときに、銀河系は女性だった。彼らは愛し合っているのかもしれない。銀河にも男女があるのだろう。アンドロメダ銀河が男性で、我々の銀河系が女性だというのはありえることだ。質量から言っても、アンドロメダ銀河は銀河系の1.5倍ほどある。(p.130)
 アンドロメダ王子と銀河系の主催者である菊理姫が8の字型にペアを組んだら、さながら∞(無限)と形容しうる結合エネルギーが生ずることになる。
 日本は、天地(あめつち)を創造する神々が集う国だから、神道系の教団の中にその秘儀を託し持つ男女ベアの教祖さんがいるはずである。
 人間としての男女のエネルギーの差異については、以下に記述されている。
   《参照》   『I LOVE YOU 1』  アーリオーン・北川恵子 (扶桑社)
             【男と女】

 

 

【19.5度】
 このサイトによれば、地球を含め、多くの惑星上で北緯19.5度や南緯19.5度あたりに大きなエネルギーの噴出点があるという。たとえば、地球上では、地球上最大の火山であるハワイのマウナ・ケア火山がこの緯度にある。火星でも最大火山であるオリンポス山がこの緯度にある(実際は18.6度)。木製の大赤斑もしかり、海王星表面にもスポットが観測された。この緯度は、星型八面体の頂点がその外接球に接する位置であるという。星型八面体とは、ドイツの数学者・天文学者ヨハネス・ケプラーが発見した立体で、2つの正四面体が反対向きになって上下に重なった形である。それを平面に投影すると六芒星(ヘキサゴン)になる。(p.135)
 冒頭に記述されている「このサイト」とは、神聖幾何学マカバ について記述されたサイトのこと。

 

 

【完璧との対話】
「あなたは誰ですか」
「スフィア(球)だ。完璧な知識、意識を意味する。あなたの小さな意識も私の中に入っている。あなたはこことのつながりが細いが、完璧に繋がりをとり戻せば、私と一体になるので完璧になる」
「そのためには成長しなければならないのか」
「成長は必要ない。というのは時間は存在しないからだ。成長は時間を前提とする。ここへ統合されれば、私と一体になるので、完璧になる」
「私はなんのためにあるのか」
「プローブ(探査器)だ。未知の探索のためだ」
「未知があるということは完璧ではないということにならないか」
「既知の内部では完璧だ。未知を既知にすることでスフィア(球)は大きくなる」
「なんだか矛盾をごまかしているように聞こえるが」
「それはあなたが私の中をサーチして自分の理解できる部分を自分の言葉で理解しているからだ。この交信は交信というよりは、あなたの理解力で限定されているのだ」(p.212-213)
 時間とは相対の世界のみにあるのも。絶対の世界に至って初めて完璧となりうる。
 下記リンクは、「絶対の世界」と「相対の世界」を子ども用に簡単に語った著作。
   《参照》   『神との対話 フォトブック』 ニール・ドナルド・ウォルシュ (サンマーク出版)

 

 

【2012年に向けて】
 2012年に向けて銀河系コアから地球生命系への多量の生命エネルギー(無条件の愛)が流れ込む。スターラインズが開発されたのは、そのプロセスを加速するための一環であり、多数の人は銀河系のコアを訪れた結果、銀河系コアと地球コアを結ぶ道筋が太くなってきっている。それは銀河系コアから多量の生命エネルギーが地球生命系に注ぎ込むことを加速する。この結果、地球生命系全体が人類を含めて意識の進化へと向かう。人はこれまでフォーカス27に至った後、また人間へと輪廻していたが、今後はこのエネルギーを利用してフォーカス35へと進む人が多くなる。
 拙著 
『SUPER LOVE』 (ハート出版) に書いたが、無条件の愛(スーパーラブ、生命エネルギー)には意識を覚醒し、人間を人間界から卒業させる力がある。つまり、このエネルギーを使えば、人間が輪廻から脱し、フォーカス35へと進むことができるのだ。35へ進むと自分のI・Tへ戻り融合することになる。(p.219)
 I・Tとは 「I THERE」の略で「向こう側の自分」の意味。正確には、自分の魂の集合。同じものをトータルセルフとか、オーバーソウルと呼ぶ人もいる。
 宇宙の中心核とのパイプが太くなっている時に、在来の地上での2000年期の宗教(キリスト教・仏教)的教えによる観念に凝り固まっている人は、あまりにも気の毒である。死後フォーカス23~26に留まらないで済むように、地上にいるうちに下記リンクを読んでおいたほうがいい。フォーカス27についても書かれている。
   《参照》   『死後体験Ⅱ』 坂本政道 (ハート出版)
             【死後世界】

 上記書き出しに続いて、
 ただし、これはあくまでも本人の合意が必要で、そういう道を取るかどうかは死後、フォーカス27で選択することになる。中には拒否してしまう人もいる。
 ただし、地球生命系自体が進化していくので、今までのような形での生命系は維持できなくなるかもしれない。今は物質的な世界と非物質的な世界とが明確に分かれた形での生命系になっているが、その差があいまいな生命系に移る可能性がある。そういう生命系の方が宇宙では一般的だ。気になるのは、これから死ぬ人が多くなると言われた点だ。
 ただし「そんなに心配することはない。人類にとっていいことなのだ。35へ行くことでいよいよ地球生命系から卒業できるのだ。近い将来にそれが起こる」ということで、心配しなくていいらしい。人は誰しもいずれ死ぬのであって、早いか遅いか違いだけだ。そういう心配をするよりは、フォーカス23から26に囚われることを心配したほうがいいと言える。(p.219-220)

 

 

【地球生命系がもつ陥穽】
 地球生命系はひとつの学習の場である。いろいろな生命体が地球にやってきて物質的、肉体的な体験を通して学ぶ。地球はそのための環境、場を用意している。それは弱肉強食の環境である。そこでの唯一の目標は、「生き残り子孫を残すこと」である。そのために熾烈な競争が行われる。
 この環境に生まれると、「生き残らないと終わりだ」という「信念」が刷り込まれる。
 その結果、人間では、「自分」が「生き残りたい」、「子孫を残したい」という熾烈な欲求が生まれる。それは、「エゴ」、「我」を生み出し、食欲、睡眠欲、名誉欲、色欲、権力欲などありとあらゆる「欲」を生み出した。
 「欲」はさらに種々の「感情」を生み出す。 ・・・(中略)・・・ 。
 こういった欲、感情は煩悩と呼ばれる。つまり、地球生命系の弱肉強食の環境が、煩悩を生み出したのである。(p.248-249)

 地球生命系にはひとつの大きな落とし穴があった。それは、一度入るとやみつきになって出られないという点である。自分がどこから来たのかもすっかり忘れ、ひたすら欲を求めて輪廻するはめになる。人類として生まれた多くの生命体が、このトラップに嵌ってしまい、そこに留まる結果になった。これは地球生命系が、「肉体的に生存し子孫を残す」ことのみを善とする条件付けを、そこに住むすべての生命体に刻印することが原因である。そのため弱肉強食の戦いが繰り広げられる。(p.264)
 天の時が巡っているのを知らずに、権力欲や金銭欲にかぶれて貪欲なままに生き続けている人々や、旧来の宗教的教えにかぶれて独善的・排他的な生き様を恥ずかしげもなく実践している人々は、死後に再びこの地球生命系と同じ星に生まれ変わることになるのだろう。
 「もう輪廻なんてマッピラ」と思っている人々は、下記リンクを辿って、そこに書かれているように生きていったらいい。死んで肉体を出る時は、新たな生命系へ向かうチャンスに出会える喜びの瞬間である。
   《参照》   『SUPER LOVE』 坂本政道 (ハート出版)
             【心の受け入れ準備をする】

 

 

<了>