《前編》 より
 

 

【ピラミッドの建設技法】
バ  音の振動によってです。ある周波数を出すさまざまな楽器を同時に使うと、その周波数の組み合わせによって、ある種の音質、コード、周波数がつくられ、それによって浮遊が起きた、つまり石が浮き上がったのです。それはほんのわずかな浮遊でした。それほど高く浮き上がる必要はなかったのです。
しかし、それによって、石は比較的軽くなり、その音の周波数は続く限り移動させることができたのです。(p.113)
 音響による技術は、地上に存在するものであって、特殊なものではない。
バ  地球上の多くの科学者たちが音を使って物を浮遊させる実験をすでに行っており、限定的ではありますが、成功しています。(p.116)
バ  将来的には、音だけによって一瞬にして建築される建築物が出てくるでしょう。(p.117)

 

 

【位置とは物質がもつ特性】
バ  私たちの船に与える振動数とは、目指している位置を代表する振動数です。なぜなら、位置とは物質がもっている特性であって、その物質が存在している空間ではないからです。
たとえばAという場所にある物質は、Bという場所にある物質とは少し異なる、Aという場所固有の特徴的な方程式を持っています。振動数の方程式です。ですから、振動数の方程式の中で、場所に関する変数を、Aの場所の変数からBの場所の変数に変えると、船はAからBに移動せざるをえないのです。
坂本 ふ~ん、なるほど。
バ  私たちのコンピューターは時間・空間の中からさまざまな位置の振動数を推定することができます。なぜなら、私たちのコンピューターは意識を持ち、自覚しているからです。
坂本  そうすると、 ・・・(中略)・・・ それは瞬間移動をする、ということですよね?
バ  そうです。あいだの旅がありません。(p.120-121)
   《参照》   『戻ってきたアミ』 エンリケ・バリオス (徳間書店)
             【 “移動する” ではなく “位置する” 】

 

 

【物質界と非物質界の境界領域】
坂本  フォーカス21という物質世界と非物質世界の境界領域にもたくさん宇宙人が来ているんですよ。宇宙船もどうもその領域にたくさんいるみたいなんです。フォーカス21というのはけっこうローカルで、函館上空だったり、熱海上空だったり、場所的につながっているところがある。
喜多見 物質的に近いですからね。
坂本  ただ、すべての場所の上にあるわけじゃなくて、どうもエネルギー・スポット的なところにはフォーカス21の非物質と物質世界の境界のゲートがあるんです。だから、セドナなんです。
喜多見 だから、セドナであり、エジプトであるわけですね。
坂本  そう、ピラミッドの上。そこは地球に、この物質世界に近いんですね。(p.269)
 非物質世界へと進化している宇宙存在たちも、この領域を経由して地球にアクセスしてくるらしい。
 日本に古来からある神社は、たいていこの様なエネルギー的な特異点に位置している。

 

 

<了>

 

  ダリル・アンカ(バシャール)著の読書記録