《前編》 より

 

 

【アメリカの赤ちゃんとアフリカの赤ちゃん】
 アフリカの赤ちゃんのほうが(アメリカの赤ちゃんより)発育が良いのです。(p.113)
             アメリカの赤ちゃん  アフリカの赤ちゃん
 頭がすわるのに      3か月       4~6週間。
 支えなしで座るのに   7~8か月       4か月
 立って歩くのに     12~14か月     8か月
 走るのに          24か月      12~14か月
 この原因はもちろん、この本をここまでお読みになった皆さんにはもう明らかでしょう。ひとつは暴力的な出産だったかどうか、そしてもうひとつはアメリカの厚生省が報告書で結論づけているように、母親の出産前の情緒状態が影響しています。(p.113)
 現在の先進国であっても、50年以上前なら自宅出産が普通だったのだろう。出産が大ごとだという認識は世界中になかった。ところが病院で出産するようになると、多大な経済的負担と共に、赤ちゃんにとってはトラウマを生み出す暴力的な出産になってしまっているのである。
 近年、医療技術が進歩しているにもかかわらず、死因は変わってもトータルな病死率は一向に減っていない。結局のところ医療は儲かる商売なので、マッチポンプなのである。人間は人体実験のモルモットとしていいように利用されているだけである。
 アメリカの医薬品業界には価格制限がない。無制限に儲けていいというお墨付きがあるのである。本当に人の命や健康を守ろうとする人たちが、このような法的備えをすると思いますか? 連中がやっているのは人命を守るのとは真反対のことです。すなわち人口削減計画の推進。
   《参照》   『新説2012年 地球人類進化論』 中丸薫・白峰 (明窓出版) 《前編》
             【予防ワクチンに注意!】
   《参照》   『アセンションの準備はできていますか』 中丸薫 (ヒカルランド)
             【生物兵器を用いた人口削減計画】
             【医療の現場もこんなもの】

 

 

【BPM分類と人間の性格傾向】
 変性意識状態のひとつ、分娩前後の体験は人の精神に最も影響のあるものとグロフ博士は考え、その体験を4つのカテゴリーに大別し、それらを「基本的分娩前後のマトリックス」(Basic Perinatal Matrices:略してBPM)と名づけました。(p.138)
 スタニスラフ・グロフ博士の名前は、ニューエイジ・ムーブメントの時代にトランス・パーソナル心理学の著作を読んだことのある人にとっては懐かしい名前。
 羊水の中に浸かっている状態=母体との融合(BPM1)から出産完了=母体との分離(BPM4)まで、4段階に分類して、胎児がその過程でどのような影響を受けるかのアウトラインが記述されている。また、帝王切開で生まれた場合、全身麻酔で生まれた場合の影響による性格傾向も書かれている。
 医療設備がないばかりに、母親も子供も死んでしまうヘミングウェイの『武器よさらば』のような悲しいエンディングはあまりにも辛すぎるけれど、計画的な帝王切開やそれにともなう麻酔処置は、とんでもない暴力的な出産になってしまう。それによって、子どもは生涯影響を蒙るのである。
     《参照》   『宇宙の神秘 誕生の科学』  天外伺朗  PHP研究所
               【出生時のトラウマと成長後のトラブル】

 

<了>

 

  七田眞・著の読書記録

     『知能と創造のサイエンス』

     『胎内記憶』

     『奇跡の右脳習慣』

     『右脳がぐんぐん目覚める4倍速CDブック』

     『波動経営力』

     『超右脳記憶法 実践篇』

     『本調子』

     『超「右脳人間」塾』

     『「英語のできる子」の育て方』