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 タイトルは、インナーアース界(内部地球界=地底世界)を意味している。アセンション系列の書籍では、シャンバラと言ったり、アガルタと言ったり、聖書がらみではアルザルといったり様々である。この書籍には地底世界の一つであるシャスタ山の地下にある地底都市・テロスのアダマさんや、地中海の地底都市にあるポーソロゴス図書館のミコスさんからの情報が記述されている。
 下記リンクの読書記録の中に、アダマさんやミコスさんからの情報が書き出してあるけれど、重複しないよう、それ以外の箇所を若干書き出しておいた。2012年は過ぎたけれど、この本を読むのは、今かからでも決して遅くないだろう。2006年5月初版。

 

    《参照》  『いま二人が一番伝えたいこと』 船井幸雄・中丸薫 (徳間書店)
               【地底都市の人々】~【過去世を体験できない現在の地球人】
    《参照》  『こころ』 中丸薫 (あ・うん)
               【アセンションの結果】
    《参照》  『天と地と』  中丸薫  あ・うん
               【アセンションに備えている地底都市】
                ~【 「闇の権力」 と地底世界 】
    《参照》  『5次元世界の「超」歩き方』 中丸薫/エハン・デラヴィ (徳間書店)
               【要・覚醒】

 

 

【平和であり長命であることは進化にとって絶対不可欠な条件】
 全生命には進化を起こすための平和が必要です。平和なしでは、種族はただ生存のためにもがき、蓄積された知恵と強さを得るための“時間”が持てません。そのために、平和は進化には欠かせない要素であり、進化は種族の存続にとって欠かせない要素なのです。(p.34)
 地上において、極東の島国・日本は最も平和を保ちやすい場所であったがゆえに、歴史上の世界中の知恵が集積しているのだけれど、それとて地底世界で保たれてきた平和の期間とでは比べものにならない。
 さらに地表では自然災害に見舞われることで全てが消えてしまうこともある。
 技術や知恵の蓄積にとって平和がいかに大切はよくわかるけれど、もう一点、重要な因子がある。人間の寿命である。地底世界の人々は、地表の人類よりはるかに長命である。故に、一人の人が非常に高度な叡智を持つことができ、科学技術も格段の進歩が可能となる。
 私たちの魂は不滅で、望むだけ長時間、同じ肉体の中で生きることができます。
 地表のあなた方もいつか、これが可能となるでしょう。あなた方が自分たちの寿命を決定できるようになる時期は急速に近づいてきています。これがアセンションの意味するところです。(p.113)
   《参照》   『ガイアの法則[Ⅱ]』 千賀一生 (ヒカルランド) 《中編》
             【永遠性の獲得】

 

 

【進化を妨げる「闇の権力」と〈聖なるタイミング〉】
 闇の権力が地上を侵略し、密かにアブダクション(誘拐)を行っていることを私たちは承知しております。この惑星の地上・地下でのすべての出来事を知っています。しかし、姿を現していれば、私たちの教えやテクノロジーを守り、光をもたらす者は一人も残らず、私たちもまた犠牲者になっていたでしょう。・・・中略・・・。現在、集合意識と地上のエネルギーが変化しつつあり、アセンションに導く最終段階に向かって、私たちは(ごく近い将来)地表に現れ、ライトワーカーたちと合流できるでしょう。
 私たちは、地表面に達するアセンションの波が間近に迫っているという吉報をあなた方にもたらすためにここにいるのです。(p.43)
 闇の権力は、未だに地表世界にはびこっている。日本は全くもって闇の権力の支配下に置かれている。
 しかし、地球のエネルギーは高まりつつある。このエネルギーを受けて、おのずと地表の人類たちの意識は変容してきたのであるし、これからも変容をつづけるだろう。けれど、まだ地底世界が表に現れるタイミングには至っていない。
 テロスの私たちは、エネルギーが高まるこの時期を辛抱強く待ってきました。なぜなら、あなたたちの側が、このように意識を上昇させると、私たちが地表に姿を現せるようになるからです。ここには〈聖なるタイミング〉が関わっており、言わば〈聖なる時間枠〉があります。その時に、地底で守られてきた私たちが表に出られるようになります。(p.44)
 霊的な目覚めが臨界点に達すれば、すぐに私たちはやってきます。(p.52)
 今噴出しているニュースや、光と闇の間の摩擦に振り回されないで下さい。というのも、最終的にそのような魂は権力の座から降ろされ、地球から排除され、二度と現れることはなくなるので、それらはクライマックスに達して、その後衰え、消えていくでしょう。もう時間切れです。・・・中略・・・。まもなく地球は新たな始まりを迎えるでしょう。圧政から初めて解放されて、全人類が〈統合意識〉を通じて繁栄し、自分たちの夢をすべて達成することができるでしょう。(p.270)

 

 

【地底世界の耐震技術】
 私たちは自分たちのホームやビルを地球の磁器グリッドに完璧に合わせる特別な装置を持っています。それにより、私たちの基盤が安定化し、地震を安全なものとしています。そうでなければ、私たちの都市は数百年前に崩壊してしまっていたでしょう。
 私たちが自分たちの都市から出て地表に現れる時、あなた方もまたこの地球を救うテクノロジーを手に入れることになるでしょう。(p167)
 この耐震技術に限らず、地底世界のテクノロジーは、地上の世界のそれらよりはるかに進んでいる。このような技術の提供を受けていれば、地上世界ははるかに素晴らしい世界になっていたのだけれど、「闇の権力」に妨害されたまま、未だに大揺れに揺れ続けている。
 それでも、地底世界は、地上世界を救うと言ってくれている。
 私たちは、・・・中略・・・ あなた方が地球の大変動から生き残るために必要なすべてのものを持って、現れるでしょう。(p.215)

 

 

【地底世界の労働時間】
 私たちの労働時間はわずか4時間ですから、栄養や健康に対して意識を払うことに、より多くの時間を割くことができるのです。(p.180)
 地底世界より劣ったテクノロジーの地上世界だって、本当は全員が1日4時間労働で足りるだろう。霊性に劣った支配者たちが、阿漕な経済システムを利用して、富と労働時間の均一化を阻んでいるのである。そして、勤勉な日本人は、いまだに人生の多くの時間を無意味な労働に費やしていることに、気づこうとしない。
     《参照》   『夢がなくても人は死なない』 三浦展 (宝島社) 《後編》
               【週三日労働でいい】
 私たちは労働時間を最小限に留めることで、日課以外の活動のために十分な時間を持ち、休息がとれて、人々と遊び、社交的になれるのです。(p.183)

 

 

【地底世界の輸送システム】
 惑星中にトンネルが張り巡らされており、主要な各都市や州を結んでいます。そのため、私たちはたいていの目的地に、数分ではないにしても、数時間以内で到達できます。地上のあなた方は、太古から私たちの交流に利用されてきた、この地底の通路網には驚嘆することでしょう。地上のあなた方よりも私たちの方が密な繋がりを持っています。私たちはどこへでもどんな距離でも、自由に、ごく短時間で移動できます。しかし、あなた方は大金を払って予約して、乗り物が生み出す大気汚染とともに、空港や駅または車の中で何日も過ごさねばなりません。
 一方、私たちは地球内部の道を移動するのに、電磁力エネルギーと水晶エネルギーを利用します。私たちのエネルギーはすべて無料で、大気汚染や廃棄物、破壊を生み出すことなく、「クリーン」なものです。
 私たちの輸送システムは、かつて私たちが地上にいた時に利用していたのと同じです。(p.201)
 “かつて私たちが地上にいた時”とあるけれど、太平洋上にあったレムリア(ムー)が沈んだ1万2000年前のテクノロジーが、地底世界で継承されてきたということ。
 他の惑星においても、進化した文明は、同様な地下物流システムを完成させている。
    《参照》  『プレアデス星訪問記』 上平剛史 (たま出版) 《後編》
              【プレアデスの物流システム】