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 この書籍には 「地底世界」 とか 「宇宙連合」 などの単語が記述されているけれど、これらの単語を見ただけで 「バカバカしい!!!」 と思う人々は、2012年12月のタイミングに生きていることの重要な意味を全く知らない人々なのだろう。神国日本に生を受けた日本人でありながら、そのエッセンスをまったく知らない人々なのである。
 「事実は小説より奇なり」 という諺があるけれど、「事実はSF小説よりも奇」なのである。

 

 

 

【アセンションに備えている地底都市】
 交通機関のエネルギーは 「反重力のエネルギー」 で、「反重力」 によって物体を移動させています。地底から地上や宇宙に向けてUFOが飛ばされ、地底世界では地上の状況も宇宙の状況も、地上の人類以上に把握しているのです。
 地底世界の高度な科学力で、2012年のアセンションの際に、地球上で危険な災害や有害な汚染などが発生した場合、空気や水の浄化・供給を行う準備も進められているといいます。
 地底では、つねにすべてを浄化した上で環境中に循環させているので、「浄化のテクノロジー」 についても地上の科学よりもはるかに進んでいるのです。
 アダマさんは、「純粋な水を空洞地球からパイプラインによって地上に送るプロジェクトもほぼ完成に近い状態です。新鮮な食料を地上に供給する準備も進んでいます」 といっています。
 また、「地球にやってくる光の量が増加しているために、地上でも自分の霊性=スピリットに目覚める人がたくさんいます」 ともいっていました。
 2012年のアセンションを地上世界の私たちとともに迎える準備が、地底世界では着々と進んでいるようです。(p.119-120)
 アダマさんとは、北カリフォルニアにあるシャスタ山の下にあるテロスという地底都市の高僧(p.114)と書かれている。

 

 

【地底世界】
 アダマさんによると、地底世界では地上のインターネットとよく似た、けれども、もっと高度で精妙な機能を果たすコンピュータ網を通じて、銀河系の全ての星系とつながっているそうです。
 そのネットワークは、アカシック・レコードにも接続することができ、すべての人間の全生涯、過去世もすべてアクセスすることが可能だといいます。カタリアのポーソロゴス図書館のシステムもこれに類似したものでしょう。
 また、このネットワーク以外に、アダマさんたちは、アストラル・プロジェクション=幽体離脱で、自分を遠く離れた場所に移動させることもでき、その方法に関するテクノロジーも確立されているのです。
 地底のインナー・セントラルサンや地底の海からもたらされるエネルギーによって、こうした高度な文明を、安定して維持・発展させることができるようです。(p.123-124)
 まさに、ジュール・べルヌが 『地底旅行』 という小説に描いていた世界の様子と同じである。
 ベルヌは、通常では見つけられるはずのないポータル(入り口)から、地底世界へ入ってその世界を見たからこそ、あのような旅行記が書けたに違いないと思っている。

 

 

【地底世界のエネルギー湧出場所】
 ミコスさんに、「私が住む日本に、地底からのエネルギーが強く出ているところはありますか」 と聞いたら、「長野県伊那の分杭峠と富士山から60キロメートルくらいのところにある瑞牆山は、すごくエネルギーが出ています。ただ、そこから地底世界につながっているというわけではなく、地殻の裂け目から強いエネルギーが吹き出ています。(p.124)
 ミコスさんは、ギリシャのエーゲ海地下にあるカタリアという人口数百万人という地底都市にある、ポーソロゴス図書館の館長さんだという。(p.121)
 瑞牆(みずがき)山は、富士山のほぼ真北、山梨県内、長野県との県境近くにある山。屏風を立てたような美しい岩山である。
   《参照》   『天皇祭祀を司っていた伯家神道』  船井幸雄・推薦 〈七沢賢治〉 (徳間書店) 《後編》
             【 「国底立神」 と 新創世記 】

 

 

【 「闇の権力」 と地底世界 】
 私が一貫して告発している 「闇の権力」 は、地底世界のことをよく知っていて、とくにアメリカ政府はペンタゴン(国防省)が実態をつかもうと躍起になっているからです。
 地底世界の高度な文明、テクノロジーを自分たちのものにしたいという願望があるのでしょう。そのために、地底世界の人々は、地上とのポータル=入り口がみつからないように工夫しています。
 いずれにしても、2012年のアセンション=次元上昇によって、「闇の権力」 は終わりとなります。「心の調和」 がない人々は、フォトンベルトによるアセンションを通り抜けることができません。(p.127)
 「闇の権力」 とは、オランダのビルダーバーグというホテルに集って、世界を支配しようと画策してきた、ヨーロッパを中心とする王侯貴族や国際的金融機関、諜報謀略軍事組織、エネルギー、穀物などの主要産業を支配する人々のことである。
   《参照》   『超人「船井幸雄」の近未来予測』  柳下要司郎  あ・うん
             【アメリカのアルザル人攻撃】

 

 

【NESARA】
 NESARA(National Economic Security And Reformation Act)とは、アメリカの法律案で、「国民経済安全保障改革法」 と訳されています。
 この法案は、アメリカ政府とごく一部の富裕層、政治家たちが不正に蓄積してきた莫大な富を人々に分配することを主眼とした法律案です。実は、すでに2000年3月に議会で秘密裏に可決され、10月には当時のビル・クリントン大統領が署名、承認しているというのです。(p.203)
 「闇の権力」 の私的機関であるFRBを解体し、米国財務省通貨=「レインボー通貨」 を発行することなどを骨子に含む画期的な法案であるけれど、現時点では未だ施行されていない。
   《参照》   『世界を変えるNESARAの謎』  ケイ・ミズモリ (明窓出版)
 「闇の権力」 が、そうやすやすと屈服するわけはない。オバマ大統領がこの法案の施行を強行すれば、かつての大統領、リンカーンやケネディと同じ運命を辿ることになってしまうだろう。
   《参照》   『泥棒国家日本と闇の権力構造』 中丸薫・ベンジャミン・フルフォード (徳間書店)
               【リンカーン暗殺】
               【ケネディ暗殺】
 オバマ大統領は、ストレートに行動すればやられるから、妥協的な政策を取りつつにならざるをえないだろうし、いずれ時間の問題で失脚させられることになるのかもしれない。その場合、オバマの次に大統領となるヒラリーこそが、聖書に封印されているとされる預言(2011年ダクダッドを発火点とする最終戦争)を実現すべく指揮するはずであり、これらを背後から画策している勢力こそが 「闇の権力」 である。
 しかし、それらの悪しき企みの阻止がどんなに困難であっても援軍はある。
 

【銀河連邦】
 NESARA施行の動きを後押ししているのが、宇宙連合のさらに上部の組織である銀河連邦なのです。銀河連邦からのメッセージによって、CIA(米中央情報局)やFBI(連邦捜査局)など政府機関の内部でも、「良心の光」 を受け止め、正義と公正のために動き始めている人が大勢いるというのです。(p.205)
 銀河連邦だとか地底世界だとかいう言葉が出てくるけれど、著者がタイトルにしている 「天と地と」 というのはこれであり、神道の言葉に置き換えるならば天津神と国津神である。狭義で言うと天津神は、海を渡って日本にやってきた古代ユダヤを中心とする渡来人のことであり、国津神とは日本の先住民と言うことになるけれど、広義には、著者が書いていることに相当する。
 神道の基本である 「大祓祝詞」 の中には “根の国底の国” という表現があるけれど、文字どおり地底世界に住む高度な技術力を有する神のような人々が住む国のことを意味しているのである。

 

 

【日本】
 トインビー博士は、ことあるごとに 「すべての国は日本の憲法をみならうべきだ」 と発言していました。日本が世界をリードする文明を育む国となることを予見されていたようでした。
 いうまでもなく、これは2012年12月22日の 「宇宙規模の禊ぎ」 に向けて、日本に生まれた 「高次の魂」 をもつ方々が、世界を 「光と愛」 の方向に正しく導くと言う 「使命」 をもっていることを示しています。(p.220)
 日本国憲法の成立過程がいかなるものであろうと、この日本国憲法前文に記述された精神は、日本が世界の鑑となるべく神意によって定められたものなのであろう。上掲写真の憲法前文を読んでほしい。震撼するほどに美しいと思わないだろうか。
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 「闇の権力」 が恣にふるまっている時代では、カモにされるだけで、とうてい “諸国民の公正と信義に信頼“ することなどできはしないけれど、 「良心の光」 を胸に宿した人々がそれぞれに集う国家であるなら “諸国民の公正と信義に信頼“ することは十分可能である。
 日本は、欧米や中国などに比べたら、発展途上国から圧倒的な信頼を得ている。戦後60数年、憲法前文に示された精神は遵守されている。不戦と平和の実績は揺るぎなく、国際的な経済援助の総額も他国の追随をゆるさない総額に達しているのである。
 2012年12月22日の 「宇宙規模の禊ぎ」 によって明暗を分けた後、世界の中心に立つに相応しい国が、日本以外にありえようか。
 
<了>
 

中丸薫・著の読書記録