【 言語比較 】 【 韓 国 】 【 日 本 】
比較言語学 直接コミュニケーション 間接コミュニケーション
コミュニケーション論に <韓国・中国・欧米先進諸国 等> <日本・タイ・言語未発達諸国 等>
よる基本的な分類 (全てを言葉で表現して伝える) (相手の洞察に期待して表現する)
コミュニケーション論に <韓国・中国・欧米先進諸国 等> <日本・タイ・言語未発達諸国 等>
よる基本的な分類 (全てを言葉で表現して伝える) (相手の洞察に期待して表現する)
【親友との人間関係】 【 韓 国 】 【 日 本 】
悩み事 / 面倒 全て話す / 全ては話さない/
面倒を掛け合う 面倒は掛けたくない
相手が困っていたら 直接、助ける 相手が気を使わないように、
相手が困っていたら 直接、助ける 相手が気を使わないように、
そっと助ける
単語で表すと ベタベタ、こってり(濃厚)、 サラサラ、さっぱり(淡白)、
単語で表すと ベタベタ、こってり(濃厚)、 サラサラ、さっぱり(淡白)、
ソース 醤油
相手の持ち物 共有 区別あり
相手のお弁当 進められていなくても、 進められていないのに、
相手の持ち物 共有 区別あり
相手のお弁当 進められていなくても、 進められていないのに、
箸を出して食べる 箸を出したら失礼
諺で表現すれば 「他人の家に、土足で上がる」 「親しき仲にも礼儀あり」
(厚かましさや失礼を 「君子の交わりは、
諺で表現すれば 「他人の家に、土足で上がる」 「親しき仲にも礼儀あり」
(厚かましさや失礼を 「君子の交わりは、
意味する諺であるが、 淡きこと水の如し」
日本人にはこんな風に感じられる) 出典: 荘子
日本人にはこんな風に感じられる) 出典: 荘子
● 日本人を説明するのに便利な心理学用語
【やまあらしコンプレックス】 <やまあらし=針鼠のような動物>
「親しいからといって、近寄り過ぎると、相手の針がお互いの体に刺さって痛い」
「親しいからといって、近寄り過ぎると、相手の針がお互いの体に刺さって痛い」
● 違いの原因は? → “安全保障”
異民族の侵入を受けやすい大陸国家の民族は、自らの命を守るために、他人と親しくなる場合は、親族と同等な人間関係を必要とします。しかし、日本のように異民族の流入が稀であった島国では、安全と安心が基本的に成立していたため、他人を親族と同等な関係にせずとも、安心できるのです。
安全が保障されていた日本では儒教が道徳として理解され、危険にされられ続けた韓国では儒教が支配者側の階級(両班・賤民)秩序維持のための制度として利用されているのです。
ですから、韓国の礼と、日本の礼は、意味が全く違います。
安全が保障されていた日本では儒教が道徳として理解され、危険にされられ続けた韓国では儒教が支配者側の階級(両班・賤民)秩序維持のための制度として利用されているのです。
ですから、韓国の礼と、日本の礼は、意味が全く違います。
【 儒教文化 】 【 韓 国 】 【 日 本 】
中心用語(概念) 孝 忠 ・孝
両方 とも大切であるが、
両方 とも大切であるが、
どちらかを選ぶなら「忠」
概念の単位 孝 忠
概念の単位 孝 忠
「家 (family)」 「公共 (public)」
【 私 】 【公>私】
儒教の完成度 「修身・斉家」 「修身・斉家・治国・平天下」
儒教の完成度 「修身・斉家」 「修身・斉家・治国・平天下」
で終わり 全てある
会社の危機 &父親の危篤 家に帰る 会社に残る
(家を優先する) (従業員を優先する)
経営への影響 血縁者中心の経営 血縁者よりも
会社の危機 &父親の危篤 家に帰る 会社に残る
(家を優先する) (従業員を優先する)
経営への影響 血縁者中心の経営 血縁者よりも
となるため、 才能のある人材による、
経済的合理性に 会社の長期的な
経済的合理性に 会社の長期的な
劣る傾向が強い 安定経営が大切
(IMFに支配された) (世界一安定した繁栄)
会社の経営権 子供に引継ぐ。 子供に引継がない経営者が多い。
会社は自分のもの。 会社は社員のもの。
子孫には、『お金』という 子孫には、『徳』と言う
(IMFに支配された) (世界一安定した繁栄)
会社の経営権 子供に引継ぐ。 子供に引継がない経営者が多い。
会社は自分のもの。 会社は社員のもの。
子孫には、『お金』という 子孫には、『徳』と言う
有形の財産を残す。 無形の財産が残る。
●日本の成功例
【明治維新(1867年)】 これは、地方の大名家(私)に分散していた権力を、国(公)に一元的に集めようとした改革でした。アジア諸国が欧米の植民地になっている状況 を知った地方の大名家の若者達が中心になって、大名家に付随する自らの特権を捨てて、日本を守るために国の中央集権化 を 目指したわけです。明治維新が成功したので、日本は欧米の植民地にならずに済みました。
●台湾の李登輝・前総統
台湾の李登輝・前総統は、日本統治下の台湾に生まれ、青春時代を日本の京都大学に学びました。
彼は、「私が日本から学んだ最も重要なことは 『公の精神』 である」 と述べています。
彼は、「私が日本から学んだ最も重要なことは 『公の精神』 である」 と述べています。
●芸術 【 韓 国 】 【 日 本 】
伝統芸能 ムーダン、パンソリ 能
文化の基調 動的 (動中に静あり) 静的 (静中に動あり)
文化の基調 動的 (動中に静あり) 静的 (静中に動あり)
○ 参考文献 ○
呉善花・著
呉善花・著
『私はいかにして<日本信徒>となったか』
『「日本人を冒険する』 等
『「日本人を冒険する』 等
呉善花 (おそんふぁ)・著の読書記録
<了>