35歳からの生き方|食・睡眠・姿勢・行動で整える、こころと体と人生

35歳からの生き方|食・睡眠・姿勢・行動で整える、こころと体と人生

人生、自身で変えられるのは眠り・食・姿勢・行動だけ。
これこそが、こころと体、そして人生をも作っています。
生き方を整えるとは、人生を大切に扱うこと。
ダイエットも美肌も、睡眠も、自分を大切にする日々の一部。
凛としなやかに、知性と品格をもって生きる。
 

こんばんは🌙
ライフウェルネスドクターの、かいまゆです。


健やかなこころ、体、マインドが、満たされた人生を作る✨

✦ 前回の記事はこちら👇⸻
 ⁡
朝の置き換えや、運動後のルーティンとしてプロテイン取り入れる方が増え、
コンビニでも気軽に手に入るようになりました。


「体に良さそうだから」
「タンパク質は不足しがちだから」
そんな理由で、習慣にしている方も多いと思います。

でも、健康に良かれと思って始めたその習慣が、
かえって体に負担をかけてしまっていることがあるのです。

産業医として、
毎年5000人以上の定期健康診断結果を拝見しますが、
若くて肥満がない方でも、
肝機能や腎機能の数値に軽度の異常が見られる方が増えてきました。
(肝機能の多くは、肥満による脂肪肝です。
アルコールが原因のものより多いのです💦)


詳しくうかがうと、
「朝と夜にプロテインを飲んでいます」
「運動後に1杯、夜ごはんの代わりにも飲んでます」
という声がよくあるのです。

中には、普段の食事とプロテインを合わせて、
1日に100g以上のタンパク質を摂っている方も💦
もちろん、タンパク質は
私たちの体にとって必要不可欠な栄養素です。


でも、過剰に摂り続ければ、
肝臓や腎臓に“処理しきれない負荷”がかかってしまいます。


その結果、
✔︎ クレアチニンや尿素窒素の上昇
✔︎ ASTやALTの軽度上昇
といった変化が、
健診結果に現れてくるのです。



厚生労働省の1日あたりのタンパク質推奨量は、

健康な成人男性で約65g、
女性は50g。

運動習慣のない方は、
体重✖️0.8

軽い運動習慣のある方で、
体重✖️1.2くらいで十分。



運動量や体重によって多少前後しますが、
市販のプロテインパウダー1杯で20〜25gのタンパク質が含まれていることを考えると、
ふだんの食事と合わせれば、
摂りすぎになるのは意外と簡単です。

よっぽどアスリート級でない限り、
体重✖️2は、やりすぎなのですが、
体重の2倍を目指している方も多いかも💦


いくら、タンパク質だろうが、
余ればただの脂肪の原料です。

健診の数値が気になったら、
まずは「飲んでいるプロテインの量」
「1日に何回飲んでいるか」
ぜひ一度振り返ってみてくださいニコニコ


そして、プロテインの弊害もあるので、
それはまた次におやすみ

おやすみなさい🌙
⁡⁡











こんばんは🌙
ライフウェルネスドクターの、かいまゆです。


健やかなこころ、体、マインドが、満たされた人生を作る✨

✦ 前回の記事はこちら👇⸻
 
⁡⁡
「ヘルシーなものを選んでいるのに、なぜか満足できない」
「食べすぎたわけじゃないのに、あとで後悔してしまう」
そんな経験、ありませんか?


太っていた頃の私は、
納豆としゃぶしゃぶサラダを夕ご飯に選んで、ヘルシーな自分に酔っていても、その後にお菓子が食べたくなって止まらなかなったりしていました、、


実は、“健康のために”と無理して選んだヘルシーな食事が、
かえって満腹感を妨げたり、食欲を刺激してしまうケースがあるのです。

⁡⁡
【満腹にならない理由、実は“気持ち”のせい?】
同じミルクシェイクでも、どう説明されて出されたかで、満腹感に差が出る——
そんな驚きの研究結果があります。
スタンフォード大学の実験では、同じシェイクを
「低カロリー・ヘルシー」と伝えて飲んだグループと、
「高カロリー・ご褒美シェイク」と伝えて飲んだグループで、
後者の方が満腹ホルモンがしっかり分泌され、満足感も高かったのだそうです。
また、大学の学食での調査では、
「低カロリー野菜サラダ」よりも
「やみつき野菜サラダ」と書かれたものの方が、
食欲も満足感も高まったというデータも。
つまり、「これはヘルシーだから物足りないかも」といった期待が、
本来得られるはずの満足感を、知らず知らずのうちに打ち消してしまうのかもしれません。
さらに、名古屋大学の研究では、
食事中の“感情”がその後の満足感や消化機能に深く関係していることがわかっています。
ネガティブな気分で食べたときは、
一時的な満腹のあとに強い後悔やさらなる食欲が…
反対に、前向きな気持ちで食事をした場合は、
少量でも「もう十分」と自然に感じやすくなるのです。
「何を食べるか」だけでなく、
「どんな気持ちで食べるか」も、実はとても大切。
忙しい日々のなかでも、
ひと呼吸おいて、自分にやさしく、気分よく食事をする——
そんなひと工夫が、自然な満腹感につながる近道かもしれませんニコニコ













こんばんは🌙
ライフウェルネスドクターの、かいまゆです。
今日は、本当に暑かったですねー、、


昨日はゴルフだったものの
それほどまでに暑さを感じなかったのに、
今日は、仕事で移動中、暑くてぼんやりしそうでした💦

皆様は大丈夫でしたでしょうか。



✦ 前回の記事はこちら👇⸻
 ⁡


「しっかり寝たはずなのに朝からだるい」
「起きた瞬間から疲れてる」
そんな状態、続いていませんか?
実はこれ、「ただの寝不足」ではなく、
"脳疲労"がたまっているサインかもしれません。
🧠 脳疲労とは?
私たちの脳は、日中ずっとフル稼働しています。
特にスマホやパソコン、SNS、マルチタスクな生活が当たり前の今、
「脳が休めていない人」がとても多いのです。
すると…
睡眠の質が下がる
ホルモンバランスが乱れる
食欲をコントロールする力が低下
自律神経も乱れやすくなる
つまり、太りやすくなり、メンタルの不調も出やすくなる状態に。
💡こんな症状、ありませんか?
朝からぼーっとしている
些細なことでイライラする
食べても満たされない
考えがまとまらない・決断できない
寝ても疲れが取れない
これ、すべて"脳疲労”のサインです。
🛌 睡眠は「脳の洗浄タイム」
睡眠中、私たちの脳では「グリンパティックシステム」と呼ばれる“脳の掃除”が行われています。

でも、睡眠が浅いとその働きが十分に機能せず、疲労物質が翌朝まで残ってしまいます。
その結果、
「起きてもスッキリしない」
「集中力がない」
「食欲が乱れる」
といった状態に…。
🔄 今日からできる対策3つ
① 寝る2時間前にスマホを置く
→ 光だけでなく、“情報の刺激”が脳を興奮させます
② 寝る前に「ため息」じゃなく「深呼吸」
→ 4秒吸って、7秒止めて、8秒吐く “4-7-8呼吸法”がおすすめ
③ 寝室の照明は“間接照明”&暗めに
→ 脳が「夜だ」と認識しやすくなります


🌿まとめ:朝から疲れるのは、体じゃなく“脳”
「朝から疲れている」は、
“脳がずっとオンのまま”というサインかもしれません。
体重が増えやすい、気分が落ちやすい…
その背景に“眠れていない脳”が隠れている可能性があひます💡

ぜひ一度見直してみてくださいね🧠✨












おはようございます。
ライフウェルネスドクターの、かいまゆです。


✦ 前回の記事はこちら👇⸻
 ⁡
以前の私は、
理想のボディラインを目指してダイエットしてるのに、
「なんでここだけ痩せないの…?」
「昔よりお腹がぽっこり出るようになった」
そんなふうに日々思っていました。
でも、
実は、脂肪には「つきやすい順番」と「落ちやすい順番」があることに気づいてからは、楽になりました。
今日は、その順番の“科学的な仕組み”をご紹介します。
頑固な脂肪に悩まされている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
💡脂肪が「つく」順番とは?
体に脂肪がつくとき、最初につきやすいのはどこか、ご存じですか?
実は、体が“エネルギーをためこみやすい”場所から優先的に脂肪がついていきます。
最新の研究では、以下のような順番で増えることがわかっています:
上半身(特にお腹まわり)
下半身(お尻や太もも)
内臓まわり
そして男女差もあります。
女性は、ホルモンの影響で「太もも→お尻→腰→二の腕」などに脂肪がつきやすいんです。
💡脂肪が「落ちる」順番とは?
痩せようと頑張ったときに、最初に減りやすいのは「肝臓脂肪」や「内臓脂肪」。
それに対して、お尻・太もも・二の腕などの皮下脂肪は、なかなか落ちにくい…というのが現実です。
これには、
血流の違い
ホルモンの感受性
脂肪細胞の性質
が関係しています。
しかも一度増えた脂肪細胞の「数」は減りにくいんです。
だからこそ「太りにくい体づくり」が大切になってくるんですね。
🔍遺伝や年齢による違いも
脂肪のつき方や落ち方は、「遺伝」や「年齢」でもかなり違ってきます。
たとえば…
20代:代謝が高くて太りにくい
30〜40代:ホルモン変化で内臓脂肪が増えやすくなる
50代以降:筋肉量の減少や代謝低下で、全体的につきやすくなる
だからこそ、自分の年齢や体質に合ったボディメイクが重要なんです。
🧭効率よく脂肪を落とすには?
部位や体質によって、最適なアプローチが異なります。
お腹や内臓脂肪 → 食事管理+有酸素運動
下半身の脂肪 → 筋トレ+長期的な運動習慣
全身の引き締め → タンパク質を意識した食事+全身の筋トレ
さらに最近では、遺伝子タイプやホルモンバランスを分析して、自分だけの最適な方法を選ぶ時代に。
🌿まとめ
脂肪の「つきやすさ・落ちやすさ」には、ちゃんと理由があります。
それを知ることで、やみくもな努力から卒業し、
“今の自分に必要なアプローチ”が見えてきます。
医学の知見とともに、美と健康を育てていきましょう✨
 

 








こんばんは🌙
ライフウェルネスドクターの、かいまゆです。


✦ 前回の記事はこちら👇⸻
 ⁡

「胸がしぼんだのに、太ももやお尻はなかなか変わらない…」

ダイエット中、そんな風に感じて、落ち込んでしまうことはありませんか?
実はそれ、体の仕組みとしては、“ごく自然なこと”なんです。

脂肪が落ちる順番をご存知ですか?
実は
脂肪は、どこでも同じように減るわけではありません。
減っていく順番がちゃんとあるんです。

● 最初に減るのは…肝臓や内臓の脂肪

● 次に…お腹まわりや背中などの皮下脂肪

● そして最後が…太もも・お尻・二の腕などの“頑固ゾーン”

つまり、太ももやお尻の脂肪が落ちるのは、ダイエットの“終盤”。
残念ながらどれだけ頑張っても、
「最後に変わる部位」なんですえーん
太ももやお尻の脂肪はなぜしぶといのでしょうか。
理由は大きく3つあります👇

① 脂肪細胞の“数”が多い
→ 特に太もも・お尻は、
一度増えた脂肪細胞の数がなかなか減りません。
② エストロゲン(女性ホルモン)の影響
→ 女性の体は、妊娠・出産に備えて
下半身に脂肪をためやすくできています。
③ 代謝が低く、血流が滞りやすい
→ 上半身に比べて燃えにくく、むくみも起きやすい。
では、どれくらいで頑張ればいいのでしょうか。
● ダイエット開始から1〜2ヶ月
→ お腹まわりの内臓脂肪が落ちやすい時期
● 3〜4ヶ月目
→ 背中や上半身の皮下脂肪に変化が出始める
● 5〜6ヶ月目以降
→ ようやく太ももやお尻にじわじわと変化が現れる
つまり、下半身が変わらない=まだ“その段階に来ていないだけ”なのです。

そこでやめてしまうと、また元通り😱
しかも、胸が痩せた状況で、また太ももお尻にも脂肪がつくことも😱


「下半身が変わらない…」と思っていても、
食事と姿勢と眠りを意識していけば、
体の中では確実に順番通りに変化が進みます✨

まずは内臓脂肪を減らして、
次に皮下脂肪をじっくり落として、
最後に、本当に落ちにくい脂肪に届く。

大事なのは、焦らず、諦めず、
正しい方法で続けること💡

✔ 有酸素運動だけでなく、筋トレも取り入れていますか?
✔ タンパク質や鉄分、しっかり摂れていますか?
✔ 湯船につかって、血流を促していますか?
ただ痩せるだけじゃなく、
「整った代謝のいい体」をつくることが、
下半身痩せの近道になります。
3ヶ月で変化が見えなくても、
そこでやめてしまうのは本当にもったいない。
💡6ヶ月続ければ、必ず“あ、変わってきたかも”という瞬間が訪れます。
それは、がんばってきた方だけが味わえる喜びです。

私も、何度も何度も失敗して、
ある時、パンツが緩くなったことを感じて、
とても嬉しかったのを覚えていますおねがい





だからこそ、焦らず、自分の体を信じて。
半年後の自分に、期待大ですニコニコ


おやすみなさい🌙





こんばんは🌙
ライフウェルネスドクターの、かいまゆです。


✦ 前回の記事はこちら👇⸻
 ⁡
「食事にも気をつけてるし、運動もしてるのに、なぜか痩せない…」
そんなお悩みを聞くとも多いのですが、

実はその原因、“睡眠”にあるかもしれません。

今日は、睡眠と「痩せホルモン」の関係について、医学的な視点からお話しします。
 
◆ 睡眠不足で、食欲が止まらなくなる?
私たちの体には、食欲を調整する2つのホルモンがあります。
🔹レプチン(=痩せホルモン)
・満腹感を伝える
・食欲を抑える
・「もう食べなくていいよ」と脳に伝える
🔹グレリン(=食欲を高めるホルモン)
・空腹感を伝える
・食欲を増やす
・「何か食べたい!」という気持ちを強くする


ところが、睡眠不足になると──
✅レプチンが減り、✅グレリンが増えてしまうのです。

つまり、満腹感を感じにくくなり、つい食べすぎてしまう状態に。
「寝てない日ほど、甘いものが無性に欲しくなる」
そんな経験、ありませんか?
 
◆ 実は、入眠後3時間が脂肪燃焼のゴールデンタイム
睡眠の中でも特に大切なのが、寝はじめの3時間。
この時間帯に、成長ホルモンがもっとも多く分泌され、
脂肪の分解や代謝アップに働いてくれるのです。
◎ 入眠後3時間は、途中で起きないこと
◎ 毎日同じ時間に寝て、起きるリズムをつくる
◎ 睡眠時間は7〜8時間を目安に
これらがそろうと、一晩で約300kcal消費されるとも言われています。
30分のウォーキングと同じくらいのカロリー消費なのです。
 
◆ 睡眠が整うと、体も自然に整いはじめる
睡眠不足が続くと…
・脂肪燃焼がうまくいかない
・基礎代謝が落ちる
・甘いものや脂っこいものが欲しくなる
・ストレスで間食が増える
逆に、質の良い睡眠をとることで、体が自然と“痩せモード”に切り替わっていきます。
 
◆ 今日からできる「睡眠ダイエット」のコツ
🌿 毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きる
🌿 入眠後3時間は途中で起きない環境を整える
🌿 スマホや画面は寝る1時間前までに
🌿 部屋を真っ暗にして、深い眠りを促す
🌿 朝起きたら、すぐに朝日を浴びる
たったこれだけで、体のスイッチが変わってくるはずです。
 
以前の私は、寝るのがいつも深夜。
5時間睡眠で大丈夫だと思っていました。

でも、昼間にねむくなることはあるし、お菓子の爆食も止まらない、、


そこで、産後思いきって「7時間絶対に寝る」と決めたところ──
お菓子の爆食も落ち着き、自然と2kg落ちたんです✨
とくに驚いたのは、“食欲の質”が変わったこと。
無性に甘いものが欲しくなることが、ほとんどなくなりました。
 

ダイエットは「食べる・動く」だけではありません。
「眠ること」も、体を整える大切な柱。
「寝るだけで痩せる」なんて夢みたいな話…と思われるかもしれませんが、
これは科学的にちゃんと証明されています。
今夜から、眠りの質を少し意識してみてくださいね。


おやすみなさい🌙

みなさんは、普段どれくらい眠れていますか?
睡眠を変えて、体にどんな変化があったか──ぜひコメントで教えてくださいねニコニコ




こんばんは🌙
ライフウェルネスドクターの、かいまゆです。


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今日7月1日は
「半夏生(はんげしょう)」という特別な日。

日本古来から大切にされてきた季節の節目をご存知でしょうか?
⁡私はお抹茶に触れるまで、お恥ずかしながら全く知りませんでした、、、



半夏生は、
古代中国から伝わった「七十二候」の一つで、
夏至の第3番目の候にあたります。

夏至から数えて11日目のこの日は、
昔から農家の方々にとって田植えを終える
大切な区切りの日でした。

そして現代の私たちにとっても、
梅雨から夏への心身の切り替え時期として、
とても意味深い一日なのです。


半夏生



半夏生の身体への影響


医学的に見ると、
この時期は脳内のセロトニンやドーパミンといった神経伝達物質が大きく変化する時期。


「なんとなく調子が出ない」
「疲れが抜けない」
と感じる方が多いのも、
実は科学的な根拠があるんです。

関西では半夏生にタコを食べる風習があるそうでが、これも理にかなっています。
(関西の皆様、タコ🐙召し上がりますか?)



タコに豊富に含まれるタウリンは、
疲労回復だけでなく、
最新の研究では細胞レベルでの抗老化作用が
確認されています。

今夜でなくても、タコを見つけたら、ぜひ召し上がってみてくださいね。


そして、半夏生にふさわしい禅語をご紹介します。

「歩歩是道場(ほほこれどうじょう)」

「歩歩是道場」—一歩一歩が修行の場、という意味です。

季節の変わり目で心身が不安定になりがちな今だからこそ、 
日常の何気ない一歩一歩を大切に歩むことが、
最高の心の調整法になります。


今日から始められる3つの実践


・深い呼吸 

今夜寝る前に、4秒で吸って、7秒止めて、8秒で吐く。これを5回繰り返すだけで自律神経が整います

・朝の光浴 

明日の起床後30分以内に外の光を浴びて、体内時計をリセット

・感謝の歩行 

明日から歩くたびに「ありがとう」と心の中で唱えながら、一歩一歩を味わってみてください



季節の節目は、心身をリセットする絶好のチャンス。
古の知恵と現代科学を融合させて、この夏を最高のコンディションで過ごしませんか?

明日からの体調の変化を、ぜひ実感したら、
お知らせいただけると嬉しいです✨


今日も一日お疲れ様でしたニコニコ


こんばんは🌙
ライフウェルネスドクターの、かいまゆです。


✦ 前回の記事はこちら👇



今日は、6月30日。

最近よく目にするようになった
「夏越の祓え(なごしのはらえ)」について、
ちょっと科学の視点から
お話してみようと思います。


神社で茅の輪をくぐったあとに感じる、
「すーっと軽くなる感じ」。
実はあれ、気のせいではありません。

マインドフルネス瞑想や呼吸法には、

・ストレスへの過剰な反応を抑える
・脳のバランスを整える
・自律神経を落ち着かせる

といった神経科学的にも確かな効果があることがわかってきていますが、
これはまさに、神社での参拝や「茅の輪くぐり」で自然に起きている状態と重なります。


たとえば、  
玉砂利を踏みしめながら歩く感触、
鈴の音、
風にそよぐ紙垂(しで)の動き、
手水の冷たさに指先が目覚める感覚──


五感が刺激されて、
思考よりも「今ここ」に意識が戻る。


まさに現代でいう「マインドフルネス」状態なのです。


私自身、初めて「茅の輪くぐり」に参加したとき、
一歩輪をくぐっただけなのに、
心に風が吹いたような、不思議なすがすがしさを感じたのを覚えています。


昔の人が直感で「整う」と感じていたものが、
いまの科学でようやく証明されはじめている──
そう思うと、なんだか嬉しくなりますよね。


もし今日行けなかった方も、
明日でも、今週末でも大丈夫。


大切なのは「日付」ではなく、
自分に心を向ける時間です。

ぜひ、お近くの神社で、
深呼吸しながら茅の輪をくぐってみてください✨


今日も一日お疲れ様でしたニコニコ


こんにちは☀️
ライフウェルネスドクターの、かいまゆです。


✦ 前回の記事はこちら👇


昨夜は、「中性脂肪と体脂肪の違い」についてお話しました。


「コレステロールが高いと太りやすいの?」
「太っているからコレステロールも高いの?」
そんなふうに聞かれることも多いのですが──

実はコレステロールと体脂肪は、
まったくの別物です。
 
・コレステロールは、細胞膜やホルモン、脳の材料になる「必要な脂」 

・体脂肪は、余ったエネルギーを蓄える「貯蔵用の脂」
つまり、コレステロールが高い=太る・太っているというのは、必ずしも正しくありません。
 
痩せていても、
見た目がスリムでも、
コレステロール値が高い方は、実際によくいらっしゃいます。
⁡ 

その理由は:
・遺伝的な体質
・肝臓でのコレステロール合成が活発
・女性ホルモンの変化(特に閉経前後)
・食事内容や運動量などの生活習慣
体型だけでは、コレステロール値は語れないのです。
 
ただし、コレステロールが高い状態が続くと…
・動脈硬化が進みやすくなる
・心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まる
といった将来的なリスクは、確実に上がります。
だからこそ、上がりっぱなしにならないための生活習慣が大切のなります。


中性脂肪を上げすぎないために気をつけたいこと

中性脂肪は、食べた糖質や脂質がエネルギーとして血液中を流れる“通過点”のようなもの。
でも、多くなりすぎると血流を悪くし、余った分は体脂肪として蓄積されてしまいます。
特に増えやすいのは:
・白米やパン、甘いものなど糖質のとりすぎ
・アルコールの飲みすぎ
・夜遅い食事
・運動不足
 
整えるコツは、今日からできる小さな工夫から
✅ 夜ごはんの炭水化物を少し控えめに
✅ アルコールを飲まない日を週に2日つくる
✅ 食後10分の軽い散歩(血糖の急上昇を防ぐ)
✅ 食事は「野菜→たんぱく質→炭水化物」の順番で
中性脂肪は、体脂肪よりも変化が早く現れる項目です。
ちょっとした意識の変化で、翌年の数値が大きく変わることもあります💡
 

気をつけたい「油の質」とその使われ方

コレステロールや中性脂肪を整える上で、忘れてはいけないのが「油の質」。
特に避けたいのは:
・外食やスーパーのお惣菜などの繰り返し使われた揚げ油
・スナック菓子・マーガリン・加工食品に含まれるトランス脂肪酸
・長時間加熱された植物油(酸化しやすい)
これらは体内で酸化ストレスを増やしやすく、血管に負担をかけやすい油です。
 
じゃあ、何を選べばいいの?
✅ オリーブオイルやえごま油など、酸化しにくい油を新鮮なまま使う
✅ 青魚(EPA・DHA)やナッツ(アーモンド・くるみなど)を味方に
✅ 野菜・海藻・きのこなどの食物繊維で“脂の出口”をつくる
✅ 加工度の低い、シンプルな食事を意識する
 

まとめ:数字を恐れず、背景を見てみよう

コレステロールや中性脂肪は、体の中で大切な働きをしている存在です。
でも「多すぎる」「滞る」と、健康リスクにつながってしまいます。
健康診断の数値は、体の声を聞くための“メッセージ”。
ただの「結果」ではなく、
「今の生活がどう映っているか?」を読みとる視点を持てると、
食べ方も日常も、きっと変わってくるはずですので、意識してみてください。


良い日曜を✨
こんばんは🌙
ライフウェルネスドクターの、かいまゆです。


✦ 前回の記事はこちら👇





職場の健康診断が、
4-6月で行われた方も多いかもしれません。

脂質 というと、
中性脂肪やLDLコレステロールが
気になると思いますが、

 
でも実際には──
「脂質って体脂肪のこと?それとも違うもの?」
「なんで血液に脂肪があるの?」

と戸惑ったことがある方も多いかもしれません。
今日は、「体につく脂肪」と「血液の中を流れる脂肪」の違いについて、わかりやすくお伝えしてていきます。
🍩 体にたまる脂肪、血液に流れる脂肪
お腹まわりや太ももにつく脂肪は、
皮下脂肪や内臓脂肪。
目に見える「体脂肪」ですね。
一方で、中性脂肪は、血液の中を流れている脂肪です🩸

食べたもの(糖質や脂質)がエネルギーとして使われる途中で、血液にのって運ばれている形です。

つまり、中性脂肪は体にとって必要なものとなります✨
⚠️ ですが、おおくなりすぎると…
血液の中で中性脂肪が多くなると:
✅血の巡りが悪くなり、血管に負担がかかる
✅使いきれなかった脂肪が、体脂肪としてたまりやすくなる
✅栄養が細胞に届きにくくなり、疲れやすくなる
健康診断で「150mg/dl以上」と書かれていたら、ちょっと意識しておきたいサインです。
🍰 増える原因は?
甘いものや炭水化物のとりすぎ
アルコールの飲みすぎ
運動不足
ストレスによる代謝の乱れ
特に糖分は中性脂肪に変わりやすいので、清涼飲料水やお菓子には注意が必要です。


☘️ でも大丈夫。変えていけます
実は中性脂肪は、
体脂肪よりも変化しやすいのが特徴です。

ちょっとした生活の見直しでも、血液の数値に反映されやすいのが特徴です😊


明日の朝は、中性脂肪をあげすぎないコツと、よく一緒に話題になる「コレステロール」についてもご紹介します。
一緒に、体からのメッセージを受け取っていきましょう✨


それでは、また明日!
おやすみなさい🌙