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cb650r-eのブログ

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半年前に、CB650R e-clutch を注文したような、しないような。

 

EVANTIの雰囲気BGM(音量注意!)

取手さんとの和解

 

 「しかし、小川次長、どうして取手さんと一緒に?」 小川次長が肩をすくめた。「三田会でな、ちょいちょい会うんだよ。」  「三田会…?まさか、取手さん慶応出身なんですか?」

 「おうよ!俺様は慶応大学経済学部卒だぜ~」

 「はぁ…」

 「いいか、山本。よーく耳をかっぽじって聞け。お前がこうして東京支店にいられるのは、俺様の教えのおかげだ。感謝して、西に足向けて寝るんじゃないぞ?」

 「確かに、取手さんが下関支店に移ってから、韓国との取引で支店の業績は3割伸びてますよね」と、今福課長がビールを飲み干して言った。

 小川次長が「さて、仕事の話はこのくらいにして、今日は楽しく飲もうじゃないか。今日は俺のおごりだ。山本、ワインを一本頼んでくれ。もちろん、一番安いやつでいい。ついでに、田舎風パテにペンネ・アラビアータ、厚切りベーコン、ムール貝の白ワイン蒸しに、ガーリックトーストもてんこ盛りでヨロシク!」と仕切りなおした。

 こうして、4人の銀座の夜は和やかに過ぎていった。いつの間にか取手さんへのわだかまりもすっかり解けていた。

 


 このブログの内容はフィクションです。 実在の人物や団体などとは関係ありません。

 

 

 

 

 



 

半年前に、CB650R e-clutch を注文しました。のはずです。

 

EVANTIの雰囲気BGM(音量注意!)

 

 

EVANTIに居たのは…。

 

 「小川だ。山本、どうした?」 「いやー、実はですね、大阪の国際業務部の今福課長と一緒にいるんですが、ちょっとしたトラブルで、夕飯にありつけてなくて…」 「ほう、そうか。こっちは今、下関支店の取手係長と飲んでるとこだ。お前も知ってるだろう?」 「え、取手さん!?」 「そうだ。何でも、元住銀行の市場トレーニーだったとかなんとか言ってたな」 「なるほど…今福課長と一緒だったんですね…。」

 「わかりました。じゃあ、今福課長と一緒にエバンティに向かいます!」

 俺と今福課長は東京駅から銀座一丁目のエバンティーに向かって歩いた。重厚な木の扉を開けると、小川次長と見覚えのある男がボックス席に。

「おーい、山本!おひさ~。俺様こと、お前の反面教師・取手だぞー、ウピピ~!」

「ジェイクさん、ビール二つください」 小川次長は「いつもの」(ジン・アンド・イット)、取手さんは「モスコミュール」の「てんこ盛り」を飲んでいた。俺と今福課長は「おつかれさまです!」といって、グラスを合わせた。
 


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【1995年当時】
 1995年5月2日(火)、ジャイアンツ戦に先発したドジャースの野茂英雄。5回1安打7奪三振で無失点と、鮮烈なメジャーデビューを果たした。
 また、1995年6月3日には、野茂英雄が「7度目の正直」でメジャー初勝利を挙げた。
活躍を続ける日本人大リーガーのパイオニアは、もちろんこの人である。


【エバンティにて】
店内の雰囲気BGM(音量注意!)

 

 

 1995年5月のとある金曜日。小川次長と小笹さんと俺の3人は、いつもの「バー・エバンティ」に来ている。小川次長はいつものジン&イット、小笹さんはビール、俺はモヒートを飲んでいる。

 「小川次長。最近、時々昼休みに銀座1丁目の街頭テレビを見ていますよね。何を見てるんですか?」と俺は言った。
 「おおバカモン!山本。お前は本当に日本人か!」

 

 

 「山本、メジャーリーグを知らないのか?今、とんでもない大盛り上がりなんだぞ。」小笹さんが呆れたように言う。
 小川次長が言う、「強豪メジャーリーガーの打者相手に『トルネード投法』で三振をバンバン取ってるんだ。」
 「はぁ、俺、バイク以外あんまり興味ないもんで…。」
 「おおバカモン!山本。Hideo Nomoのような日本人メジャーリーガーは、今後100年たっても絶対に出てこないぞ!絶対だ!」

 


 小川次長がそこまで言うのなら、30年後の、2025年あたりのメジャーリーグでも見に行ってみるか…。

 

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半年前に、CB650R e-clutch を注文したような気もする。

 

田町駅から

 

 結局、俺はしぶしぶ東京駅から山手線に乗り、田町で降りてジュリアナ東京へ向かった。入口には長蛇の列だ。俺たち、コート姿のビジネスマン2人はどう見ても浮いている。

 順番が回ってきた。黒服の係員が見た目からすでにやんわりと首を横に振っている。 「申し訳ありません。当店のドレスコードを満たしておりませんので、お二人は…次の方、どうぞ。」

 「ほら、だから言ったじゃないですか。」 「よし、コートを脱いで並び直そう。」 「正気ですか?寒いですって。」 「いや、これは貴重なチャンスだ!もう一度だ、山本!」

 仕方なくコートを脱ぎ、もう一度並び直す。再び順番が回ってくると、今度も黒服の係員は穏やかに、「コートを脱いでも無理ですってば」と微笑む。 それでも今福課長は諦めず、「大阪から来たんです!お願いしますよ~!」と粘るが、「いい加減にしてくれ!」と黒服さんにピシャリと断られる。

 肩を落としつつ、田町駅の公衆電話からエバンティに電話することにした。 「もしもし、ジェイクさん。大阪貿易の山本です。今そちらにうちの小川次長、お邪魔していませんでしょうか?」 「イラッシャッテマスヨ。ショウショウ、オマチクダサイ。」

 
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半年前に、CB650R e-clutch を注文したような。

 

今福課長ご降臨

 

 1994年2月のとある金曜日、夕方6時過ぎのことだ。取引先のクレジットファイルに目を通していると、ふと視線を感じて顔を上げた。目の前には、コートを着た男・・・今福課長が立っている。

 「うわっ、今福課長!どうしてここに…」

 「元住銀行の市場部トレーニーで今週、東京に来てたんだよ。」

 「ああ、そうでしたか。国際業務部の頃はお世話になりました。お元気でしたか?」

 「バブルが弾けて、大阪もおかしな空気だよ。」

 「そうですよね…」

 「それはそうと、山本、ひとつ頼みがある。」 

 「なんですか、飲みにでも行きますか?」

 「いや、酒はもう充分。だが…」今福課長の目が妙に輝いている。

 「社会勉強のつもりでな、『ジュリアナ東京』に行ってみたいんだ。」

 「え?『ジュリアナ東京』ですか?あそこ、男2人じゃ入れない可能性が高いって聞きますし、服装チェックも厳しいと…」  「行ってみなきゃわからん!頼むぞ、山本!」

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【事実】正しく伝えてほしい

 

2024年11月14日(HP)
ニデックモビリティ社は、オートバイの発進、変速、停止など、駆動力が変化するシーンで、ライダーのクラッチレバー操作を必要とせずにギアチェンジを可能とする電動クラッチECUを世界で初めて開発。(ECUとは、Electronic Control Unit)
 
2023年11月7日(HP)
Hondaは、二輪車用有段式マニュアルトランスミッションのクラッチコントロールを自動制御することで、ライダーの手動によるクラッチレバー操作を不要とした、「Honda E-Clutch(ホンダ イークラッチ)」を
世界で初めて開発しました。
※ Honda調べ(2023年10月時点)


つまり、「クラッチレバー操作を必要とせずにギアチェンジを可能とする技術について、」
まあ、強いて言えば、
ニデックモビリティ社は、
主要ユニット部品となる「電動クラッチECU」を世界で初めて開発した。
(2023年11月7日時点では)ホンダは、クラッチレバー操作を不要としたオートバイを、世界で初めて商品化に目途をつけた。が、素人の私にとっては理解しやすい感じです。(もちろん、ホンダも長きに渡り「開発」してきたことは事実ですが)

2024年9月17日(ネット記事)
中国重慶発のバイクメーカー「ゾンシェン」のスポーツブランド「サイクロン」から今回登場した「RC401E」は、
中国メーカー初となる電動クラッチ採用モデルだ。
「あぁ、これは、なんだか
正しいような…。」 

 

Honda HPより

 

(今回の学び)
Honda E-Clutchは、2つの小型モーターとギア類で構成された駆動部分とMCU(モーターコントロールユニット)、クラッチのリフターピースを作動させる三分割式のクラッチレバーシャフトを核とし、各種センサー類から送られたデータを基にMCUと協調して制御を行うエンジン制御ECU(電子制御コントロールユニット)で構成されている。

(気づき)
二輪も四輪も、特に電装系は他社製の部品を多数組み込んで完成品に仕上げるわけで、改めてその大変さを垣間見た気がします。
今回、CB650Rの納車遅延の原因となっている「ウインカー制御リレー部品」もおそらく社外製の部品でしょうから、あまりホンダを責めるのはいけませんね。反省します。

 

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半年前に、CB650R e-clutch を注文したような。

 

東京は星が見えない

 

 バイクメンテは夜7時半過ぎに終わった。

 「明日は小川さんとツーリングかい?」江口つぁんがいう。
 天気が良さそうなので、富士山の5合目まで。

 

 辺りはすっかり暗くなっているが、東京ではスモッグのせいか星があまり見えない。
 

 そうかい、わかっていると思うが、5合目あたりは空気が薄いぞ、エンストには注意だぞ。
 「わかりました」
 「わ、クラッチ軽る!」
 「あたりめぇだ。」
 「クラッチワイヤも交換しといたぞ。」
 

 翌日も「BOXER」で小川次長と合流して、御殿場ICを目指す。

 中央高速、御殿場IC付近はよく晴れていたが、5合目辺りはガスっていて、今回も残念ながら視界不良。

 

 これも毎度のことだが、他の登山者から「和歌山からバイクで来たの?」と聞かれる。

 最近はめんどくさくなって、「そうなんです。」と一言答えるだけにしているが。

 

 

 あと、実は5合目の駐車場でエンストしてコケそうになったのだが、江口つぁんには黙っておいた。

 

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半年前に、CB650R e-clutch を注文したような。

 

「BOXER」に行こうとしたが…。

 

 その日の夕方、寮の駐車場からバイクを出してエンジンをかけようとした。
 

 「ギュル。ギュール。」
 まずい、バッテリーが上がっている。
 独身寮の前の道は、緩やかだが、長い下り坂になっている。
 「1発勝負だな」と心で思いつつ、イグニッションキーをONにして、ギヤをsecondに入れて、クラッチを切った状態で、全力でK75を押した。
 勢いがついたところで素早く跨り、クラッチを一気に戻す。
 「かかれ。たのむ。」
 「カ、カ、カ、ブル。ブル、ブルーン」
 「かかった、」すぐにクラッチを切って、ニュートラルに戻し、アクセルをいつも以上に、吹かした。
 「ラッキー。」そのまま「BOXER」に向かった。

 高井戸の「BOXER」まで、エンストしないよう丁寧なクラッチワークを心がけた。
 店に到着すると江口つぁんは店の外に立っていた。
 「バッテリー、ダメになったろう」江口つぁんから声をかけてきた。
 

 「まじで、なんで分かったんすか?」
 

 「いや、今、分かった。」「前回来た時とクラッチワークが全く違う。」
 「絶対にエンストさせませーんと、お前のクラッチワークが言っている。」
 

 「さすが。そこですか。」
 

 さっさと、降りやがれ。俺は忙しいんだ。

 

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半年前に、CB650R e-clutch を注文したような。

 

「BOXER」に電話する。

 

 土曜日の朝10時過ぎに独身寮2階の食堂にある10円玉式の公衆電話で「BOXER」に電話をかける。
 「あ、江口さんですか?」
 「K75の山本です。明日、タイヤ交換したいんですけど、大丈夫ですか?」
 「ボーナスは出たんかい」
 「はぁ、一応」
 「じゃあ、バッテリーとクラッチワイヤ、オイル、フィルターも交換だ」

 「言っとくが、タイヤはメッツラーかコンチ(ネンタル)の2択だからな、今日の夕方6時にきやがれ。それまで、バッテリーの初期充電をしといてやる。金を忘れんなよ。」
 「はい、わかりました」と言って電話を切った。余った、10円玉が2枚落ちてきた。

 

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【希望】30年後の立ち食いそば屋さんのはなしです。(つづき)

一応、このブログでは1994年頃をウロウロしてる設定ですので、30年後の未来に行って、立ち食いそば食べてみた。

 

「ジャンセ!、ジャンセ!」

 

 さて、本当に久しぶりの一人での東京出張である。 となれば、昼は「小諸そば」に行くのが自然な流れだ。 残念ながら京橋店には行けなかったが、スマホで検索からの最寄りの「小諸そば」の暖簾をくぐる。まず目に入るのは食券機。昔は現金後払いだったけど、令和の時代ではこれが当然。二枚盛は・・・と、450円。この物価高の折、頑張ってるねぇ。

 

 「ジャンセ、ジャンセ」… あれ、見つからないぞ。近くにいたパートさんに「すみません、ジャンセ…あ、ジャンボかき揚げせいろそばのことですが、ボタンどこにあるのでしょうか?」と聞いてみた。「うちのメニューにはありませんねぇ」とそっけない答えが返ってきた。

 大きめの店舗なのに「ジャンセ」がないの? これは店選びを間違えたかな。腑に落ちなかったが、しかたなくニ枚盛のボタンを押した。 
 二枚盛を食べながら、スマホで「小諸そば ジャンボかき揚げせいろ」と何度も検索してみたが、何もヒットしなかった。



 あんなに旨かった、奇跡のメニューが消えてしまったのはなぜなのだろうか?
 自分の中では七不思議の一つである。

 

(注)小諸そばの「ジャンボかき揚げ」ではありません(イメージ)

 

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