Mダックス♀ももトライアルスタート!

 8月3日、センターから引取ったMダックス・ロング♀もも、今日から港区のKさん宅でトライアルスタート。

 えむこさん、ももちゃんをレディに磨き上げてくださってありがとう。

 お見合い~お届けまでのコーディネート、たまびんごさん、ありがとうございます。

 ももちゃんを是非にとご検討くださったKさん、これからのももちゃんをよろしくお願いします。

 ももトライアル①   ももトライアル②


 ももちゃんをセンターから引取った時、前歯に黒い毛が絡まっていて、センターの外で、引っ張って外したのを覚えている。

 かなり長期間、そんな状態だったようで、センターでもお口に毛が絡まって臭いが・・・なんて言われたけれど、体が痒くてガジカジしている間に歯に絡まったのかもね。毛玉もたくさんあったし、辛い環境で頑張ってきたね。

 これからはお嬢様生活を満喫して幸せに!



中型MIX♂ダイスケトライアルスタート!

 8月17日、センターから引取った中型MIX♂ダイスケ、今日から八王子市のNさん宅でトライアルスタート。

 とんとん拍子にお話が進んで、お見合いから、あっという間のトライアル。

 アニーさん、お預かりありがとうございました。

 ダイスケ・トライアル①   ダイスケ・トライアル②



 ダイスケと同じ飼主に持ち込まれた中型MIX♀リーフ、里親さんを募集中!

 とっても心優しい女の子。体重12キロ。推定2~3歳。

 里親募集中・リーフ   預り日記はこちら → リーフの元気120%日記


 

 ダイスケ&リーフと一緒に持ち込まれた2匹のMIXたちは、引取れなかった。

 4匹とも引取ることが出来なかったので、より人馴れしている子を2匹選んだ。辛かった。

 他の2匹も決して悪い子ではなかった。

 一緒に持ち込まれた子犬たちは、センター譲渡会に出るチャンスがあっただろうか・・・・。

 

取り急ぎ、写真掲載


マルチーズ♂ホイップトライアルスタート!

 本日から大田区のNさん宅でトライアルスタート。預りママのペコママさんと一緒にお届けに・・・・。

 老犬は、人間で例えるなら、赤ちゃんのようであり、介護が必要なご老人のようであり・・・・。

 ホイップに穏やかな時間が流れてくれますように。

 優しいNさんご夫妻、どうか気負いせずに、気にかけ過ぎずに、ホイップのこと、よろしくお願いします。

 少し時間はかかりますが、きっと生活の一部として、溶け込んでくれると思います。

 ホイップ・トライアル①   ホイッ・トライアル②




入院中のシーズー♂キャラメル

 少し上向きになりました。

 9/30のキャラメル



病院、診療終了後の大河

 こんなふうに自由にさせてもらっています。

 9/30の大河



番外編:見つけました!

 越後屋さん  ツボがわかる人には、わかるハズ・・・・



チワワ♂レオトライアルスタート!
 昨年12月28日にセンターから引取ったチワワ♂レオ、本日から文京区のKさん宅でトライアルスタート。
 レオのお預かり&お届け、eriさん、ありがとうございました。
 お見合いコーディネート、お届けコーディネートのみっこさん&ケイトさん、お疲れさまでした。
 レオを切望して迎えてくださったKさん、どうかレオのこと、よろしくお願いします。
 レオ・トライアル①   レオ・トライアル②
  向って左が預りママeriさん&右が里親Kさん     豪華ソファの上でご満悦?
  レオの様子はこちらのブログで  → 今日のレオくん
    新しいママが、レオの様子を書いていてくださいます。皆さん、応援してくださいね!
 
 
 レオは過去3回トライアルに出て(うち1回は1週間程度のホームスティだったが)、戻ってきてしまった経緯がある。
 里親希望をいただいた時、お見合いの時、お届けの時、十分にレオの性格についてご説明を重ねてきても、やはり実際に一緒に暮らすと難しい子だと判断され、結果、戻ってきてしまった。レオがトライアルを繰り返したことについて、私は責任を感じている。
 トライアルに出て、稀に戻ってくる子もいるが(先住犬との折り合いが悪いとか、先方の家人が病気になったとか)、そういう事態は出来るだけ避けたい。度重なる犬の移動は、犬に大きな不安とストレスを与える。
 当会でいうトライアルは、里親様になっていただくだけの強い意志のある方にしかお願いをしない。
 試しにちょっと飼ってみたいとか、そういう安易なお気持ちでのトライアルはお断りしている。
 移動して、馴れない環境で、何も問題が起らないということは珍しく、大なり小なり、何かがある。
 例えば、トイレの失敗、無駄吠え、警戒心、先住犬猫との相性、家人との相性、等々、あらかじめ予測されることもあるし、今までは大丈夫であっても新たに出てくる問題もあるが、どんな場合でも、時間をかけてみていただけることがお願いである。
 すぐに結果が出ないことも多いかも知れないが、多くは時間が解決してくれる。
 もともと悪い子なんて1匹もいない。すべて、人間側に問題があり、何かトラウマを抱えたり、自分を守るために歯を剥いたり(過去、叩かれていたのかも)、小さい頃からの社会性が養われていなかったり(ペットショップで売られるために、生後45日くらいで親兄弟から離されてしまったり、ずっと他の犬や人と接触なく飼い主だけと暮らしてきた子など)、何かしらの原因があるのだ。
 センターに収容される子、処分持込される子たちは、過去の経緯がわからないが(あくまで推測しか出来ない)、時間がかかっても、もう一度、その子の本来持っている素晴らしい一面を引き出して、これからの犬生を幸せに暮らしていけるようにと、私たちは頑張っている。
センターから犬4匹の引取り
 今日はセンター本所から犬4匹の引取り。
 センターからの搬送は、ナツママさん&ブンママさん、トリマーさん宅からの搬送はペリさん&ケイトさん、お疲れさまでした。 犬たちの写真もありがとうございます。
 本日の引取りは、収容犬2匹と、処分持込犬2匹。私が月曜にセンターに出向いて、思案した子たちだ。
 結局、思案して検討した子すべて、引取ることにした。
 多少の問題・心配が無いわけではないが・・・・ それはどの子にも言えること。
 
 センターからどの犬猫を引取るかは、すべて私が決めている。
 これは、責任を私が負うということを含めて、最終決断をしている。
 責任を負うということは、何があっても最期までその子に責任を持つということである。
 私以外の人間に負わせることは出来ない。そう思っている。
 実際、がんじがらめで苦しいことも多いのが、犬猫の保護である。
 預りスタッフの皆さんにご苦労をおかけすることが多々あるが、頼りなくても責任の所在がハッキリしていれば、少しは安心していただけるのではないか。
 ●ヨーキー♂推定1~2歳  体重5~6キロクラス ※一時預かり先に移動済
  まだ若い大柄のヨーキー。多少の警戒心もあるが、人は大好きな甘えん坊。
  今日から、ホッピー母ちゃんさん宅でしばし様子見しながらのお預かり
  ヨーキー♂トリミング前①   ヨーキー♂トリミング後
           トリミング前                     トリミング後
 ●ヨーキーMIX♂推定2~3歳 体重4キロクラス ※一時預かり先・検討中
  人馴れしていて性格◎。
  ヨーキーMIX♂トリミング前   ヨーキーMIX♂トリミング後
           トリミング前                     トリミング後
 ●Mダックス・ロング♂クリーム 推定1~2歳 体重4~5キロクラス  ※一時預かり先内定
  持込処分犬。最初は警戒心があるが、社会性が不足しているように思える。馴れれば、問題なし。
  Mダックス♂クリーム①   Mダックス♂クリーム②
 ●Mダックス・ロング♂茶 推定5~6歳 体重6~7キロクラス ※一時預かり先募集
  持込処分犬。申告では、癲癇(テンカン)があるとことだったが、本当なのか、頻度は・・といったことは不明。
  そっと甘えてくるような、性格◎の子。
  しばらく様子見。 センター、そして動物病院に移動してから、癲癇らしい症状は出ていない。
  Mダックス♂茶①   Mダックス♂茶②
 
  Mダックス♂茶③
 個人情報保護の観点から、処分持込犬の詳細について知ることが出来ない。
 処分に持ち込まれるのだから、譲渡を前提としていない。
 昔は詳細は必要なかったかも知れないが(引受先が無いという点で)、センターには、もう少しヒアリング項目を増やして、我々に情報提供をして欲しい。
 例えば、避妊の有無(去勢は見てわかるが)、最終ワクチンは?狂犬病予防注射は?既往症は?
 どんなお薬を飲んでますか?性格・癖など注意する点は?
 申告年齢も、果たして本当?と思うような年齢であることも多く、私たちは、いつも手探り状態だ。
シーズー♂キャラメル入院
 ここ2~3日、調子が悪かったので、夜、病院に連れて行ったら、肺水腫だった。
 昨年末も一度、肺水腫になって数日入院して元気になったが、その時、先生から、この心臓の状態では、もってあと1年と言われた。
 心臓のお薬3種類をずっと続けている。
 今回、今すぐ命に関わるような重篤な症状ではないでしょうとのことで、数日入院して、肺にある水を出し、今後、利尿剤の量を増やすことで対応していくことになるそうだ。
 キャラメル、まだまだ生きようね。寿命があるなら、それがいつの日かわからないけど全うしよう。
キャラメル②   キャラメル①
 あとどれくらいの寿命かわかりませんが、その日まで、キャラメルのこと、応援してください。
 こちらでキャラメル基金を募っています  ●CATNAPチャリティショップ   ←クリック
 
 
 

チワワ♂ぴぃすトライアルスタート!

 8月3日、センターから引取ったチワワ♂ぴぃすが、本日から柏市のSさん宅でトライアルスタート!

 ちょっと警戒心の強いところがあるぴぃすをご理解いただき、時間をかけてみます、絶対に見捨てることはしませんと、強くおっしゃってくださったSさん。これからのぴぃすのこと、どうかよろしくお願いします。

 会にたくさんのご支援物資、本当にありがとうございました。

  ぴぃす・トライアル  ぴぃすの近況はこちらのブログで → baby&peace


  ぴぃすは、迷子犬ではなく、処分持込犬だった。いずれにせよ、過去はわからない。

  でも、これからは、過去の辛いことは忘れて、ずっと幸せに暮らして欲しい。

  ナナママさん、ぴぃすのお預かりありがとうございました。

  みっこさん、お見合い立会い~お届けまでのコーディネート、お疲れさまでした。



ヨーキー♂竹千代一時預かり先へ

 我が家に長逗留していたヨーキー♂竹千代、今夜から、一時預かり先に移動。

 預りママのansakuさんに我が家まで引取りに来ていただいた。

 竹千代をどこにお預けするかずいぶん迷ったのだが、やはり、遊び相手になる犬がいるお宅・・・が一番と思い、若いヨーキー君がいるansakuさんにお願いをすることに・・・・。

 我が家では、シーズー♂拓 が、十分に竹千代様のお守りをしていてくれたのだが、拓が預り先に移動してから、遊ぼうよ~の矛先は私に・・・・。うーん。ごめんね、遊んであげる時間が取れない。

 ヨーキー♂竹千代  竹千代の預かり日記はこちら → 犬、ときどき猫

     越後屋ママ、遊びにきてね~♪

  

  同時刻にペリさんが書類などを持ってきてくれた。

  ペリさん、ありがとう。


 


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 竹千代が移動した後に、何か不安を感じたのか、シーズー♂杢が椅子に座る私の足元にきてこちらを見上げ・・・いつもなら、そのまま足元で寝ていたりするのだが、急に甘えて、胸に飛びついてきた。

 抱っこすると顔をくっつけて、ずっとそのままでいる。

 自分もどこかに行くのかな? そんな不安があるのかも知れない。

 大丈夫だよ、でも、いつか本当のおうちに行かないといけないのよ・・・。

 そう言って聞かすが、わかってくれるだろうか。


 

 今日も引取り検討があったが、あきらめた命もあった。

 我が家には、あと1年、いや半年も持たないだろう・・・という老犬が3匹いるが、その子たちを見送るまでは、ご縁が遠い子の引き取りは難しい。

 キャラメルの咳が、ここ2~3日辛そうで、明日、病院に相談してみよう。


 

中型MIX♀ちびこトライアルスタート! 9/25

 昨日は子猫の引取でバタバタしていてアップできなかったので・・・・本日付で。

 8月3日、センターから引取った中型MIX♀ちびこ、本日から新宿のAさん宅でトライアルスタート。

 中型MIXといっても、体重5.6キロの本当に小さな女の子。

 高齢犬ではあるが、このたび、ご理解あるご家族に巡り会えた。

 当会では、保護場所の問題もあり、なかなか中型犬クラスの犬の引取は出来ないが、今回、縁あって引取りが出来、そして、新しいご家族へ送り出せたこと、とても嬉しい。

 ペリさん、ちびこのお預かり&お届け、ありがとうございました。

 marikoさん、同行お疲れさまでした。

 ちびこ・トライアル①


 ちびこ・トライアル③   ちびこ・トライアル②



旅立った小さな命

 昨日センターから引取った子猫12匹の中で、一番状態の悪かった生後1ヶ月半くらいの白黒の女の子が息を引取った。

 病院でも、すぐに横になってしまうほどだったので、長くゴハンも食べられず、水も飲めなかったのかも・・・・。

 かにさん、看取ってくれてありがとう。

 白黒♀生後1ヶ月半  他の兄弟たちは頑張るから見守っていてね



 我が家にいる3匹のチビーズ、よく食べてます。

 最初の日の夜は、少し警戒心もあったが、その後はゲージに近づいても逃げたり暴れたりしない。

 液体のお薬も上手に飲むし、目の状態もだいぶ良くなった。

 引取った時はノミだらけだったが、フロントライン・スプレーして(まだ小さいのでスポット式のフロントランは使えない)ノミはすっかり落ち、ノミ糞だらけの毛も、だいぶキレイになってきた。

 


 たまたま・・・・25日はセンターに行って出会ったから引取れた小さな命だが、毎日毎日、この子たちのような子猫は処分されている。春秋の猫の出産シーズンは、数も多い。

 すべての子を引取れないので、避妊去勢等の繁殖制限が、いかに大事か実感する。

 元を断たないと、いつまでも繰り返される子猫たちの殺処分。

 処分されるために生まれてきたのではないのだから、もっと身近な小さな命に思いやりを持って欲しい。



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 あえてブログで触れなかったが、先日、ある作家の「子猫殺し」というエッセイが話題になった。

 飼い猫に避妊手術を施さず、完全室内飼いにもせず、生まれてきた子猫は、すべて、自宅そばの崖から投げ捨てるそうだ。

 詳しくは、色々なブログで紹介されているので、まだ読んでいない方は、「子猫殺し」で検索すれば、その記事にたどり着くだろう。


 私は田舎の生まれだが、まだ私が子供の頃、たとえ飼い猫であろうと、その猫が産んだ子猫に対する仕打ちは、この作家がやっている行為に等しいものがあった。

 山に捨てたり、川に流したり・・・・ 子供心に、そういうシーンを覚えている。

 父親と一緒に車に乗って山に捨てた(置いてきた)記憶もあるし、母親に言われて、ダンボール箱に入った子猫を箱のまま、ダンボールで川に流したこともあった。

 山に置いてきた子猫を心配すると、父親は「大丈夫だ、運が良ければ生きられる」といったような気もするし、川に流した子猫にバイバーイと手を振りながら、ダンボールごと、どこかの岸にたどり着いて、そこで生きていけるのかなぁとも思った。でも、ある日の川に流した子猫は、そのうちにダンボールごと、川底に沈んでいった。

 さすがに小学校高学年にもなると、捨てる子猫の行く末がわかって、親に捨てないでくれと頼んだことも何度もあった。

 学校から帰ってくると、いつのまにか子猫がいなくなっていた・・・ということもあったし、私の頼みを聞いてくれたのか、残った子猫もいたが、やがて大きくなってどこかへ行ってしまったり、車に轢かれて死んだりして、ミィ子以外は、どの子も短命だった。


 我が家にいた飼い猫・三毛猫のミィ子は、彼女が9歳(多分、そんな年だったと思う)で亡くなるまで、毎年2~3回、子猫を産み続け、時には、すっかり子猫が大きくなって、近所や親戚に、家のネズミ除けだと貰われていくこともあったが、消えていった命は、100匹は下らないかも知れない。

 当時の記憶が鮮明ではないが、ミィ子は、確か私が中学1~2年の頃に亡くなったと思う。

 具合の悪いミィ子を自転車で1時間くらいかかる町の動物病院に連れて行こうと、自転車の前かごにミィ子をいれ、かなりの距離を走ったのだが、あまりにミィ子が苦しそうに鳴くので、これじゃ病院は間に合わないと途中で引き返し、家に戻ったことを覚えている。 最期、彼女を看取ったのは私だ。昔のことだから、出入り自由猫だったミィ子としては、寿命だったのかも知れないし、もしかして、病気だったのかも知れない。ミィ子の亡骸は、畑の隅に埋めた。


 大人になって1人暮らしを始めてから、子猫の夢をしょっちゅう見た。

 山の雑木林の見渡せる限りに無数の子猫がいて、皆、ニーニーと鳴いているのだが、よく見ると、手がなかったり、足がなかったり、目玉がなかったり・・・・無残な子猫の姿が一面に広がっている。水に沈んだ子猫の夢も見た。

 何度も何度も同じ夢を見るので、きっと救われなかった魂が、皆、私にとりついているのではないか・・・そう思った。

 自身で猫を飼うようになって、その夢はほとんど見なくなったが、猫の保護を始めた時は、1匹救えば、1匹の亡くなった子の魂がやっと天国に上っていけるのではないか・・・ そんなことも考えた。

 昔と今では、ずいぶん事情も変わり、今は飼い猫の避妊去勢もポピュラーに受け入れられるようにはなったが、それでも、まだまだである。未だに、土に埋めたり、川に流したり、山に捨てたり・・・そうやってひっそりと処分されている子猫はたくさんいる。

 避妊去勢に1~2万のお金が惜しいと思う人がまだまだ多いと思うが、考え方を変えて、1~2万で、これから生まれては死んでいく100匹もの命を救えるのだとしたら・・・・ 浮かばれなかった小さな魂を背負って生きていくよりも、ずっとラクに生きられそうな気がする。

 

 前置きが長くなったが、自分が昔に同じような経験をしているからといって、この作家のやっていることが仕方ないことなどとは思わない。飼い猫の性を尊重したいとか、色々言い訳を並べているが、要は、面倒なだけなんじゃないか思う。手術するのが面倒なだけ。今度、子猫を産んだら病院に手術に連れて行こう・・・・そう頭の片隅で思いながらも、一度子猫を処分したら、もうそんなことを忘れてしまって、また発情が来て、妊娠して子猫が生まれてしまった・・・・そんな程度の怠慢ではないか。生まれた子猫を投げ捨て続ける行為に悪意を感じても、何ら、彼女の哲学を感じない。

 救える力があるのに救わないのは、確固たる信念があってのことではないだろう。

 エッセイとして、読み手に納得させるだけの自己中心的な言い訳を書いて、自論を展開しているだけで、要は面倒くさかっただけなんだと・・・ まだそう言ってくれたほうが救われる気がする。


センター本所へ

 今日は勤務先の夏休み休暇が1日残っていたので、休みを取ってセンターへ。

 実際に見て、引取検討をしたい犬が何頭かいた。

 最後、判断に迷うときは、極力、年休を取ってセンターに足を運ぶようにしている。

 私の年休消化率は、ここ5年ほど、100%に近い・・・ こんな社員で良いのか(汗

 

 事前に会のスタッフにメーリングで声かけしたので、搬送スタッフのブンママさん&預りスタッフのeriさんも一緒に。

 出来る限り、会のスタッフの皆さんには一度は、センターを見て欲しい。

 センターの収容建物、犬舎、ゲージ。

 犬猫たちが、どのような場所で収容されてういるのか。

 センターでの状況・・・ 等々。

 

 センターに行く前に1本のメールが携帯に・・・・。

 猫預りスタッフであり、チャリティショップ運営スタッフのかにさんから。

 「今日、センターで竹本さんに出会う子猫は、生きるチャンスのある強運の持ち主。

  生後2日だろうと、1ヶ月だろうと、出会った子を引き取ってください。夜、迎えに行きます」 とのこと。

 

 センターにいる間に、処分のために回収されて搬送されてきた子猫たちのキャリーや段ボールが届く。

 その数、4つ。 何匹いるのか?           ・・・・・12匹

 

 かにさんに電話。 

 12匹いるんだけど・・・・。

 乳飲み子~ちょっと大きいけれど、猫風邪で目がグチャグチャの子まで。

 どうしよう、状態の良さそうな子だけ持って帰る?

 でも、選べないよね・・・ 助かるかどうかわからないけど・・・・    全部引取ろう。

 

 結局、犬を見にいった合間に、12匹の子猫の引取が決まった。


 4つのキャリーに分けて入れて、eriさんに手伝っていただき、搬送。

 かかりつけの病院に、夜19時に到着。

 かにさんが、20時過ぎに子猫を迎えに病院に来てくれたが、病院が混んでいて、診察が始まったのは20時半。

 諸検査含め、すべて終わったのは、22時半。

 子猫たちを前に既にグッタリの2人。


 かにさん宅へ移動・9匹    ※今後の詳細はこちらのページを → かにさん家の縁側

  白子猫♂4匹・生後10日くらい②   白子猫♂4匹・生後10日くらい

    生後10日くらいの子猫4匹 180~230g      状態は悪くは無いが全員育つだろうか


  白黒♀生後2週間   クリーム系♂生後2週間

     白黒子猫♀生後2週間  195g         ミルクティ色の子猫♂生後2週間 240g


    白黒♀生後1ヶ月半   黒・やや長毛♀生後1ヶ月半

        白黒子猫♀生後1ヶ月半             黒・やや長毛子猫♀生後1ヵ月半


    黒♂生後2ヶ月   左前足の肘を骨折 「成長板離開骨折」 手術が必要

      黒の子猫♂生後2ヶ月 700g



  我が家へ3匹   ※皆、体重は500g台

    黒サビ♀生後1ヶ月半   キジ白♂生後1ヶ月半

         黒サビ♀生後1ヶ月半                 キジ白♂生後1ヶ月半


    白黒♂生後1ヶ月半

            黒白♂生後1ヶ月半

   

 

 子猫の保護は、状態の悪い子は、本当にお金がかかる。

 猫の保護に関わっていない方はピンとこないかも知れないが、猫風邪といわれるウイルス性鼻気管炎や、カリシウィスルに感染している子猫を保護した場合、状態によっては、度々の皮下輸液、抗生剤注射、寄生虫駆除(コクシジュウムという駆除しにくい寄生虫に感染していることも多い)、さらにひどい場合は、猫インターフェロンを使う。

 インターフェロン入りの点鼻薬や、インターフェロン注射。

 インターフェロン注射は、体重4キロ換算の猫で1アンプル、病院によって値段は違うが、7000~8000円はする。

 子猫がワクチンを打てるようになるまで、治療費だけで2~3万かかるということも少なくない。

 

 今回、引取頭数が多かったことで、相当に医療費がかかることが予想され、チャリティショップのチャリティ基金の中に、

 「センター子猫基金」を追加させていただいた。

 皆様、保護犬への基金同様に、応援、よろしくお願いします。


    ◎センター子猫基金はこちらのページから   → CATNAPチャリティショップ




 それで犬の引取検討はどうなったかというと・・・・・

 思案中なので・・・後日に書きます。

  

黒柴♀ひめトライアルスタート! 9/23

 昨日、掲載しきれなかったので、1日遅れでご報告。

 7月27日、センターから引取った黒柴♀ひめ、9月23日から八王子市のKさん宅でトライアルスタート。

 とても優しいパパ&ママに出会えました。

 新しい名前は、メグちゃんです。

 ホッピー母ちゃん&ナツママさん、お届けありがとうございました。


 ひめ・トライアル①   ひめ・トライアル③


 ひめ・トライアル②  ひめちゃん改めメグちゃん、これから幸せにね!



Mダックス♂ユウトライアルスタート!

 8月23日、センターから引取ったMダックス♂ユウ、本日から文京区のFさん宅でトライアルスタート。

 タナママさん&たまびんごさん、お届けありがとうございました。

 Mダックス♂ユウ・トライアル




 みんな、元気だよ! 里親さん募集中!


 シーズー♂杢   ヨーキー♂竹千代

         シーズー♂杢                  ヨーキー♂竹千代

  騒ぐ竹千代を教育的指導できる兄ちゃん。   越前屋さん宅お預かりの後、まだ我が家にいる(汗

  行動をみていると、ボス気質かも。        毎日、シーズー♀ミク(下の写真)を追い回し、

  煩い犬にはワンワンと注意にいく。        マウントするので、杢の教育的指導が入る。



 ●シーズー♀ミク美人疑惑・・・・・

  9月14日、センターから引取ったシーズー♀白黒さん、名前がないので、仮の名前を「ミク」とつけた。

  引取ってトリミング後のケイトさんの写真が、あまりに美人ショットだったので、それを解明すべくプライベート写真を公開。

  

  ケイトさんの写真

  シーズー♀トリミング後  上から撮って、ちょっと小顔をアピール。

    この写真で里親募集すれば、すぐにご縁が見つかりそう・・・でも・・・・・

 


  プライベート秘蔵写真公開

  ミク①   ミク②

       やってらんないわよ・・・・             ハァハァしたらこんな顔・・・・


  ミク⑤   ミク⑥

        ダイット必須です・・・・             現在6.5キロ→目標5.5キロ


  ミク④   ミク③

     おすまししたら、いけるんじゃない?       この舌チロリがキュートでしょ~




シーズー♂ごんべいトライアルスタート!

 4月27日、センターから引き取ったシーズー♂ごんべい、本日から松戸市のNさん宅でトライアルスタート。

 瞳さん&ぺりさん、ごんべいのケア、そしてお届け、ありがとうございました。

 

 この幸せの構図を見れば、もう書く言葉もない。

 シンデレラストーリーの結末は、私たちに勇気を与えてくれる。

 ごんべい・トライアル①   ごんべい・トライアル④


 ごんべい・トライアル③   ごんべい・トライアル②


 ごんべい・トライアル⑤   ごんべい・トライアル⑥


   瞳さん&ペリさんからの報告写真を見て、嬉し涙が・・・・


 ごんべいを引き取る時、実は、かなり悩んだ。

 シーズーの保護犬が多い中、センターの方から聞いたごんべいの現状は、ひどい皮膚炎、おなかまで真っ黒、高齢・・・・お勧めできませんと言われた。

 この子を引き取るよりも、もっと状態の良い子を今後検討してもらったほうがいいと・・・・。

 私の思いで引き取って、結果、ペリさん&瞳さんには、大変なご苦労をおかけしたが、こうして幸せになった姿を見ると、引き取らなかったら良かったなんて子はいないのだと改めて思う。

 引取当時は、立ったまま寝ていたこともあったという、ごんべい。

 どんなに過酷な環境にいたのだろう。

 皆様の応援が、ここまで導いてくれました。本当にありがとうございます。



シーズー♀白黒の足

 9月14日、センターから引き取ったシーズー♀白黒さん、左後足が伸びきっていた。

 歩行には右後足を使うので、走ったり歩いたり、ジャンプしてソファに乗ったり、生活には何も問題はない。

 左後足は、歩くときは、添えている感じである。

 シーズー♀トリミング後

 

 原因を調べるためにレントゲンを撮っていただいた。

 シーズー白黒♀足レントゲン①   シーズー白黒♀足レントゲン②

     左後足の大腿骨に骨折の治療痕     画像が不鮮明だが2ヶ所の骨折を留めてある


 大腿骨の骨折は、膝のすぐ上と、その上にも骨折があった模様。

 膝に近い方の骨折は、骨は完全についておらず、金具で固定されている状態。

 この骨折のため、膝が曲がらなくなったようだ。

 今後、特に治療は必要ないとのこと。

 再手術は、かえってよけいに悪くすることもあるそうなので、今、補助的に左後足先をつけることは、問題ない右後足にかける負担を少なくしているとのことだった。術後、どれくらい経過しているかわからないが、暮らしぶりをみると、そう最近ではなさそうだ。

 前の飼い主さんが、手術してくださったのだろう。

 なぜ、センターに収容されることになったんだろう。



 ●ポメラニアン♂クレオの場合

 右前足の肩のところの脱臼を放置されたため、ずれたままになり、既にずれた箇所で新たに軟骨が形成されているようだとのこと。かなり時間がたっているので、手術という選択も難しく、現状のままで体重管理をしながらで良いでしょうとのことだった。

 ポメラニアン♂クレオの右前足   ポメラニアン♂クレオ

 

 こんなにキレイに手入れをされていた子なのに、足は治してもらえなかったのだろうか・・・・

 一生に関わることなので、早くに治療されていれば・・・と残念でならない。

 現在、右前足が短くはなっているが、それを感じさせないほど、歩行にも生活にも問題はない。

 元気いっぱい、ぴょんぴょん飛び回っている。

 

 それにしても、ケイトさんは写真が上手。

 その子の良いところを最大限に引き出して、写真が撮れますね。感服。


 里親募集中です!  クレオ預かり日記  ←クリック




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いつも言い訳ばかりで申し訳ないのですが・・・・

9月に入って、保護犬への里親希望さんが増え、その対応に追われています。

色々な問い合わせや一時預かり希望などのメールのお返事が滞り、ご迷惑をおかけしています。

それぞれ、担当スタッフを作って、分業を検討しています。

それまでは、しばらくご迷惑をおかけしますが、お許しください。


センターから犬1匹、猫1匹の引取り

 今日は城南島支所から、ダックスMIX♀と、白茶の猫の引取り。

 ナツママさん、本日も搬送ありがとうございました。


 ●ダックスMIX♀リオ  推定3~4歳

   ダックスと何のミックスなのか・・・体型はダックスなので、半分はダックスの血筋。

   あと半分は、プードルかテリア系ではないだろうか。

   ダックスMIX♀   トリミング後のお写真


   今日から、江東区のトリミングサロンを経営されているお宅で、お預かりをしていただくことになった。

   なので、このカットも、預かりママさんのプロの手によるカットです。

   

 ●猫・白茶♀ 推定1歳未満  ※一時預かり募集!

   骨盤骨折してセンターに収容されたが、センターで治療していただき回復。

   まだ、1歳未満の若いメス猫。

   エイズ白血病検査(陰性)、3種混合ワクチン済、避妊手術はこれから

   白茶♀①   白茶♀②

     ナツママさんのブログから写真を拝借



 もともと私は猫飼いで、猫の保護活動からスタートした。

 なので、我が家には、ご縁のない保護猫も多数いるが、センターからの引き取りが主な活動になってから、引取りの多くが犬のため、猫は細々と引き取り、細々と里親さんのご縁を探している。

 保護猫・あいちゃん(ハナちゃん) が一時預かり先に移動したので、やっとこの子を引き取れた。

 しばらく我が家でお世話します。



マルチーズ♀カナトライアルスタート!

 8月25日、センターから引き取ったマルチーズ♀カナ、本日から川崎市のOさん宅でトライアルスタート。

 センターにマルチーズ♀3匹が処分持込され、うち1匹は、引き取る直前に亡くなってしまった。

 命を繋いだ、残った2匹、カナ&ジンジャー。

 これからは幸せな日々でありますように。

 ペリさん、カナのお預かり&お届け、ありがとうございました。


 カナ・トライアル①   カナ・トライアル②


 お嬢さんからいただいた近況(9/23)では、トイレもシートで失敗もないとのこと。

 お散歩は、これからゆっくり練習だそうです。


 センターから引き取ってすぐの1~2週間は、どの子でもそうだが、慣れない環境と不安と、それまでのストレスもあって、ゲージでのお留守番が出来なかったり、トイレを失敗したり、よく吠えたり・・・色々あるが、それも時間とともに落ち着いてくる。

 たいてい、引き出してすぐの子は、我が家かペリさん宅でお世話をして、健康な子は避妊去勢等の処置をすませ、落ちついてからの移動が多かったので、各預かり家庭に移動するころには、問題も少なくなっているが、最近の引取ラッシュでは、落ち着くまで面倒を見られるキャパシティがなく、すぐに移動になることも多い。

 (我が家は未去勢のオスが数多く滞在していくが、最初はマーキングの嵐である・・・・去勢して2週間ほどたてば、ほとんどの子がマーキング行動が無くなる。)

 預かりママさんたちには、ご心配&ご苦労をおかけする場合もあるが、どんな子でも時間をかければ、良い家庭犬になれる子ばかりなので、これから預かりスタッフをやってみたい!と思われる方がいらっしゃったら、保護犬は大変なのでは?と思わないでいただきたい。

 確かに、最初は大変なこともあるが、時間と愛情が解決してくれる。

 今まで辛い環境下にいた子がほとんどなので、おおらかな気持ちで迎えてあげて欲しい。



 カナちゃんと一緒に処分持込されたジンジャーちゃんも素敵なご縁を待っています。

 ジンジャー里親募集中!   

 

 預かり日記はこちら → ジンジャーちゃん預かり日記   ※他の保護犬・チャイ&てまりちゃんも登場します


 素敵なお写真集もあります。 → ジンジャーお写真集


 


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 今日もセンターに持込処分犬があった。

 毎週、火曜・木曜は、別の意味で憂鬱な曜日だ。

 聞かなければ、知らずに過ぎていくこと。流れ作業のように・・・・。

 でも、どんな子でも、これからの可能性を探したい。

 救えなかった子もたくさんいる。

 でも、ただ大変だということだけで、あきらめたくはない。

 大きな団体の啓蒙活動には足元も及ばないが、1匹の命を繋ぐという草の根的な活動で、一人でも多くの方に、現状を知っていただきたい。

 当会の活動を見聞きして、もし身近にいる1匹の命に手を差し伸べてくださる方が増えれば、或いは、他県で、収容犬を里子に迎えてくださったり、センターの門戸をもっと広げていく活動をやってくださる方が増えれば、きっといつか、日本の収容犬の現状も、もっと良い方向にいくのではないかと思う。