■マルチーズ♀カナ、トライアルスタート!
8月25日、センターから引き取ったマルチーズ♀カナ、本日から川崎市のOさん宅でトライアルスタート。
センターにマルチーズ♀3匹が処分持込され、うち1匹は、引き取る直前に亡くなってしまった。
命を繋いだ、残った2匹、カナ&ジンジャー。
これからは幸せな日々でありますように。
ペリさん、カナのお預かり&お届け、ありがとうございました。
お嬢さんからいただいた近況(9/23)では、トイレもシートで失敗もないとのこと。
お散歩は、これからゆっくり練習だそうです。
センターから引き取ってすぐの1~2週間は、どの子でもそうだが、慣れない環境と不安と、それまでのストレスもあって、ゲージでのお留守番が出来なかったり、トイレを失敗したり、よく吠えたり・・・色々あるが、それも時間とともに落ち着いてくる。
たいてい、引き出してすぐの子は、我が家かペリさん宅でお世話をして、健康な子は避妊去勢等の処置をすませ、落ちついてからの移動が多かったので、各預かり家庭に移動するころには、問題も少なくなっているが、最近の引取ラッシュでは、落ち着くまで面倒を見られるキャパシティがなく、すぐに移動になることも多い。
(我が家は未去勢のオスが数多く滞在していくが、最初はマーキングの嵐である・・・・去勢して2週間ほどたてば、ほとんどの子がマーキング行動が無くなる。)
預かりママさんたちには、ご心配&ご苦労をおかけする場合もあるが、どんな子でも時間をかければ、良い家庭犬になれる子ばかりなので、これから預かりスタッフをやってみたい!と思われる方がいらっしゃったら、保護犬は大変なのでは?と思わないでいただきたい。
確かに、最初は大変なこともあるが、時間と愛情が解決してくれる。
今まで辛い環境下にいた子がほとんどなので、おおらかな気持ちで迎えてあげて欲しい。
カナちゃんと一緒に処分持込されたジンジャーちゃんも素敵なご縁を待っています。
預かり日記はこちら → ジンジャーちゃん預かり日記 ※他の保護犬・チャイ&てまりちゃんも登場します
素敵なお写真集もあります。 → ジンジャーお写真集
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今日もセンターに持込処分犬があった。
毎週、火曜・木曜は、別の意味で憂鬱な曜日だ。
聞かなければ、知らずに過ぎていくこと。流れ作業のように・・・・。
でも、どんな子でも、これからの可能性を探したい。
救えなかった子もたくさんいる。
でも、ただ大変だということだけで、あきらめたくはない。
大きな団体の啓蒙活動には足元も及ばないが、1匹の命を繋ぐという草の根的な活動で、一人でも多くの方に、現状を知っていただきたい。
当会の活動を見聞きして、もし身近にいる1匹の命に手を差し伸べてくださる方が増えれば、或いは、他県で、収容犬を里子に迎えてくださったり、センターの門戸をもっと広げていく活動をやってくださる方が増えれば、きっといつか、日本の収容犬の現状も、もっと良い方向にいくのではないかと思う。