とりす歯科矯正(大人のための矯正歯科専門医のブログ) -13ページ目

プロ野球応援の花形チアガールの歯並びについて 

 プロ野球もいよいよキャンプインしましたね。私の応援しているホークスの選手達のキャンプ状況も気になりますが、ここ数年もっと気になっている事が私にはあります。それはホークスのチアガール達の歯並びの悪さです。テレビ観戦中に時々彼女達のアップ画像が映りますが、残念なことに半数以上は歯並びが悪くて驚きます。

『歯並びが酷いホークスのチアガール』

 

折角の素晴らしい踊りの応援も酷い歯並びが丸見えの笑顔では、正直なところちょっと引いてしまいます。気になって他球団のチアはどうだろうかとネット上の画像をチェックしてみましが、ホークスのチアに比べると酷い歯並びのチアは少ないように感じます。でも酷い歯並びの人もいますね。

 

ホークスのチアの採用にあたり、容姿やダンスの能力などは厳しい審査基準があるのかもしれませんが、どうも歯並び等の審査は全くされていないのですかね。彼女達の応援パフォーマンスは見ているファンも楽しみにしているはずですが、酷い歯並びを見せながらの笑顔はやっぱり見ていて残念な思いを感じますね。

 

チアガールと云えばアメリカンフットボールが本場ですが、さすがにアメリカのチアガールは八重歯や乱杭歯といった歯並びの人は色々な画像を見ても一人もいませんね。それからアメリカだけでなく、日本のアメフトのチアガールも八重歯や乱杭歯の歯並びの悪い人がいない事に気付きました。

『日本のアメフトのチアガール』

 

不思議ですね。アメフトも野球も同じアメリカから輸入されてきたスポーツですし、むしろ野球の方が早く輸入されて日本での普及率もアメフト以上なのですが、何故か歯並びに関する意識は野球よりアメフト関係者の方が高いと云わざる得ませんね。

 

日本のアメフトのチアガールは、本場アメリカのチアガールになる為に単身渡米してアメリカの有名プロチームの試験を受けて見事合格している方も沢山いますし、合格した彼女達は全員綺麗な歯並びをしていますね。勿論アメリカでは八重歯や乱杭歯では、ダンスの能力以前にまず不合格ですからね。たかが歯並びでと思う日本人は沢山いますが、それだけでもその人の人生の選択肢が確実に少なくなることは認識するべきですね。

『アメリカNFLで活躍している日本人チア』

 

でも日本のプロ野球特にホークスのチアの歯並びの悪さは、球界一だと思いますが、矯正専門医の私としましては、ホークスのファンであり応援しているのですが、何だか彼女達の悪い歯並びを見るに付けて何とも気持が沈むというか残念な気持になってしまいます。チアというのは見せるパフォーマンスをするのですから、ただダンスだけなくその中には美しさも当然求められるものだと思いますし、その表現の中に美しい歯並びと美しい笑顔でなければと思ってしまいます。

 

私が、神奈川から福岡まで出掛けてホークスのチア全員の歯並びを綺麗に治してあげたいと思案するほどです。

 

当院は、矯正歯科専門医院のため、完全予約制でお一人づつご予約をお取りしております。他の患者さんを気にする事無く治療をお受け出来ます。

 

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矯正専門医が有名人のガミーフェイスを考察

 有名人にも以外とガミーフェイスの人が結構います。ネットの普及に伴い有名人の画像も閲覧出来きますし、特に笑顔の画像は本当に溢れ返っています。ガミーが目立つのは笑顔のときですので、女優やタレントは特に目立つのかもしれませんね。

 

ガミーフェスとは笑った時に上顎の歯茎が露出している状態を指します。これらの原因は1、上下の顎骨が前後関係に骨格的問題がある場合。2、上下関係に骨格的問題がある場合。3、骨格ではなく上顎前歯が前突している場合。4、骨格ではなく上下顎前歯が両突している場合。5、1〜4の複合要因による場合に分けられます。

 

1と2が主な原因である場合は、成長発育の時期を逃すと矯正治療だけでは改善が難しく、成長が完全に終了した後に外科矯正を行なう必要が生じる場合もあります。

 

3と4、が主な原因なら矯正治療だけで改善も可能ですが、場合によっては抜歯の必要も生じてきます。

 

以上の様なガミーの要因を考えると、ガミーフェスで有名人には、中嶋朋子、アンミカ、ベッキー、工藤静香、安藤美紀、戸田恵梨香さん等が目立ちますね。そんな中で何名かを矯正学的に解説したいと思います。

『ガミーな有名人』

 

中嶋朋子さんは、元来上突顎で前歯が前突し、かつ上顎と下顎の前後関係に骨格的な問題があるため、上下口唇の閉鎖するための距離が長く口唇の閉鎖が困難となり普段のリラックスした状態では口唇が絶えずポカンと開いている口元ですね。骨格的問題を解決しない限り、いくら上顎の前歯を差し歯にしてもこのガミーは改善しないと思われます。成長発育期を利用し本格的な矯正治療と同時に骨格的な改善も行なっていればガミーにはならなかった可能性が高いですね。

 

アンミカさんは、骨格的問題はそれほどでもありませんが、上下前歯の両突歯列のため口唇が完全に閉鎖しづらくリラックス時は口唇がひらくケースですので、抜歯症例で対応すればおそらくガミーは改善し、口元はもっと下がり調和がとれると思いますね。所謂ゴボ口に近い状態と言えますね。

 

ベッキーさんは前後の顎関係に問題があり、過蓋咬合という不正咬合なのですが、ハーフと云う事で鼻が高くオトガイ隆起も発達しているため比較的口元のバランスが取れています。そのためそれほど不正咬合が目立ちませんが、もし普通の日本人並みに鼻が低く頤部の隆起が少なければ口元はかなりバランスが崩れリラックス時は口唇が今以上にポカンと開いていると思われますね。矯正で抜歯治療すればガミーは改善出来ると思われますね。

 

工藤静香さんのガミーの主な原因は上下顎の上下関係に問題があり、鼻から下の距離が長いことが主な原因ですがそれほど重度ではありませんので、通常の抜歯症例として矯正治療をすれば口元はかなりバランスの取れた形に改善出来るでしょう。しかし、その前に上顎は殆ど差し歯であり画像で見る限り歯肉の状態も良くないように見えますので、まず歯周処置が必要だと思いますね。

 

最後になりますが、どんなガミーも矯正治療や外科処置によって改善出来ますので悩まれている方は矯正専門医に相談される事を薦めますね。

 

 

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上品そうな顔の共通点

 性格など本質的に上品か下品かということは、見た目だけでは実際には判断ができませんが、少なくても内面的なことを外して見た目の外観だけでの判断は可能かと思います。そうした条件付きで外観上の上品さという要素を矯正歯科専門医として述べてみたいと思います。

 

まず顔で上品かどうかを判断する上で一番の判断要素は、顔面部の下半分の形態が主な要素となると考えます。

 

さて、そこで上品な顔の条件は、やはり笑顔が美しく魅力的な事だと思います。そのときの笑顔の口元から見える歯並びが美しく綺麗に並び、健康的な白い歯と言ってもあくまでも真っ白ではなく天然歯であること。歯並びが乱杭歯や八重歯そして歯茎が露出していないことです。そして普段リラックスしていても自然に口が閉じ、口元の調和がとれていることです。口唇を閉じているときにアゴの部分の筋に梅干しの皺のような緊張感が無く、横顔は鼻の先端から口元そしてアゴまでのラインが美しい曲線を描いていることです。ですから就寝時などリラックス時も口がポカンと開いているということはないということです。

『調和のとれた口元のライン』

以上の条件が整って初めて見た目は上品に見えるのではないでしょうかね。また、こうした条件を備えた人は、そうでない人よりも実は健康であり食べ物も偏食が少なく、上品に食べる事ができ、食べ方も綺麗です。そして当然ですが、歯磨きがしやすく唾液が乾燥しづらいので清潔な口腔内を維持しやすく虫歯や歯周病にもなりづらく清潔感があります。また風邪などの細菌やウイルス感染にも防御力を発揮し健康を維持しやすいと云えます。また、食べ物を咀嚼する能力が高いため、消化器系の胃や腸など内蔵にも負担が少なく疾患予防にも繋がります。綺麗な歯並びですから、会話の発音が明確で滑舌良く話をすることができます。

 

『上品な顔立ち』

 

 

最後にこうした上品な顔になるには、自然に成長する事でなる訳ではありませんで、育った教育環境で大きく影響を受けます。ある程度の経済的な余裕もあり、両親が子供に対する教育をどこ迄考えているかによって全く違った結果となります。いわゆる習い事を今の子供達は沢山習っていますが、そんな中で習い事同様に歯並びに関して考えている保護者がどのくらいいるのか?と考えると日本ではまだまだ歯並びに関しての意識や知識が外国に比べてかなり低いのが現状です。

 

『ちょっと残念な口元と歯並びの人』

 

例えばアメリカでは大学卒業後に社会に出る迄を教育期間と考えている保護者が一般的です。その期間内に矯正治療で歯並びも綺麗に整えて社会に出すのが普通です。日本ではアメリカ以上に大学進学率は高いのですが、歯並びの治療率は足元にも及ばないのが現状です。

 

すなわち理想的な口腔の機能と形態を整える事で、口腔として機能(咀嚼、発音、会話など)が効率的になりますので、何でも偏食無く食べる事は勿論、明確な発音の会話により人間関係の良好な構築にも有利となります。そして何よりも健康な身体を維持できる、という非常に一生に一度の人生にとって何ものにも変え難い有意義な能力を備える事になります。その上で性格も良ければ申し分無いと云う事でしょうね。

 

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オーラルフレイルって御存知ですか?「矯正医からみたオーラルフレイル」

 オーラルフレイルとは口腔機能の衰えを指しますが、日本歯科医師会は8020運動といって80才で20本の歯を残す運動を行なってきました。2016年には50%を超える達成者がでました。こうした状況から高齢者の快適な食を支える為に、歯の本数だけではなく、それに加えて口の働きの衰えを軽視しない事の重要性が注目されて「オーラルフレイル」という概念が提唱されました。

口腔機能の衰えを放置また、適切な処置をしないことにより、口の機能低下、食べる機能障害、更には心身の機能低下まで繋がる負の連鎖に対して警鐘を鳴らした概念です。

 

平均寿命80才を超える高齢者が増加してきましたが、時代と供に単なる寿命が延びることから毎日の生活に不自由のない健康で長寿である健康寿命が注目され、人生100年時代と最近では言われ出しました。

 

そんな時代を迎えて高齢化が進み益々オーラルフレイル化が深刻な問題となるのは当然かと考えます。しかし、本来はこうしたオーラルフレイル化が進行する前に、オーラルフレイル化の予防が大切なのではと感じます。

 

オーラルフレイル化は、そもそも虫歯、歯周病といった疾患から歯の喪失を招く事からその症状は進行していきます。ということは虫歯や歯周病に罹患しづらい口腔内環境にすることが先決であり、オーラルフレイル化を最小限度に抑制する最善策と言えます。

 

ではオーラルフレイル化に対する予防は、永久歯が綺麗な歯並びであると供に口元の調和がとれ鼻呼吸が出来ている事が必須条件となります。すなわち唾液が乾燥しづらい口腔内環境であることが、虫歯や歯周病の予防に繋がります。そして、緊密な噛み合わせで食べる機能も効率よく、そして清掃もしやすくなります。こうした良好な口腔内環境になるための治療が早ければ早いほど、オーラルフレイル化の抑制には最も効果があると思われます。

 

ですから高齢になりオーラルフレイル化が進行する中での対応はどうしても根本治療ではなく対症療法にならざるを得ません。だからこそ若い時から効率的な口腔機能とその機能を長期的に維持出来る良好な環境を整える事が非常に重要な要素となります。

 

残念ながら、歯を失って初めて気付き後悔するというパターンが多いのではという気がします。口は健康の入り口ということを本当に実感している方がどのくらいいるのでしょうかね。

 

『オーラルフレイルが進行しやすい歯並びと口元』

 

『オーラルフレイルの進行を抑制する歯並びと口元』

 

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引退した女子レスリングの吉田選手のゴボ口について

 先日引退会見をした吉田沙保里選手ですが、彼女の顔面下部は残念ながら調和がとれていない口元で頤部には相当な緊張感を伴い口元が突出している状態です。このため彼女は、普段寝ているときなどリラックス時は口がいつもポカンと開いている状態である事が、容易に想像出来ます。これがゴボ口の特徴でもあります。

 

「典型的なゴボ口」

 

口を閉じると頤部に梅干しの皺のような形となり、口を閉鎖し続ける事が難しく直ぐに口が開き口呼吸をせざるを得ない形態といえます。また彼女は思いっきり笑うとガミーフェースで歯茎がかなり露出して見えますが、この事は上顎が骨格的に突出して上下の顎の前後関係に大きなズレがあることも伺わせます。

 

「ガミーフェスの笑顔」

その上彼女はアデノイドも疑わせる側貌で鼻からオトガイにかけた距離(鼻から下)が長くこれも口唇閉鎖にはマイナスの要因となっています。

 

こうした下顔面部の形態により口元の調和がとれず、典型的なゴボ口となっています。

 

リオ五輪後は、TVのCMなどでマスコミにも露出が増えた彼女ですが、どうも顔面の上部だけがやけに化粧を施し派手になっていますが、残念ながらゴボ口に対しては何ら対応をしていないので上顔面が逆に強調されてむしろアンバランスさを強調しているようで不自然さ感じますね。

 

「上下顔面にアンバランスさを感じます」

 

彼女はなぜゴボ口を治す事を考えないのでしょうかね?矯正治療もしくは矯正外科により下顔面は調和のとれた口元になるのに勿体ないですね。

 

そして何よりもこのままのゴボ口では、口の中はいつも唾液が乾燥しやすく、ウイルスや細菌感染しやすく風邪などにも罹患しやすくなります。また乾燥で歯肉にいつも炎症を起こしやすく歯周病になる可能性も高くなります。30年40年後には、歯周病により歯を失い、義歯やインプラントで口腔機能を修復しつつもその本来の機能は天然の歯牙には及ばないものですし、食べる機能が低下すれば消化器系にも問題が生じやすくなります。

 

一矯正専門医として、余計なお節介かも知れませんが、彼女にはいつまでも明るく元気でいて欲しいと思いますので、上顔面の見た目ばかりではなくもっと下顔面を最優先し口腔機能を良好な環境に健康と美しさを考え、まずゴボ口の改善をするべきだと思いますね。

 

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矯正歯科に於ける専門医と認定医の違い

 当院を訪れる患者さんのほとんどの方は、矯正歯科専門医と認定医の違いが判らないし、知らないと云うのが実情です。特に歯科の中でも、矯正歯科はこれら制度が他科に比べ認定医制度と専門医制度の二つが存在していることが、より混乱を引き起こしていると思われます。

 

普通どの科もこのような制度は1つしか存在しないのが当たり前なのですが、何故だか矯正歯科だけは、二つ存在し、患者さんだけでなく、他科の歯科医までもその制度の違いを理解していないというのが現状なのです。

 

矯正歯科で先に出来たのが認定医制度ですが、その診査基準に大きな問題があり、大量に認定医を誕生させる結果となりました。この認定医制度は当時書類審査のみで、臨床能力を診査するものではないために、臨床能力に問題のある矯正医が大量に輩出されることになってしまいました。

 

そのために、患者さんとのトラブルも頻発する結果となりました。そういった事情を改善するべく、今迄の書類審査のみの認定医制度を廃止して新たに臨床試験を設けた専門医制度を立ち上げることを、一部の矯正専門医の開業医が学会に訴えたのですが、受け入れられず、認定医制度はそのまま書類審査のみという形で続けられてきました。

 

そのため、矯正専門で開業している矯正医が2002年に新たに日本矯正歯科協会という組織を立ち上げ、2004年には日本歯科矯正専門医認定機構を創設し、その臨床試験に合格した臨床能力を担保された専門医が毎年輩出され、現在全国で約70名の専門医が合格をしています。

 

それを受け日本矯正歯科学会も数年前に認定医制度はそのままに、専門医制度を新たにやっと立ち上げ、現在こちらは約400名の合格者を輩出しています。

 

両組織ともこの専門医制度の審査法や基準は異なりますが、いずれも実際に臨床試験を行い、合格した矯正医の臨床能力が担保された内容と云えます。そしてこれに合格した矯正医を矯正専門医と言います。両組織合わせても全国で現在約500名弱しか矯正専門医はいません。

 

しかし、認定医はこの専門医制度を受験できる申請資格を有するだけで、臨床能力を担保された矯正医とは言えません。つまり、認定医は専門医になるために研修している矯正医のことですが、全国の一般歯科医院に月に数回アルバイトをしているほとんどが、実は大学に在籍しているこの認定医なのです。そしてこの認定医の数は全国で3000名以上にもなります。

 

当然私の開業している地域でも100軒近く矯正歯科を標榜している一般歯科医院がありますが、そのほとんどが、大学に在籍しているこの認定医のアルバイト先となっているのが現状です。

 

『専門医制度の合格を証明する認定証と楯』

口元美人は顔の下半分で決まる!

 口元美人は顔の下半分で決まる!と題したネットでのスキンケァ関係の記事を偶然見つけその中にゴボ口の事が掲載されていました。

 

『口元が出ているゴボ口とは?

最近、「ゴボ口」と呼ばれているのは、口元が前に出ている状態のことです。

ゴボ口は、上アゴの骨が前に出ている骨格に原因がある場合や、上下の歯が前に出ていることによるもの、口呼吸がクセになったことによるもの以外に、アデノイドによるものがあります。

アデノイドとは、鼻からノドにかけてのリンパ組織である扁桃腺が肥大することで、鼻の穴が狭くなって鼻呼吸ができなくなり、口を開けて呼吸をする状態を「アデノイド顔貌」と呼びます。

アデノイド顔貌の人は、口呼吸になるので口が常に開いている状態になり、口輪筋が衰えて下アゴが小さくなってしまいます。

また、噛み合わせが悪くなるので、歯並びにも影響を及ぼします。

アデノイドは、意識して口呼吸を鼻呼吸に変えるようにすることや、咽頭扁桃の切除手術によって改善します。

骨格を変えるためには整形手術が必要になりますが、前に出ている歯が原因の場合は、矯正で治すことが可能です。』

 

以上の内容なのですが、医学的にちょっと微妙に異なる点があり気になりました。ゴボ口の原因として歯の前突や顎骨自体の骨格的原因と、口呼吸とアデノイドを挙げていますが。口呼吸もアデノイドもゴボ口だからこそ生じる問題なのです。

『色々なゴボ口の写真』

 

ゴボ口は単に口元が突出しているだけでなく、それに伴い口元の回りの口輪筋等の表情筋群も突出して筋肉に緊張を与えます。その緊張を長時間維持するのは困難なために、リラックスするとつい口唇がポカンと開いてしまい無意識に口呼吸をしているのです。また口呼吸の為に口腔内には通常の常在菌だけでなく、外気から浸入して来る色々な菌も加わり、扁桃腺で新たな菌の免疫作りをする機能がフル稼働することで扁桃腺炎となり肥大化するのです。

 

肥大したことで舌が挙上されて舌圧が前歯に加わり、前歯が前突しやすくなることでゴボ口になるのです。すなわち口元が調和のとれた形態(リラックスしても口唇がポカンと開かない)であれば口呼吸もアデノイドもあり得ないのです。口呼吸もアデノイドもゴボ口だからこそ生じるもので、ゴボ口になる原因ではありません。

 

ですからゴボ口を矯正治療で調和のとれた口元に改善すれば口呼吸もアデノイドも改善するのが普通です。TVのCMで就寝時の口唇閉鎖の為の接着テープを付けて口呼吸を鼻呼吸に改善するなんて商品が販売されていますが、口元の調和が取れていないゴボ口の人には全く意味がないものです。

 

またアデノイドの人は口唇が常に開いているため口輪筋が衰え下顎が小さくなると記載されていますが、これは口輪筋が衰えるのではなく、咀嚼菌群が弱くなり鼻から下の下顔面部が長くなる傾向にあり、当然歯並びにも問題が生じてきます。

 

また、アデノイドは意識して口呼吸から鼻呼吸に変える事で改善する様な記載もありますが、意識しても口元の形態的な変化はあり得ません。そして扁桃腺切除も口元の調和を得るための治療ではありませんので、口呼吸から鼻呼吸に改善する事はありません。

 

口呼吸から鼻呼吸への改善は口元のゴボ口を調和のとれた口元にしない限り不可能であり、その方法は外科矯正治療か矯正治療以外はありえないのですが、こうした勘違いしやすい情報がネットには溢れています。

『口元美人の横顔』:確かに口元美人は顔の下半分で決まるという考え方は同感ですね。

 

こうした色々な情報が入り混じり、どれが正しいのか間違っているのかの選択は、本当に困難になっています。今後益々ネットの普及に伴い、溢れた情報をどのように選択処理するかで、自分の人生迄も左右される時代になったように感じます。

 

当院にもこうした情報を勘違いして悩み、セカンド、サードオピニオンとして相談に来る方が後を絶たないのが現状です。

 

 

 

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クイーンのボーカリスト『フレディ・マーキュリー』の歯並びについて

 明けましておめでとうございます。先日7日から仕事始めでした。長い様で短い年末年始のお休みでしたが、御陰で自宅でのんびり過ごす事が出来ました。

 

さて、最近話題のクイーンの映画「ボへミアン・ラプソディ」が注目を集めているようですが、クイーンのボーカルであるフレディ・マーキュリーの歯並びと口元について矯正専門医の立場からの意見を書きたいと思います。

 

デビュー当初はあまり人気もなくそれほど注目を集めなかったグループだったようですが、欧米特にアメリカでは人気が出なかった要因の一つに、ボーカルのフレディ・マーキュリーの歯並びが挙げられますね。

 

確かに彼の歯並びは所謂出っ歯であり、幼少期は指しゃぶりをやっていたのではと思われる上の前歯の突出。そのため口唇を閉鎖する際にオトガイ部が梅干しの皺のような緊張感が見られます。

『口唇を閉鎖すると頤部に梅干しの皺のような緊張感が現れる』

 

幼少期以降は、おそらく指しゃぶりから下口唇を噛んだり吸引したりする習癖へ移行して、ますます上の前歯は突出し、下の前歯は舌側へ傾斜し凸凹になるという上突咬合と言う不正咬合になっています。

『下唇を無意識に噛む習癖が疑われます』

 

そのため彼は鼻呼吸が困難で睡眠時は口呼吸だったと思われますし、その結果口腔内の唾液は乾燥しやすく、口腔内の環境はかなり悪いと云えます。この環境は歯磨きや口腔内清掃が不十分とか言ったレベルではなく、唾液の持つ能力が充分に機能していない事を意味します。

「リラックス時にはいつも口が開いているため唾液が乾燥しやすい口元」

 

そのため絶えず歯肉炎になりやすい、それが進行すれば歯周病にもなりやすくなりますし、また、風邪などのウイルスや細菌感染率も高く、歌手としては喉のケアが大変難しい口腔内と言えますね。

 

また彼の育った子供時代の環境は、決して経済的に裕福な家庭ではなかったと推測しますし、おそらくこの出っ歯でいじめの対象にもなったのではと想像できます。この歯並びで彼自身気にしたり悩んだりしていたのかは不明ですが、アメリカでは相当彼の歯並びの悪さは酷評されたようですね。

『出っ歯でかつ下の前歯は過剰歯があるようで相当凸凹です』

『晩年にはおそらく過剰歯の抜歯をしたようで下の歯は比較的並んでいるようにみえますね』

 

そんなクイーンが、初めて日本公演で来日した時に熱狂的な歓迎を受けたことは有名ですが、なぜ日本では歓迎されたのでしょうか?日本人の多くは歯並びに対する意識や認識は欧米に比べかなり異なり、歯並びが悪くても余り気にしない人が多いという事情が背景にあります。そのためフレディ・マーキュリーの歯並びも何ら問題なく受け入れ、色眼鏡なしに彼等の歌の才能だけを素直に評価した結果がその後のクイーンの世界的人気に繋がったように感じます。

 

そう云った意味では日本人はあまり外見的なことで偏見を持ったり差別をするということは、比較的少ないように思いますし、それが日本人のある意味長所なのかも知れませんね。

 

そう云った意味ではフレディ・マーキュリーは、日本で初めて自分の才能を素直に認められたと感じたのかも知れませんね。だからこそあれだけの親日家になったのだと思いますね。

 

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働く女性の80%が抱える口腔内環境の悩み

 働く女性の80%は口内環境に悩みを抱えているとのアンケート結果(2014年)がネットで公開されていました。「歯の黄ばみ・くすみ・汚れ」、「歯垢・歯石」など、見た目の悩みが上位に。「虫歯」は6位という結果でした。

悩みの内容を見てみると、「歯の黄ばみ・くすみ・汚れ」 (41.8%)が1位となり、次いで「歯垢・歯石」(41.6%)、「口臭」 (36.6%)が続きました。上位にあがると予想された「虫歯」 (23.8%)は6位となり、見た目の悩みが上位にあがりました。 また、年代別に見てみると、年代が上がるにつれ「歯周病」が 上位になり、見た目よりも病気の悩みを抱えていることが分かりました。

こうしたアンケート結果で、若い頃は見た目に対する悩みから歳を重ねるにつれ見た目よりも病気による症状への悩みへと変わっていくようです。こうした変化に対して、毎日の口腔清掃をついサボったりした結果のような評価がなされていますが、果たしてそれだけが原因でしょうかね?悩みのトップである歯の黄ばみやくすみ・汚れ、歯垢歯石、口臭、歯周病、そして虫歯は、五番目の悩みである歯並びを改善すればこれらの悩みもほぼ改善されます。

 

歯並びが悪いということは、どうしても磨き残しが生じて黄ばみや汚れがでてきますし、歯垢や歯石も同様の理由で清掃がしづらいことが要因です。口臭は残った食べカスだけでなく、こうした磨き残しから、歯肉炎を起こし、ついには歯周病になるパターンと云えます。もし、歯並びが綺麗で、清掃で磨き残しが少なければこうした悩みも無くなりますし、口腔周囲との調和が取れていれば鼻呼吸により唾液が乾燥することも防げ、唾液の持つ免疫力により歯周病や虫歯も予防ができます。

 

理想的には10代20代で矯正治療により、歯並びをきれいにして、口腔周囲との調和がとれる治療をしていれば、加齢と共に悩みが見た目から実際の症状へと変わっていく事も無く、充分に口腔という機能を発揮でき自信を持って人生を送る事が可能だと思います。

 

当然ながらこうした悩みを抱えているのは女性だけでなく男性も同様ですが、やはりこうした悩みは歯並びの悪い人が抱える共通の悩みと云えます。歯並びが悪いのは乱杭歯や八重歯だけでなく、両突歯列といった一見歯は並んでいるがゴボ口の口元で無意識に口呼吸をしている人も立派な不正咬合で、こうした人は八重歯や乱杭歯の人以上に歯周病、虫歯に罹りやすく当然口臭も強くなります。

 

つまり口腔内の環境の悩みの大部分は不正咬合からくる原因ですので、矯正治療により治療を行なわない限り、対症療法でしかありませんから根本的解決にはなりません。

 

『磨き残しをしやすい歯並び』

『比較的歯並びは良くて磨きやすいが、唾液が乾燥しやすく歯周病や虫歯になりやすい口元』

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矯正装置の正しい選択について

 天然歯のまま歯並びを綺麗に治すには、矯正治療以外の治療法はありません。ネットなどでは、クイック矯正やセラミック矯正などと謳った広告や記載がありますが、これらは天然の歯を削って歯並びを治すもので、元来の矯正治療とは異なるものです。いわゆる差し歯のことを指すもので全て人工歯を被せるやり方です。

 

一生自分の天然の歯で人生を送りたい人は、やはり矯正治療を選択するべきだと思います。しかし、この矯正にも色々な装置が在りまして戦前から使われている床矯正やFKO、リンガルアーチ等二次元の歯牙移動による治療法からマルチブラケットによる三次元の歯牙移動が可能な治療法まで多様な装置が存在します。

 

「二次元の歯牙移動の装置」

そんな中で当然三次元のコントロールが可能なマルチブラケットによる矯正法がベストではありますが、これにも装置が金属と歯牙の色に近いジルコニアや、また裏から動かす装置があり、その選択枝は広がります。

 

「三次元の歯牙移動の装置」

しかし、いくら優れた三次元の矯正装置であっても、術者側の臨床技術が担保されていることが最低限の条件となります。この臨床レベルを担保する為には大学を卒業後に矯正専門医の指導のもとで少なくても7、8年間フルタタイムでの研修が必要となります。当然のことですが二次元の治療法よりは三次元の治療法の方がより高度ということで習得期間も長期になります。単に歯を並べるだけではなく、口腔器官としての機能(咀嚼・発音)は無論ですが、その機能が一生健康で維持出来る口腔環境の形態まで考えた治療でなければ意味がありません。三次元の治療法でなければこうした治療目標を達成することは不可能と云えます。

 

つまり、部分的な歯並びの改善や、顎を拡大して永久歯の萌出空隙を確保するなどは、口腔器官の一部分だけを捉えた治療であり、口腔器官を構成する、口腔の周囲筋群や舌や歯並びとの調和を考慮しなければ、一生維持できる口腔器官とはなり得ないのです。

 

長い人生でこうした限局だけを改善をした口腔器官では、口腔環境までは改善できませんので必ず歯が虫歯や歯周病に罹患し、ついには一本一本歯を失い、本来の機能が維持出来なくなります。その結果が義歯でありインプラントという人工物を入れる事になります。これら人工物は自分の天然の歯に比べて、食べることお喋りをすることの機能は当然のことですが数段劣ると云うのが現実です。その上これら人工物は半永久的なものではなく定期的なメンテは勿論、再製も必要となります。

 

口腔の機能を少しでも回復維持するための人工物は、一生メンテと再製の繰り返しと言えます。如何に天然の歯が大切かが身に沁みるのは、こうした人工物のメンテや再製のたびに感じ、そして後悔する事になります。天然の歯を失うということは、好き嫌い無く何でも食べられたのが、当然ながら人工物になれば制限が加わりますので、以前のように何でも食べられることが出来なくなる事を意味します。そしてその制限はより広がり、最後は食に対する欲求も失せてしまいます。

 

社会に出る前にこうした矯正治療を受診して治療を行なっているのと、そうでないのは、その後の人生の治療費にも大きな影響を与えます。調和の取れてない口腔器官は、虫歯、歯周病の治療から義歯またはインプラントへと高額な治療費が生じるばかりか、それに伴い消化器系への負担も重くなり消化器系疾患などの発症に繋がり、その治療費も加算され、トータルでは矯正治療費の数十倍になるということも認識しておくべきでしょうね。

 

こうした将来の自分の人生を考えると、歯並びの悪い人との結婚を最初から除外するという欧米人の考えもある意味で理解は出来ますね。

 

当院は、矯正歯科専門医院のため、完全予約制でお一人づつご予約をお取りしております。他の患者さんを気にする事無く治療をお受け出来ます。

 

お知らせ: 12月より第二日曜に続き第三日曜日も診療を始めます。

気になる歯並びや口元の相談は認定矯正専門医のとりす歯科矯正まで

TEL 0466-27-5050   E-mail to-ortho@shonan.ne.jp

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