まいど~カエル気づき

生きもの自然科学大好きドキドキ 

絵本講師のくがやよいです

 

 

 

 

前回(4/8)の絵本講座の様子と感想コメントはこちら★

 

4/8(月)須磨区文化センター

読み聞かせ教室🌸春講座 

始まりました。

 

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4/27(土)若竹生活文化会館

昔話絵本とお話で世界を巡る

part⑤

 

今回は「アイヌ民族の昔話と絵本」

中心に紹介します。

後半は、絵本のこといろいろ話そう会。

 

毎回、毎回、

後半のいろいろ話そう会が盛り上がり,

4時半に 終わった試しがなく、、、真顔汗

(うちの講座が話盛り過ぎという説も…)

5時前に慌てて部屋を片付けてみんなで退出、という繰り返し。。。

(なので退席自由)

 

こちらは満席になってしまいましたが、

聞くだけのご参加は受付中です。

 

 

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5/12(日)山口公民館

昔話絵本とおはなしで世界を巡る

基本の昔話の講座をします。

お申し込みは山口公民館まで。

 こちらは公民館主催の講座で、参加費無料

駐車場あり

託児あり 

昨年は県外からのご参加も多数ありました。

感 謝気づき

チラシを作ってくださいました。

 


 

5/17(金)東京

チャイルドビジョンさん

月刊HOIHOW絵本講座収録です。

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一日の収録で、おそらく前回同様

燃え尽きて灰になる、予想。。。凝視

 

 


 

5/25(土)若竹生活文化会館

思春期の絵本講座

前回の思春期講座は告知後すぐに満席に。

(ありがとうございます!)

 

こちらは残席5名です。

 

 

 

全回共通の持ち物:学ぶ熱意炎

 

 

 

全力投球で行ってきます!!

 

 

(キャッチャーミットは要りません)

 

 

 

 

 

 

 

まいど~

生きもの自然科学大好き

絵本講師のくがやよいです。

 

 

いま春休み。

 

 

卒業前に、

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今年も校内の草木で、こんなん二つ作って

「まいど~~理科室めだか急便でーす」

って、6年生の給食中に配達完了しました。

(`・ω・´)ゝハッ

 

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(お祝いリース作成中)

 

前日放課後に一つ作って、

給食が始まる3分前に、二つめ完成。

間に合うかどうか、、ずっと心臓がドキドキあせるあせる

伝票、大急ぎで書いて配達📦

宅急便の時間指定みたいに!

 

 

 

卒業式の気持ちは、去年とほとんど変わることなし。

 

卒業式は泣かんかったのに。

 

後日、「卒業生退場の時の曲」

聴いて 泣きそうに。

 

先生たちの想い溢れる曲🎧

歌詞がな、、、アカンて、、、ホンマ。泣

 

✏ ✏ ✏ ✏ ✏️

<『正解』RADWIMPS>

 

 

 

いろいろあった3月末。

 

大切な、大切な人を 見送りました。

 

ずっと、ずーーーーっと心の中にいる

 

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ありがとう。。。

 

 

まだ、実感がないけど、、

明日の絵本講座で、この絵本、読みます。

 

 

 

 

『じぶんの木』

最上一平/作

松成真理子/絵

岩崎書店

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まいど~カエル気づき

生きもの自然科学大好きドキドキ 

絵本講師のくがやよいです

 

 

3学期もいよいよ終盤。

あっという間に6年生たちとの日々が

過ぎていきます。

 

(最後の清掃奉仕活動中に中庭で見つけたふきのとう)

 

 

卒業前にいろんな絵本を子どもたちと読みました。

うちの読み聞かせのほとんどは(突如現れて読んで去る、という)

通称:ゲリラ読み。

 

 

この日(2/29)は、Hちゃんの4年ぶりのお誕生日だというのでこの絵本を

給食中の6年生のクラスに読みに行きました。

(給食中は、朝の読み聞かせより、かしこまって聞かないところが好き。)

 

『ぼくがあかちゃんだったとき』

浜田桂子/さく・え 

教育画劇

 

6年生のクラスで、毎年読んでます。

 

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この絵本の主人公は、お父さんと「ぼく」。

6歳のお誕生日を迎える「ぼく」が生まれた時のこと、少しずつ成長していく様子をお父さんが語ります。

 

 

「ぼく」が初めて熱を出した時の

お父さんの言葉(気持ち)と表情(仕草)が胸に迫る…

 

 

理科準備室で休み時間に一人で読む練習していたら、

なんだかすご~く幸せな気持ちになってきた。

 

 

絵本を読むことで、誰かに

「生まれてきてくれてありがとう」を

伝えることができるなんて。桜

 

 

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6年生は、卒業式までに12歳になる子がほとんど。

この日はHちゃんの誕生日だったので

「ぼくが」と読んでから、

「わたしが あかちゃんだったとき」

と言葉を足したり、


最後に

「6さい おめでとう」と読んでから

Hちゃんの方を向いて、

「12さい おめでとう!」と言葉を足して読んだりした。

 

 

少し照れたようなHちゃんに

わぁーっとクラスのみんなから拍手が起こった。

 

(ホンマはみんなに「12さいおめでとう!」って言いたくて読んだんやでー)

 

~ * ~ * ~ * ~

 

 

その日の放課後。

校区内のスーパーのお菓子売り場で

6年生のRくんとKくんとばったり!

 

「あれっ、買い物?」と聞くと、

「うん。Hちゃんの誕生日プレゼント買いに来てん」

と二人。

 

チョコレート売り場の、ちょっといいチョコレートを見て

「うわーー、たっかぁ~!」

と目を丸くしていた。

 

 

 

お小遣い握りしめて、どのチョコレートを買ったんかな。

二人とも、Hちゃんのことが好きなんやなぁ。

 

 

恋のライバルやけど、二人で買いに来たんや。

かわいいなぁ。

 

 

雨の中、傘さして、二人でHちゃん家に持って行ったんかな。

 

 

受け取ってもらえるといいな。

 

 

 

~ * ~ * ~ * ~

 

 

 

さて、明日は卒業式。桜卒業証書

練習の時、既に涙ポロポロ、

「泣くの、早すぎやで。。。」って子どもに諭された。

 

 

明日は、泣かずに サヨナラするのだ。

 

 

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(色々採ってきて、何か作ってるところ)

 

 

 

 

 

 

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絵本と子育て情報誌『絵本フォーラム』

(NPO法人「絵本で子育て」センター発行)

連載中のコラム「自然科学から見える世界」

の各号(奇数月発行)の記事のテーマと

紹介した絵本をまとめました。

 

 

<2021年 No1~No5>

 

<2022年 No6~No11>

 

 

 

<2023年>

No.12 1月号 テーマ【干し柿】

小学校の秋祭りの日。森のようなビオトープの中で読み聞かせ。校庭で子どもたちと収穫した渋柿で、干し柿を作りました。

干し柿を作る農家の人たちと子どもたちの姿を、カメラを通して見つめる西村豊さんのまなざしがとてもあたたかい写真絵本です。

 

 

 

No.13 3月号 テーマ【動 物】

月に一度、読み聞かせに行っている保育所の子どもたちは生きものが大好き!

そんな子どもたちが心惹かれてやまない動物の絵本があります。

動物画家・薮内正幸美術館の館長、藪内竜太さんが、来館された方が閲覧できるよう、この絵本フォーラムの記事をパウチして美術館に置いてくださったそうです……か、か、感激!ラブ ありがとうございます!

 

 

No.14 5月号 テーマ【うなぎ】

数千キロの距離を産卵のために泳いで移動する謎多き魚・ニホンウナギ。その生態と秘密に迫ります。

見返しの、成熟した銀ウナギのイラストをぜひ見てください!ああ、憧れのニホンウナギ。今年の夏こそは…… (仕掛けにエサを仕込んでるところ↓)

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日本で初めてニホンウナギの産卵場所を突きとめた、研究者の情熱に触れるノンフィクションもおすすめです!

 

 

 

No.15 7月号 テーマ【ジンベエザメ】

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2023年7月はジンベエザメ推奨月間でした(個人的に)。

ツーショットニコニコドキドキ気づき

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日本近海を泳ぐ魚の中で一番大きなジンベエザメは、いったい何を食べるのでしょう?

人を襲うことはあるのでしょうか?

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「ジンベエザメとはどんな生きものか」ということを、選び抜かれた言葉とダイナミックな構図の絵で伝えてくれる絵本です。

 

 

この頃、ジンベエザメにハマり過ぎてパペットや歌まで作ってしまいました。。。

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♪じーんじーん べーえべえ じーんべえざめ~♪

 

これは絵本講座に来てくださった方から頂いた手作りのジンベエザメ。ラブ

理科室文庫に貼っています(ありがとうございますドキドキ

 

 

No.16 9月号テーマ【ノースウッズの森】

森に囲まれた高校で、この絵本を読んでいる最中に”あること”が起こりました。

『もりはみている』大竹英洋/文・写真 福音館書店

 

高校生たちと、絵本を仲立ちにしてこんな体験ができるなんて……絵本講師をしていて本当に良かった、、、と心底感動した出来事について書きました。

この絵本の作者である大竹英洋さんが記事を読んでくださり、嬉しいコメントをいただきました。

 

 

 

No.17 11月号テーマ【まつぼっくり】

ある日、2年生のKくんがまつぼっくりを拾ってきました。

「まつぼっくりってさぁ、形が変わるねん」という呟きから、子どもとある実験をしてみました。

自然科学の絵本講座でも私はまつぼっくりの実験をしてみます。

『びっくりまつぼっくり』

多田多恵子/文 堀川理万子/絵 福音館書店

 

仮説実験授業研究会の夏の全国大会の絵本講座で実験をしたところ、思わぬ反響がありました。

大人も子どもも目を見張る、まつぼっくりの秘密とは!?

まつぼっくりって、実はすごい生存戦略を持っているのです。image

 

 

 

 

やしの木やしの木やしの木

 

 

読んでみたい!と思われたら

バックナンバー(見本誌)をお送りします。

メールかメッセージでお知らせください。

 

 

いつか記事をまとめて

一冊の本にできるといいなぁ。

ニコニコ

 

 

~2024年に続きます~

 

 

 

 

 

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★お知らせ気づき

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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生きもの自然科学大好きドキドキ 

本講師のくがやよいです。

 

 

 

2021年から絵本フォーラムに連載中の

「自然科学から見える世界」。

各号の記事のテーマと

紹介した絵本のことをまとめました。

(Vol.1のつづきです)

 

 

~2022年~

No.6 1月号 テーマ【鳥の羽】

冬の海辺で拾った一枚の鳥の羽。

その美しい羽の持ち主は、

いったい誰でしょう。

一枚の羽から、海を越える想像の旅が

始まります。

 

 

 

 

No.7  3月号【カメムシ】

カメムシって、

どんなイメージがありますか?

臭い?集まる?洗濯物にくっついてくる?


ある日、小学校で子どもたちが

青りんごの香りがするカメムシりんご

を見つけてきました。

その名は、ミナミトゲヘリカメムシ…!

この絵本を読めば、カメムシの

マイナスイメージが覆されるかも。ニコニコ

 

 

 

 

No.8  5月号【わかめ】

冬の須磨浦で水揚げされた大漁のわかめ

間近で見るめかぶの感動的なドレープ!

全長2メートル近くあるわかめの

見事なフォルムに圧倒されます。

でも、わかめって、

海の中でどんな風に増えるのでしょう。

この絵本が詳しく伝えてくれます。

わかめの標本を理科室前に展示した時の

子どもの反応も面白いです。

 

 

 

No.9   7月号 【いそあそび】

(自分では一番好きな記事かもしれません)

私の生きものの師匠、

日本野生生物研究所所長の奥山英治さんに

弟子入りしたときの

夏のバイト体験をつづっています。

 

奥山さんは、まるで

この絵本の中のお兄ちゃんみたいでした。

(うちは弟。←ずうずうしーな、おいっ!

栃木県の田んぼや森や山で出会った

野生の生きものたちと、師匠の言葉・・・

 

今も自然科学絵本講座で

伝え続けています。

 

 

 

No.10   9月号【オオサンショウウオ】

この年の夏、

野生のオオサンショウウオを求めて

日本の秘境を歩きました。

 


そしてある川で感動的な邂逅が…

 


日本の特別天然記念物である

オオサンショウウオの生態とその一生を

なんともあたたかいタッチの水彩画で追った

科学絵本です。

 

 

 

 

No.11  11月号【仮説実験授業の先生】

(この記事も個人的には大好きです)

子どもたちから必ず歓声が上がる

「仮説実験授業」。

その授業があまりに楽しくて、

仮説実験授業の研究会に参加しました。

仮説実験授業では

国の検定教科書は使いません。

その授業を実践されている先生と

子どもたちの姿を見ていて、

リンクした絵本のことを書きました。

 

先生たちは、

こんなにも子どもたちのことを思い、

また、子どもたちから慕われています。

 

 

 

 

読んでみたい!と思われたら、

バックナンバー(見本誌)をお送りします。

久賀までメール、または

メッセージでお知らせください。

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(★を@に変えてください)

 

 

 

自然科学絵本って、おもしろいよー爆笑

 

 

 

 

~2023年に続きます~

 

 

 

 



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お知らせ気づき


 



 

 

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生きもの自然科学大好きドキドキ 

絵本講師のくがやよいです。   

 

 

 

絵本講師になり、絵本講座以外の活動で続けていることがあります。

それは、書くこと。執筆活動です。

 

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2021年から絵本と子育て情報誌『絵本フォーラム』(NPO法人「絵本で子育て」センター発行)「自然科学から見える世界」を連載中です。

 

 
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絵本フォーラムには、児童文学者、編集者などプロフェッショナルの眼で選び抜かれたおすすめの絵本、全国各地の読み聞かせの活動や、子育ての中で出会った絵本、平和への思いが込められた絵本、絵本講師の発言席など、絵本と読み聞かせの記事が満載です。

 

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全国の絵本講師の絵本講座や、図書館などでも配布されています。

 

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その中で、私は自然科学絵本の記事を書いています。

(毎号締め切りギリギリ、ボツの恐怖に慄きながらも)今年の1月号で連載18回目となりました。

そこで、各号の記事のテーマと紹介した絵本をまとめました。

 

 

~2021年~

No.1 3月号 テーマ 【ホ ネ】

記念すべき第1回目は、忘れもしません

何かのホネを拾って、息せき切って理科室に持ってきた5年生たち。

一体、何のホネ!?

同定の仕方と、その時に子どもたちと読んだ絵本のことを書きました。

 

 

No.2 5月号 【メダカ】

一学期最初の理科支援員のミッションは、「メダカ100匹採ってくること」!

メダカと子どもたち、どちらも目が離せない面白さです。

子どもたちに大人気!岩崎書店の「よみきかせいきものしゃしんえほん」シリーズのことを書きました。

 

 

No.3 7月号【プランクトン】

6年生理科で観察する、とれとれぴちぴち天然プランクトン。その採集も自分の仕事です。

小学校の田んぼや池の水の中には小さなミジンコがいっぱい!

ミジンコの一生を伝えてくれる絵本です。

 

そして、何回も理科室文庫に借りに来て、6年生が熟読していた図鑑とは…

 

 

No.4 9月号【カブトムシ】

ある日、朽木の下の土中からたくさんのカブトムシの幼虫が見つかりました。その数なんと、86匹!!もらい受け、大喜びでせっせと世話をする子どもたち。

でも、なぜたくさんの幼虫が集まって見つかったのでしょう。その秘密に迫ります。

 

 

No.5 11月号【た ね】

校庭のイロハモミジが色づく秋。そのたねの形に注目してみましょう。

中庭で遊んでいる子どもの服にも草の種がびっしり!まるで草原を歩いてきた柴犬みたいです(笑)

草や木は、動物や自然の力を借りて子孫を残そうとします。

その生存戦略には目を見張るものがあります。

 

 

 

 

読んでみたい!と思われたら、バックナンバー(見本誌)、残り僅かですがお送りしますので久賀までメールかメッセージでお知らせください。

 

 

いつか記事をまとめて、一冊の本にできるといいなぁ。ニコニコ

 

 

~2022年に続きます~

 

 

 

 

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先の記事の続きです。

さて、この日校内放送で読んだ『ランパンパン』。

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インドみんわ『ラン パン パン』

マギー・ダフ/さいわ 山口文生/やく

ホセ・アルエゴ、アリアンヌ・ドウィ/え

評論社

 

 

<あらすじ>

 

むかしむかし、とても声のいいクロドリの夫婦がいました。

でも、己が欲のために王様に女房を連れ去られたクロドリが、王様に戦いを挑みます。

クロドリは、とがったとげの刀を腰に差し、カエルの皮を盾にして、

クルミの殻で兜を作り、残り半分に皮を張って闘いの太鼓を作ります。

 

 

さあ、王様とたたかいだ。

クロドリは、たいこをたたいて行進した。

ランパンパン、ランパンパン、ランパンパンパンパンパン。

 

青文字部分、本からの引用です)

 

 

このたいこの響き!気づき

読んでいるとすごく楽しくて、長~いお話のいいアクセントになります。

 

 

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(写真意味なし庭の花。)

 

 

さて、クロドリは、道中、「王様憎し」と思いを募らせる色々なものたちに出会います。

ネコ、木の棒、アリ、そして川。

クロドリは、それらをある方法で、一緒に王様とのたたかいに連れて行きます。

 

この、ある方法というのが

ものすごい。

昔話ならでは!の壮大な発想。読後の子どもたちが発した言葉を書きたいけど、ネタバレになるのでここでは書きません。

 

「〇〇〇、やぶれへんのかなぁ~・・・」とボソッと呟いていたAくん。

自分の〇〇に入れてるところ、想像してたんやなー爆笑

 

 

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昔話には、絶対的な権力者に挑んでいく話がよくあります。

自分がそういうお話を面白い!と思って選んでいるからかもしれないけど。

 

 

そして、挑んでいくものたちは、たいていが、そんなに強くはない。

でも、決してあきらめない。(←ここ大事!)

そして、力を合わせて、最後にその権力者を「ぎゃふん!」と言わしめるのです。

 

 

さらに見事なのは、この壮大な物語をなんともユーモラスな絵で描き上げた画家の力です。

王様にたたかいを挑もうとするクロドリの不敵な笑み。 

太鼓をたたいて行進するクロドリの小さな後姿。(かわええ)。

 

 

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インド民話だけに、日本には住んでいない動物も出てきます。

これも、昔話の面白いところで、日本の昔話にはキツネやタヌキ、サルやカメ、ウサギやアリやタニシなんかはよく出て来るけど、ゾウやサイやトラなんかは出てこない。

もし、出てくるとしたら、、きっと大陸から伝わってきたお話なんと違うかな。

書き出すと止まらないので、後は絵本講座で話します(笑)

 

 

 

お昼の校内放送読み聞かせは、残すところあと2回。

このお話を読めてよかったな。

いつも聞いてくれてありがとう。

 

 

〇〇小学校の子どもたちは、昔話を聞いて育っています。

 

 

 

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★3月と4月の絵本講座のお知らせはこちら

 

 

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足元に春。
 
書きたいことが山積みで
忘れないうちに書いておこうと思いつつ、寝落ちする日々。魂が抜ける
 
 
せめて校内放送や、ゲリラ読みで読んだ本の記録を。
 
 
先々週、校内放送読み聞かせでこの本の中から『ちいちゃい ちいちゃい』を読みました。

 

『イギリスとアイルランドの昔話』

石井桃子/編・訳 J・D・バトン/画

福音館書店

 

 

娘が小学生だった頃、小脇に抱えて読んでいた本です。

イギリスの昔話が22話、アイルランドの昔話が8話収録されています。よく読んでみると挿絵も、

 

…こっわ。(((;゚Д゚))) 

 

 

でも、それが面白い。爆笑

 

 

「むかし、ひとりのちいちゃい、ちいちゃいおばあさんが、ちいちゃい、ちいちゃい村の、ちいちゃい、ちいちゃい家に住んでいました」

青文字部分は本からの引用)

そして、ちいちゃいちいちゃいお墓の上に、ちいちゃいちいちゃいほねをみつけたおばあさんは、そのほねを家に持って帰るのですが・・・

 

とにかくちいちゃい。

ぜんぶちいちゃい。

ずううっとちいちゃい。

そして、ちょっと怖い。

 

「どんだけちっさいねん!!」

 

と、教室で子どもたちが放送にツッコミ入れていたって爆笑

(関西の子、読み・書き・算数・ボケ・ツッコミ必須科目やから。

「ここツッコむところやで!」って学校で教えてもらえます)

 

 

衝撃のラスト。

みんな給食 ひっくり返さへんかったかな。

吹き出さへんかったかな。

そうならんように「気を付けて聞いてください」って、いちおう読む前に言うたけど。

 

 

 

放送終わって昼休み。

3年生の体のちいちゃいSくんが、

「ちいちゃいちいちゃい…」って呟きながらニッと笑って、「また読んで!」って言ってくれました。

 

 

 

 

そして、先週は4年生の子のリクエストで、『いっすんぼうし』。

いろんな絵本が出てるので読み比べてみたけど、この石井桃子さんの文章の格調の高さ、秋野不矩さんの画の、みやびさよ・・・キラキラ

 

 

『いっすんぼうし』

石井桃子/文 秋野不矩/画

福音館書店

 

 

おわんの舟に はしのかい、針の刀を腰に差し、なんと、何日も何日も川を漕ぎ登って京の都まで行くんですよ?

 

 

忍耐力&ど根性 半端ない。

 

 

そして、今週はインドの昔話を読みました。

 

インドみんわ『ラン パン パン』

マギー・ダフ/さいわ 山口文生/やく

ホセ・アルエゴ、アリアンヌ・ドウィ/え

評論社

 

 

昔話って、読めば読むほど、どんどん面白くなってくる。

何百年もの時を超えてきた、そのお話が持っている骨太な逞しさ、力強さ、おかしみをひしひしと感じます。

そういうものに子どもたちが感応するのかなぁ。

 

 

この絵本のことは、また今度書きます^^

 

 

 

 

 

 

実験🧪実験🧪調理実習実習掃除大水槽メンテ、今日もよく働きました大あくび おやすみなさいふとん1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★お申し込み受付中です(残席2)

5月25日にも同講座を開講予定です。(詳細は後日)

 

 

★こちらは引き続き募集中です

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まいど~カエル気づき

生きもの自然科学大好きドキドキ 

絵本講師のくがやよいです。

 

 

 

 

今年はできるだけ絵本講座の記事を書くぞー\(^o^)/

ってもう一月前のことですが。真顔

 

大阪府吹田市の夢つながり未来館(ゆいぴあ)青少年サポートセンターへ保育士さん応援絵本講座に行って来ました。

 

 

演題は「子どもの心を豊かに育む絵本と読み聞かせの力」。

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とらねこ大将は、講座でわらべうた遊びをするときの自分の相棒(子ども役)。

この日は、ホワイトボードにガムテで貼りつつ(ごめんて)、見本お手本になってもらいました。

 

 

ひさびさにカラスの赤ちゃんたちも連れて行きました。

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「カラスの赤ちゃん」の手袋人形遊び(くがバージョン)には

リアルなおかんの心持ち(はよ寝ーや)

子どもたちの願い(おかーちゃんお話して歌ってナデナデしてだっこして一緒に寝て)が詰まっています。

 

 

「もうこれだけでもええんちゃうか。。。」(←おいっ)と思うぐらい、子どもたちが求めているものが詰まっています。

 

 

 

子どもたちにとって、世界で一番の読み手はその子の親。

そして家族。

お兄ちゃん、お姉ちゃん、おばあちゃん、おじいちゃん、おばちゃん、おじちゃん、、、

その子が大好きな身近な人の、生の声が一番いい。

 

 

園や学校だったら、担任の先生。

 

 

その読み方に、上手いヘタは関係ない。

テクニックやノウハウより、ずーーーーーっと大切なことがあるのです。

 

 

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そして、

この日もまつぼっくりの実験をしてみました。

上矢印巌流島で拾ったやつ。よだれ

.

 

 

 

絵本講座でも実験。ニコニコ

興味津々で見てくださる先生たちがまた子どもたちと遊んでくれるといいな。

 

 

 

 

 

会場準備をしてくださっていたスタッフのお一人が、ある絵本を見て、 

ハッびっくりビックリマークとした表情をされました。

 


「…うわ、懐かしいな〜」と

数十年ぶりに親友に再会したような表情で。

きっと、子どもの頃、何度も何度も読んでもらった絵本なんだろうな。

(バートンの『はたらく くるま』ポプラ社)

 

 

思いがけず、そんな表情や呟きに出会えることも絵本講座の醍醐味の一つです。ニコニコ

 

 

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かんわいぃーニコニコ

 

 

講座に呼んでくださったMさん、スタッフの方、ご参加くださった皆さん、

そして講座の後、いろんなお話や質問をしてくださった皆さん

本当にありがとうございました。

 

 

皆さんへ心からのエールを込めて

最後に力いっぱい読みました。

 

 

 

ゆいぴあ入り口。

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↑シャチとクジラ!

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アオウミウシも!

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オオサンショウウオ!?か、かわええニコニコ

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チンアナゴ。

会場の入り口のアートが海洋生物、水の生きもの特集でめっちゃかわいかったドキドキ

 

 

 

 

 

・・・実は、とってもうれしい後日談があるのです。それはまた今度書きますね。

 

 

 

 

参加してくださった方のご感想はこちら下矢印

 

 


 

 ★おすすめです!

 

まいど~カエル気づき

生きもの自然科学大好きドキドキティーンエイジャー大好きドキドキ昔話もRockも大好きなオタク全開絵本講師くがやよいです。(長い!!)

 

 

 

 

さて、

自分のライフワークのひとつ
『思春期の絵本講座』

3/23(土) 14時からです。

 

 

高学年、中学生、高校生たちと読んでよかったなーと思う絵本
これから届けたい絵本
訳あって読めなかった絵本
卒業前に読んで心底よかったなぁと思った絵本
思春期の子育ての支えになった絵本のことなどお話します。

 

 

(今回、Rockな読み聞かせもできるかなーニコニコ

したいなーキョロキョロ

時間配分が…難しいかもしれへんなー…チューイロイロ葛藤中)



後半は、ティーンエイジャーと読みたい絵本や自分自身が思春期に出会った本や絵本のことなど『絵本のこといろいろ話そう会』です。
お好きな絵本や本などがあれば、お持ちください。

もちろん、聞くだけの参加も大歓迎ですかに座ビックリマーク


 

 

お申込み・お問い合わせはメールcooga841bz★yahoo.co.jp

(★を@に変えてください)

またはメッセージにて、久賀までお送りください。

(2/28現在 残席4です) 29日、残席2となりました

 

 

 ★思春期の絵本講座は、5/25(土)にも開講予定です。詳細は後日。 

 

 

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高校の絵本講座の後、校舎にできたツバメの巣を見上げるワタシ。

 

 

 

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高校でRockとともに読んだ絵本も。

 

 

 

 

 
 3月以降の絵本講座の予定はこちら