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サウジ戦所感

●というわけで、負けたわけだが(汗)。
結果論で色々書き殴ってみる。

●シュートが少ない、と言う指摘もあるが、あの面子であの状況で2点取ったのは上出来のような。
逆に言うと、「点取られすぎ」
中沢がそれほどスピードがあるわけではないので、ペアは坪井にして、阿部は1列前にして欲しかったかも。
中村憲と鈴木のどちらかはベンチスタートで。

●もしくは、疲労の件がオシム監督の口からも出ていたので、それだったら、今野というチョイスも「亜熱帯限定」であったかも。
今野については、確か、「五輪の予選で、唯一へたばらなかった鉄人」、という記憶がある。
今野・阿部のボランチコンビなら、結構守備ではイケそうな。

●気持ちが切り替えられているのかどうかわからないが、3位決定戦は頑張って欲しい。
ここでガラっと選手を変えるのかどうか。
オシム監督の「実験」に期待。

[告知]仕事がどんどんやってくる 目立つ技術

キキダスマーケティングで知られる中山マコトさんの新刊が出た。
タイトルは、『仕事がどんどんやってくる 目立つ技術』
目次を拝見した感じでは、「自分ブランディング」に関する本のようだ。

●なお、昨日今日の2日でアマゾンキャンペーンが行われている。

「[告知]仕事がどんどんやってくる 目立つ技術」アマゾンキャンペーンのお知らせ

特典は、『あなたを勝手にオンリーワンにしちゃう、あなたのキャッチフレーズ簡単作成術!』(約60分)』(非売品:語りおろし!)

期限は7月25日(水)0:00~26日(木)24:00の2日間だけなので、「目立ちたい人」は、この機会に本書を購入してみては???

仕事がどんどんやってくる 目立つ技術
中経出版
中山 マコト(著)
発売日:2007-07-25

月刊 ascii (アスキー) 2007年 09月号

●お馴染み『月刊アスキー』の9月号が出た。
今回も読み応えたっぷり。
今や、そこらへんのビジネス雑誌より、この『月刊アスキー』の方が、よほど時代にマッチしているような気がする。

●個人的には、「特集1」の『いまさら聞けない ITビジネス「超」入門』が面白かった。
Google、Amazon、mixi、カカクコム、モバゲータウン、アップル、楽天、Yahoo等々、現在の「勝ち組」と言われる企業のビジネスモデルが、図解入りで説明されている。
正直、この部分だけでも「絶対保存」すべき!

まだの方はお早めに!

目次:
[特集1]いまさら聞けない ITビジネス「超」入門 How IT Works
[特集2]応用力も適応力も大人とケタ違い!せまる“デジタルネイティブ”の下克上 子供激変
[Special Interview]
参議院議員 鈴木寛氏/アドビ システムズ代表取締役社長 ギャレット イルグ氏
ケビン・ゴフ氏インタビュー
ほか

サイバージャーナリズム論

歌川 令三、湯川 鶴章、佐々木 俊尚、 森 健、スポンタ 中村といった、『研究グループ・ジャーナリズムの「それから」』の面々によるWebジャーナリズム論。
先日のはてなブックマークにおける「ネットいなご」説の一件もあり、興味深く読むことができた。
また、「新聞業界のこれから」や、「Web2.0」「ソーシャルメディア論」あたりも、関心のある方にとっては、マストな内容であろう。

●ただ、内容的に多岐に渡るため、個々の事象については一般的な言及にとどまっている部分が多い(ある意味しょうがない)。
よって、それぞれの著者の本で詳しく知っている人にとっては、若干物足りない可能性がある。
もっとも、共感できたり興味がある著者については、その人の本を掘り下げるのが正しいやり方かも。

●本書を読んで、改めて、日本の市場の特異性(?)が気になった。
特に新聞業界。
今、年金問題で、「破綻する事がわかっていたのに、過去、具体的な方策がとられていなかった」という話があるが、これと同じではないか?
テレビ局のシステムについても、もはや時代とマッチしていない事はあきらか。
「地デジのことで頭が一杯」らしいが、もはや過去の栄光とは決別した方が良いかと。

●かく言う私もブロガーのはしくれ。
ただし、「ジャーナリズムうんぬん」を考えたことなどない。
自分にとっては、「人がどう呼ぶか」なんてことは、それこそ「自分のコンテナーが何か」ぐらいどうでも良いことなのだから。

目次:
第一章 新聞ビジネス崩壊の予兆 ---- 歌川
第二章 「プロの記事」はブログより価値があるか? ---- 湯川
第三章テレビ局をめぐる大いなる幻想 ---- 佐々木
第四章グーグルにあらずんば情報にあらず ---- 森
第五章ウェブがもたらす「偏向」と「格差」 ---- 森
第六章 メディアとはコミュニティである ---- 湯川
第七章誰もがジャーナリストになれる?
・ジャーナリストとは"お偉方"の独占的称号ではない--中村
・ブロガー即ジャーナリストにあらず--森
・ジャーナリストの「それから」を論ず-- 中村vs森(司会:歌川)
第八章 「ネット」はいいこと尽くめではない ---- 歌川
第九章 「知」の共同体とジャーナリズムの「それから」 ---- 歌川
・ 公文俊平氏との対話

だから御社のWebは二度と読む気がしない

●プロのライター養成スクールである「戸田塾」 を運営されている、戸田 覚 さんのWebライティングに関する一冊。
タイトルは挑戦的だが、言われていることはごもっとも。
紙媒体に比べて、Webのテキストに神経を使っている企業が思いのほか少ないことに驚かされる。

●大手であればあるほど、関係する部門もまたがるし、また、デザイン重視だったりする。
全体を俯瞰した場合におかしなことになっている(ユーザーが目的のページに辿り着けない)ことは多いのが実情だ。
この辺については、各部門それぞれに、言い分があるのだろうが、いずれにせよ、ユーザー不在であることは確か。
全体をプロデュースする必要性を強く感じた。

●一方、単純なライティングのレベルでも、プロでない人間の書く文章は、どうしても質は高くない。
「外注する」か、「自分たちがプロになる」しか、基本的に解決策はないことになる。
中小企業の場合、外注といっても予算的に限度があるわけで、本書はそういった「中小企業でWebページを担当している人」にはオススメ。
「今さら?」と思っている人ほど、意外と基本がわかってないものなのだから(私もか(汗)?)。

●ちなみに、1点だけ。
本書で、企業のWebページの間違いの典型的な例としてあげられていたのが、「人間ドッグ」
これはもちろん、「人間ドック」が正しい。
ただ、これについては、自分でググったところ、単に検索エンジンに拾ってもらうために「わざと」入れてあるページも多かった。
この辺は、アフィリエイターにはお馴染みの手法かと。

目次:
1 読まれないWebサイトはビジネスにならない
2 勝つためのコンテンツ戦略の立て方
3 読みたくなるWebはまず構成から
4 ユーザーが求めている文章を知る
5 ハズさないコンテンツを作成するポイント
6 文を書く人・チェックする人の基礎知識

[告知]消えるサイト、生き残るサイト

●今朝、何気にアマゾンのベストセラーランキングを見たところ、総合ランキングでトップにいたのが、この『消えるサイト、生き残るサイト 「SEO11の戦術」で、絶対に生き残れ!』
著者は、インターネット・ビジネス・フロンティア宇都雅史さん
SEOの本が、しかも予約段階でランキングのトップというのも珍しいが、基本的にこの手の本が好きなので、予約注文。

●そして、ついさっき土井英司氏のメルマガ、「ビジネスブックマラソン」を見て納得。
このようなキャンペーンが行われていた。

『消えるサイト、生き残るサイト』アマゾンキャンペーン詳細

特典は、『~Googleはあなたのサイトをこう見てる!~ スグわかる!SEO自社サイト診断術』(非売品:10,500円相当)だそう。

申し込み方法等、詳しいことについては、上記キャンペーンサイトでご確認を。
一応期限が、7月23日(月)~27日(金)24時ということなので、お申し込みはお早めに。

40倍稼ぐしくみ

●「ドクターシーラボ」~「ネットプライス」と成功街道をひた走る池本克之 さんの、通販ノウハウが詰まった一冊。
以前、他の書評ブログで見かけたときも高評価だった。
実際、このレベル(以下(笑))の内容をもっと高い値段で出している「通販本」もあったくらい。

●自分はまったく物販をやったことがないので、ここで褒めても信憑性がないかもしれない。
ただ、、リアルでビジネスをおやりになっている方も熱烈に勧めていたので、多分間違いないのだろう。
ちなみに、ここでもビジネスの「仕組み化」がうたわれており、「仕組み」ファン(?)は要チェック!

●内容的には、ある意味での「割り切り方」が良かった。
たとえば、「24時間電話受付をやらない」「フリーダイヤルは不要」などなど。
まったく逆のことを言っている本もあり、そちらはそちらで、大変良いコンテンツだったが(笑)。

●もともと定価でも中身から見て割安なのに、アマゾンマーケットプレイスでは、なぜか250円前後で出回っているこの本。
手数料をあわせたとしても600円程度か。
それでこのコンテンツが手に入るのは大変お得。
未読の方は、是非読んでもらいたい。

コストパフォーマンス高すぎ!

40倍稼ぐしくみ
PHP研究所
発売日:2006-07-19
おすすめ度:4.0
目次:
1 なぜ、40倍の年商を実現できたのか
2 これが「稼ぐ」しくみだ
3 ゼロからスタートして100億売るしくみ
4 こうすれば、お客さまは40倍集まる
5 商品開発の極意を公開
6 低リスクの受注体制は、こうしてつくる
7 顧客データベースこそ40倍稼ぐ生命線
8 リピート客が激増する販売促進術
9 配送・集金を確実に行なうには?
10 明日を拓く、お客さまとのコミュニケーション

結局「仕組み」を作った人が勝っている

●最近流行りの(?)「仕組み作り」に関する本。
とはいっても、勝間和代さんの本での「勉強」や、本田直之さんの本での「仕事」とは違い、テーマは「お金儲け」
本書における「仕組み」とは、

一度作ってしまえば、自分はさほど動くことなく、自動的に収入が入ってくるシステム

だそう。
というわけで、ラットレースから抜け出すための方策について、下記目次のような方法論が展開されている。
(アマゾン他ネット書店に目次が見当たらなかったので、光文社のサイトから引用)

●既にその界隈では有名な人もいて、著作も残されている人も多い。
本書でその存在を知り、興味を持った人がいたら、それぞれの著作を掘り下げるのも良いかもしれない。
(残念ながら私は読んだ事がない人がほとんどだったので、各著作についてはここでは言及できないが)

●改めて思ったのが、「インターネットの存在の大きさ」
本書における「仕組み」のもう1つの定義として

「普通の人」が1人で、できる限り小資本かつローリスクで実現できること

というのがあり、これなどはインターネットがあればこそ。

●ただし、インターネットはあくまで「手段」であり、「目的」ではない。
インターネットは確かにビジネスにレバレッジをかけるが、そのかけるべきモノがしっかりしていないと、成功はしないだろう。
ビジネスを興すなら、本書のような本をある程度読んでからにしたいもの。

目次:
はじめに
Chapter1 「仕組み」とは何か?
Chapter2 「仕組み」作りケーススタディ1
  インターネット・ビジネス
自動的に収入を生む空港周辺駐車場の情報サイト
近藤 勉
ニッチなマッチングサイトで月商100万円
奥山佑介
何もしないで月50万円、「プチリタイヤ」を実現
石井貴士
メルマガで築いた年収2400万円の「仕組み」
森 英樹
ドロップシッピングによる「仕組み」を世界に展開
富田貴典
Chapter3 「仕組み」作りケーススタディ2
情報起業
個人で月収1000万円を稼ぐ情報起業の「仕組み」
室賀博之
Chapter4 「仕組み」作りケーススタディ3
ビジネスオーナー
「金時力。」で「お金」と「時間」の両方を手に入れる
田渕裕哉
Chapter5 「仕組み」作りケーススタディ4
投資
競売物件で手に入れた夢の家賃収入生活
藤山勇司
「ヒルズの虎」の個人ベンチャー投資哲学
甲田英司
Chapter6 「仕組み」作りケーススタディ5
発明
ひらめき一閃、発明で相手も自分も数千万円の収益
五十嵐隆雄
Chapter7 ラットレースから抜け出すための「仕組み」作り講座1
テクニック編
Chapter8 ラットレースから抜け出すための「仕組み」作り講座2
気づき編
おわりに

オーストラリア戦所感

●サッカー本だけに飽き足らず、TV観戦の所感など。
当然テレビでマターリ観戦の上、子供あやしながらだったので、細かい点でのツッコミは勘弁で。
基本、「勝ってよかった」でも、「これでいいんか(汗)?」

なお、他の方のご意見等は全然拝見しておりませぬ。

「最後の部分での崩しに工夫が足りない」

●そういう戦略だったのかもしれないが、敵陣前でゆっくり回すことが多く、崩しに工夫があまり見られなかった。
パススピードも変化ナシ。
穴を探す(作る?)つもりが、かっさらわれて危なくなるシーン(特にキューウェルが出てきてから)もあったし。

「FKのチャンスを作るのは?」

●ペナルティエリア前でファールをもらうケースが意外に少なかった(オーストラリアが当然ケアしてたのもあるが)。
くさびのFWにパスを入れても、ファールなしで押さえられていたのか、競り負けていたのか。
単独でドリブルで突っ込んでいける人材はいなかったのか?
(ちなみに羽生は、そういうタイプではなく、コンビネーションで崩すMFかと)

遠藤と中村俊輔も基本がパサーだから、そうなると、ボランチの位置にいる中村憲剛がリスクをおかすしかない。
もしくは、一度中沢がスルスルとドリブルで上がってきたとき、誰もケアしてなくてあわや、ということがあったので、阿部あたりがチャンスをうかがって、その役割を担っても良かったかもしれない。

「ミドルシュートは打つべきだったか?」

●正直、昨日のキーパーだと、ミドルシュートで狙ってゴールできたか微妙(笑)。
DFも、多分コースは限定していたのではないか?
また、狙ってふかしてしまったシーンもあったし、それよりは、ボールを回して穴を探す方を選んだのかもしれない。

以上、無責任に思ったところを・・・。

なぜあの人はモテるのか?

●著者の久我羅内 さんが確信犯なのか、タイトルに著者は絡んでないのかわからないが、久しぶりに「ハメられた」(笑)一冊。
紹介したらアクセス集まりそうだな、と不埒(ふらち)な考えから中身も見ないで買ったところ、「モテ」ネタなのは、最初の1章だけだった(汗)。
タイトルだけではなく、サブタイトルまで「科学が解き明かす恋愛の法則 」となっていたのが敗因(涙)。
他のところって、恋愛と関係ないじゃん!(。´Д⊂) ウワァァァン!!

●本書のメインコンテンツは「人間の不思議を科学的に解明する」というようなもの。
基本的に、色々なデータの寄せ集めから構成されている。
ゆえに元ネタが面白ければ、結構面白い(もちろん、「モテ」に興味があるなら、1章だけでも読むべし!)。
ただ、著者がそれについて専門家とうわけではないようので、「ヒトゴトのような書かれ方」をされている部分もアリ(汗)。
これでいいんか(笑)?

●また、文体がかなりユニーク(軽い?)ので、その手の文章が好きな人でないと気になるかも。
特に最終章の「人生相談 科学でポン!」とか。
私は書き方の参考にはなったが・・・(笑)。
何となく憎めないのは著者の人徳か(爆)?

目次:
第1章 モテる人とモテない人はどう違うの?愛の科学
第2章 女性だってエロいのが好き?男と女、オトナの科学
第3章 いつも人にだまされるのはなぜ?感情の科学
第4章 薬指が短い人は車庫入れが苦手なの?人体の不思議
第5章 究極のダイエット法ってあるの?健康の科学
第6章 なぜはじめての場所なのに覚えているの?記憶の不思議
第7章 なぜ危険を察知できるの?人間の神秘の能力
第8章 人生相談 科学でポン!