結局「仕組み」を作った人が勝っている | ビジネス・ブック・アーカイブ

結局「仕組み」を作った人が勝っている

●最近流行りの(?)「仕組み作り」に関する本。
とはいっても、勝間和代さんの本での「勉強」や、本田直之さんの本での「仕事」とは違い、テーマは「お金儲け」
本書における「仕組み」とは、

一度作ってしまえば、自分はさほど動くことなく、自動的に収入が入ってくるシステム

だそう。
というわけで、ラットレースから抜け出すための方策について、下記目次のような方法論が展開されている。
(アマゾン他ネット書店に目次が見当たらなかったので、光文社のサイトから引用)

●既にその界隈では有名な人もいて、著作も残されている人も多い。
本書でその存在を知り、興味を持った人がいたら、それぞれの著作を掘り下げるのも良いかもしれない。
(残念ながら私は読んだ事がない人がほとんどだったので、各著作についてはここでは言及できないが)

●改めて思ったのが、「インターネットの存在の大きさ」
本書における「仕組み」のもう1つの定義として

「普通の人」が1人で、できる限り小資本かつローリスクで実現できること

というのがあり、これなどはインターネットがあればこそ。

●ただし、インターネットはあくまで「手段」であり、「目的」ではない。
インターネットは確かにビジネスにレバレッジをかけるが、そのかけるべきモノがしっかりしていないと、成功はしないだろう。
ビジネスを興すなら、本書のような本をある程度読んでからにしたいもの。

目次:
はじめに
Chapter1 「仕組み」とは何か?
Chapter2 「仕組み」作りケーススタディ1
  インターネット・ビジネス
自動的に収入を生む空港周辺駐車場の情報サイト
近藤 勉
ニッチなマッチングサイトで月商100万円
奥山佑介
何もしないで月50万円、「プチリタイヤ」を実現
石井貴士
メルマガで築いた年収2400万円の「仕組み」
森 英樹
ドロップシッピングによる「仕組み」を世界に展開
富田貴典
Chapter3 「仕組み」作りケーススタディ2
情報起業
個人で月収1000万円を稼ぐ情報起業の「仕組み」
室賀博之
Chapter4 「仕組み」作りケーススタディ3
ビジネスオーナー
「金時力。」で「お金」と「時間」の両方を手に入れる
田渕裕哉
Chapter5 「仕組み」作りケーススタディ4
投資
競売物件で手に入れた夢の家賃収入生活
藤山勇司
「ヒルズの虎」の個人ベンチャー投資哲学
甲田英司
Chapter6 「仕組み」作りケーススタディ5
発明
ひらめき一閃、発明で相手も自分も数千万円の収益
五十嵐隆雄
Chapter7 ラットレースから抜け出すための「仕組み」作り講座1
テクニック編
Chapter8 ラットレースから抜け出すための「仕組み」作り講座2
気づき編
おわりに