組織学習経営コンサルタント池本克之のブログ「今日も絶好調!」

組織学習経営コンサルタント池本克之のブログ「今日も絶好調!」

ドクター・シーラボとネットプライスの2社を上場させた池本克之がビジネス哲学やライフスタイルを発信するブログです。

2023年12月求人数は、前月比で求人数は102.5%、
転職希望者数は87.7%というレポートが出ている。


前年の同月と比べると、
求人数は125.5%、転職希望者数は99.0%という
結果だった。
(資料はdoda 2023レポートより)


つまり、
企業の求人ニーズは増え、仕事を求める人材は
ほぼ変わっていないというトレンドだ。


慢性的な人材不足を課題に抱える企業は多い。
しかし、求職者は一定なので、現実は人材の
奪い合いになっている。


特に、優秀な人はかなり採りにくい状況であり、
さらに若い人を採用したい場合、若い人の人口が
減っているので、難易度が増す。


そこで企業は、募集記事で他社よりもいい条件を
掲載し、一人でも多くの応募者を集めるには、
他に何をアピールすればいいのか?と頭を抱える。


応募する側が気にしているポイントは
給与、休暇日数、福利厚生、また自宅からの距離
(通いやすさ)などの条件ばかりだ。


これでは、企業側が求める人材とギャップが広がる
一方なのだ。


しかし、「どのようにして、人材不足を克服するか」
企業側にすると、この問題に向き合うチャンスでもある。

人材がいれば、業績が伸ばせるのに
募集しても採用できない。
それどころか応募すらなく、困っている。

 

人材難は今後、しばらく続くだろう。
従って、採用や人材に関する経営課題が
相談されることが多くなる。


決まって質問されることは、どうやって
「いい人」を採用すればいいか?
ということだ。

しかし、この「いい人」というのが難しい。


例えば、面接でこんな場面がある。
 

・ この人はスキルがありそうだし、
高学歴で、大手企業にいたから「いい人」だろう。

・ この人は話が上手くて、いい雰囲気がいい。
きっと今いるメンバーとも仲良くやっていける
「いい人」だろう。

1時間程度の面接を数回やったところで

「いい人」の見極めは相当難しい。
感覚的な「いい人」だろう、に頼るしかない。

さらに、募集費用もバカにならない。
これだけの費用をかけたので、なんとか「いい人」を
見つけ、せめて1名は採用したい。

この心理が働くことで、「いい人」の基準が下がる。

具体的に「いい人」とはどのような人なのだろう?

仕事に対し責任感があって、
丁寧に業務をこなし、スピ―ド感もある。
そして、人当たりがよく、優しい性格で
誠実で、素直な面をもっている人。

たしかにこんな人は「いい人」だ。

私がおすすめしているのは、
会社にとっての「いい人」をもっと具体的に
言語化すること。


例えば、
責任感ある仕事とはどういう仕事のやり方なのか、
人当たりのよさとはどのような内容を求めているのか、
ということを明確にするのだ。


言語化されたものがあなたの会社にとって
「いい人」です。

明けましておめでとうございます。

年始ですから、
目標や計画について書きたいところですが、
それはわかっていることでしょうから、

少し視点を変えて
プロ意識をテーマにします。

「あなたは何のプロですか?」
と聞かれたら、
多くの人が職業やより詳細な
仕事の内容を答えるでしょう。

調理師です。であったり、
和食の調理場で魚を調理しています。
といったことです。

確かに、対価として報酬を得ることは、
プロと言っていいでしょう。

では、
「あなたはどんなプロ意識を
持っていますか?」
に対しては、どう答えられるでしょうか?


あるプロスポーツのスカウトを
やっていた人が言っていたことを
思い出します。


「選手をスカウトする時は、
もちろんスポーツなので身体能力や
過去の成績をチェックしますが、
それだけではありません。


素行が悪い選手はリストから外します。
それは、あらゆる場面で言動に現れるので。

そして、
準備を怠らない選手をリストアップします。
例えば、練習が始まる何時間も前に来て、
ストレッチをする選手や

試合会場の隅々まで見て回って
プレーに影響がないかを
気にするような選手です。

中心選手になれなくてもそういう選手は
必ずどこかで貢献してくれることが
あるものです」。

この話からわかるように、
素行が良い=人としてやるべきことをやり、
やってはいけないことをしない人、

準備を怠らない人を
プロ意識も持っている人
と見ることができます。

考え方は様々です。
良し悪しではなく、あらゆる人が
私はこう考える、というものを
持っていていいのです。

人が集まって働く組織においても
その組織の考えがあります。

私は今年も
その一つ一つの考えを明確化することに
向き合っていこうと考えています。

 

かつて、営業マンをしていた頃の話です。
担当したお得意さんの1つに
印刷屋さんがありました。


社員は100名ほどいたでしょうか、
結構な規模の工場があり、
業績も好調な会社でした。


その後、社会的に
ペーパーレスだ、エコだといわれ
印刷業界は強制的にIT化が進みました。


そこで、Web制作や集客プロモーションに
業態を転換した会社も多くあります。


年の瀬になり、今年は特に
年賀状をやめるお知らせが
多いように感じます。


そして、「ご挨拶」という名目で
カレンダーやタオルを配る光景も
かなり減った印象があります。


ムダなようで実は重宝がられたり、
意外と使われるモノだったりするのですが、


考えてみればカレンダーやタオルには必ず
その会社のロゴが印刷されています。


無地のタオルはまだいいのですが、
無地のカレンダーはただの束ねた紙です。


ここでも従来の印刷の仕事が
減っていることに想いを馳せます。


社長は元気かな?
あの会社どうなったかな?
そろそろ代替わりしたか?


年が替わるタイミングは、
ふと昔のことがよぎったりします。
普段に比べて手が空くこともあります。


親、兄弟はもちろん、
古い友達、お世話になった先輩に
年賀状でなくても連絡が
取れるタイミングです。


「ご挨拶」という風習も
日本のいいところでしょう。


そして、これなら印刷もいらないのですから。

 

先日、休みの日にゴルフに行った。

私は雨でも、寒い日や暑い日でも
関係なくゴルフをプレーするので、
天気が悪いことがわかっていても
キャンセルをすることはない。

そして、
不思議なもので、天候が悪いのに
スコアは良い場合がある。

コースもメンバーも違う。
メンタルの影響もあるので、
単純比較はできないが、
天候とスコアは比例しない。

ゴルフ仲間でも同じことを
言っている人がいた。
「雨なのに、ベストスコアが出たんですよ。
雨はイヤだけど、ベストが出ちゃうとねえ、
雨も悪くないかな」と。

気候が良いと、気持ち良く
飛ばしやろう、入れてやろうと
身体が動くのだろう。

雨の場合、レインウエアを着ると
身体は動きにくい。ミスもしやすい。

そうすると、目の前の一打を大事にする。
それは、天気が良いときよりもかえって
集中してできるのだと思う。

環境面の条件が悪いので、普段通りには
いかないだろうと過信しないのもいいのだろう。

これは、仕事にも通じることかもしれない。

 

久しぶりの投稿です。

 

 

先日、相談にきた経営者がこう言った。

「売上が悪いわけではないが
次の世代へ引き継ぐことも考えて
会社の中を整えていきたい。

しかし、それを任せられる幹部がいない。
だからいつまでたっても自分が忙しく
時間がない」

私がコンサルティングをする中で
一番多く聞く話だ。

○○がいないから出来ない
○○がそろったら始める

条件をあげていったらきりがない。

何かをやろうとしたとき
すべての条件が揃うことはない。

だいたいの場合、何かが足らない、
揃っていないことばかりだ。

条件付きで、その条件が揃ったらやる。
そう考えている人にすべての条件が
揃う日は来ない。

条件が揃わない中、どうやって描いた
結果を出すか?
そう考える人に結果が付いてくる。

 

 

池本克之です。

 

今、世間で話題になっていることに

〇⚬〇モーターの件があります。

 

この件を知ったとき、

私は、氷山の一角を思い浮かべました。

 

つまり、表面的な一部分だけが目に見えて

重要な大部分は見えていないということです。

 

こういった目に見えている部分を

現象と言っています。

 

そして、目に見えない重要な部分、

氷山でいうと海面の下の大きな氷の部分に

本質があるのではないでしょうか。

 

例えば、今回の件も「環境整備」という

言葉だけが、一人歩きをしています。

しかし、これは現象に過ぎません。

 

では、本質は何なのでしょうか?

 

こちらの動画で現象と本質という観点から

今回の件についてお話しています。

 

是非ご覧ください。

 

 

 

池本克之です。

 

多くのサラリーマンは

もっと給料を上げたいと

思っているはずです。

 

しかし、給料を上げるためには

あることをやめなければなりません。

 

それは、「他人事にする」ことです。

 

なぜなら、

いま働いている会社を選んだのも自分ですし、

どんな仕事をするのか選んだのも自分です。

 

すべて自分の責任であり、他人のせいに

することはできないのです。

 

そう言うと、

「配属された部署や与えられた仕事は

自分では決められないじゃないか」

 

と言う人がいます。

確かに決めたのは自分ではないでしょう。

しかし、それを受理したのは自分自身です。

 

何事も「他人事にする」ことをやめなければ

自分の選択に責任を持つことから逃げているので、

評価されません。

 

だから、給料が上がるはずがないのです。

 

そして、給料を上げたいのであれば

やらなければならないことが2つあります。

 

これは、サラリーマンはもちろん、

経営者にとっても知っておくべき事なので

確認しておいてください。

 

給料が上がらない人がやりがちなこと

 



ダウンタイムという
言葉を知っていますか?

元々はシステムやコンピューターに
障害が発生して復旧するまでのダウンしている
時間という意味で使われている言葉です。

人間で言えば、電池が切れたように
バタンと動けなくなって、そのまま寝落ちして
しまう状態がダウンタイムでしょう。

こういったダウンタイムをなくすことが
時間管理における一番の秘訣です。

時間を上手に使えるようになり
時間を管理できるようになるためには
どうすればいいのでしょうか。

今回はその時間管理の習慣を
5つにまとめてお話しました。

自分が時間を無駄にしていないかを
確認しながらご覧ください。
↓

 

新しい書籍が刊行された。

「それでも稼ぐ人」33のルール

有難いことに19冊目の書籍となった。
この本ができるまでに多くの人の手を借りた。
心から感謝の気持ちを伝えたい。

今回の内容は、今まで私が経験して、
お金についての考えをまとめた一冊になっている。

給料があがらない時代でも稼ぐ人はいる。
正しい情報を入手しないと稼げないとわかっていても
学ばない人もいる。

いまのままで
「10年後の自分はどうなっているか?」
立ち止まって考えてほしい。

いまの仕事が10年後もあるのか?
その仕事にどんな形でかかわっているのか?
稼ぎ続けるために足らないものは何なのか?

人生の先は長い。
そして、先のみえない世の中だが、それでも
稼がなければならない。

あなたは何を選択しますか?