「伝説の社員」になれ!
かなりの力作だったので、付箋を貼りまくってしまった。
いくつか引用。
●何度か土井氏のセミナーに出たことのある人間としては、ここにあげたポイント以外の「人間くさい部分」の方が、意外でもあり、個人的に好みなのだが、それとこのブログとはまた別で(笑)。■今のあなたにとって必要なのは、出世したり、高い給料を追い求めることではないのです。一生を通じて自分がケアし、それによって自分も成長できる、そんな対象を見つけることなのです。
■「成功は何度かの失敗経験のあとに訪れる」
■誰もが思っていることを、わかりやすくどう表現するか。
今までにあったものを、減退的なものにどう結びつけるか。
これが未来をつくるポイントです。
■キャッチコピーひとつで商品の売り上げが大きく変わるように、自分を売るためにも、わかりやすいキャッチコピーをつくるのです。
外野から見たら妙な部分を強調しても、それはある種の自己満足かと。
●また、やはり一般商業本ということもあり、コンテンツの内容自体は、自己啓発書を多く読んだ人にとっては取り立てて騒ぐほどのものではないかもしれないが、本人自体はもっと奥深くて、良い意味で「企んでいる」印象がある。
本書を読んで、土井氏に興味を持った方は、一度氏のセミナーに参加すると良いかもしれない。
アフィリエイトSEO対策テクニック
●今日届いたメルマガで知って、さっそく注文した1冊(注:まだ届いてません)。
著者の矢代竜也サンという方は全く知らず(汗)。
何やらアフィリエイトで稼いでらっしゃるようなのだが、何系統のアフィリエイトかすらもわからず。
●ただ、ひとえに出版社が翔泳社ということで、それを信じて買ったという、ある意味「出版社買い」(笑)。
事実、ここから出ている、鈴木将司さんのSEO系の本はおしなべて参考になった。
そういう意味では、一定以上のクオリティは保証されているかと。
●ちなみに、本日締め切りのアマゾンキャンペーンの特典もある。
「アフィリエイトSEO対策テクニック」アマゾンキャンペーン
個人的には音声ファイルをもらってもうれしくない(携帯プレーヤーに落とすのが面倒くさい)のだが、折角なので紹介してみた(笑)。
(追記) 今、申し込んだところ、特典は音声ファイルではなく、「動画がサイトで見られる」というものだった(DLは出来なさそう?)。;
ちなみに、同じ出版社の鈴木将司さんの本のイチオシはこちら。
値段ひとつで儲かるカラクリ
果たして、その結果は吉と出た模様。
●本書のテーマとなるのが「マルチプライス」。
これは顧客ごとの独自の評価から商品に対する利益を引き出すことを可能にする。
要は「価格の評価は人により違ってくる」ということ。
●レストランを経営する著者の友人は、あるメニューを18ドルで出すべきか、31ドルで出すべきか著者に相談する。
著者は「18ドルにするか31ドルにするか」という基準ではなく利益を最大限にするためプライシング戦略を練り、そして成功を収める。
言われてみればもっともなやり方でも、「18ドルか31ドルか」という単純な思考に陥っているとわからないものだな、と実感。
本書のこの最初のエピソードだけでも一読の価値アリ!
若者はなぜ「会社選び」に失敗するのか
元日本経済新聞の記者だけあって(というか、その割りにか?)、文章が非常に読みやすい。
文章の好みから言ったら「上3本」に入るかも。
●内容については、タイトルからだと、一般論のようだが、実際は個々の企業ごとに、実際にそこで働く社員の声を集めたもの。
外からイメージしたその会社と、実態がどれほど乖離しているか、また、その会社、業界ごとの内部では「常識」とされているもので、普通は知りえないことについて明らかにし、失敗しない「会社選び」を促している。
●ただ、その会社ごとの声が、現状を正しく反映しているかは外部からはよくわからず。
もちろん、人数をもっと集めたからと言って、それが正しいとの保証もないが、会社ごとに若干集まった声が若干少ないかも。
●ただし、これから収録されている会社に就職する方は、その会社に入ってから「読んどくんだったー!」となるくらいなら、今読むべき。
そして、この本が信用できなければ、mixiでも何でも使って情報を集める必要があるのでは?と思った自分。
後で後悔するくらいなら、今読むこと!
究極のマーケティングプラン
初版は1991年の刊行だそうだが、今なお色あせる事はない。
●本書で注目したのが、口コミを加速する「EAR方式」というもの。
・E(Earn・・・獲得する)
⇒他人に紹介してもらうには、「震えるくらい感激してもらう」必要がある
・A(Ask・・・お願いする)
⇒「紹介してください」とお願いする
⇒そのためには、キャンペーンやイベントを催すのもよい
・R(Recognize&Reward・・・認めて報いる)
⇒紹介してもらったら大いに感謝し、礼状やプレゼントを送る
●なお、巻末には「究極のマーケティングプラン作成シート」なるものが事例と伴についており、これだけでもこの本の値段以上の価値があるかと。
オススメ!
プロフェッショナル進化論
●田坂広志
先生の最新作。
自分なりのパーソナルメディアを持ち、そこで情報を発信する事を推奨されている。
そのことによって副題にあるような「個人シンクタンク」を構築し、「プロフェッショナル」を目指すという戦略。
●そういう意味では、ブログで読書記録をつけるという自分の行為も、一種の鍛錬の場かもしれない。
鍛錬と言うほど工数をかけてはいないのだけけれど(汗)。
●以下、本書からの引用。
・・・意識して取り組みたいものである。ブログは、「ウェブ上での日記」と形容されるように、「自分の言いたいことを言う」メディアであるのに対して、「個人シンクタンク」のパーソナル・メディアは、どこまでも、「読者にとって役に立つ情報、知識、知恵を伝える」ことに主眼があるからである。
日記だけのブログから脱皮したい方に!
PLANNING HACKS!
企画をカタチにするためのアイデアが満載。
●企画を量産するには「型」が必要であり、その使い方考え方が学ぶ事ができる。
『アイデアの二段階抽出法』など、取り入れたいハックがいくつも見つかった。