ワインは素敵な恋の道しるべ -85ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

12月のクリスマス・ウィークのこと、ちぃさんと「麻布台ヒルズ」のクリスマスマーケットを楽しんだ後は、六本木に移動。

 

「麻布台ヒルズ」を出ると外苑東通りを北上し、六本木交差点に至る。

奥に見えている建設中のビルは、野村不動産とケン・コーポレーションが開発する54階建て高さ200mの高層ビルで、竣工は2028年度の予定。

 

向かったのは、「東京ミッドタウン」。

 

今夜はここのガーデンテラスにあるレストランを予約している。

 

「ガレリア」では自動ピアノの演奏。

 

曲に合わせ、スティックが白く光る。

 

これは、”ミッドタウン・クリスマス 2023”の企画のひとつ、”some snow scenes”。

 

今夜のディナーのお店は、インド料理の『ニルヴァーナ・ニューヨーク』。

マンハッタンにあった伝説的インド料理の名店、『ニルヴァーナ』を東京に復活させたレストラン。

写真を撮影していると、厨房の中から引地シェフが私の姿を認め、笑いかけてくれている。

 

エントランスからダイニングルームまでは、白い牛の上を歩かねばならない。

踏み抜きそうで怖い。

左の厨房はガラス張りになっているので、引地シェフに手を挙げて挨拶する。

 

インテリアはミッソーニ。

とてもインド料理店とは思えないお洒落な空間だ。

お気に入りのレストランで、ここには開業以来30~40回は来ている。

 

私たちの席は、窓際のテーブル。

 

窓の外には広いテラスがあり、春や秋はここでワインを飲みながら過ごすのも好きだ。

 

”COACH MIDTOWN ICE RINK”を眼下に見下ろすこともできる。

 

抜栓したボトルは、オーストラリア、ヴィクトリア州のドメーヌ・シャンドンが造る、シャンドン、ブリュット、ロゼ。

嬉しいことに、このボトルはお店からのプレゼント。

 

モエ・エ・シャンドンはフランス、シャンパーニュ地区以外の世界の6か所でシャンパン方式による高品質のスパークリングワインを生産している。

アルゼンチンに始まり、カリフォルニア、ブラジル、オーストラリア、中国、インドと生産国を増やし、幸いなことに私はその全てのワインを、一部を除き原産国で飲んでいる。

 

コルクの状態も香りも大丈夫。

 

ちぃさんと乾杯。

ラズベリーやレッドチェリーの華やかな香り。

豊かな果実味と熟成感、そして切れの良いブリュット。

ぶどうは、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネ。

 

今夜はマハラジャ・コースを予約している。

最初の料理は、ボウル・オブ・グリーン・サラダ。

 

葉物野菜の他に、イチゴとブルーベリーがたっぷり。

 

ベジファーストが嬉しい。

別添えのドレッシングをかけていただく。

 

見慣れぬ料理が届いた。

今夜のコースには入っていないはず。

何と、これは引地シェフからのプレゼント。

 

ブッラータチーズ、マンゴー添え。

 

とろとろのたっぷりのブッラータとフレッシュ・マンゴーの組み合わせが美味い。

ちぃさんと過ごす、六本木の楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

今日はクリスマス・イヴ、皆さん素敵なクリスマスをお過ごしください。

ということで、今日も時系列を飛び越えてクリスマス・ウィークの記事をアップ。

 

ちぃさんと神谷町で待ち合わせ。

神谷町駅から「麻布台ヒルズ」は地下通路直結。

 

建物の全景を見るため、一度地上に出る。

この独特のフォルムを写真に収めたかったのだ。

 

桜田通りの向こう側、「オランダヒルズ」側には東京タワー。

 

桜田通りから桜麻通りを上る。

ガーデンプラザの飲食店は既に開業しているが、ガーデンプラザのハイブランドの店舗や麻布台ヒルズマーケットの飲食店の開業は来年の1月以降。

 

カルティエの壁画は、皆さんのブログでよく見る撮影スポット。

 

今回訪問の目的は、中央広場で開催されているクリスマスマーケット。

 

クリスマス用品のショップが並ぶ。

 

ケーテ・ウォルファルトは何時も行列の絶えない人気店。

ドイツのロマンチック街道を旅した時、ローテンブルクの本店に行ったことを思い出す。

 

アリーナには飲食店が並ぶ。

 

多くの来場者に対してテーブルの数が圧倒的に少ないので、食べる場所がない。

何か食べようと思っていたが、諦めることに。

 

森JPタワーの33階、「Hills House」にある『Dining 33』も出店している。

このお店は、フレンチの巨匠、三國シェフのレストラン。

 

三國シェフの料理をこのお値段で食べることができるのは嬉しいが、寒い中で立って食べるのはちょっと勿体ない気がする。

 

『AZABUDAIHILLS CAFE by TACUBO』では、”The ホットドッグ”を食べることができる。

これは立ち食いでも食べやすそうだ。

他にも、人気の『BAGEL STANDARD』、ヴィーガン・カフェの『8ablish(エイタブリッシュ)』、ドーナツの『hocus pocus』、神戸の精肉店『GOOD GOOD MEAT』、フィッシュ&チップスの『FISH & CHIPS MALINS』など、魅力的な店が並ぶ。

 

中央広場にはクリスマスツリー。

 

記念撮影の人が居なくなるのをしばらく待ったが、場所を空ける気が無いようなので、待ちきれず撮影。

三人のお嬢さんはとてもスタイルが良く、美しい。

中国のモデルさんなのだろうか。

話し言葉を聞く限り、クリスマスマーケットに来ている人の半分は中国からの観光客なのかもしれない。

 

奈良美智氏の作品、「東京の森の⼦」(2023年)。

 

森JPタワーに入ると、33階のスカイロビーへ。

 

皆さんが東京タワーを撮影しているので、私達も見習う。

周りから聞こえてくるのは、中国語ばかり。

 

東京タワーを背景に、記念撮影。

 

ついでに私も。

 

34階に上る大階段は人で埋め尽くされている。

そこで撮影は控え、開業前の写真を貼り付け。

 

大階段の上から見下ろした景色。

皆さんここに座って何をされているのだろう。

 

34階には「Hills House」の『Skyroom Cafe&Bar』。

 

33階の「Hills House」にある三國シェフのレストラン、『Dining 33』もチェック。

ここには早く食べに行きたいと思う。

 

地上に戻ると、日が暮れ始め、イルミネーションが輝きを増している。

 

来るときは桜田通り側から入ったが、帰りは外苑東通り側から出る。

 

外苑東通りから見上げる森JPタワー。

 

「タワー プラザ」の入り口を通り過ぎ、六本木交差点方面に歩を進める。

ちぃさんと過ごす、クリスマス・ウィークの楽しい午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

10月のこと、御徒町のフレンチ・ビストロ、『パパン御徒町』で茶目子さんと過ごす楽しい夜の続き。

今夜はワインのペアリング付きのコースをお願いしている。

 

スパークリングワインの次は、珍しいルーマニアのロゼ。

 

ロゼワインを合わせて食べているのは、パテ・ド・カンパーニュ。

 

ルーマニア、ムンテニア地方のドメニーレ・サハティニが造る、ラ・ヴィ・アン・ローズ、2021年。

 

ルーマニアは古代ローマの支配下にあった地域であり、古くからのワイン産地。

全土に7つのぶどう生産地域があり、37のDOC、12のIGが制定されている。

このワインは、ムンテニア地方のIG デアルリレ・ムンテニエイ。

 

再び茶目子さんと乾杯。

レッドチェリー、ストロベリー、ラズベリーなどの赤系果実の香り。

フレッシュ&スムースな飲み口。

綺麗な酸がボディを引き締めている。

セパージュは、シラー60%、ピノ・グリージョ20%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%。

 

ホタテのウニソース焼き。

これも『パパン』の名物料理。

ウニの香りが素晴らしく、このソースをパンで掬って食べてもとても美味い。

 

ホタテのウニソース焼きに合わせるワインは、白。

 

ラ・ベル・アンジェル・ワイナリーがブルゴーニュ南部のシャルドネから造る、ラ・ベル・アンジェル、シャルドネ、2022年。

ジルベール&ガイヤール・インターナショナル・ワイン・チャレンジ 2023で金賞を受賞している。

 

トロピカルフルーツ、パイナップル、熟した洋梨の香り。

太陽の恵みを感じる果実味を持つ、フレッシュ感のあるシャルドネ。

 

後味はすっきり爽やかな辛口なので、ホタテのウニソース焼きによく合う。

 

ヴィアンドに合わせる赤ワインが出される。

 

シャトー・ラ・アーズ、ボルドー、2019年。

ボルドー右岸、フロンサックのシャトー。

 

ぶどう栽培はオーガニック。

オーガニック・ビオディナミ認証マークの、ユーロリーフ、AB、ヴィオディヴァンが付いている。

 

濃いルビー色。

ダークチェリーやカシスの香りに心地良い樽香が混じる。

熟した果実のニュアンス、バラ、紅茶、バニラのヒントも。

タンニンはまろやかで果実味に綺麗に溶け込んでいる。

セパージュは不詳だが、メルロー主体に、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランがマリアージュされているようだ。

 

牛ハラミのステーキ。

 

牛ハラミは三切れ。

結構ヴォリュームがある。

 

この焼き色が食欲を掻き立てる。

 

メルロー主体の強いボディが牛ハラミによく合う。

矢島店長のワインの選択はなかなかのものだ。

 

デセールは、季節のヌガーグラッセ。

 

冷たいヌガーグラッセがいっぱいになったお腹を癒してくれる。

やはりパパンの料理は美味しく、店長が選んでくれるワインのペアリングも楽しかった。

 

矢島店長に見送られ、店をあとにする。

茶目子さんと過ごす、上野の東京国立博物館と御徒町の『ワイン食堂パパン』での楽しい半日でした。

 

ご一緒した茶目子さんの訪問記はこちら。

 

 

 

 

 

 

 

10月のこと、茶目子さんと上野で過ごす楽しい午後の続き。

 

「東京国立博物館」で、”やまと絵 受け継がれる王朝の美”展と、”京都・南山城の仏像”展を鑑賞し、外に出ると、既に暮色が濃くなっている。

 

竹の台広場(噴水広場)では、美味しそうな食フェス。

 

夕方になっても多くの人が催しを楽しんでいる。

 

皐月展の出品作品を観ながら、ディナーの店に先を急ぐ。

 

上野恩賜公園を出て向かったのは、アメ横。

相変わらず凄い人出。

 

アメ横を通り抜けて到着したお店は、『御徒町ワイン食堂パパン』。

久し振りに訪問すると、岩坂さんがお店を辞められ、新しく矢島さんが店長として赴任されていた。

 

茶目子さんによるとカウンターしか予約できなかったそうなのだが、私たちの来店時間が早いので、矢島さんがテーブル席に案内してくれた。

 

入店時はまだ空席が目立ったが一時間もすると満席となり、相変わらずの人気の高さ。

 

メニューをチェック。

でも今夜は茶目子さんがワインのペアリング付きのコースを予約してくれている。

 

生ビールはペアリングには入っていないが、「東京国立博物館」で二つの企画展を鑑賞し喉が渇いていたので注文。

 

ジョッキに書かれたお店のロゴが可愛い。

 

名物アリゴ、自家製フォカッチャ&バゲット。

パンはお代わり自由だが、食べ過ぎ注意。

 

スイス産グリュイエールチーズとマッシュポテトを合わせた料理で、パンに付けて食べると美味い。

 

最初のペアリングワインはスパークリング。

 

イタリア、エミリア・ロマーニャ州でチュヴィコが造る、アットゥアーレ、スプマンテ、キュヴェ・パドセ。

 

茶目子さんとスパークリングでも乾杯。

フレッシュ&フルーティなボディを綺麗な酸が引き締め、すっきりとした飲み口。

ぶどうはトレッビアーノで、ノンドサで造られている。

 

パテ・ド・カンパーニュ、有機野菜のピクルス添え。

 

ビストロのパテカンは美味い。

東京国立博物館で鑑賞した二つの特別展の感想など、話が尽きない。

茶目子さんと過ごす、御徒町の楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

またまた時系列を無視し、比較的最近の記事をアップ。

10月のこと、茶目子さんと上野で待ち合わせ。

 

待ち合わせ場所に10分以上早く到着。

少し周辺を見て歩こうと思っていたが、何と茶目子さんもほぼ同時に到着。

 

上野公園には平日の午後とは思えない多くの人出。

外国人観光客も居るが、大部分は日本人。

暇な人が多いものだと周囲を見回すが、よく考えると他の人からは私達も暇な人に見えているのだろう。

 

竹の台広場(噴水広場)では何かの催しで多くのテントが設営されている。

ひとつは、”第21回 さつき盆栽 錦秋展”。

 

もう一つは”食フェス”。

どのブースも美味しそうだが、我慢我慢。

 

向かったのは、「東京国立博物館」。

今日はここで開催されている二つの特別展を鑑賞する予定。

チケットを二枚ずつ入手された茶目子さんにお誘いいただいての嬉しい訪問なのだ。

 

まず鑑賞するのは「平成館」で開催されている特別展、”やまと絵 受け継がれる王朝の美”。

 

ここを訪問するのは昨年春の”ポンペイ展”以来。

 

その時の記事はこちら。

 

 

 

 

芸術の秋を迎え、上野公園内の博物館や美術館では多くの企画展が開催されている。

 

作品によって展示時期が異なるものもあるが、多くの国宝(53点)、重要文化財を含む延べ245点の素晴らしい歴史的価値の高い作品が展示されている。

パンフレットの説明は以下の通り。

「平安時代前期に成立したやまと絵は、以後さまざまな変化を遂げながら連綿と描き継がれてきました。

本展は千年を超す歳月のなか、王朝美の精華を受け継ぎながらも、常に革新的であり続けてきたやまと絵を、特に平安時代から室町時代の優品を精選し、ご紹介するものです。

これら”日本美術の教科書”と呼ぶに相応しい豪華な作品の数々により、やまと絵の壮大、かつ華麗な歴史を総覧し、振り返ります」。

展示は序章以下、六つの章に分かれている。

 

序章 伝統と革新-やまと絵の変遷-

「やまと絵は中国由来の唐絵、もしくは漢画との対概念で成り立っているため、その概念は時代によって変化する。
これら唐絵、漢画と見比べながら、平安時代から室町時代に至るやまと絵の歴史を大きく捉える」。

平安時代から鎌倉・室町時代にかけての屏風、10点が展示されている。

 

【国宝】山水屏風、6曲1隻 鎌倉時代(13世紀) 京都・神護寺蔵

現存最古のやまと絵屏風。

失われた平安時代やまと絵の姿を伝える貴重な作品。

 

【国宝】日月式山水図屏風、室町時代(15世紀) 大阪・金剛寺蔵

室町時代やまと絵の力強さ、ダイナミズムを体現した作品。

 

第1章 やまと絵の成立-平安時代-

「やまと絵の成立と発展には貴族たちの文化的な営みが大きな基盤となった。

これら王朝貴族の美意識が込められた調度手本や装飾経、工芸品などとともに、四代絵巻をはじめとする院政期絵巻の数々から、平安時代やまと絵の実態に迫る」。

ここでは、和漢朗詠集、三大装飾経(久能寺経、平家納経、慈光寺経)、四大絵巻(源氏物語絵巻、信貴山縁起絵巻、伴大納言絵巻、鳥獣戯画)など、70点が展示されている。

 

【国宝】源氏物語絵巻 夕霧、平安時代(12世紀) 東京・五島美術館蔵

現存最古にして最高峰の王朝物語絵巻。

 

【国宝】信貴山縁起絵巻、平安時代(12世紀) 奈良・朝護孫子寺蔵

ストーリー展開の妙、ここに極まれり。

 

【国宝】伴大納言絵巻 伝常磐光長筆、平安時代(12世紀) 東京・出光美術館蔵

宮廷絵所絵師の描く歴史的事件。

 

【国宝】鳥獣戯画、平安~鎌倉時代(12~13世紀) 京都・高山寺蔵

描線の妙技を堪能。

 

第2章 やまと絵の新様-鎌倉時代-

「鎌倉時代になっても、やまと絵を担っていたのは宮廷貴族社会だった。

写実性に関心を払いながらも人物や風景の理想化が志向され、王朝時代を追慕する美術やさまざまな主題の絵巻が数多く作られた。

これら新しいやまと絵の動向をご紹介する」。

ここでは91点が展示されているが、その中でも今回見たかったのは神護寺三像(伝源頼朝像、伝平重盛像、伝藤原光能像)。

 

【国宝】伝源頼朝像、鎌倉時代(13世紀) 京都・神護寺蔵

神護寺三像は横幅1mを超える一枚絹に描かれた、ほぼ等身大の人物像。

教科書の小さな写真でしか知らなかったが、実物はとても大きく存在感がある。

 

【国宝】一遍聖絵、法眼円伊筆 鎌倉時代・正安元年(1299) 神奈川・清浄光寺(遊行寺)蔵

時宗の祖、一遍の事跡を描いた伝記絵巻。

一遍が訪れた全国の社寺の様子が詳細に描かれている。

 

【重要文化財】紫式部日記絵巻断簡、鎌倉時代(13世紀) 東京国立博物館蔵

紫式部が仕えた藤原彰子(藤原道長の娘で一条天皇の中宮)を中心とする華やかな宮廷生活が描かれ、当時の美意識の高さを知ることができる。

 

第3章 やまと絵の成熟-南北朝・室町時代-

「南北朝・室町時代には、水墨画に対抗するかのように多彩な色目と金銀加飾による華やかで眩い画面がやまと絵で志向される。

和漢の美が融合し、新たな文芸に触発された美術が花開いた成熟期のやまと絵の様相を探る」。

ここでは、土蜘蛛草紙、百鬼夜行絵巻など、41点が展示されている。

 

【重要文化財】百鬼夜行絵巻、伝土佐光信筆 室町時代(16世紀) 京都・真珠庵蔵

闇夜に行列する妖怪たちの姿を描いた絵巻。

優れた技法で描かれている。

 

第4章 宮廷絵所の系譜

「やまと絵を主に描いてきたのは宮廷絵所絵師。

平安時代以来、日本美術における”和”の領域を担ってきた彼らの作品を通覧することで、時代を超えて継承される美意識を探求する」。

ここでは、年中行事絵巻、石山寺縁起絵巻など、25点が展示されている。

 

【重要文化財】年中行事絵巻(住吉本)、住吉如慶他筆 江戸時代・寛文元年(1661)頃、原本:常磐光長筆 平安時代(12世紀)

平安時代末、後白河天皇の命令で造られた、宮中や都の儀式行事祭礼を描いた絵巻。

半世紀ぶりの公開なのだそうだ。

 

終章 やまと絵と四季-受け継がれる王朝の美-

「およそ千年にもわたって描き継がれてきたやまと絵において、四季の景物を描くことは主要なテーマの一つだった。

過去の伝統を踏まえながらも新たな表現を獲得してきたやまと絵の真髄を、四季絵の要素を踏まえた作例を中心にご覧いただく」。

ここでは、浜松図屏風、月次風俗図屏風、日月山水図屏風など、8点が展示されている。

 

【重要文化財】月次風俗図屏風 第八扇(部分)、室町時代(16世紀) 東京国立博物館蔵

”つきなみふうぞくず”と読む。

月ごとの行事や景物等を描く月次絵の伝統を引く作例。

 

圧巻の展示で素晴らしかったが、展示作品数がとても多く、かなり疲れた。

 

続いて向かったのは、本館。

 

観に来たのは、特別展”京都・南山城の仏像”。

 

パンフレットの説明を転載。

「京都府の最南部、木津川流域は南山城(みなみやましろ)と呼ばれる。奈良時代には都が置かれ、その後も大寺院や中央貴族と深く関わるなど、独自の仏教文化が展開したこの地域には多くの貴重な仏像が伝わっている。

平安時代に九体阿弥陀(くたいあみだ、9段階の極楽往生に関わる9体の阿弥陀如来像)の造像が流行したが、九体寺とも呼ばれる浄瑠璃寺のものは現存する唯一の群像。

また、かつて恭仁京(くにきょう)があった瓶原(みかのはら)を山腹から望む海住山寺(かいじゅうせんじ)の檀像、東大寺の僧侶が創建した禅定寺(ぜんじょうじ)の巨大な本尊など、この地域ならではの魅力にあふれている。
本展では浄瑠璃寺九体阿弥陀の修理完成を記念し、南山城に伝わる数々の仏像を通じて、その歴史や文化の奥深さを辿る」。

 

18体の貴重な仏像が展示され、正面からだけではなく、背面まで見ることができる展示が素晴らしい。

実は”やまと絵”展で疲れ過ぎ、ここでは集中力が切れてしまった。

主要な仏像の写真のみ掲載。

 

【国宝】阿弥陀如来坐像、平安時代(12世紀) 京都・浄瑠璃寺蔵 

現存唯一の平安時代の九体阿弥陀のうちの1体。

穏やかなお顔立ちが美しい。

 

【重要文化財】十一面観音菩薩立像、平安時代(9世紀) 京都・海住山寺蔵

平安時代初期の木彫像を代表する名作。

大部分を一本の木から彫り出している技術は驚嘆に値する。

 

【重要文化財】十一面観音菩薩立像、平安時代(10世紀) 京都・禅定寺蔵

高さ約3メートルもの巨大な十一面観音菩薩。

禅定寺(ぜんじょうじ)創建時からの本尊。

 

【重要文化財】阿弥陀如来立像、行快作 鎌倉時代(1227年)  京都・極楽寺蔵

鎌倉時代に奈良で活躍した慶派仏師の仏像。

作者は快慶の弟子の行快。

とても整ったお顔立ちで、柔らかな衣の質感が素晴らしく表現されている。

 

二つの特別展を鑑賞し、心は満たされながらも疲れ切った二人は、次の目的地に向かいます。

 

ご一緒した茶目子さんの鑑賞記はこちら。

 


 

 

 

 

 

6月のこと、赤坂の『とんかつ & 焼鳥 An』で友人達と過ごす楽しい夜の続き。

今夜のメンバーは、チームスーパードライの、きゅーちゃん、ちぃさん、ピエールロゼさん、そして私。

 

スプマンテのボトルを飲み干すと、白ワインを抜栓。

チリのラ・ウエルタ、ソーヴィニヨン・ブラン、2022年。

 

このワインも、このお店の運営会社、ワイズテーブルコーポレーションの名前入り。

 

鳥取県産大山鶏炭火焼き。

ネギマ串とつくね串。

どちらもジューシーで美味い。

 

ここの名物の低温とんかつ。

部位は上ヒレ。

 

お店オリジナルのソースを掛ける。

 

続いて、和からし。

肉は柔らかく旨みが凝縮されている。

 

メイン料理は、葱たっぷり、包み沖縄豚しゃぶ。

 

沖縄県産豚バラ肉が美しい。

 

鍋にたっぷり入っているのは、大根。

これが美味い。

 

野菜は、たっぷりの葱と水菜。

 

豚肉をシャブシャブして食べる。

 

この肉、甘みがあって美味い。

 

白ワインを飲み干すと、再びスプマンテを抜栓。

 

三本目のワインは、イタリアのカステル・ロンゴバルド、スプマンテ、エクストラ・ドライ、ミレジマート、2021年。

 

〆は更科蕎麦。

 

三本目のワインのボトルを飲み干すと、〆の飲み物を注文。

女性陣はハイボール、男性陣は玉乃光 純米吟醸。

 

蕎麦は食べ終えたが、美味しいスープが残っている。

それを見ていると、誰が言い出すわけでもなく、雑炊を作ろうということに。

 

お店の方が丁寧に作ってくれる。

 

溶き卵を入れて出来上がり。

 

四人に取り分けて丁度良い量。

 

香の物が出されるのも嬉しい。

 

満腹満足で店を出る。

店内にも客は多かったが、テラス席も結構埋まっている。

 

芝の東京港醸造での日本酒のアペロに始まり、赤坂の『とんかつ & 焼鳥 An』で沖縄豚しゃぶとワインをたっぷり味わった、友人達と過ごす楽しい休日の午後でした。

 

 

 

 

 

 

6月のこと、港区芝の「東京港醸造」でアペロをしたあとは、ディナーの店に向かう。

今夜のメンバーはチームスーパードライの、きゅーちゃん、ちぃさん、ピエールロゼさん、そして私。

 

降り立ったのは、赤坂。

 

アカサカサカスはハリー・ポッター一色。

TBS赤坂ACTシアターでは、「舞台 ハリー・ポッターと呪いの子」が上演されている。

 

次のお店の予約時間が間近に迫っているが、脚を止めて写真撮影。

 

この建物も素敵だ。

 

 

ここは、『ハリー・ポッター カフェ』。

 

予約時間になったので、急いで店に移動する。

まずは山王日枝神社へ。

 

そのすぐ近くに、今夜のお店、『とんかつ & 焼鳥 An』がある。

店名は”An”だが、店の入り口には”庵”と書かれている。

 

テラス席もあるが、私達は店内のテーブル。

店内は天井が高く、気持ちの良い空間。

 

店の一番奥、半個室のような場所に案内される。

 

テーブルには鍋料理用のコンロ。

今夜は豚しゃぶのコースをお願いしている。

食事用の箸とは別に、個々人に長い取箸が用意されているのは高評価。

 

まずは生ビールで乾杯。

 

この四人で一緒に初めて訪問した場所が「スーパードライミュージアム」だったので、飲んでいるのはもちろんアサヒスーパードライ。

 

季節の前菜盛り合わせが届く。

 

豚のリエット・・・かな。

 

パプリカとキュウリ。

この味噌が美味い。

 

これは面白い。

鮪の中落ちやとろろや野菜のムースなどの色合いが綺麗。

よくかき混ぜて食べて下さいとのこと。

 

生ビールの次は、スパークリングワインをボトルで。

イタリアの、カステル・ロンゴバルド、スプマンテ、エクストラ・ドライ、ミレジマート、2021年。

ぶどうは、グレラ他。

 

アカデミー・デュ・ヴァンがワイズテーブルコーポレーションのために輸入するワイン。

ワイズテーブルコーポレーションはこのお店の運営会社で、傘下には『サルヴァトーレ・クオモ』や『XEX』がある。

 

四人で乾杯。

それにしてもワインを注ぎ過ぎ。

あっという間にボトルが空になりそうだ。

 

美味しい前菜でワインが進む。

 

グリーンサラダ、自家製白醤油ドレッシング。

 

四人の取り皿に取り分けてもまだ残っている。

たっぷりの量が嬉しい。

友人達と過ごす、赤坂の楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

時系列記事に戻ります。

6月のこと、港区芝にある酒蔵、東京港醸造で友人達と待ち合わせ。

 

東京港醸造の前にはキッチンカーがあり、そこで江戸開城の酒を味わうことが出来る。

 

港区芝にある小さな酒蔵で、この四階建てのビルの中で東京都の水道水を仕込み水として用い、江戸開城が醸されている。

 

ここには何度か来ているが、こんなに混んでいるのは初めて。

テーブルを確保するために待ち合わせ時間より10分以上早く来たが、満席。

 

江戸開城の純米吟醸生酒などを、400円で一杯90ccを飲むことが出来る。

前回来た時は350円だったが少し値上がり。

 

蔵の向かい側には、売店。

東京港醸造の全ての酒を買うことが出来る。

 

友人達が到着した時に丁度テーブルが一つ空き、飲む場所を確保。

私の最初の酒は、江戸桜。

 

使用米は、兵庫県丹波篠山市産の愛山。

精米歩合は60%、酵母は江戸酵母。

リッチで濃厚な味わい。

 

テントの中には小さなテーブルが四つ。

最初に確保したテーブルは、テントの一番奥。

 

キッチンカーに一番近いテーブルが空いたので、急いで移動。

 

ようやく落ち着いて乾杯。

今日のメンバーは、きゅーちゃん、ちぃさん、ピエールロゼさん、そして私。

チームスーパードライのメンバーだ。

 

きゅーちゃんとちぃさんの飲み物は、どぶビー。

江戸開城のどぶろくを、よなよなエールで割ったもの。

 

ちぃさんからおつまみの差し入れ。

ここは持ち込み自由。

近隣の飲食店からも食べ物の出前を取ることが出来るが、この時間ではまだどこも開いていない。

 

私の二杯目の酒は、ミスター江戸開城。

江戸開城 純米吟醸 原酒 生。

 

兵庫県産山田錦を用い、精米歩合は60%。

豊かな吟醸香、ふくよかな米の旨み。

江戸開城の吟醸酒の生は美味い。

 

クリームチーズのもろみ漬けはピエールロゼさんから。

江戸開城醤油の搾りかすに漬け込んだのだそうだ。

 

玉こんにゃくはちぃさんから。

紐のようなものはスルメイカ。

キッチンカーの酒の肴は美味い。

 

蔵人が現れ、赤酢を味見して下さいとのこと。

 

酒粕を原料にして造った赤酢で、今秋発売開始予定なのだそうだ。

 

三杯目の酒は、夏酒。

江戸開城 純米吟醸 原酒 生。

 

岡山県産雄町を使い、精米歩合は60%。

リンゴ酸酵母で醸されている。

 

濃厚なコク、旨味を持ちながら、爽やかな酸味が特徴。

紙コップは、酒の仕込みに使われている水の、和み水。

つまり、東京都の水道水。

 

ほろ酔い加減で気持ち良くテントを出て、次の場所に向けて出発。

友人達と過ごす、休日の楽しい午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

12月のこと、ちぃさんと東銀座の『ジュー・ザ・バーガー』で過ごす楽しい夜の続き。

 

食べているのは、牛肉100%のグルメバーガー。

ちぃさんのハンバーガーセットは、ベーコンチーズバーガーとオニポテ。

私のは、メキシカンアボカドバーガーとオニポテ。

 

ビールは二杯目。

ちぃさんは一杯目と同じく、ファーイースト東京ホワイト。

私は、スプリングヴァレー、豊潤496。

 

ハンバーガーを押しつぶし、かぶりつく。

美味い。

 

ビールは三杯目。

ちぃさんは、またまたファーイースト東京ホワイト。

私は最初に立ち還り、ブルックリンラガー。

 

壁に掛けられた、店名の入った額もセンスが良い。

 

開場時間となったので、歌舞伎座に向かう。

驚いたことに、歌舞伎座の前には凄い人だかり。

 

今までこんな混雑は見たことが無い。

市川猿之助事件などで大揺れとなった今年の歌舞伎界だが、人気は健在のようだ。

 

次々と席が埋まり、開幕直前には満席となる。

緞帳は歌舞伎座の新開場十周年記念の新作、横山大観の「霊峰飛鶴」。

寄贈は永谷園、製織は川島織物。

 

十二月大歌舞伎の第三部の演目は、”猩々”と”天守物語”。

 

第三部、”天守物語”の注目の配役は、亀姫を演じる坂東玉三郎。

玉三郎さんが大劇場からの引退を表明されたのは6月のこと。

猿之助事件に続き、歌舞伎界に激震が走った。

それから6ヶ月、出演時間が短い役とはいえ、玉三郎さんが歌舞伎座に戻ってこられたのだ。

今年は三月大歌舞伎と四月大歌舞伎で玉三郎さんの舞台を観ているので、8か月ぶりとなる。

 

”猩々”は舞踊の演目。

尾上松緑と中村勘九郎の息の合った踊りが圧巻。

 

”猩々”が終わると、35分間の休憩。

ここで観客は急いで夕食をとることとなる。

私たちは既に夕食を済ませているので、持参したワインとおつまみで休憩タイムを楽しむ。

 

緞帳が替わった。

これも歌舞伎座の新開場十周年記念の新作、田渕俊夫の「春秋」。

寄贈は清水建設、製織は龍村美術織物。

 

”天守物語”は、泉鏡花作、坂東玉三郎演出の、白鷺城の天守閣の最上階で繰り広げられる妖艶な世界の物語。

 

富姫役の中村七之助(左)と亀姫役の坂東玉三郎(右)の競演が素晴らしい。

(写真は歌舞伎美人のH.P.からお借りしました。)

主役の富姫は玉三郎の当たり役だが、大舞台からの引退を表明している玉三郎は主役を七之助に譲り、脇役の亀姫で出演して舞台を支えている。

そして舌長姥と近江之丞桃六を演じる中村勘九郎がここでも良い演技を見せている。

 

観劇の興奮が冷めやらぬまま、歌舞伎座をあとにする。

 

歌舞伎稲荷大明神にお参りをして帰る人も多い。

 

木挽町広場は既に店がたたまれ、閑散としている。

 

三時間前まではこんなに多くの店が軒を連ねていたのに、毎晩のこの撤収はミラクル。

 

かぶきにゃんたろうにお休みの挨拶をして帰途に就く。

ちぃさんと過ごす、東銀座での楽しい夜でした。

 

 

 

 

 

 

またまた時系列を飛び超えて、最近の記事をアップ。

12月のこと、ちぃさんと東銀座で待ち合わせ。

 

でもその前に、私は日比谷でお買い物。

日比谷アーケードにもクリスマスツリー。

 

何時も行列が絶えない『RINGO』には、何故か客の姿が無い。

 

お買い物の場所は、「東京ミッドタウン日比谷」。

 

お買い物を済ませると、『ジャン・フランソワ』で一休み。

ブーランジェリーだが、イートインスペースが広いのでカフェとして使える便利な場所だ。

 

次に向かったのは、東銀座。

木挽町広場には今日も多くの観光客。

 

今日は12月大歌舞伎の第三部を鑑賞する予定。

ちぃさんと合流すると、ネットで予約しておいたイヤホンガイドを早めに受け取るため、歌舞伎座へ。

でもまだ貸出開始前だった。

 

第三部の演目は、”猩々”と”天守物語”。

 

清酒の薦樽は、大関。

 

歌舞伎鑑賞の前に、早めの夕食をとることにする。

今回のお店は、『ジュー・ザ・バーガー』の東銀座店。

群馬県桐生市に本店がある、グルメバーガーショップだ。

 

まずはハンバーガー・メニューをチェック。

 

次にクラフトビールのメニューをチェック。

スプリングヴァレーということは、ここのビールはキリンの提供。

 

1階で注文を済ませると、二階のテーブルへ。

ビールは受け取ってから階段を上るが、ハンバーガーは時間がかかるのでお店のスタッフが届けてくれる。

窓の外には、晴海通り。

 

まずはクラフトビールで乾杯。

 

ちぃさんのビールは、ファーイースト東京ホワイト。

ウィート・セゾン・ビールで、アルコール度数は5%。

私のビールは、ブルックリンラガー。

アンバー・ラガーで、アルコール度数は5%。

 

ハンバーガーが届く。

ここのパティはつなぎを使っていない、牛肉100%。

 

ちぃさんのハンバーガーセットは、ベーコンチーズバーガーとオニポテ。ハンバーガーには、パティ、トマト、レタスの他に、ベーコンとチェダーチーズ。

 

私のは、メキシカンアボカドバーガーとオニポテ。

 

サワークリーム、アボカド、チリビーンズ、パティ、トマト、レタス。

 

フライドポテトの上には、オニオンリング。

揚げたててで熱々。

ポテトの量がたっぷりなのが嬉しい。

 

ポテトフライとオニオンリングには、ハインツのトマトケチャップとマスタード。

ちぃさんと過ごす、東銀座の楽しい夜は続きます。