麻布台ヒルズのクリスマスマーケットのあとは、ニルヴァーナ・ニューヨークでディナー、六本木 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

12月のクリスマス・ウィークのこと、ちぃさんと「麻布台ヒルズ」のクリスマスマーケットを楽しんだ後は、六本木に移動。

 

「麻布台ヒルズ」を出ると外苑東通りを北上し、六本木交差点に至る。

奥に見えている建設中のビルは、野村不動産とケン・コーポレーションが開発する54階建て高さ200mの高層ビルで、竣工は2028年度の予定。

 

向かったのは、「東京ミッドタウン」。

 

今夜はここのガーデンテラスにあるレストランを予約している。

 

「ガレリア」では自動ピアノの演奏。

 

曲に合わせ、スティックが白く光る。

 

これは、”ミッドタウン・クリスマス 2023”の企画のひとつ、”some snow scenes”。

 

今夜のディナーのお店は、インド料理の『ニルヴァーナ・ニューヨーク』。

マンハッタンにあった伝説的インド料理の名店、『ニルヴァーナ』を東京に復活させたレストラン。

写真を撮影していると、厨房の中から引地シェフが私の姿を認め、笑いかけてくれている。

 

エントランスからダイニングルームまでは、白い牛の上を歩かねばならない。

踏み抜きそうで怖い。

左の厨房はガラス張りになっているので、引地シェフに手を挙げて挨拶する。

 

インテリアはミッソーニ。

とてもインド料理店とは思えないお洒落な空間だ。

お気に入りのレストランで、ここには開業以来30~40回は来ている。

 

私たちの席は、窓際のテーブル。

 

窓の外には広いテラスがあり、春や秋はここでワインを飲みながら過ごすのも好きだ。

 

”COACH MIDTOWN ICE RINK”を眼下に見下ろすこともできる。

 

抜栓したボトルは、オーストラリア、ヴィクトリア州のドメーヌ・シャンドンが造る、シャンドン、ブリュット、ロゼ。

嬉しいことに、このボトルはお店からのプレゼント。

 

モエ・エ・シャンドンはフランス、シャンパーニュ地区以外の世界の6か所でシャンパン方式による高品質のスパークリングワインを生産している。

アルゼンチンに始まり、カリフォルニア、ブラジル、オーストラリア、中国、インドと生産国を増やし、幸いなことに私はその全てのワインを、一部を除き原産国で飲んでいる。

 

コルクの状態も香りも大丈夫。

 

ちぃさんと乾杯。

ラズベリーやレッドチェリーの華やかな香り。

豊かな果実味と熟成感、そして切れの良いブリュット。

ぶどうは、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネ。

 

今夜はマハラジャ・コースを予約している。

最初の料理は、ボウル・オブ・グリーン・サラダ。

 

葉物野菜の他に、イチゴとブルーベリーがたっぷり。

 

ベジファーストが嬉しい。

別添えのドレッシングをかけていただく。

 

見慣れぬ料理が届いた。

今夜のコースには入っていないはず。

何と、これは引地シェフからのプレゼント。

 

ブッラータチーズ、マンゴー添え。

 

とろとろのたっぷりのブッラータとフレッシュ・マンゴーの組み合わせが美味い。

ちぃさんと過ごす、六本木の楽しい夜は続きます。