ワインは素敵な恋の道しるべ -573ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

いよいよミラノ最終日。


ワインは素敵な恋の道しるべ-201006122008000.jpg

今夜はちょっと北に足を伸ばし、魚介類の美味しい店に行くことにした。


お店の名前は、『チンクエ・テッレ』


早速ワイン・リストをチェックし、今夜のワインを選ぶ。


ワインは素敵な恋の道しるべ-201006122010000.jpg
白は、お店と同名のワイン、チンクエ・テッレ、2009年。


リグーリア州のワインである。


チンクエ・テッレとは、リグーリア州の海沿いの5つの村のこと。


有名な観光地だが、海に山がせり出した地形は、ぶどう栽培には過酷な場所である。


しかし、このワインはすっきりとした辛口の白で、魚介料理には良く合う。


ワインは素敵な恋の道しるべ-201006122035000.jpg

最初の前菜は、シラスの釜ゆで。


ほのかな塩味のシンプルな料理だが、これが絶品。
ワインは素敵な恋の道しるべ-201006122035001.jpg
そして、温野菜の盛り合わせ。


これも味付けはシンプルで、野菜の旨味が良く出ている。

ワインは素敵な恋の道しるべ-201006122011000.jpg
そして今夜の赤は、ブルーノ・ロッカのバルバレスコ・ラバヤ、1998年。


こんな素晴らしいワインが、普通のレストランのセラーに眠っているなんて、やはりミラノは最高!



ワインは素敵な恋の道しるべ-201006122146000.jpg

コルクも良い状態。
ワインは素敵な恋の道しるべ-201006122013000.jpg

1998年ということで、お店のオーナーはデキャンタージュを勧めてくれた。


結構、澱が多いのだ。


深く、強く、複雑なニュアンスを持つ、至福のワイン。


アルコールは14.5度。


店のオーナーが、強いのでゆっくり飲むようにわざわざ注意をしてくれる。




ワインは素敵な恋の道しるべ-201006122109000.jpg

パスタもシンプルな、カラスミのスパゲッティ。


これがまた美味い。
ワインは素敵な恋の道しるべ-201006122130000.jpg
そして、スカンピの炭火焼。


結局、4回のディナーで三度もスカンピを食べてしまった。


新鮮なスカンピに、さっと火を通しただけなので、身はとてもジューーで、旨味が凝縮されている。






ワインは素敵な恋の道しるべ-201006122156000.jpg
今夜は赤が強いので、仔牛のタリアータを注文する。


ミラノの夜を締めくくるに相応しい、素晴らしいワインと料理。


やはりミラノは、大好きな街です。



今日はミラノ最終日。


オフを取って、お買いもの。


モンテ・ナポレオーネ通りをぶらぶら見て歩くついでに、『コーヴァ』と『イル・サルマイオ』に寄って、お菓子と乾燥パスタを買い入れる。


ワインは素敵な恋の道しるべ-201006121217000.jpg
となると、当然昼食は『イル・サルマイオ』。


今日は、チェレットのランゲ・アルネイス、ブランジェ、2009年を選ぶ。


チェレットはピエモンテ州の大手の醸造家で、日本でもバローロやバルバレスコはよく飲んでいる。


しかし、アルネイスは初めて。


豊かな花の香りを持つが甘くはなく、爽快な飲み口。


アルネイスはピエモンテ州の古い地ぶどうで、栽培しにくいためほとんど消えかかっていたものを、復活させたもの。


ワインは素敵な恋の道しるべ-201006121218000.jpg
『イル・サルマイオ』は、パンも美味い。



ワインは素敵な恋の道しるべ-201006121227000.jpg

そしてパスタは、フレッシュ・トマトとバジルのスパゲッテーニ。














ワインは素敵な恋の道しるべ-201006121228000.jpg


もう一品は、グリーンサラダに、カンビオのむき身を乗せてもらう。


この海老のぷりぷリ感と濃い味が、サラダを引き立てる。






ワインは素敵な恋の道しるべ-201006121338000.jpg
この時間になると店のテラス席はもう満杯。


場所柄、お洒落な女性客が多い。


ワインは素敵な恋の道しるべ-201006121328000.jpg
食後はティラミスとカプチーノ。


さて、食後はスピーガ通りで買い物をしよう。











ワインは素敵な恋の道しるべ-201006121422000.jpg

道幅が広く人通りの多いモンテ・ナポレオーネ通りよりも、落ち着いたたたずまいのスピーガ通りの方が好きなのです。

今夜はちょっと頑張って、有名な高級リストランテに行く。


プッブリチ公園を見下ろすビルの4階にあるこの店では、テラス席で食事をするのが王道。


『テラッツァ、ヴィスコンティ』は、エレガントでハイ・センス。


ミラノのスノッブ達が集まるリストランテ。
ワインは素敵な恋の道しるべ-201006112116000.jpg


ワインも、なかなかの物が揃っている。


最初の白は、アンジェロ・ガイアのランゲ・シャルドネ、ガイア&レイ、2006年。


ガイアは長女の名前、レイは祖母の姓。


ピエモンテでも熟成型のシャルドネを作れることを世に示した、ガイアの傑作。


酸とミネラルのバランスが素晴らしく、濃厚。


樽香が程良く、余韻が長い。



やはりガイアは凄い。


そして、こんなワインを飲めるミラノは素晴らしい。


ワインは素敵な恋の道しるべ-201006112159000.jpg
コルクにも名前が刻印されている。


ワインは素敵な恋の道しるべ-201006112122000.jpg

アミューズは、タルタルとメロン。


見た目も、とてもチャーミング。


最初の前菜は、蛸のチョコレートソース。


新鮮な蛸と、空豆やオリーブの組合せが面白い。



ワインは素敵な恋の道しるべ-201006112140000.jpg

そして定版メニュー、プロシュート。


ここでは、生ハムとメロンが、こんな盛りつけになる。


丸いのが、メロンのゼリー。



ワインは素敵な恋の道しるべ-201006112145000.jpg

ここで、赤ワインに切り替え。


フラテッリ・セリオ&バティスタ・ボロゴーニョのバローロ・カンノビ・リゼルヴァ、2003年。


通しナンバー、4569が付いている。










ワインは素敵な恋の道しるべ-201006112146000.jpg

非常にタンニンが強く、まだまだ熟成課程にある。


日本では見たことのない造り手だが、こんな素敵なワインに出会えて幸せ。









ワインは素敵な恋の道しるべ-201006112147000.jpg
コルクの状態も良い。





ワインは素敵な恋の道しるべ-201006112215000.jpg

パスタは、ポモドールとオリーブのスパゲッティーニ。


アルデンテの加減が最高に良い。

ワインは素敵な恋の道しるべ-201006112216000.jpg


メインは、ミラノの定番、カツレツ。


こんな美味いカツレツは初めて。


ワインは素敵な恋の道しるべ-201006112301000.jpg



店の支配人ともワインの話で盛り上がり、すっかり意気投合。


すると、もう充分に飲み過ぎていたが、支配人から店のサービスとして、デザート・ワインが届けられた。


サン・ミカエル-エッパンの、サンクト・ヴァレンティン、コムテッス、2006年。


素晴らしい料理とワイン、そして支配人の粋な対応に、心まで和んでしまった夜となりました。



今日は、打ち合わせの間のクイック・ランチ。


スフォルツァ城のそばのトラットリアに飛び込み、急いでオーダーする。


それでもワインは欠かせない。


ワインは素敵な恋の道しるべ-201006111304000.jpg



連日30℃を超す暑さの中で、やはりスプマンテを飲みたくなる。


ワイン・リストが無いので、店にあるボトルを並べてもらい、飲んだことが無いヴァラスキン、エクストラ・ドライを注文する。


ワインは素敵な恋の道しるべ-201006111303000.jpg


これは本当に辛口。


冷えたスプマンテの喉越しがたまらない。













ワインは素敵な恋の道しるべ-201006111305000.jpg
料理は、簡単に済ませる。


魚と野菜の盛り合わせ。


ワインは素敵な恋の道しるべ-201006111305001.jpg
そしてフンギのパスタ。


どこで食べても美味いミラノのお昼ご飯です。






今夜は、ドゥオーモ近くのレストランでお食事。


ワインは素敵な恋の道しるべ-201006102001000.jpg

ここは、イタリアに強い日本の大手総合商社のミラノ支店の方に紹介していただいた店。


広いリストランテの一番奥の壁画の前の席が予約されていた。


ワインは素敵な恋の道しるべ-201006102001001.jpg
店の入り口で、今日の魚介類から好きな食材を選ぶ。


結局今夜も、大好きなスカンピを選んでしまう。
ワインは素敵な恋の道しるべ-201006102004000.jpg
店で焼いた、自家製フォカッチャが旨い。


ワインは素敵な恋の道しるべ-201006102005000.jpg

白ワインは、リスト外のリス・ネリス、2009年を選ぶ。


フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州のワインで、ぶどうはピノ・グリージョ。


大好きなワインに出会えて感激。







ワインは素敵な恋の道しるべ-201006102034000.jpg

最初は、ツナとトマトのサラダ。















ワインは素敵な恋の道しるべ-201006102035000.jpg
そして、スカンピの炭火焼き。


昨夜も食べたが、今夜のスカンピは大きく身が詰まっていて更に美味い。












ワインは素敵な恋の道しるべ-201006102100001.jpg

ここで赤に切り替える。


トスカーナの、ロッカ・ディ・モンテグロッシ、2004年。


セパージュは、メルロー60%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%。


最初は酸味が前面に出ていたが、飲んでいる内にまろやかさとタンニンの強さが顕著となり、とても強く美味いワインとなった。




ワインは素敵な恋の道しるべ-201006102100000.jpg
コルクの状態も良い。





ワインは素敵な恋の道しるべ-201006102120000.jpg

パスタは、パッパルデッレの鶏とズッキーニ。


これがすこぶる旨い。















ワインは素敵な恋の道しるべ-201006102120001.jpg

メインは、仔牛のアスパラガスとトマトのソース。


これも素材の味を大事にした、繊細な味付け。


ここのシェフは、なかなかの腕を持っている。


もうお腹はいっぱい。


ドルチェは省略し、カッフェ・マッキアートで夜を締めくくる。


今夜も楽しいミラノの夜でした。


今日は、打ち合わせの後の昼食を、モンテ・ナポレオーネ通りの『イル・サルマイオ』ですることに。


モンテ・ナポレオーネ通りと言えば、ミラノを代表する高級ブランドショップが立ち並ぶ通り。



ワインは素敵な恋の道しるべ-201006101228000.jpg
この、通りの真ん中辺りのビルの中庭にあるオアシスのような店が『イル・サルマイオ』である。


モンテ・ナポレオーネ通りから、狭い入口の奥に、店とテラス席が垣間見える。


『イル・サルマイオ』は日本でも有名な高級食材品店。


そのお店の前庭にあるのが、このレストラン。


ワインは素敵な恋の道しるべ-201006101228001.jpg
この茂みの奥に、素敵なテラス席が並んでいる。


ワインは素敵な恋の道しるべ-201006101244001.jpg


まだお腹がそんなに空いていなかったので、食事はサラダとパスタの簡単なものにする。


最初の一品は、フェータ・チーズとオリーブのサラダ。









ワインは素敵な恋の道しるべ-201006101235000.jpg
料理の前に、スプマンテ、プロセッコで乾杯。


ヴェネト州のプロセッコ・ディ・ヴァルドビアネーデ。


このプロセッコは、店の名前が入ったオリジナル品。






ワインは素敵な恋の道しるべ-201006101244000.jpg


そして、パスタは、フレッシュ・トマトとバジルのスパゲッティーノ。


昼に飲むスプマンテは、この上なく美味しい。


ミラノの昼食は、やはり最高です。


やっとミラノに着いた。


長旅の間、既に三回の食事をとっていたが、このまま食べずに寝てしまうのはもったいない。


ということで、ガッレリア横にあるピッツェリアに出掛ける。
ワインは素敵な恋の道しるべ-201006100242000.jpg

ドゥオーモの前は、相変わらず観光客であふれている。








ドゥオーモ前広場を横切り、ガッレリアの横道を入り、店に行く。


ワインは素敵な恋の道しるべ-201006091943000.jpg




ワインは素敵な恋の道しるべ-201006092010000.jpg
食事に来たと言っても、お腹が空いているわけではない。


今日四度目の食事だし、日本はもう夜が明けるころだ。


店は『Di Gennaro』、小澤征爾さんがスカラ座公演のあとに良く利用していたところだ。


ワインは、ブルネッロを注文したが、切れていた。


ピッツェリアなので、それほど濃くない方が良いと思いなおし、マキャヴェッリのソラティオ・デル・ターニ、キャンティ・クラッシコ、2007年を飲むことに。


酸味が少し強いが、タンニンのバランスも良く、なかなか良い。


君主論で有名なニッコロ・マキャヴェッリのファミリーが所有していたワイナリーの製品だ。


ワインは素敵な恋の道しるべ-201006092013000.jpg
サラダは、大きな鉢盛り。




ワインは素敵な恋の道しるべ-201006092016000.jpg

これに、胡椒、バルサミコ、オリーブ・オイルを自分で掛けて味を調える。


このバルサミコが、なかなか美味い。










ワインは素敵な恋の道しるべ-201006092015000.jpg

パスタはこれで一人前。


軽く食べるつもりが、これでは満腹を通り越してしまう。














ワインは素敵な恋の道しるべ-201006092033000.jpg

そして、大好きなスカンピの炭火焼。


これが、非常に美味い。


ミディアム・ボディのキャンティとの相性も良い。


これで、今夜は安らかに眠りに就くことができる。


ミラノの最初の夜でした。





フランクフルト空港の、ルフトハンザのラウンジでゼクトを飲んでいます。


機内で11時間もシャンパーニュ、白、赤と飲み続けたのに、まだ飲めるなんて我ながら驚きです。


では、ミラノに出発します。


成田空港のANAラウンジに居ます。


もうすぐ、ルフトハンザでフランクフルト経由、ミラノに飛びます。


機内でどんなワインに出会えるか楽しみです。


そして、オン・デマンドの最新の映画も!


では、行ってきます。


夕方に友人から電話があり、近くまで来るので我が家に来たいという。


それなら一緒に食事でもと誘ったのは良いが、何を作ろうかと思案。


早めに家に帰り、冷凍庫をごそごそ。


キッチンに立たなくても一緒に食べることができる、手巻き寿司にすることに。


そうなると、濃い赤ワインは合わない。


ワインは素敵な恋の道しるべ-201005231613000.jpg
もう暑い季節なので、セラーを探しまわり、スパークリングを用意する。


一本目は、辛口のシャンパーニュ。


ジャン・ノエル・アトン、クラシック、ブラン・ド・ノワール。


ぶどうは、ピノ・ムニエ60%、ピノ・ノワール40%。


ブラン・ド・ノワールとは、黒のぶどう(ピノ・ムニエ、ピノ・ノワール)から造られた白いワイン(シャンパーニュ)の意味。


1928年創業で、品質に情熱を注ぐシャンパン・メゾン。


深い黄金色の、キレの良い辛口。


手巻き寿司とも相性が良い。


ワインは素敵な恋の道しるべ-201005231825000.jpg

二本目は、オーストラリアのグレッグ・ノーマン・エステートのスパークリング・ワイン。


シャークことプロゴルファーのグレッグ・ノーマンが生み出す、オーストラリア最高のスパークリング・ワイン。


クリーミーでスパイシーな、素晴らしいボディと喉越し。


セパージュは、シャルドネ57%、ピノ・ノワール43%。




ワインは素敵な恋の道しるべ-201005231618004.jpg
最初の一口は、鮭のハラスのバターソテー。


薄塩のハラスは、シャンパーニュにとても良く合うのです。


ワインは素敵な恋の道しるべ-201005231618000.jpg
上は、無塩カツオ。


下は、福島県産のさくら肉。


さくら肉の鮨は美味いのです。


でも以前、ブラジルの友人夫妻に「馬肉を食べる」と言ったところ、大顰蹙を買ってしまった。


彼らは家の牧場で6頭の馬を飼っていて、馬は家族の一員なのだそうだ。




ワインは素敵な恋の道しるべ-201005231618002.jpg


次の皿は、イクラとさんまの刺身。



ワインは素敵な恋の道しるべ-201005231618001.jpg

そして、ヒラメの昆布締め。


肉厚のヒラメが美味い。



ワインは素敵な恋の道しるべ-201005231618003.jpg


そしてクロマグロの切り落とし。


まだ解凍できていないので、見た目が悪い。


急な来客でしたが、フランスとオ-ストラリアの美味いスパークリング・ワインのお陰で、楽しい夕食となりました。