ミラノの昼、3 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

今日はミラノ最終日。


オフを取って、お買いもの。


モンテ・ナポレオーネ通りをぶらぶら見て歩くついでに、『コーヴァ』と『イル・サルマイオ』に寄って、お菓子と乾燥パスタを買い入れる。


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となると、当然昼食は『イル・サルマイオ』。


今日は、チェレットのランゲ・アルネイス、ブランジェ、2009年を選ぶ。


チェレットはピエモンテ州の大手の醸造家で、日本でもバローロやバルバレスコはよく飲んでいる。


しかし、アルネイスは初めて。


豊かな花の香りを持つが甘くはなく、爽快な飲み口。


アルネイスはピエモンテ州の古い地ぶどうで、栽培しにくいためほとんど消えかかっていたものを、復活させたもの。


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『イル・サルマイオ』は、パンも美味い。



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そしてパスタは、フレッシュ・トマトとバジルのスパゲッテーニ。














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もう一品は、グリーンサラダに、カンビオのむき身を乗せてもらう。


この海老のぷりぷリ感と濃い味が、サラダを引き立てる。






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この時間になると店のテラス席はもう満杯。


場所柄、お洒落な女性客が多い。


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食後はティラミスとカプチーノ。


さて、食後はスピーガ通りで買い物をしよう。











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道幅が広く人通りの多いモンテ・ナポレオーネ通りよりも、落ち着いたたたずまいのスピーガ通りの方が好きなのです。