韓国は雨が上がり、今朝は快晴です。
朝食前にホテルを出て、庭を散策。
山の中腹に建てられた迎賓館は築後40年を超え、木々の中にひっそりとたたずんでいます。
新緑は勢いが良く、ちょっと離れると、もう建物が見えなくなってしまうくらいです。
石碑を見ると、1970年4月1日に、朴大統領が植樹されたと書かれています。
改めて、ここの歴史を感じたひとときでした。
選んだ店は、銀座の並木通り5丁目にある、『シルベラード』。
ビルの一階のエレベーター・ホール。
エントランスを抜けこのエレベーターに向かうと、今夜の料理とワインへの期待感が胸に熱く湧いてくる。
両面がガラス張りで、並木通りと、その先の晴海通りを見渡すことができる。
今夜のスプマンテは、トレンティーノ・アルト・アディジェ州の、ロータリ・タレント・ブリュット・リゼルヴァ、2004年。
シャンパン方式で製造される高品質のスプマンテで、瓶内二次発酵は何と48ヶ月。
ぶどうは、シャルドネ90%、ピノ・ノワール10%。
良いスパークリングがあると場も一挙に盛り上がり、一本目からハイテンション。
フリットもムースもパテも、どれも美味。
イスラエルの、ゴラン・ハイツ・ワイナリーが造る、ヤルデン・シャルドネ、2008年。
1983年にゴラン高原の街、カツリンに誕生した新しいワイナリー。
しっかりと樽を使い、強いぶどうの凝縮感を持つ。
カリフォルニアの高級なシャルドネを飲んでいるようだ。
と思ったら、創業者はカリフォルニアでワインの醸造を学んだのだそうだ。
フレンチオークの新樽比率は50%。
アルコール度数は14.5%もある。
友人が選んだパスタは、静岡県由比町の桜海老と山菜のスパゲッティーニ、イタリア産からすみ添え。
もう一人の友人のパスタは、黒トリュフのカッペリーニ、カルボラーナ仕立て。
もう暑いので、冷製パスタも美味しい。
さて、私のパスタは、・・・明日のお楽しみ。
エリック・ド・シュルマンが造る、リュリー・プルミエ・クリュ・プレオー、2004年。
シュルマン伯爵家は、14世紀からシャトー・ド・モンテリーを所有し、代々モンテリー村長を輩出してきた家柄。
口に含むと、充分に熟成は進み、タンニンもまろやかで滑らか。
抑え気味のほのかな樽香も心地よい。
エリック・ド・シュルマンでは、1996年から全面的にビオディナミを取り入れている。
発酵には天然酵母のみを使用し、樽熟成は18~20ヶ月。
新樽比率は15~20%。
コルクはまだまだ新しい。
自然派ワインの巨匠、マルセル・ラピエールは昨年秋に他界してしまったが、素晴らしいビオディナミの造り手がいっぱい頑張っている。
リュリーは、元々好きな産地。
エリック・ド・シュルマン、素敵なお家ワインとなりました。
フィットネスで汗を流したあと、散歩に出た。
家の周りには、花々が咲き乱れていることに驚いた。
桜の花見には一度行ったが、花をじっくり愛でることもなく、足早に通り過ぎた感じがする。
毎日歩いている道なのに、こんなに花が咲いているとは気が付かなかった。
まさか今朝、急に咲いた訳でもないのに、心の余裕が無いと言うことは、寂しいことだ。
思わず足を止め、見入ってしまう。
昨年は、もっとピンクや赤が多かったような。
震災による液状化現象のためとは思えないが・・・。
木々、花々の根元を良く見ると、噴き出た白い泥がびっしりと地表を覆っている。
まだ残る震災の爪後を、花々が覆い隠す。
五月の日曜日。
花のお陰で心の余裕を取り戻した、素敵な散歩となりました。
金曜日だというのに、仕事が遅くまで予定されてた。
彼女と会えない金曜日は、ブルー。
ところが、順調に進み、20時にお開き。
早速彼女にメールを送る。
彼女は友人と食事中、でも切り上げて来てくれるという。
すぐに汐留シティセンターの最上階にある『ジ・オレゴン・バー&グリル』の窓際の席を予約し、車に飛び乗る。
エントランスの右には、オレゴン州知事室を再現した部屋がある。
そしてそこに置かれたテーブルには、私の著書、「大人のためのちょっと贅沢な 恋とワインの物語」が置かれている。
何時見ても、嬉しくなる。
42階から見下ろす夜の東京は節電のため暗くなっているが、それでも美しさを保っている。
キリリと冷やしたシャルドネは、シャープな切れ味の中に豊穣なボディを隠し持つ。
夜景を眺め、グラスを傾け、彼女を待つ間に少し酔いが回ってきた。
ボトルをよく見ると、アルコール度数は14.5%もある。
選んだワインは、ワシントン州のコロンビア・ヴァレーでダックポンド・セラーズが造る、デザート・ウィンド・ヴィンヤード、シャルドネ、2008年。
ダックポンド・セラーズは、オレゴン州で第一位の生産量を誇るワイナリー。
と言っても大手資本ではなく、1993年の創設以来、家族経営を守っている。
コストパフォーマンスの良い高品質のワイン造りで高い評価を得ている。
ボトルの半分ほど飲んだところで、彼女が広い店の中を一番奥の私のテーブルに向かって歩いてきた。
真っ直ぐ私に視線を合わせ、口に頬笑みを浮かべ歩く姿に見とれてしまう。
何度経験しても、心ときめく瞬間だ。
静岡産ロメインレタスのクラシック・シーザーサラダ。
とても美味い。
次の料理は、ホッキ貝と八種春野菜の炭火焼き、桜ソルト&バーニャカウダ添え。
焼いた新鮮な野菜は本当に美味い。
ここで、彼女のために選び、抜栓しておいた赤ワインを出してもらう。
アンダーソンズ・コン・ヴァレー・ヴィンヤーズ、ナパ・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨン、エステート・リザーヴ、1998年。
裏のラベルの説明によると、5週間の発酵過程のあと、フレンチ・オークの樽で二年間熟成させ、更に一年間の瓶熟成を経てリリースされると書いてある。
強い熟成感と、滑らかなタンニン。
カリフォルニア・ワインでは珍しい、ヴィンテージ物。
12年余りの時を経て、まだまだ若々しく強さに溢れた素晴らしいボディ。
彼女の顔も、嬉しそうに輝く。
アンガス・サーロインをレアーで焼いてもらう。
選んだのは、アイスクリーム。
中にはムースとアイスクリームがぎっしりと詰まっている。
彼女と共に過ごす、天空の楽園での素敵な夜でした。
選んだ店は、『きし川』。
和食が美味い店だが、ワインも良いものを置いているのだ。
最初の白は、ドメーヌ・ヴァンサン・ジラルダンが造る、サヴィニー・レ・ボーヌ、2005年。
ヴァンサン・ジラルダンは、ブルゴーニュのライジング・スターと言われている造り手。
ぶどうの自然な果実味を大切にしながら、たるみが無く締りのあるボディ。
さすがと思わせる、素晴らしい造り手である。
滑らかで美味い。
実は、これが好きで何時も注文している。
とろけるように美味い。
赤ワインは、アブルッツオ州のファルネーゼが造る、ドン・カミッロ、2008年。
このワインは、私のブログでも既に二度紹介している優れ物。
ファルネーゼのオーナー、カミッロ氏が自らの名前を付けた、素晴らしいフルボディ。
しかもコスト・パフォーマンスに優れているのだ。
〆は、和牛ロースの握り。
実はこの前に、トントロの炙り焼きと、牛タンのソテーを食べたが、撮影を忘れてしまった。
それくらい話しに夢中になり、ワインに酔いしれた、小倉の夜でした。
仕事の仲間達と、銀座でお食事。
選んだ店は、マロニエ・ゲートにある、『シンガポール・シーフード・リパブリック』。
参加者が10人と多いので、どれだけお酒を飲んでしまうのか、不安がある。
そこで、初めての試みとして、飲み放題のコースを頼んである。
皆さん、ビールやフルーツ酎ハイなど、好きなものを注文してわいわいがやがや。
もちろん私はワイン。
出されたボトルは、チリのサンタ・ヘレナ。
白は、グラン・ヴィーノ、シャルドネ、2010年。
サンタ・ヘレナは、1942年創業の名門ワイナリー。
グラン・ヴィーノ、シャルドネは、フルーティで軽やかで、どんな料理にも合う気軽で美味しい白ワイン。
あっという間に四人で三本を飲んでしまった。
大好きなクラゲもいっぱい入っている。
ソースもピリ辛で美味い。
これで、食欲が一気に湧いてくる。
ハーブの香りがとても素晴らしい。
どの皿も、あっという間に平らげてしまう。
これも美味。
ビールやワインがどんどん進む。
同じくチリのサンタ・ヘレナの、グラン・ヴィーノ、カベルネ・ソーヴィニヨン、2010年。
ぶどうの旨味をしっかりと持つ、上質のミディアム・ボディ。
これも料理を選ばずに飲むことが出来る、飲みやすい赤ワイン。
海老と烏賊の塩炒め。
この海老、実はとても大きく、量もたっぷり。
数種類の調理法があるが、これは私が一番好きなチリクラブ。
マッドクラブはとても高価な食材なので、ここの名物ではあるが、まさか飲み放題メニューで出されるとは思っていなかった。
感激の一皿。
でも、食べることに夢中になり、気が付くとテーブルはしんと静まり返り、だれもしゃべる人がいない。
揚げパンでこのソースを掬って食べ尽くし、完食。
あっさりとした塩味がいっぱいになったお腹に嬉しい。
もうお腹いっぱい。
でも、食べてしまう。
ワインも、途中までは数えていたのだが、結局何本開けてしまったのか覚えていない。
これで一人5,500円とは本当に良心的。
銀座で友人達と大いに盛り上がった夜でした。
友人たちとの飲み会。
場所は亀戸の鮨屋、『古市』。
最初は、とりあえず生ビール。
日本人は、”とりあえず”ビールを頼むことが多いらしい。
日本に初めて来たイギリス人のビジネスマンが、ビールの日本語は”とりあえず”だと思ったそうだ。
今夜の美味い魚や貝が盛られている。
最初の一杯は、魚沼の銘酒、八海山。
日本酒度は+4.0、精米歩合は55%。
刺身に実に良く合う。
凛とした切れ味の良い辛口である。
濃厚で、色付きも濃い。
芳醇でまろやかな至福の酒である。
酒造米は山田錦、精米歩合は50%。
味付けが洗練されている。
鮨の後は、あがり。
鮨屋の定番の湯のみ。
一応は全ての漢字をちゃんと読めることを確かめる。
何時もは鮨屋でもワインを飲むことが多いが、時には日本酒も良いものだ。
友人達と過ごす、楽しい夜でした。