選んだ店は、銀座の並木通り5丁目にある、『シルベラード』。
ビルの一階のエレベーター・ホール。
エントランスを抜けこのエレベーターに向かうと、今夜の料理とワインへの期待感が胸に熱く湧いてくる。
両面がガラス張りで、並木通りと、その先の晴海通りを見渡すことができる。
今夜のスプマンテは、トレンティーノ・アルト・アディジェ州の、ロータリ・タレント・ブリュット・リゼルヴァ、2004年。
シャンパン方式で製造される高品質のスプマンテで、瓶内二次発酵は何と48ヶ月。
ぶどうは、シャルドネ90%、ピノ・ノワール10%。
良いスパークリングがあると場も一挙に盛り上がり、一本目からハイテンション。
フリットもムースもパテも、どれも美味。
イスラエルの、ゴラン・ハイツ・ワイナリーが造る、ヤルデン・シャルドネ、2008年。
1983年にゴラン高原の街、カツリンに誕生した新しいワイナリー。
しっかりと樽を使い、強いぶどうの凝縮感を持つ。
カリフォルニアの高級なシャルドネを飲んでいるようだ。
と思ったら、創業者はカリフォルニアでワインの醸造を学んだのだそうだ。
フレンチオークの新樽比率は50%。
アルコール度数は14.5%もある。
友人が選んだパスタは、静岡県由比町の桜海老と山菜のスパゲッティーニ、イタリア産からすみ添え。
もう一人の友人のパスタは、黒トリュフのカッペリーニ、カルボラーナ仕立て。
もう暑いので、冷製パスタも美味しい。
さて、私のパスタは、・・・明日のお楽しみ。