場所は、立野クラシック・ゴルフ・クラブ。
クラブハウスの二階にある個室に向かう。
個室には、昼食の準備が整っている。
さて、今日は友人達の日本滞在最後の日。
和食中心の料理を頼んでおいた。
新鮮な魚が美味い。
貝も新筍も房総の海の幸、山の幸。
この味付けはウエスタン。
白魚の天麩羅が美味い。
と思いながらも、パパイアと一緒に完食。
友人達も喜んでくれた、房総の半日でした。
まずは、富津岬。
岬の突端には、こんな素敵な造形の展望台がある。
展望台は、こんな岬の突端にあるので、ほとんど360度の海の眺望を楽しむことが出来る。
晴れていれば富士山も綺麗に臨むことができるそうだ。
高さは329mしかないが、切り立った断崖により、もっと高く感じる。
さて、ロープウエー駅から先に大仏を観に来たので、展望台に登るのが一苦労。
途中、何回か歩を止め、息を整える。
最後には、脚が上がらなくなってしまったが、精神力で登りきる。
表面が縦に割れている。
幹の径は、50~60cmといったところ。
石切り場の後なので、絶壁には石を切った鋸目が残る。
長いビニールハウスには、実がいっぱいに付いた苺が並ぶ。
ヘタを入れる小さな皿とカップに入った練乳を手に、熟れた実を探しては口に運ぶ。
30分の時間制限だったが、20分で満腹となり全員リタイア。
さて、ここで予約してある昼食を食べに行くことにする。
続きは、またあとで。
素敵なバーがあるので行ってみようということになった。
タクシーは、港に向かって暗い夜道をどんどん進む。
ちょっと、不安。
下ろされた場所は埠頭の先。
暗い波止場の道に面して、『サイレンス・バー』の灯りがぽつりとひとつ。
店の裏の暗がりには、貨物船が錨をおろしている。
長いカウンターには、客がずらりと並んでいる。
そして壁には、素晴らしいスピリッツがぎっしり。
事前に電話を入れておいたので、カウンターの真ん中に空席が二つ。
さっそく、大好きなアイランズ・モルトを注文する。
スカイ島のシングル・モルト、タリスカー、北緯57度。
醸造所が北緯57度にあることから造られた、アルコール度数57%のモルトなのだ。
店のオーナーとのウィスキー談話も楽しい。
それにしても、こんなお店があるとは、丸亀は凄い。
これは讃岐の名物。
ロンドン駐在歴のある友人が選んだウィスキーは、アズ・ウイ・ゲット・イット。
カスク出しそのままのシングル・カスク・ウィスキーで、色々な産地の物がある。
さすが友人は、スコッチに強い。
マル島のトバモリー。
トバモリーはマル島唯一の蒸留所である。
このモルトはライト・ピートなので、アイラ・モルトやアイランズ・モルトの中では、唯一ヨード香がしないすっきりとしたモルト。
今では珍しい、キャンベルタウン・モルトのスプリングバンク。
昔ながらの製法にこだわり、大麦の発芽から瓶詰めまで一貫して蒸留所内で行っている、唯一の蒸留所なのだ。
私がワインやウイスキーを嗜むようになったのは、イギリスの詩人、コリン・ウイルソンの著書、「わが酒の賛歌(うた) 《文学・音楽・そしてワインの旅》」を読んでからである。
私にとって聖書とも言えるこの本の中で、コリン・ウイルソンが最も飲んだというのが、スプリングバンクなのだ。
若い頃、手に入りにくいスプリングバンクを捜し歩いたことを思い出す。
丸亀で見付けた素晴らしいバーで友人と過ごす、楽しい夜でした。
さて、続いて赤ワインを選ぶ。
なにか良いヴィンテージの赤はありますか、と聞いたところ、この4本がテーブルに出された。
最初の二本はボルドー。
左のワインは、モンターニュ・サンテミリオンの小さなワイナリー、シャトー・ルーディエ、2000年。
コスパ抜群の注目ワイナリーのグレート・ヴィンテージにも心惹かれる。
右のワインは、コート・ド・カスティヨンのシャトー・サント・コロンブ、2001年。
ジェラール・ベロスとミッシェル・ローランが生み出す、素晴らしいコスパ抜群のワイン。
コロンブとは”鳩”の意味で、鳩と金のハートのエチケットで有名。
左は、ドメーヌ・レイヤンヌ・エ・パスカル・ブレ、ヴォルネイ・プルミエ・クリュ、クロ・デ・シェーヌ、2001年。
ヴォルネイで伝統を守る素晴らしい造り手の、なかなか良いヴィンテージである。
右が、ドメーヌ・ベルナール・ドラグランジェ、ボーヌ、1988年。
ムルソーの地下の岩盤をくりぬいて造ったカーヴに65万本、ヴォルネイにも10万本のストックを持ち、熟成が進み飲み頃になってから出荷する、有名なドメーヌ。
その、88年物である。
おわかりになりますか?
色から判断すると、ブルゴーニュですよね。
少し煉瓦色が入っているかな。
でも、88年ヴィンテージほどの退色ではないですよね。
とすると、そうです、ドメーヌ・レイヤンヌ・エ・パスカル・ブレのヴォルネイ・プルミエ・クリュ、クロ・デ・シェーヌ、2001年です。
ヴォルネイの著名なドメーヌでありながら、日本にはあまり入って来なかったブレ。
そのプルミエ・クリュの2001年に丸亀で出会えるとは、何と言う幸せ。
伝統的でクラシカルな、これぞピノ・ノワールという骨太なワイン。
2001年は、2000年と2002年に挟まれた年ではあるが、結構好きなヴィンテージなのだ。
ホワイトとグリーン・アスパラ添え。
季節を感じさせる蕗が添えられている。
藤田さんは鯛を暗い水槽に移し、眠らせた状態で絞めるのだそうだ。
そうすると鯛がばたつかないので、血が回らず、美味しいのだそうだ。
血の香りがブルゴーニュに良く合う。
苺のシャーベットの酸味が気持ち良い。
丸亀のフレンチで久し振りに会った友人と過ごす、楽しい夜でした。
丸亀に住む友人が、素敵なフレンチに案内してくれた。
そのお店は、丸亀の郊外にある、『ドゥ・ザベイユ』。
明るい店の照明が、客を惹き付ける。
アルザスのリースリングと、フランスのテーブルワイン。
友人と、どちらにするか相談するのも楽しい。
普通ならAOCワインを選ぶのだが、このテーブルワインには、ちょっと気を惹かれる。
価格は驚くことに、テーブルワインの方が高い。
そこで、この”蔵”というフランスワインを試してみることにする。
香りは強くなく、極めてドライな飲み口。
炭酸ガスが結構強いので、熟成感はあまり感じない。
ぶどうは、ソーヴィニヨン・ブラン。
このワイン、自然派ワイン界の寵児、ティエリー・ピュズラがロワールで造るワインなのだ。
ティエリー・ピュズラは、1994年に兄と共に父親から畑を引き継ぎ、ル・クロ・デュ・テュエ・ブッフを設立。
1999年には、自らの名前を冠したネゴシアン、ティエリー・ピュズラを立ちあげた。
この”蔵”は、来日の際に訪れた日本酒の蔵にインスピレーションを得て造ったものだそうだ。
蔵には、ガメイで造られた赤もある。
蛸とミルガイとマテ貝のバターソテー。
瀬戸内海で獲れる鰆は、太平洋の沖鰆と異なり、身がとても柔らかで美味。
これはなかなか美味い。
左がフランス産、右がイタリア産のエキストラ・ヴァージン・オリーブオイル。
味の違いを試しながらパンを食べると楽しい。
さて、友人との賑やかな食事の続きはまた明日。
先日のソウル日帰りの旅でのこと。
行きの早朝便の機内では飲まなかったが、帰りの夜間便ではゆっくり飲むことができた。
まずはシャンパーニュ。
エドシック・モノポール、ブルー・トップ・ブリュット。
エドシック・モノポールの創業は1785年。
セパージュは、ピノ・ノワール70%、シャルドネ20%、ピノ・ムニエ10%。
黒ぶどうの比率が高く、しっかりとした熟成感を持つ。
シャーロック・ホームズ、シャドウゲームを観ながら飲むシャンパーニュは美味い。
ボルドー、サンテミリオンのシャトー・レ・レンパール、2010年。
ふくよかな果実香、しっかりとしたタンニンを持ち、なかなか美味い。
サンテミリオンは好きな地域。
ぶどうは、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン。
シャドウゲームがどんどん面白くなり、ワインがどんどん進む。
機内の楽しみは、ワインと映画。
今回も楽しいANAのフライトでした。
先日、ソウルに日帰りで行った時のこと。
羽田空港を始発便で発ち、金浦空港発の最終便に乗って帰国した。
予定がぎっしり詰まっていたので、お買い物は金浦空港で搭乗前に慌ただしく済ませる。
こんな時に便利なのは、国際線ターミナルのアウトレットと、ターミナルの真ん前に出来たロッテ・モール。
ターミナルの地下に下りると、すぐにロッテ・モールへの通路に出る。
途中には無料ロッカーがあるので、キャリーバッグはこの中に入れ、手ぶらでお買い物。
W100のデポジットが必要なので、小銭を準備。
至る所に休憩用の椅子があるのも便利。
ロッテ・マート(スーパーマーケット)も入っているので、美味いキムチや海苔を安く買うことが出来る。
キムチは機内には持ち込めないので、ロッカーに預けたキャリーバッグにしまい、搭乗便にチェックインすればよいのだ。
セールの垂れ幕に心惹かれるが、今回は時間が無く洋服の購入は断念。
この回廊は地下のはずだが、ガラス張りの天井から明るい陽光が降り注ぐ。
この右側はロッテ・デパート。
後ろ側はロッテ・マート。
中心棟の上層階には、シネマ・コンプレックスもある。
韓国産のマジュアン・ワインを買おうと思ったが、輸入品しか取り扱っていなかったのは残念。
市内にある国際貿易センターの地下モールでの昼食。
トルソ・ビビンパブ。
もやしスープ、ムル(水)キムチ、ごまめの佃煮、ペクチェ(白菜)キムチ、ほうれん草と玉葱のお浸し、チヂミ、これだけ付いて約500円は安い。
もちろん、副菜はお代り自由。
駆け足でのソウル旅行でした。
ナイトキャップに使っていたラフロイグ15年を飲み干してしまったので、酒庫をごそごそ。
買った覚えのないボトルを見付けた。
でも、出てきたスコッチは、ブレンデッド・ウイスキーの、キングダム17年。
おそらく誰かからいただいたボトルだと思う。
知らないブランドなので、ネットで調べてみたが、出てこない。
世界の名酒事典にも掲載されていない。
ボトルに書かれている会社名、コックレーン・ブレアを調べてみるとグラスゴーにある醸造会社のようだが、H.P.アドレスは見つからない。
裏ラベルには、スペイサイドのシングル・モルトをベースに造られていると書かれている。
輸入業者のシールが無いところを見ると、海外で購入されたもののようだ。
飲んでみると、結構アタックが強い割には、余韻に深みが無い。
ストレートで飲むよりは、オンザロックスの方が良さそうだ。
これからしばらくのナイトキャップは、キングダム17年とのお付き合いです。